◆10月19日(水)の子どもたち
2016年10月19日 水曜日
◆芝はチクチクするよ (つぼみ)

聖堂の蓮池の奥に芝が生えている所があります。そこを目がけてお散歩に出かけました。芝のある所に降りると、すぐに歩いたり、ハイハイし始めました。ちょっとの坂が上りにくかったり、初めての芝のチクチクする感覚に戸惑っていました。坂道には慣れてくると上ったり、下ったりと楽しそうに歩いていました。芝はチクチクするので、靴下を引っ張って脱いでしまった子は、なおさらチクチクして足が付けなくなったり、チクチクするものを引っ張って抜こうとしていましたが、抜いても抜いてもチクチクでした。
大きな石があり、よじ登りに挑戦です。なかなか登れずあきらめるかと思ったら、何回も挑戦して、登り切ってしまう子もいました。すごい、将来は、ロッククライミングの選手でしょうか。楽しみです。
芝のチクチクにやられ、石の上に避難しましたが、やっぱり平らなところの方が自由がきくようです。平らなところに移動した途端、飛び散る、飛び散る。左右に走り去って行くのを追いかけると、笑顔でさらに走り去って行く姿に、保育士が必死に追いかけるのを分かって逃げているようでした。
やることも大胆になり、色々なことを分かっていて逃げていく姿もあり、賢く成長しています。M.K


◆公園までお散歩 (ふじ1)

ふじ組全体で、本五ふれあい公園までお散歩に行きました。
出発間際、園庭では年長さんが鼓笛の練習をしていました。自分のお兄さんやお姉さんの姿を見つけると、何しているのかな?とじっと見つめたり、音に合わせて拍手をしたり、「〇くーん」と大きな声で名前を呼んでいました。呼ばれたお兄さんも嬉しそうに笑うと張り切って演奏していました。
久しぶりの公園では、斜面を登ったり、蝶々を追いかけたり、広い芝生を駆け巡って遊ぶ姿が印象的でした。
歩けるようになって初めて公園に来た△ちゃんは、とにかく自分の足で一人で動けることが楽しかったようで隅から隅まで歩きまわっていました。
蝶々を追いかけている子どもたちも、「まてー」と声を出して楽しそうです。以前は、蝶々の早い動きを目で追いかけることも精いっぱいでしたが、蝶々の動きをよく見てつかまえようとしている姿に成長を感じました。
植物に触れる子どももいます。ねこじゃらしを見つけて触った時の動きを面白がったり、「ぱっぱ」と言いながら葉っぱを摘んでみたりしていました。
園庭よりも広い公園でたくさん体を動かしたので、おなかいっぱい給食を食べると、布団に入った瞬間にぐっすり眠る子どもたちでした。
(N.M)

◆共感し合う (ふじ2)

今日はふじ1~3組全員で本五ふれあい公園に行きました。
出発前、園庭では年長児が鼓笛演奏のスタンバイ。それを見た子どもたちは興味津々で見つめます。普段から音楽や楽器(タンバリン・鈴)に触れている子どもたちの目に、演奏するお兄さん・お姉さんたちはどう映っているのでしょうか。
また楽器遊びも沢山取り入れていけたらと思います。
本五ふれあい公園に到着すると、さっそく葉っぱや木の枝拾いを始める〇ちゃん。気が付けば両手いっぱいに葉や木の枝を持ち満足気です。
その姿に関心を示した子どもたちが同じように葉っぱ拾いを始め、「あった」と見せ合いっこをしていました。
その後も石や枝・葉っぱ等、見つけた自然物を見せ合う姿があり、まるで宝探しのようです。
別の場所では地面に小さな穴を見つけた子たちが、不思議そうに指や木の枝を穴に差し込み観察中。「これこれ」と指をさしじっと見つめ、こちらは研究者のようでした。
最近はこのように何かを発見した時、保育士に伝えるだけではなく、子ども同士で伝え合い、行動を共にする事が増えてきました。
同じものに触れ、共感し合う様子に、子どもたちの喜びが感じられます。
楽しいものや嬉しい気持ちを味わった時、それを分かち合える存在がいる事の素晴らしさを、子どもたちから教えられた散歩でした。
O・Y


◆ちょうちょを追いかけてどこまでも・・ (ふじ3)

