◆9月15日(木)の子どもたち
2016年09月15日 木曜日
◆楽しくてたまらない (つぼみ)

「待て待てーー。」ときっと言っている。
そんな遊びが見られました。
保育者とではありません。
保育者が間に入ることなく、子ども同士で追いかけ、逃げて、笑い声がケタケタケタ・・・と響き渡りました。
ケタケタケタ・・・逃げた子は、後ろを振り返り様子をうかがっています。
追いかける子は、ソロソロソロと近づいて近くまで行くと一気に駆け寄ります。
なかなかの作戦です。
そのやり取りを延々と続け、楽しく遊べたおかげで眠くなることもなく、美味しく給食も食べることができました。
お友だちの存在に気づいているのです。
〇ちゃんどこ?と聞いて、指さしで教えてくれる子はまだいないのですが、
自分以外の人、お友だち、いつも一緒、そんな何となくな感覚かもしれませんが、その存在は=楽しいに繋がってきているようです。
友だちの名前を覚えるのも、近いことでしょう。
今週に入って、手提げ袋やリュックを出しました。
思った通り、詰め込んで詰め込んでよいしょと持ち歩いています。
その延長で、カゴに詰め込んで、まるでママのお買いもの姿のようです。
そんな、真似っこ遊びも出てきました。
毎日お天気が不安定で、戸外遊びが出来ないのですが、楽しいことを次々に見つけて、一杯遊んでいます。(N・S)

◆園内ドライブ (ふじ1)

久しぶりに7人全員が揃いました。
子どもたちも、声をあげながら指をさして歓迎ムードの中遊び始めました。
今日は子どもたちの大好きなコンビカーで遊ぶことにしました。
初めは廊下だけで遊んでいたのですが、入園当初と違い、体も動きも大きくなったので、とっても狭く感じたので、そのままロビーまでドライブの範囲を広げました。
子どもたちも、普段は閉まっている赤い扉が開き、嬉しそうに飛び出していきます。
ホールも空いていたので、入口を開けておくと、自然とホールの中に集合し、再びドライブが始まりました。
途中、すずを出してピアノに合わせて楽器あそびもしましたが、今日の子どもたちにはコンビカーがハマったようで、自分で乗るだけでなく、手押し車のように押してみたり、お友達の車を押してあげたり、すずを沢山座席に乗せて運んだりと、遊びが次々に展開していきました。
帰りももちろんドライブをして保育室まで帰りました。
行きとの違いは、トイレ前のスロープです。
行きは下り坂だったのでそのまま進めたのですが、帰りは上り坂なので思うように進めず少し登っては下がってしまうを繰り返していて、どうするのかなと見ていると、ほとんどの子が諦めて押して登ってきていました。
助言をしたわけでもないのに、若干1歳の子どもが考えて、気づいて行動することが自然と出来るのはすごいなと改めて思いました。
これからも、いろいろな気づきを子どもたちと出来るように、関わっていきたいと思います。
(E.Y)


◆子どもの世界 (ふじ2)
二日前は4人で寂しかったふじ2組ですが、昨日から少しずつ復活してきて今日は全員が出席でき、久しぶりに友達に会った〇くんは少し緊張気味で照れながら「おはよう」といっていました。
完全に体調がよくなったとは言い難い子どもたちは鼻水を垂らしながら保育士に「はな」と出たことを教えてくれるようになりました。また、友だちの為にティッシュを持って来てくれたり、友だち思いのふじ2組です。
そんな子どもたちにはこんな瞬間がよくあります。それは何か面白いことや面白い顔など特別何かしている訳でもないのにお互いにお笑いあっている子ども達の姿。一瞬「何に笑っているんだろう?」と思ったり、大人からすればよく分からないことで笑い合っている姿が不思議であったり、それが変に笑えてきます。
保育士を通さなくても子どもたち同士の関わりが増え、子どもならではの何かを感じ合っているんだなと思いました。言葉が曖昧でも子ども同士では伝わることがあったり、「あ~け~て~」「あっけて~」と同じ言葉を繰り返して笑い合っている子ども達の姿も見られ、子どもの世界はなんて不思議で面白いんだろうと感じ、自分が子どものころはどうだったのかなと思いました。
小さいころの記憶はどこから覚えているか分かりませんが、今の「楽しい」気持ちを大切にしていって欲しいなと感じました。
(K.E)


◆謎のオレンジ色の物体の正体は (ふじ3)

