◆10月11日(火)の子どもたち
2016年10月11日 火曜日
◆歯科検診受け、さあ園庭に (つぼみ)

歯科検診を受けました。初めてのことで泣くのではないかと思って、前もって「お口、あ~ん」を一緒にして、「歯が4本生えてますね」と遊びながらちょっと練習していました。「あ~ん、上手ね」と拍手されて何回も「あ~ん」をして見せてくれる子もいました。
先生が来てさあ、歯科検診本番です。大泣きするかと思いきや、0歳児健診で慣れてきたので、いつものように寝ていたら終わりましたといく子も多くいました。そんな感じなので泣いた子もいましたが、保育士が思っているほど、大騒ぎにもならずに終わりました。
でも、泣いたり緊張したので園庭に出て気分転換です。
靴を履く子が増えてきました。もう少しで歩けそうな子もいますが、靴を履くと歩きにくくなるので、歩く方が楽しくなるまでは靴下で園庭に出ています。それでもつぼみの靴人口は着々と増えてきています。
でも、ハイハイして園庭に足跡つけながら、好きなところに向かっていく姿も可愛いです。スタスタ歩く姿もよろめきながらもヨチヨチ歩く姿も、ハイハイする姿も一緒に見られるのも保育士としての特権のようで子どもたちに感謝します。
そして大好きな車に乗りに行く子も増え、車人口も日に日に増加傾向をたどっています。自分で乗れて、自分で降りられるってすごいことです。時々、自分の足をどう動かしたら移動できるか、悩み中の子どもたちが見受けられます。
足が引っかかったり、右足と左足どっちから動かしたらいいのかわからなくて困っていたりと大人では考えられない事件が起こるようです。そんな姿を見ても、楽しいやらかわいいやらです。
子どもならではの思いもしない姿を見せてもらえることが、こんな風にして子どもは色々なことを覚えていくんだなあと、楽しさと共に感動させてもらっています。 M.K

◆やってみよう!! (ふじ1)
遊びが活発になってきた子ども達。
そんな中、〇ちゃんと◇ちゃんは園庭奥のローラーすべり台の前にいました。
どうしても滑りたい〇ちゃんは逆さまに登ろうとしていました。
逆さ登りはできないことを伝えましたが首を横に振って、滑りたいことをアピール。
保育室前の滑り台を勧めてみましたが、やはり首を振って返事をする〇ちゃん。
そこで太鼓橋の所に行って、これを登れば上にも上がれるし、すべり台も滑れることを話しました。
しかし、実際に触ったこともない物なので、どうやって登るかがわかりません。
ロープを引っ張ってみますが、もちろん登れず「あれ??」とつぶやいていると、「ちょっとどいて」と幼児組の子が声を掛けて、スイスイと登り始めました。
それを見ていた◇ちゃんは、そっと近づきロープに手をかけて足を上げ始めました。
〇ちゃんも◇ちゃんも、今回は一度も保育士に「やって」とアピールする頃なく、2人でいろいろ試してみて、やっぱり無理とわかったのか、太鼓橋からトランポリンへと移っていき、すべり台のことなど忘れて、ジャンプを楽しんでいました。
子どもがやりたいことをやるにも、やはりルールがあります。
そこをきちんと伝え、代わりの案を提案したり、一緒に考えることで、子どもたちはやってみようという気持ちや、やってみたけど無理だったという気持ちが生まれてくるのかもしれません。
子ども達の「やってみよう」の大切さを改めて実感した一コマでした。
今日は、歯科検診もありました。
号泣する子は少なく、イヤイヤしていた子も終わってしまうとスッキリしていて、構えていた大人の方が拍子抜けしてしまうほどでした。(E.Y)


◆頑張りました~ (ふじ2)

今日は歯科検診がありました。
先週から少しずつ遊びの中で歯磨きの歌を歌ったり、お口をあ~んと開けたりしていましたが、今日は『ノンタンはみがきはーみー』の絵本を読み、絵本の真似っこをしてお口を『い~』の形にしたり大きく開けたり、歯磨きの真似っこもしていきました。
最後に簡単に検診について話をしてから向かいます。
話をしている保育士の顔をじっと見るなど、聴く力も大きく育ってる子どもたちです。
ホールに行く途中でロビーの水槽を見て喜んだりと、まだ余裕のふじ2組。
ホールに入り、ライトや机・椅子等が用意されていますがまだピンときていません。
まずはふじ1組から始まり、泣き出したお友だちの様子に少しずつ顔色が変わってきました。
保育士に抱きついたり、お友だちが受診している様子を覗き込んだり・・・
何人かの子たちは今にも泣き出しそうな顔をしています。
その後ふじ2組の番が回ってきましたが、大泣きのサイレンも聞かれるかと思いきや、思ったよりも落ち着いて受ける事が出来るなど逞しさを感じました。
終了後はみんな何事もなかったかのようにニッコニコ。
泣いた子も泣かなかった子もみんな頑張りました。お家でも褒めてあげて下さい。
クラスに戻り、おやつの牛乳を飲んだ後は園庭でたっぷりと遊びました。(O.Y)