園庭では、ファミスポの練習に熱が入っています。ふじぐみは、そんなおにいさんおねえさんの姿を横目に見ながら、お散歩に出ます。
出発前には、ちょうど年長の鼓笛の演奏を見ることができました。迫力のある太鼓の音が響き渡ると、無言でじーっと見つめ、演奏が終わると自然に拍手。。かっこいいなあという憧れのまなざしで見ていました。
今日の行先は、本五ふれあい公園。すっかりおなじみの気持ちのよい公園で、子どもたちものびのびと遊びます。
ちょうちょがたくさん飛んでいて、あちらこちらで追いかけっこ。行動範囲が広がり、ちょうちょを追いかけて、どんどん遠くのほうまで行ってしまい、それを追いかける保育士も大変です。子どもの動きがダイナミックになるにつれて、保育士も体力を使うようになってきたなあと実感して、改めて気合いを入れて、追いかけっこ再開。
地面に転がっている子がいたので、転んだのかと思って近寄っていくと、自ら寝転がっていたようで、ニコニコしています。「〇くんが・・ごろん。」と園にある「ごろん」の紙芝居の内容を真似て言うと、すかさず△ちゃんがやってきて、ごろん。「△ちゃんが・・ごろん。」と言うと、◇くんもやってきて、ごろん。☆くんもやってきて、ごろん。4人でごろんと寝転がって、とても気持ち良さそう。慣れた公園と、いつも一緒の仲間に囲まれて、体も心ものびのびと過ごす秋のお散歩です。
おまけのエピソード・・・。帰り道、旧佼成病院の跡地で、大きなショベルカーが3台も働いているのを発見。わあーと見とれながら見物してきました。そして、お腹の空いた※くんは、お店の前の食べ物の見本や写真、描かれたトマトなど、食べ物を見つけるたびに、「あっ美味しそー」と反応。思わず、笑ってしまいます。
(T.M)

◆お兄さん、お姉さんの姿を見て(きく)

今日は園庭でファミリースポーツデイの総合練習を行いました。
幼児組のお兄さんたちが入場すると、兄弟の上の子が幼児組にいる子どもたちは、特に嬉しそうに見ています。
〇ちゃんの前をお兄ちゃんが通ると「〇~」とお兄ちゃんが名前を呼んできました。すると2人で顔を見合わせてニッコリ笑顔でハイタッチ。可愛らしく、兄妹愛を感じます。
他にもお兄さんたちが競技の練習をしていると、初めは不思議そうに見ていた子どもたちですが、しばらくすると真似っこをし始めました。
お兄さんたちが玉入れしていて玉が子どもたちの方に飛んでくると、それを嬉しそうに投げたり、お兄さんたちが走りまわっていると子どもたちもその場をぐるぐる走りまわってみたり、ケラケラ笑い声が絶えず、本当に楽しそうにしていました。
年上のお兄さんたちの姿は、きく組の子どもたちにとって、楽しそうだなと興味を持たせ、キラキラ光って映っているのでしょう。
来年はそちら側に立っていると思うと不思議な感覚になります。
きく・たんぽぽ組の子どもたちもお父さんお母さんとやる親子競技を練習しました。
楽しそうにやってくれていたのでよかったです。当日、お父さんお母さんとやる子どもたちは、もっとにこにこして楽しそうに笑っているんだろうなと想像すると、とても楽しみになりました。
楽しく当日を迎えられたらと思います。
(H.K)


◆じゃあどうする?? (たんぽぽ)

