◆10月29日(土)の子どもたち
2016年10月29日 土曜日

朝の体操の後、今日は何をしようかと子ども達に相談をすると、「絵本を見てから」と2歳児から声があがりました。確かに、平日は体操の後、朝のお集まりをして、絵本を見たり・出欠を確認してから、今日の予定を話しています。
そのため、みんなで絵本コーナーへ移動して絵本を見ることにしました。
「これ読んで」と何冊かリクエストがありましたが、保育士が気になっていた絵本があり、「先生、この本が見てみたいから、これでもいい?」と絵本を見せて相談してみると、「いいよ」と快く受け入れてくれました。
読み終わると、「もう一回見よう」と、まさかのアンコール。
でも、今日の予定も決めなくてはいけないので、まずはそのことを話し合うことにしました。
「園庭もいいし、お部屋もいいし、廊下でもいいよね。どうする??」と提案すると、すぐに答えを出す子もいましたが、考えている子もいたので、もう一冊読んでから決めることにして、読み始めると避難訓練の放送がかかり、みんなで園庭に避難しました。
お散歩カーに乗っての避難でしたが、外に出ると気持ちは園庭になったようで、その後は園庭で過ごすことにしました。
土曜日はいつも決まったメンバーで過ごしているため、クラスや年齢を越えて遊びだした子ども達。
名前を呼び合ったり、手を繋いで場所を移動したりして本当に仲が良いのが伝わってきます。
その中で、さりげなく2歳児が1歳児をリードして遊びを進めたり、助けたりする場面に出合います。
砂場でケーキを作っていた1歳児が「出来ない」と保育士に訴えてきました。
そこで近くにいる2歳児に「どうしたら、ふじさんでも出来るかな?」と相談してみると、「こうしたらいいよ」「これは?」とアドバイスをしてくれて、楽しくケーキ作りが再開しました。
普段から、たくさん助けてくれる子ども達。
どんなに小さくても、子ども達一人一人に考えがあります。
だからこそ、こうしてみんなで相談をすることで、みんなと話すこと・話を聞くこと・時には我慢をすることを経験できるのかもしれません。
これからも、みんなで相談し合いながら、楽しく過ごしていけたらいいなと思いました。
(E.Y)


◆ 目の前のお友だちと・・・(幼児)

今日は土曜日の為少人数でゆったりと過ごしました。
昨日仮装をして商店街を周り、お菓子をもらったことが嬉しかった子どもたちはハロウィンの塗り絵をしたりお友だちと楽しかった話をしながら余韻に浸っていました。
保育に入る前に、平日一緒にいる友だちがいなくて心細く感じてしまうかもしれない、何か夢中になって遊べる環境を整えたり大人と子ども一対一で安心できる関わりをした方がいいのかもしれないなど、さまざまな考えが巡ります。しかし、実際に過ごしてみると普段関わっていない友だちと一緒に遊んだり、異年齢でも楽しそうにしている姿を見ると子どもの順応性は凄いと感心します。
土曜日は少し特別な日で、自分のクラスにない玩具で遊ぶこともできます。一人ひとりが自分の挑戦したいことに向かって遊び込んでいる姿が印象的でした。
また、今日は避難訓練も行いました。自分の身を守るために、机の下に潜って頭をまもったり、煙を吸わないように口をおさえたりすることの大切さなどを改めて再確認することができました。(K.Y)


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