◆9月12日(月)の子どもたち
2016年09月12日 月曜日
◆遊びの研究家たち。いろいろ研究中。 (つぼみ)

連日、様々なことに興味を示し、やってみようという気持ちがいっぱいなつぼみ組の子どもたち。
今日は、〇□△の型はめパズルやプラステン(突起した所にドーナツ型したパーツを入れる玩具)を出してみました。
それを見つけた〇くんと△くん。それぞれが手を伸ばし遊び始め、パーツを入れることが出来るとガッツポーズを高々と上げて「やった~」と言って、嬉しさを表現する〇くん。その姿をみた△くんもパーツを入れるたびに同じく「やった~」と言っているかのように声を上げていました。
そのたび、目を合わせて楽しさを共有する二人。玩具で遊ぶ楽しさと友達とのやり取りの楽しさをしっかり感じているようです。
他の子たちも机上でじっくりと遊ぶことの楽しさを味わっていました。
また、壁面に楽しい物を準備中なのですが、保育者がホースをつけ始めると「なにが始まるのかな」「楽しそう」と一人二人と寄ってきます。
保育者がしていることも友達がしていることにも常に興味津々。そのアンテナは、いつも感度がとても良いです。
遊び方もなんとなく工夫しています。
これから壁面には、立っている子も座っている子もそして、ハイハイのポーズの子も身近で楽しく遊べる内容を作成中です。
今の作り始めでたくさんの関心をみせてくれるので、完成して遊び始めるころには、壁に何人も遊び込む姿が見えるのではないかと楽しみがとても膨らみます。
次は、どんな姿を見せるか乞ご期待です。
(N.Y)

◆一緒だと嬉しい。 (ふじ1)

久しぶりに登園してきた友だちを指さす〇ちゃん。保育士の方を見ながら「今日来てるよ」と教えてくれているかのようです。
何人か友だちが来ると、一人ひとりの頭や肩に触れて嬉しそうにしていました。友だちが大好きな気持ちが伝わってきました。
砂場では、みんなそろって淵に座り、砂を手でつかんで運んだり、シャベルで砂をすくいカップに入れる遊びをしていました。細い入れ物に砂をそーっと入れる子どももいました。砂場の道具を使いこなしています。
歩くことに意欲的になってきた□ちゃんは、ウッドデッキををつかみ自力でぐるぐる歩いていました。段差があるところに来ると、座ってちょっと休憩。コップを持ってきた友だちと一緒に手を合わせて「(いただき)ます」と言って、飲み物を飲む真似をしていました。
お互いに関わり合って嬉しそうに遊ぶ姿がありました。やっぱり友だちがたくさん来ていると嬉しいようです。子ども同士の中でも関係が築かれていることを感じました。
(N.M)


◆人数は少ないけれど・・・ (ふじ2)

今日は5人だけの登園となりました。
登園した子たちも咳と鼻水が出ており、夏の疲れが出るこの時期、より体調の変化に留意していきたいと思います。
少ない人数ながら、5人の子どもたちはニコニコ笑顔で過ごしていました。
「〇ちゃんいな~い」など、休みの友だちの名前をいつものように呼んでいます。
そして今日は中学生のお兄さんが職場体験に来ました。
興味深々の表情で近づく子どもたち。☆くんはすぐに手をつなぎ甘える仕草を見せます。
◎ちゃんは自分が持っていた人形をお兄さんに差し出しました。
△ちゃんはちょっぴり人見知り。泣き顔で担任の名前を呼び、抱きついてきます。
反応はそれぞれでしたが、『誰だろう?』といった顔を見せながらも、自然に受け入れている子が多い事に驚きます。やさしいお兄さんとの触れ合いは、楽しく貴重な経験となったようです。
泣き出した△ちゃんも、園庭に出る頃には少しずつ慣れてきていました。
園庭では、女の子たちは真っ先に固定車に乗り込みます。
その後☆くんも合流し、5人でのドライブを楽しんでいました。
また、子どもたちは様々なものを発見して回ります。
木の枝、落ち葉、花びらと、自然物に関心を示し拾って歩いていました。
今後、秋の深まりと共に、子どもたちがより多くの自然物に触れる機会を楽しみにしたいと思います。
O・Y


◆ 楽しい経験を伝える (ふじ3)