◆おいしい (ふじ3)

今日は歯科検診がありました。歯科検診が10:00~だったので朝のおやつは健診後に牛乳だけにして園庭に出てあそびに行きました。
いつもと何か違うと感じた◇ちゃんは、ホールに行く前から大泣きでしたが、他の子ども達は落ち着いたものでつられて泣く子もいませんでした。カバのはみがきの紙芝居を読んでお口を大きく開ける練習や、お医者さんの前で名前を言ったりお礼を言う練習をして意気揚々と部屋を後にしました。
ホールに着いて歯科医を見たら余裕の子たちも少し泣きはじめるかと心配していましたが、自分の番がくると大きな口をで開ける子や、少し怖いけど頑張って口を少しずつ開ける子、興味津々で早く自分の番が回ってこないかと待ってる子、自分の番が終わって健診を受けてる子に「がんばれ~」と声援を送っている子などいました。
お部屋で泣いていた◇ちゃんも自分の番がきて泣きながらも頑張って口を開けていました。自分の番が終わってしまうと何事もなかったように先に終わった子の仲間に入り次のお友だちの応援をしていました。
みんな無事に歯科検診が終わると周りに残っていた子ども達で歯科医に「ありがとうございました」とお礼を伝えると「がんばったね」と褒めてもらい元気に部屋に戻ってきました。健診が終わって安心してホッとしたのと大きな口を開けて歯を見てもらってので喉が渇いたのか〇くんは牛乳を飲み干しと「おいし」と大きな声で言って満面の笑みを見せてくれました。
〇くんは健診の時に少し怖がって口を開けるのも小さかったですが「お口をおおきくあけて~」の声に一生懸命お口を開けようと頑張っていました。何かを成し遂げたあとの牛乳はさぞかしおいしかったことでしょう。こちらも自然と笑みがこぼれ、子ども達も何が始まるのかと不安の中、しっかりと口を開けて頑張ったなと思いました。y.n


◆子どもたちの発想に触れて (きく)

今日も、園庭で子どもたちがたくさんの遊びを楽しんでいました。
1枚目の写真は、子どもがアスレチックの山に登って座っている子どもの様子です。座りながら、足を揺らしながら鼻歌を歌っています。
すると、保育士に「先生、〇ちゃんね、今汽車ポッポの運転手さんなんだ」と教えてくれました。保育士は、様子を見守りながら、どんな遊びをしているのか考えていた時に教えてくれたので、驚いていたようです。
すると、あとから、☆ちゃんが「入れて」と言いながら入ってきました。〇ちゃんは、「いいよ」と言い、2人で「しゅっぱーつ」と言いながら遊んでいました。
2枚目の写真は、幼児組のお兄さんたちと遊んでいる様子です。この場面では、楽しくアスレチックの山に登って楽しんでいるものと、保育士は思っていましたが、◎くんに聞いてみると「消防車の人だよ。助けに行くの」と教えてくれました。
子どもたちの中での今気になっていることを、たくさん考え、遊びに応用して遊んでいる姿に成長を感じました。子どもたち一人一人が自分自身で考え、またお友だちも誘いながら同時にコミュニケーション能力(語彙力・伝える力など)も相乗効果で、視野に広がりをまた一つ広げていることにとてもうれしく感じました。(K・K)
◆泣かずにできた! (たんぽぽ)

