◆10月25日(火)の子どもたち
2016年10月25日 火曜日
◆小さな冒険者たちの世界が広がる (つぼみ)

今日は、本五ふれあい公園にお散歩に行ってきました。
出発前に、何故かみんなが必ず下を向きなにやら手を動かす姿が…。
お散歩カーに乗せるとベルトをしますがそのベルトのバックルを外したりつけようとする姿が、乗せるたび、一人二人とはじまり、気付くと頭をくっつけながら黙々と行っていました。
やってみようとする天才たちです。
ベルトの作業が落ち着いていたので「お散歩に行くよ」と一声かけると、手を止めてにっこり。準備万端だったようです。
出発前から楽しい姿を見せてくれたつぼみ組の子どもたち。
最近、車やバスなど様々な乗り物の本に興味を示す子が増えてきたので、裏道を通らず、車が通る道を通り、本五ふれあい公園を目指しました。
お散歩カーの中から見える景色が新鮮なのかじっとあたりを見つめている子、嬉しくてお散歩カーの中で立ち上がろうとする子と思い思いに目の前を通る大きな車に興味津々な様子でした。
公園では、行きたい場所を目指し、思い思いに進んで行きます。
歩いて奥に向かっていく子、入口周辺にある、目の前のベンチまで移動するとつかまり立ちをして伝い歩きを楽しんだり、お散歩中の犬を見つけ側に行ったり、歩きながら楽しいことを探しながら歩いたりハイハイをしていました。
そんな中、足元に落ちている葉っぱを見つけ両手に握っていた〇くん。
満面の笑みを浮かべ進んで行くと持ちやすい小枝を見つけました。すると持っていた葉っぱをその場に置き、手には、小枝が…。魅力的なものを発見したようです。
また、進んで行くと大きな石と小さな石を見つけ、枝はそばに置き、小さな石を握りながら大きな石を運ぼうと頑張っていました。
しかし、持てないとわかるとあっさり大きな石から手を離し、小さな石を大切そうに握りしめお散歩カーに乗っていました。
次から次へと持つものを変えていく姿は、まるで「わらしべ長者」のようでした。
探検し、色々と変えていける〇君の行動力は、とても素敵でした。
公園の中では、数々の姿を見せてくれる子どもたちがまさに宝物です。
これからもこの宝探しが楽しみです。
(N.Y)

◆関わり合う。 (ふじ1)

朝から寒いですが、今日もふじ1組は全員集合です。
朝の保育室で、椅子が欲しくて泣いていた◇ちゃん。その様子を見てかけより、しゃがんで目線を合わせたり、頭を触っていい子いい子をする子どもたちの姿がありました。泣いている時は困っている時、だから優しくするというような気持ちが、行動に表れていました。
波羅蜜橋までお散歩に行きました。寒いので、上着を着たり洋服を重ねてあたたかくして行きました。
お店の旗が風に揺られているところを下から見つけてみたりと、お散歩カーに乗りながらいろんなことに気がつく子どもたち。以前よりも周りの様子を見ることを楽しんでいるように感じます。
波羅蜜橋に到着すると走り出しますが、今日はすぐベンチに自然と集合。よじ登る友だちを見つけて一緒に登ります。柱に隠れていないいないばぁを楽しみました。
〇ちゃんと△くんは手を繋いで歩いています。△くんが手を繋ごうとすると〇ちゃんが「てー」と言って手を差し伸べます。顔を覗いて笑ってみたり、一緒に仲良く葉っぱを鑑賞したりと、ほほえましい姿がありました。
□くんと◆くんは、帽子を手に持って走ることが楽しいようで、追いかけっこをしたり、落ちた帽子を「どうぞ」と渡したり、お互いに関わり合うことを楽しんでいました。
子どもたちにとって、友だちは大きな存在になっているのだなと感じます。表情を気にして見てみたり、困っていたら優しくしたり、楽しそうだったら一緒に笑ってみたり、自然とそんな行動ができる素直な子どもたちに感心しました。
(N.M)


◆ 今日のキーワードは (ふじ2)

