貴重な時間
2016年09月14日 水曜日
先日主任ブログにもありましたが、今年度第1回目の『ママの茶話会』がありました。
子育てをしながら一週間の仕事を終え、貴重な日曜日の朝10時から開始という厳しい条件の中、「子育ての不安が軽くなるおまじない」と題しての東京家庭教育研究所の鈴木先生の研修を聞いてからの会食となりました。
講師の先生はご自身の子育てを振り返りながら、子どもの心身の発達と心の変化を柔軟に受け止けとめた子育て実践について、家庭での触れ合いかたのポイントをわかりやすく教えてくださいました。
そのひとつ『三つ子の魂百までも』・・・。いやいや期の自我の芽生え、自立に向けて、「子どもの目線で物事を見ること」「子どもの心に向き合い子どもと共に親も成長努力いくこと」など、大切な時期の受け止め方をわかりやすく事例をまじえてのお話でした。
その中で、親が感情的になった時には【一呼吸して】子どもに向き合うなど具体的に教えてくださいました。そして親として、命の危険に関わるような時、人に迷惑をかけることをした時にはきちんと伝える大切さも学びました。
そしてお母さん自身の心が幸せである事と、【無償の愛】の朗読をして下さいました。ある4人のお子様を育てたお母様のお話です。
ある日お母さまは、リビングのお部屋で加湿器のスイッチを切ろうとそこまで行く途中、つまずき転んで怪我をしまいまいした。痛みのあまりソファーに座っていたお母さんの姿に、一人お子様が気づき『大丈夫・・』と声かけられ、次のお子様も背中をさすってくれ、一人ひとり優しく気遣ってくれました。誰ひとり「お母さんが気をつけないからとご自身を責める子はいなかった・・・」という素晴らしいお話に、まわりのお母さんが涙し、職員も涙、感極まる瞬間でした。
『子どもはお母さんが大好き』です。
そんな感動的な時間をいただけたのは、お家でお子様を見て下さったお父様、ご家族の皆さまのお蔭様です。誠にありがとうございました。 園長
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