今日は歯科検診がありました。朝のお集まりで歯医者さんが園に来てくれていることを伝えました。今日は朝おやつを食べなかったので、「なんでおやつないの?」と聞いてきてくれた子には歯医者さんに歯を診てもらうことを伝えていたので、お集まりでその話をすると、すぐに「お口アーンってするんでしょ?」と大きなお口を開けて見せてくれました。
その様子を見てみんな興味津々です。歯医者さんの前でかっこよく口を開けられるようにみんなで練習をしました。歯の見せ合いっこをしながら大きく「アーン、イー」と。完璧です。
ホールに行くまでのお約束を言おうとすると子どもたちから「はしらない」という言葉が出てきました。素敵です。
いざホールへ向かっていると、走ろうとしてしまう子が・・。ですが友だち同士で「廊下は走らないんだよね」と声を掛け合い確認し合う姿も見られました。大人がひとつひとつ言わなくてもみんなちゃんと分かっていました。信じて見守ることの大切さを改めて感じます。
たんぽぽ組の順番になり、先生のひざにゴロンと顔を乗せ、診てもらうのですが、始まる前は「こわい」と言っていた子も練習の成果もあって、みんなちゃんと大きな口を開けて診てもらうことができました。誰一人泣かず、終わると「なかなかった。できた」という言葉が聞こえてきたほど。とてもかっこよかったです。
終わった後は、おやつがなかった代わりに牛乳だけ飲んでから園庭へ。心地よい気温の中、たくさん身体を動かして満喫しています。
S.S

◆信じればきっと・・・ (うみグループ)

今日は歯科検診に加え、ゆり・ひまわり組は歯磨き指導もありました。
エプロンシアターや歯の模型を使って、歯の磨き方を教えていただき、もも組も興味深々で見ていました。
「歯ブラシをお辞儀して…」と説明があると、皆そろって頭を下げている姿はとても可愛らしかったです。
園庭に出ると、おしろい花の種や色水遊びを以前やっていた年長女児が「せんせい、なんかでてる。来て」と興奮して手を引っ張ってきました。
先週おしろい花の種を沢山集めたものをログハウスの近くに埋めていたようで、その種からちいさな芽が2つも出てきていました。
土ではなく、砂をかけただけの種から芽が出てくるとは驚きました。
子ども達は信じていたようで、「やっぱりお水をあげたから出てきたんだね」「もっとお水をあげよう」と優しく水をあげていました。
子ども達の信じるまっすぐな想いが素敵だなと感じ、その想いが本当に届いたようでした。(B・K)

◆生き物を大切に (にじグループ)

今日はゆり・ひまわり組対象の歯磨き指導がありました。
磨く前に食べ物はよく噛んで食べないと栄養にならないこと、歯磨きは夜、丁寧に磨くことがいいとのことや子ども歯は次の大人の歯が準備ができると抜けることなど話を聞きました。
そのあとは大きな歯の模型を見ながら正しい磨き方を教わりました。
「ゴシゴシゴシ」
「シュッシュッシュッ」
と奥歯・横・歯の裏を磨きました。
最後の仕上げはお父さんやお母さんにやってもらってね、と説明を受けました。
ホールではもも組も参加し、歯科検診です。
挨拶、名前を伝え、最後のお礼も忘れず行えました。
にじグループの生き物ゾーンにはヤモリが仲間入りをしました。
ベランダで遊んだ際にいたヤモリを発見しました。
そのヤモリを観察しながら年長児はこんな会話をし始めました。
「外国のヤモリは危険を感じたら尻尾をちぎって逃げるんだよ」
「違うよ、尻尾を掴まれたら取れて逃げるんだよ」
「また、生えてくるんだよね」
「このヤモリは素早いから野生のヤモリだね」
「蜘蛛を食べるんだって、捕まえてこようか」
と図鑑を通してヤモリについて知っていることを話し合っていました。
今までも様々な生き物の飼育をしてきました。
死んでしまった、カエルやメダカ、ザリガニの死は悲しい気持ちになったため、図鑑を見てどうしたら生きていけるか、生きるためには何が必要かと自ら調べる姿が見られるようになりました。
飼育はとても大変と実感した彼らだからこそ、成長する姿に気づく時は大きな声で知らせてくれます。
今後も子どもたちの生き物への関心が増すような関わりをしていきたいと思いました。
(A.Y)

◆学びの場 (そらグループ)

今日は、部屋と園庭で遊びました。
園庭で、年長児がリレーの練習を行っている横で、年少の〇〇くんと△△くんが追いかけっこをしていました。
前を走る〇〇くんは△△くんに手を振りながら走っています。
一見遠くから見ると、前走者が後者にタッチしてもらうようなリレーの形になっていました。
〇〇くんに「おいかけっこしてるの?」と声をかけてみると「うん。お兄さんたちもやってるから」と教えてくれました。
〇〇くんたちも見よう見まねでリレーを行っていたようです。
よく見てみると園庭をぐるっと一周するコースでした。
「次、△△くん前ね」
二人でルールを決めながら楽しみます。
見て学び、実践して学び…。
本当、すべてのものが子どもの学びの場になっているんだと感じさせられました。
最終的には、年長児のリレーに参加でき嬉しそうな〇〇くん△△くんでした。
T.N

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