保育室の遊びの中での子どもたちが、一人遊びからだんだんと友達を交えて楽しんでいる姿が見られています。
絵本コーナーで〇ちゃんが、絵本をよんで楽しんでいました。他の玩具であそんでいた△君がその姿を見つけました。きっと、いいな~と思ったのだでしょう。つい、何も言わずに絵本を持って行っていしまいました。〇ちゃんは、保育士に訴えに来ます。
「△君がさ、〇ちゃんが使っていた絵本もっていちゃったよ」
どう関わろうか迷いましたが、〇ちゃんがどう感じているか尋ねてみました。
「先に使ってたんだよ」
「そうだよね。困っちゃね。どうしよう」
「・・・」
「〇君に△ちゃんの気持ちお話してみたら」
と伝えると、△君のそばに行き〇ちゃんなりに自分の気持ちを伝えています。
△君は、きっと聞こえているのだと思うのですが返事はありませんでした。もう一度保育士の所にやってきました。
「聞いてくれない」
「そっかー、すごく欲しかったんだね・・どうしよう」
と返したところ〇ちゃんは、ハッとした顔になり△君のそばに行き
「一緒につかお。一緒に」
と声を掛けに行きました。△君は、振り向いて
「うん」
と嬉しそうにしています。
そして二人は、肩を並べて楽しそうにページをめくっていました。
今日のようにうまくいくことばかりではありませんが〇ちゃんが、自分の気持ちを大人ではなく自分で友だちに言葉で伝えている姿や、自分以外の人の気持ちを感じようとする姿がとても印象的で、〇ちゃんの優しい気持ちに出会いました。
△君は、〇ちゃんの優しい気持ちを伝えておきました。沢山の子どもたちが同じ空間で遊んでいる中で、自分以外の子の気持ちを共有していくのは、集団の中で学べる大きな力のように感じました。そんな、力を養っていくサポートがして行けるように子どもたちに寄り添っていきたいと感じました。(u.a)

◆仲間を信じる (うみグループ)

今日はファミリースポーツデイの総合練習がありました。
年長児の鼓笛、リレー、3・4歳のかけっこ、親子競技を行いました。
園児席で待っている時間も多くあったのですが、その間「うみグループを応援しよう」と大きな声で走っているお友達を身体を前のめりにしながら一生懸命に応援していました。
勝った時にはその児以上に喜んで、本人が恥ずかしがるほどに拍手をし、負けてしまった時には頭を抱えて悔しがる姿がありました。
自分の事のように仲間を思える気持ちがうれしかったです。
年長児のリレーは、普段から練習しているメンバーは決まっており、全員で行うのは初めてでした。
お休みの児が2名いたため、代わりに走る児がいたのですが、2回走るはずではなかった児が走ってしまいました。
その前にも何度か練習をしていたのですが、なかなか1番になれず、負けず嫌いな子ども達は責めたり、悔し泣きをする児もいました。
最後にもう1度行う事になり、みんなで円陣を組みました。
「仲間を信じる気持ち、最後まであきらめない気持ちが大切だね」という事を話すと、子ども達からも「全員が気持ちを一つにしないと勝てない」と、泣いていて円に入っていなかったお友達も呼んできて、「えいえい、おー」と最後は気合いを入れて取り組みました。
失敗しても、遅くなっても一生懸命お友達を応援し、想う気持ちがとても素敵だなと感じ、ファミリースポーツデイを通して、子ども達の心の成長を感じる事ができました。(B・K)

◆声援 (にじグループ)

二回目の総合練習を行いました。
今日は三、四児のかけっこ、親子競技、リレーの練習を行いました。
かけっこでは走らないお友達は自分たちのグループの応援をします。
「ガンバレー」「○ちゃんガンバレー」
と大きな声で声援を送ります。
自分たちのグループの子どもが勝つと自分のことのように喜びハイタッチやガッツポーズをして喜ぶ姿もありました。
親子競技では年少・年中・年長児と分かれて行いました。
どの競技でもみんな一生懸命に行います。
競技中に世界の曲、
[アブラハム]→アメリカ
[大きな栗の木の下で]→日本
[あたま、かた、ひざ、つまさき]→イギリス
の曲が流れると競技を中断し、踊らなくてはなりません。
曲が変わって踊りだす子ども達の可愛さにも必見です。
リレーは三回練習を行いました。
三回ともにじグループが一番にゴールする事ができました。
それにはみんな大喜びです。
日頃の練習、意識があったからだと思いました。
このままの勢いで本番を迎えられるように練習、今日の話をしようと思います。
園庭で応援する子どもの他に時間が経つにつれ遊ぶ子どもたちもいます。
「ツリーデッキの一番上に登れたよ」「見て、くわがた虫いた」と園庭の遊びを楽しむ子どもたちです。
大人はファミリースポーツデイのことで頭がいっぱいの中、子どもたちは園庭でいろんな挑戦、発見を楽しむ姿がありました。
給食の話題は[ポケモンgo]でした。
(A,Y)


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