◆9月9日(金)の子どもたち
2016年09月09日 金曜日
◆盛りだくさんな日 (つぼみ)

台風が去り、今日はいい天気。
でも、今日は忙しいです。
今月は防災月間、そして今日は総合訓練の日でした。
放送がなりました。地震速報の音です。
ちょうどミッキー体操が終わり、絵本を読もうかと集まっている時でした。
大人が冷静な態度でいると、子どもたちは不安になることはありません。
泣いてしまう子は一人もなく、ホールに避難することができました。
日頃、遊びの中で防災頭巾を被る経験もしているので、「かっこいいー。」と一声添えてかぶせると、ちょっとお得なことがあったような顔で取らずにかぶっていられるようになりました。
人数報告を済ませたところまでで、つぼみ組はお部屋に引き上げました。
「上手でしたー。」とみんなを褒めていると、園庭の様子に気づいた子がいました。
あれは絵本で見たウーーカンカンの車。
そうです。消防車が園庭に到着していました。
ポンプ車です。
早速皆でお散歩カーに乗り込んで、近くまで接近してみました。
ここでも泣いている子は誰もいません。
興味津々です。
真近まで行くと、皆の視線は釘づけです。
その視線の先は、・・・消防士さん。(ポンプ車ではなかった。)
誰?とくい顔で見ています。
その様子に思わず笑ってしまいましたが、せっかくなので一人ずつそばまで行って写真を撮りました。
いつもとは違う盛りだくさんな日、どんな風に感じたのでしょうか。
私が大きく感じたことは、この子たちは私たち保育者を完全に、全てに、全部ゆだねているといくことでした。
だから、いつもと違うことがあっても泣かないし、知らない人がいても泣かないし、私たち保育者がそばにいることでとても安心して過ごせているのだということです。
そう思うと、身が引き締まる思いになりました。
今日は盛りだくさんな日です。
午後には0歳児健診があります。
4月から、毎月2回ずつやっているのに・・・
いつもの優しいお医者さんなのに・・・こればっかりは泣いてしまいます。(N・S)

◆ 大きな消防車 (ふじ1)

総合訓練がありました。地震と火事の訓練です。
放送が入ると動き出す保育士の雰囲気を見てきょろきょろ。防災ずきんをかぶることに慣れてきたのか、泣かずにじっとしています。
ホールへ避難した後も、お兄さんお姉さんたちと一緒に消防士さんのお話を聞いて最後まで居ることが出来ました。
拍手をする時や、み仏様にご挨拶の時、周りの様子を見て一緒に参加してました。
外に出ると、なんと消防車が来ていました。お散歩や絵本で見たことのある、真っ赤な消防車。こんなに触れるほど間近で見たことは初めてではないでしょうか。
見た瞬間「あっ」と指をさしながら近づいていく〇くん。消防車のまわりをぐるぐる何週も歩き周り、触って確かめているようでした。
外に出て消火の訓練もありました。全園児が出てたので人口密度が高いです。そんな雰囲気の中で、保育士の側を離れてお兄さんお姉さんがいる方へぐんぐん歩いていく様子もあります。自分から向かっていけるところが増えました。
出来ることも少しずつ増え、自信もついて安心して世界を広げていく姿にたくましさを感じました。どんな時でも安心して戻ってこられる存在でありたいと思います。
(N.M)


◆しょうぼうじどうちゃ (ふじ2)

今日は総合訓練がありました。地震と火事が起きた設定で、火事の際はホールに避難することになりました。
避難訓練はもう数回行っているので子ども達も落ち着いて避難することが出来ました。いつもは避難が解除されると、すぐ低年齢は解散するのですが、今日は特別。消防署から消防士さんと消防署が来てくれました。
見た事のない人に子ども達は真剣に話を聞く姿がありました。「消防車」と言う単語がでると「しょうぼうしゃみるの」と消防車がくることを期待する〇ちゃん。消防車を見に行こうと声を掛けるとものすごい勢いで行こうとする△ちゃんもいました。
初めて間近でみる消防車に子ども達は慎重に近づいていき、周りを一周して「どんなものなんだろう」と言うように見ていました。みんなで写真撮影をすると、消火訓練をしているのを覗いたり、今日は防災一色の育子園でした。
ふじ2保育室にも消防車の写真が貼ってあるのですが、救急車とパトカーと消防車「どれ来てた?」と聞くとしっかり赤い色の消防車を指さしていました。
今週はプール・園庭・室内いろんなことをして遊べた一週間でした。子ども達もつかれているようで、食事中にウトウトしたり、いつもは最後まで食べている子も眠くなって終わりにしたりする様子がありました。
だんだん涼しくなって体調も崩しやすい時期なので休日はゆっくり休めればと思います。
(K.E)