今日はまだ本調子ではないですが登園してくる子が増えはじめました。
久しぶりの子ども達も、園庭に出るといつも通り元気にあそぶ姿が見られました。
砂場の砂の入れ替え工事が始まっていたので「お砂をきれいにしてくれているから入らないでね」と声をかけると(カラーコーンにロープを張っていましたが)しっかりと伝わったようで子ども達は砂場に入ろうとせずに、プールサイドのウッドデッキに並んで工事現場を見学したり、トランポリンに行ったり、お花を見に行ったりと思い思いにあそびに行きました。
言葉がけで成長をとても感じる場面がありました。プールウッドデッキに座っていた子たちは段々と増え、奥の方へ・・・。園庭に戻ってくるように言葉をかけるのもののどんどん遠くへ行きます。
そこへ1羽の蝶々が飛んできました。「ちょうちょだ」「はやくこないと飛んでいっちゃうよ」と言葉をかけていると、日頃から関心のある蝶々に理解と反応を示し、すぐに蝶々を見に園庭の中央まで出てきました。ちょうちょは残念ながら飛んで行ってしまいましたが、子ども達も自然に園庭まで下りてきてそのまま次の遊びへと行くことが出来ました。
子ども達はいろいろな所であそびます。すべてのことを一人の保育者が見ることが出来ませんがいろいろな所で「〇〇ちゃんが〇〇していたよ」と情報を伝えてくれます。◇くんも幼児組さんの子がオクラを収穫して茹でて食べているのを興味深く見ていたそうで「たべる」と声をかけると美味しそうに食べていたと幼児組の保育者に教えてもらいました。
後で◇くんに「オクラおいしかった」と聞いてみると「おいしかった」と教えてくれました。そんな会話が増えてきているふじ3組です。
これからもいろいろな楽しい経験(たくさんの保育者が関わって)を自然にできていけたらと思いました。Y.N

◆どんぐりどこかな (きく)

今日は、園庭でどんぐり探しをしている子どもたちの姿が多く見られました。
まず、どんぐりがどこにあるのか話をしている姿がありました。
☆ちゃん:「木の所にあるんじゃない」
◇くん:「ここ(土の中)にあるよ」
□ちゃん:「どんぐりは茶色なんだよ」
◎ちゃん:「セミの所にいるんだよ」
これらの話をしながら、園庭を歩いて探していました。
最初に探した場所は、植木鉢の中でした。「この花と土にどんぐりあるかな」と言いながら探すと、ありませんでした。
次にセミがいそうな木の前でも、見上げたり、しゃがんで探してみるけど見つかりません。
しばらく探していると、☆ちゃんが落ちていたセミの羽を見つけました。これを見た他の子どもたちも欲しくなり、どんぐりからセミ探しに変わりかけたその時、アスレチックロープの隣にあるお山から見える木に、小さく実っているどんぐりを◇くんが見つけ、その下を子どもたちは探してみると、小さなどんぐりを見つけることができました。
保育士が、「どれぐらい見つけたの」と聞くと、「内緒だよ」と嬉しそうな表情ではなしている子どもたち。みんなで探して見つけたどんぐり、みんな同じに、嬉しい気持ちを感じることができたようです。保育士が「見つけたどんぐりはどうするの」と聞くと、「お母さんにあげるんだ」と嬉しそうに話してくれました。
どんぐりをひろった際に、多く拾えた子と少ししか拾えなかった子がいました。保育士はしばらく様子を見守っていると、「少し上げるね」と言って、同じになるようにしていた子どもの姿も見ることができました。
その一瞬一瞬の子どもたちの成長を見守り、そして私たち保育士も学ばせて頂き、子どもと一緒に成長していきたいと、感じさせて頂きました。(K・K)

◆不思議がいっぱい (たんぽぽ)

お日さまは出ていませんでしたが、風も涼しく過ごしやすい中で園庭で遊びました。
◎ちゃんは早速園庭でセミを見つけました。そのセミはもう動かなくなってしまっているセミ。飛ぶんじゃないかと思った△くんは「こわい~~」と叫んでいたのですが、動いていないことが分かると一歩踏み出しジーッと見つめる△くん。
「どうしてセミはしんじゃうの?」「なんですぐ動かなくなるの?」
ふとした疑問です。長い間地中で幼虫期をすごし、セミとして羽化してからは地中で過ごした期間に比べたら短いセミ。
その話をしてみると、「なんで??」と更に疑問が生まれたようでしたが、「あかちゃんのときが ながいんだ・・」「かわいそうだね」「もううごかないの?とべない?」とセミの気持ちに寄り添ってあげる△くん。いろんな発見と共にセミに対する優しい気持ちも更に芽生えていたように思います。
保育士がビニール袋に水を入れ、その中にオシロイバナを入れ、その袋を揉みこむと色水に変身するというのをやっていると、子どもたちも興味津々。
みんなで順番にギュッギュッと揉んでいくことでどんどん綺麗なピンク色がが色濃くなっていく水。まるでマジックのような目の前で起こっていることに子どもたちも大興奮でした。
タライに水を入れてそこにオシロイバナを入れて今度は直接手で触って挑戦。
徐々にピンク色になっていく水。そしてそこに手を入れると、「手までピンクみたい」と顔を近づけて覗き込んだりと不思議でいっぱいのようです。
自然溢れる園庭でのたくさんの発見。いろんな気付きを共にし、共に考えながら自然にたくさん触れながら楽しみたいと思います。
S.S