園庭に出てあそびました。雨上がりの園庭は子ども達にとってたくさんの不思議があったようです。〇くんは門から園舎のドアまでの花壇にオレンジ色の物体を見つけ「なんだ? なんだ?」とオレンジ色の物体に近づき観察を続けていました。そこへふじ3組の子どもたちも集まってきて一緒に不思議そうに眺めていました。
オレンジ物体の正体はなんなのか、どこからきたのか首を傾けて考えているようでした。正体は柿でしたがしばらく子ども達が不思議そうに見ていたのでそっとしておきました。さらに子どもが集まってきたので、隣の家の柿の木から落ちてきたようだということを伝え落ちている柿の実を拾って近くで観察してみることにしました。
柿の実は地面に落ちてしばらくたっていたようで、いろいろな種類の虫がついていました。子ども達も虫をよく見ていました。柿の実についている虫たちは美味しそうに柿を食べていました。保育者の「たくさんたべているね」の言葉で昨日のことを思いだいたのか葉っぱをモリモリ食べていたあおむしの所に☆ちゃんが行きました。
その行動につられた他の子も一緒にあおむしの葉っぱの所に移動してあおむしの観察が始まろうとしていました見てみると小さなあおむしはすぐに見つかりましたが、昨日、☆ちゃんや◇ちゃんに角を出してくれた大きなあおむしが見当たりません。
小さな植木鉢をあっちこっちと探しました。もう諦めかけたところに植木鉢のギリギリにある葉っぱのぴったとくついていました。
さすが隠れるのが上手なあおむしを発見してからも、子ども達は どこだ? どこだ?葉っぱを持ち上げて見せてあげると気付いて喜んでいました。角を出してくれるかと枝で優しく触れて見ましたが全く動きもしませんでした。「さなぎになる準備をしているのかもね」と一度はその場を離れましたが、しばらくするとまた集まってあおむしさを見て喜んでいました。
園庭に出たときはこれからも、あおむしの観察を楽しく続けたいと思いました。Y.N


◆世代間交流の大切さ (きく)

今朝は雨が降っていて、園庭で遊べないと思いましたが、9時30分頃には、雨も上がり、遊ぶことが出来ました。
職場体験で来られた中学生のお兄さん、お姉さんとたくさん遊んいる姿が見られました。子どもたちからすると、兄弟のお兄さんやお姉さんのような存在で、嬉しそうに遊んでいました。
最初の写真は、追いかけっこをして遊んでいる姿です。子どもたちみんな、夢中になってお兄さんを追いかけていました。お兄さんがつかまえた子どもたちを、ぎゅっと抱きしめると「つかまった」と笑顔で子どもたちもお話ししていました。
2枚目の写真は、子どもたちがみんなで仲良くシャボン玉を吹いている様子です。その様子を、お兄さん、お姉さんが「みんな、吹くの上手だね」と言葉で伝えながら、みんなで楽しむことが出来ました。子どもたちも、「おっきいシャボン玉飛ばせるよ」と嬉しそうにお話ししいていました。
3枚目の写真は、ファミリースポーツデーのリレーの練習をしている幼児組の子どもたちをみて、きく組の子どもたちの心に火がつき、一緒になって走っている様子です。子どもたちは、「先生見て、上手に走れるよ」と一生懸命走っている姿を見せてくれました。子どもたちも、楽しみの幅もまた一つ広がり、走っていた子どもたちは最後には「疲れた」と満面の笑みで、お話ししてくれました。
我々、保育士の世代とは違う、また新しい風を中学生たちが子どもたちに送ってくれたことにより、子どもたちの楽しみの幅も広がることが出来ました。様々な世代と関わることにより、他者の考えや行動力など、関わることで自然と学ぶことができ、そこから将来のコミュニケーション能力の向上につながっていきます。
また、中学生たちの関わりからも、また、我々保育士がヒントとなる要素がたくさんある事にも気付かせて頂きました。これらのことを、保育士が活かしながら、日々の子どもたちと関わっていきたいと思わせて頂いただきました。(K・K)


◆夏から秋へ (たんぽぽ)

夏が終わり秋を感じる今日この頃。ひと雨ごとに涼しくなってきているように感じます。
朝は雨が降っていましたが、やんだのを確認してみんなで園庭に遊びにいきました。
昨日探したどんぐり、みんな拾ったので今日は落ちてなくて残念。
どんぐりがおおきくなりますように、と楽しみにして遊びにいきました。
縄を結び丸くして電車ごっこがはじまりました。
〇くんと△くんは「中央線でーす」と嬉しそうに並んでいます。
◇ちゃんは☆くんを乗せて出発します。「おりま~す」と☆くんがおりたので「つぎ、せんせいのっていいよ」と誘ってくれました。
◇ちゃんのひもにつかまりさあ出発です。途中で◇くんも乗ってきて園庭をはしっていきます。砂場ではおままごとをしている子が「おみそしるできましたー」とごちそうしてくれました。さらにはしっていくと大きいローラーすべり台の下では「アイス屋さんでーす」とおみせやさんをしている子もいました。それぞれ遊んでいるお友だちのところをまわっているようで楽しい雰囲気があふれる電車ごっこになりました。
園庭の真ん中ではお兄さん、お姉さんたちが線をひいてトラックをつくりかけっこがはじまりました。それを見て「ぼくもやりたいな。先生一緒に走ろう」と△くんの言葉で走ることにしました。
△くんだけでなく「やりたーい」とみんな走り出します。
さっきまで涼しさを感じていましたが一気に暑くなり、みんなの額にも汗がにじみます。
ぐるぐる走り終わりのないマラソンのように走って楽しみました。
トラックの線の中を上手に走っていく子どもだち。お兄さん・お姉さんたちが走っている中でまざりながら一緒になって走っている姿はとてもたくましく感じました。
給食を食べている時みんな園庭で遊んだ事などを話すのも楽しんでいます。
そんな中「園庭でね~◎ちゃんなんでかな~って思ったんだけど、みんななんで~あんなに急いでたの?◎ちちゃんも急いだんだけどね」と話していました。
みんなが走っているのを見て急いでるな~と思ったようです。
そんなほっこりするエピソードを聞きながら楽しい食事の時間を過ごしています。
T*S