毎年ファミリースポーツデイ(運動会)が終わると子ども達がより一層成長したように感じます。何度かお話しているようにふじ2組の子どもたちは言葉が増え、子どもたち同士の関わりも多くなっています。そんな中自己主張も強くなっているので、言葉は出ていても幼児や大人の様には伝えることが難しく、時には手が出てしまうことも多く見られるようになってきました。それが悪いというわけでもなく、子どもたち同士の関わりだったり、自分の気持ちを出せるようになり子ども達の発達なんだと、やりすぎない程度に見守っています。
子ども達は毎日が経験であり、伝えられないこともあるもどかしさの中で過ごしているんだなと感じました。自分の思いを通したいというイヤイヤ期や伝わらないもどかしさを経験していろんなことを学んでいるんだなと、今日の子どもたちの姿を見て改めて感じました。ほとんどがイヤイヤ期のふじ2組。いろんな面で「どうしたらいいんだろう」と感じることもあると思いますが、みんなで共有しあっていけたらいいなと感じました。
さて今日は少し肌寒くなりましたが、ふじぐみみんなで散歩に行きました。「散歩に行くよ」と子ども達に伝えると、「バス」や「わんわん」など以前に見たことがあるものを見に行けると大喜びでした。「わんわんいる?」「わんわんいるよ」などと会話をし、子ども達が大好きな犬のいるお家に差し掛かると、今日はなんとワンちゃんたちがお迎えしてくれていたのです。子ども達も大喜びで大きなワンちゃんも触らせてもらい大満足。大聖堂の坂をみんなで「よーいどん」と上ったり、波羅密橋でもたくさん走り回ったり楽しんでいましたが、帰り道は「わんわんいた」「ちっちゃいちっちゃいわんわんいたー」「わんわんだー」と犬の話題でたくさんでした。いろんな言葉が飛び交うようになり、子ども達もとても楽しそうでした。
(K.E)


◆色々な発見 (ふじ3)

今日はお散歩に行きました。波羅蜜橋まで行ってきました。お散歩の準備を終えて外に出ようとすると肌寒いので上着を着てから外に出ました。みんな意気揚々とお散歩カーに乗り込んでいきます。
ホールのみほとけ様に外からご挨拶して、さあ出発です。お散歩カーはバス通りをぐんぐんと進んでいきます。途中で急にお散歩カーが止まっています。ふじ1、2、3組で一緒に行ったのでかなりの人だかりにこの道を通るといつも子ども達が大好きなワンちゃんに挨拶してから先に進みます。今日はワンちゃんもお庭から出てきてくれて握手や頭をなでさせてくれました。
みんながいつものワンちゃんに夢中になっている時に一番後ろにいたお散歩カーに乗っていた◇ちゃんは隣のお家の2階の窓から白い色のワンちゃんが自分たちのことを見ていることにに気付き「わんちゃん」「わんちゃん」と喜んで見て手を振っていました。白いワンちゃんが窓から見えなくなってしまうとがっかりした様子でしたがすぐにまた現れると喜んで手を振っていました。
しばらくしてお散歩カーが動き出すと◇ちゃんはまた黄色い実を見つけて指さして自分の見つけた物を教えてくれました。「柿」だよと教えてあげました。理解したかはわかりませんが「今度、給食に出てくるといいね」と話すと食べ物だと分かったようで嬉しそうに笑っていました。
☆ちゃんは通りの向こうのマンションの階段を見て「とんねる」と元気に言っていました。よく見ると階段の入り口の上部がアーチ型になっていて奥が暗いのでほとんど階段が見えなかったので本当にトンネルのように見えました。子どもの発想力と物を見る力に感心させられました。
消防の訓練か普門館近くの駐車場にポンプ車やはしご車が止まっていてゆっくり見られて子ども達も喜んでいました。大型トラックが動き出すとフォークリフトが見えてまたまた喜んでいました。
波羅蜜橋に着いてからもドングリや小さな木の実、椿の種などを見つけて喜んでいました。
さらに広~い橋の上を思いっ切り元気に走ったり植込みの間の細い通路を見つけて走ったり楽しい時間を過ごしてきました。y.n

◆ハローウインのお面 (きく)

今日はハローウインのお面を作りました。(クレパス色ぬり)かぼちゃの絵を見せると、「あ、ハローウインだ」と言う子どもたちもいて、白い所がなくなるくらいいっぱいに色をぬる子もいれば、線を意識して、色を変えたりしてぬりえを意識してぬる子もいました。また、「オレンジだよね?」と知っているようで、オレンジ色を選びぬっている子もいました。カラフルなかぼちゃおばけがたくさんできました。かぼちゃのチャチャチャなどとつぶやきながら、無事にみんな色ぬりをすることが出来ました。
その後は園庭で遊びました。急に肌寒くなってきましたが、おかまいなく裸足であそぶ子もいて。築山を転がって遊んだり、赤いすべり台の上を登ったり、みんな元気に遊んでいました。(T.Y)


◆おてつだい (たんぽぽ)