◆秋の新作 (うみグループ)

「夏が終わると春だ」の子どもの声から、朝の集まりで季節の話を子ども達としました。
「違うよ、秋だよ」「じゃあ、梅雨っていつだっけ?」「これからじゃない?」
沢山の言葉が飛び交いました。
みんなで目を閉じて、耳を澄ませてみるとセミの声が聞こえてこないことに気づき、「もうセミいないね」「じゃあ夏終わりに近づいているんだ」「夜になると鈴虫が鳴いてるから聞いてみてね」と言う話もしました。
園庭にでると、まだまだ沢山のセミが鳴いていて、「先生、セミまだいるじゃん」「きいテントウ見つけた。まだ生きてるね」と嬉しそうに話していました。
まだまだ夏が感じられるものもありながら、「先生、きれいな葉っぱ見つけた」と少し紅葉している葉っぱを見つけて見せてくれました。
「これは秋っぽいね」といいながら、砂場でプリン作りをしている友達と一緒に飾り付けをして「秋の新作プリンにしよう」と作りはじめました。
「どんぐりはあるかな?」とどんぐりの木を見ましたが、まだどんぐりは生っていませんでした。
「まだまだかぁ」と諦めかけたところに、「あった」とウッドデッキの隙間に小さなどんぐりの赤ちゃんを見つけました。
「ぐるぐるの帽子だから、カタツムリかと思ったらどんぐりだった」とお友達にも見せてあげていました。
ちいさな秋を見つけて、友達や保育士と共有することを喜び、四季の面白さを子どもから感じさせてもらいました。(B・K)

◆新曲 (にじグループ)

「新しいダンスをおぼえたよ」とダンスを習っている年長児が教えてくれました。
その曲をその子どもの鼻歌と[ウェルカム]という題名を元に調べ、見つけると流して見ました。
新しい曲を流すと自然と子ども達は集まります。
「なにこれ」
「なんのうたなの」
「難しそう」
とそれぞれの意見が飛び交います。
今までのダンスも難しかったと思います。
それを子ども達同士教え合ったり、ダンスを行う環境を作ることによって自然と体が覚えていったのだと感じました。
そのダンスもまずは曲やリズムを耳で覚えていければと思います。
そのあとはある機械を紹介しました。
手の汚れを見る機械です。
クリーム状の液体を手に付け、特殊は光に当てると手のひらの洗い損ねた汚れが見れるというものです。
まず保育者がお手本でやってみました。
「たくさん白いのついてる」
「きたない」
と言われましたが、みんなの手も同じように白くなります。
「えーっ」
「きゃー」
と驚く子どもたちと子どもたちが驚く声で怖くなってしまったのか泣き出してしまう子どももいました。
汚れをはっきりと見れたため、手洗いは念入りに洗う姿の子どもたちでした。
泡をたくさん出して洗ったり、お水で何回も洗ったりと子ども達なりに工夫をします。
また、手を上手に洗うマニュアルを見ながら洗う子どもたちもいました。
(A,Y)

◆音楽に合わせて… (そらグループ)

音楽に合わせて身体を動かすことの楽しさを感じていた子どもたち。
選曲によって子ども達が自然と集まってくるところが面白いと感じています。
一人ひとり自由に踊っていましたが、先週末からにじグループの友だちの刺激を受けてフリ付きのダンスを踊り始めました。
年長児が年中児に教える為向かい合う姿が印象的でした。
普段は女児の人数が多いのですが、今日は男児も同じくらいの人数で友だちと顔を笑いあいながら踊っている姿が微笑ましかったです。
楽しく踊っている間、○ちゃんが「何か持って踊りたい。」
と制作コーナーへ行き、保育士へどのようにつくるのか方法を尋ねながらポンポンを作っていました。主体的にやってみたいという子ども達の気持ちが凄いと思いました。
今後の展開が楽しみです。(K.Y)


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