◆意識して (うみグループ)

今日もお部屋では「ダンスしたい」と言って鏡の前に立って曲を聴きながらダンスを踊り、「マットしたい」という子はマットででんぐり返しや側転をして楽しんでいました。
昨日は上手くでんぐり返しが出来なかった〇ちゃんも何度もやっていくうちにまっすぐできるようになり友達に対して「見て、できるよ」と誇らしげに言っている姿も見られたりしました。
園庭では保育士がトラックを作るとやはり走りまわる子が出てきて自然とリレーのような形になり、「〇くんタッチして」とバトンの代わりにての平にタッチをされて走りだした△ちゃん。〇くんの「△ちゃん頑張って~」と言う応援に走りに気合が入っていました。
ひまわり組は鼓笛をやるのでそろそろファミリースポーツデイだという意識が強いようで積極的にリレーをしたり、ダンスに取り組んでいます。そんな姿を見てゆり、もも組の子ども達もポンポン作りを手伝ったり、時には自分で作ってみようとする子もいたりとそれぞれの子どもたちのファミリースポーツデイに対する気持ちが出てきたように感じる今日でした。
(K.H)


◆走る (にじグループ)

今日は室内遊びと園庭遊びを行いました。
朝の集まりは、遊びに夢中になっていた子ども達がいたので様子を見ました。
すると、音楽が流れると同時に遊びを切り上げ朝の集まりの場所に体操座りをして待っている子ども達がいます。保育者よりも子どもが先に動き出してくれるので声掛けのタイミングを変えました。
朝の集まりで子ども達のリクエストの紙芝居を読みました。
「ドラキュラ」です。
魔女とドラキュラの多数決で決まりました。
その後、給食当番おやつ当番を決めました。
子ども達のリクエストで、ルーレット形式で選ばれた子ども達が嬉しそうに前に出てきます。その後は、全員でダンスを踊りました。今まで、5,6曲踊っていた子ども達はダンスをすると30分かかります。それを短くまとめた音源で踊ると今まで踊ってきた経験が見られて面白いものです。
室内遊びではフラフープを使って遊んでいました。
お部屋での玩具もお絵かきも国旗一色で面白いです。あえて、そのような縛りが遊びを展開させていく大切なきっかけにもなります。その中で、年長児一人が園庭に出たいと言いました。他児の室内遊びを見ても分かる通り、集中している時に園庭に行こうと声を掛けるとせっかくの遊びが中断されてしまいがちです。自然と区切りが来て遊びに行ける環境も大事にしなければなりません。区切りが必要な時とそうでないときの見極めを大切にしていかなければならないと感じました。
園庭に出たいと言った子どもにどうして園庭に行きたかったの?と聞くと「リレー勝ちたいんだもん」と言うのでした。練習をしないと負けてしまうよとお母様に教えてもらったそうです。早速、園庭にラインをひくと二才児が走り回りました。すぐに行動してくれる子どもの素直さに感動します。勿論年長児もリレーの順番を作り保育者とうみぐるーぷと勝負をしました。今日は、何周走ったのかわからない程汗だくでした。しかし、それでも表情は笑顔でした。
もうすぐファミリースポーツデーです。体を動かしやすい気温にもなりお着替えも一層増えていきそうです。ももぐみさんゆりぐみさんはシャボン玉をしていました。「年長さん何してるの?」と不思議そうにしていました。
k☆y

◆ 経験、そして成長 (そらグループ)

今日は、部屋と園庭で遊びました。
子どもたちが主体的に作り上げた魚釣りゾーンに新たな魚、釣竿が増えました。これには子どもたちも大喜びです。今日もたくさんの子が魚釣りを行っていました。
魚釣りを行う〇〇くんと△△くん。
「何匹釣れた?」などと、会話をしながら楽しんでいましたが途中、糸と糸が絡まってしまい気持ちのぶつかり合いが始まりました。
「なんで僕の釣るの?」「△△が最初釣ろうとしてたんだよ」
お互い自分の気持ちを言葉で伝えていきます。
しばらく言い合いが続きましたが相手の気持ちにも気づいたのでしょう、最後は「ごめんね」と仲直りしていました。
糸をほどき、再び魚釣りを行う〇〇くんと△△くん。
集中し行っていましたが、二度目の糸の絡み合いが起きてしまいました。
しかし、今度は「あっごめんね」「うんごめんね」と、ぶつかることなく解決していました。
相手の気持ちを考える、寄り添うことのできた〇〇くんと△△くんの成長に心温まりました。また、子どもは、子ども同士の関わり、社会を通し成長していくんだと改めて感じさせられました。
T.N
Posted in 園のこだわり