今日はぶるりと寒いと感じるほどの気温でしたが、今日も子どもたちは元気いっぱいです。
今日はふじ組が散歩に行っていたので、砂場にはカバーがかかったままでした。砂場で遊びたかった〇ちゃんがカバーを手に取りよいしょよいしょと運んでくれようとしていました。なかなか重いものなので保育士も一緒にたたんで運ぶことにしました。
その様子に気づくとみんな走ってかけよってきて、「はこぶはこぶ!」とお手伝いにきてくれました。最初は一人・・二人・・と少なかったのですが、気付けばたんぽぽ組の半数以上の子が来ていてカバーを持つ場所がなくなりそうなほどでした。
「よいしょ!よいしょ!」の掛け声でみんなでかっこいい一致団結した姿を見せてくれました。
『おてつだい』はまさにお兄さんお姉さんの意識が強くなり、みんなどこか得意気な表情を浮かべています。『できた』ことにも達成感を感じたり、『ありがとう』と相手から感謝されることに照れくささを感じつつも喜びを隠しきれないといった様子が見られます。そんな心の変化にも成長を感じます。ますますたくましい姿を見せてくれるたんぽぽ組さん。ファミリースポーツデイを終え、ますます素敵なお兄さんお姉さんに近づいています。
S.S


◆子どもを信じる (もも)

今日は、虫の鳴き声が出てくる歌「虫の声」に合わせ楽器遊びを行いました。
スズムシは鈴、まつむしはタンバリン、コオロギはカスタネット、ウマオイはトライアングル、というように鳴き声に合わせ楽器を設定していきます。
子どもたちは、自分の好きな楽器を選び虫の鳴き声を奏でます。
前回もそうですが、楽器遊びを行う時の子どもたちは、笑顔で本当に嬉しそうです。「虫の鳴き声」だけではなく、子どもたちの「喜び」まで伝わってきます。
今日は、思い思い楽器を楽しむ中でも、「子ども同士協力し合う」という場面が多く見られました。
トライアングルを選択した〇〇くん。
講師から持ち方を教えてもらうと「ここを持つんだよ」「まだ鳴らさないでね」などと、進んで他の子に教え始めました。
すると教えてもらった子が、次の子に伝えていきます。
大人が細かく伝えていかなくても、子ども同士協力して取り組む姿に、たくましさ、成長を感じさせられました。
子ども同士の関わりを保障していくためにも、「子どもを信じ見守る」ということの大切さを改めて気付かせていただきました。
今後も大切にしていきたいです。
T.N


◆音楽クラブ (ゆり)

今日は秋の新しい歌を教えてもらいました。「紅葉」と言う曲で講師がピアノを弾くとゆったりとした曲調で「紅葉はどんな曲だった?元気な曲?優しい曲?」と聞くと「優しい曲だよ」とすぐさま答えるゆり組の子ども達。
ゆったりとした優しい紅葉の曲の歌詞の風景を絵で描いて歌いながら子どもたちに説明すると「じゃあ、みんなの前で立って歌える人?」と講師。「はい!」と言って△君が手をあげます。講師が弾くピアノの音に合わせて歌ってみますがまだ歌詞を覚えていないので講師にヒントを出してもらいながら歌い終わると皆が自然と拍手をしてしたのが印象的でした。
そんな姿を見て「ほかに歌える人?」と言うと「はい!」「はい!」と次々に手が上がります。完ぺきに歌えるわけではありませんがお友達と一緒に歌い、皆の前で歌うことを楽しんでいる様子でした。
最後には紅葉の歌に合わせてどんな楽器が優しい音が出るか皆で考えて鈴の音が一番優しい音になると話し、皆で鈴を持って紅葉の曲に合わせて優しく音を鳴らしていました。
自分たちがどんな風に感じるかやお友達の気持ちに寄り添いながら今日も音楽クラブを楽しんだゆり組さんたちでした。
(K.H)

◆ ひまわりの歌作り (ひまわり)

ファミリースポーツディ明けの音楽クラブは鼓笛どうだった、と講師に聞かれました。
「楽しかった」「上手にできた」
と報告をしました。
またファミリースポーツディで楽しかったこと、悔しかったことを一人ずつ聞いて回ります。
「リレー負けたのが悔しかった」「リレー勝ったのが嬉しかった」
「鼓笛楽しかった」「オセロひっくり返すの楽しかった」
「リレー負けたのが悔しい」「滝登り楽しかった」
とリレーの話が多く上がる中、鼓笛や親子競技の声もありました。
今回は年長児の歌作りを行いました。
年長児が話し合い、今まで習ったリズムやどんな年長児かと作詞作曲をします。
どのように作るのか想像がつかない子どもに今までの年長児が作った歌を弾いてくれました。
どの曲も歌詞やリズムには違いがあり、その年の年長児の気持ちが入っていました。
またどんな自分たちが年長児かとよりわかるために焼き芋じゃんけんを行いました。
その際、嬉しい気持ち・悔しい気持ち・楽しい気持ち・応援する優しい気持ちと様々な気持ちがわかり、少しずつどんな年長児かと見えてきました。
優しい年長さん・元気な年長さん・みんなで盛り上がれる年長さん・かっこいい年長さん・心が綺麗な年長さんとたくさんの案が出ました。
今回はここで終わりました。
リズムをどのようにするかを考えてきてね、と次回になりました。
(A,Y)


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