◆はたらくくるまがやってきた! (ふじ3)

今日は総合訓練の日です。朝から「今日はいくじえんに消防車がくるんだよ」と話しました。働く車が大好きな子ども達。さぞ喜ぶかと思えば、「えー」という反応。いまいちピンと来ていなかったのでしょうか。
お部屋で遊んでいたら地震と火災の訓練放送が入り、すぐに子ども達は集まって静かに待っていました。「放送聞こえたらどうするんだっけ?」と聞くと「ぼうし する(防災ずきん)」「せんせい」とちゃんと日頃の積み重ねが浸透していることを感じました。
ホールへ避難して、今日は幼児さん達と混ざって真剣なまなざしで話を聞きました。消防士さん達が入ってくるとさらに真剣なまなざしで見入っていました。
お話の後は、振り向くと外には消防車が・・・。園庭へ行く準備をして靴を履いていると、消火訓練が園庭で始まり、消防士さんの「火事だ」の大きな声にビクンと驚きながらも見ていました。
お待ちかねの消防車をいざ目の前にすると、大好きな〇くんは目がキラキラ。吸い込まっるように近づいていきました。「ぼうぼうしゃ(しょうぼうしゃ)」と興奮気味に言ったり、「かっこいい」と言っている子もいました。一方ではあまりの迫力で「こわい」と怯える子も。こんなに近くで消防車が見れることもなかなかない経験です。
消防車の前で記念撮影もしました。働く車好きのふじ3くみの子ども達ですが、今日もお休みが多く、7人の出席でした。あの子にも、この子にも見せてあげたかったという思いもありました。
消防車を見た後は園庭であそんだり、保育士のAED訓練や、通報訓練に一緒に見て参加した子もいました。消防車の大好きな子はいつまでも近くで見ていました。すると消防士さんに抱っこしてもらい、最後は消防車と消防士さんにバイバイしてお別れしました。
給食を食べるころには園庭の消防車もいなくなり、「ぼうぼしゃ いない」と少しさみしそうにしていました。子ども達にとってはスペシャルな一日になったと思うと同時に、いついかなる時でもしっかりと対応できるよう日頃の訓練を大事にしていきたいと改めて感じました。
(K*S)

◆特別な日 (きく)

今日は総合訓練でした。
朝の集まりを始めようとしたところ、警報が鳴りました。
よく放送を聞き、ホールへ避難しました。
ホールに着くと、消防士さんが見えて、お話しをしてくださいました。
その後は園庭に出て消火の訓練です。
保育士が「火事だー」と叫びながら消火栓を使って消火をしていきます。
それを子どもたちは真剣に見て、応援してくれていました。
その後は、消防車を見に行きました。
大きな大きな消防車。興味津々の子どもたちは消防車の周りを一周してじーっと見ています。
いろいろなものが備え付いてあるので、よく観察していました。
〇くんは「ポンプあるね」と言ってポンプが付いていたことも気付いていました。
ドアノブを触ってみたり…普通ではできない体験ができ、とても喜んでいました。
一方で、保育士がやっていた消火栓での消化の訓練を子どもたちもやりたい子に体験させてくれました。
お兄さんたちがやっているのを近くで真剣に見ている姿はありましたが、やってみるところまではあまり至らなかったところ、◇くんはお兄さんたちに混ざって並んでいました。
順番になると保育士と一緒にやり、「ビュー―ン」と飛ばして真剣な眼差しでした。
◇くんにとって、素敵な経験になったことでしょう。
子どもたちにとって特別な体験のできた総合訓練。
消防車の前で集合写真を撮るのは中々簡単なものではありませんでしたが…子どもたちにとっていい思い出になっていたら嬉しく思います。
保育士側も、改めて子どもたちの安全を守る、いのちを守る大切な訓練の場となりました。
(H.K)

◆憧れの赤い車 (たんぽぽ)

紙芝居「はたらくくるま」はいつも音楽を流して歌いながら見ている紙芝居です。音楽が流れると毎回ノリノリで身体を揺らし、大きな声で歌う子ども達の姿が見られます。そんな紙芝居の中から大好きな消防車が今日育子園の園庭に避難訓練の一環としてやってきました。
地震のサイレンが鳴り子どもたちも耳を澄ませ机の下にもぐり身を守りました。ホッとした所に火事のサイレンが鳴り、防災頭巾をかぶりホールに避難。無事に避難できたたんぽぽ組は急な消防士さんの登場で「本物だ~」と前のめりでくぎ付けになっていました。
園庭に行き保育士たちの消火訓練があり見学。「先生がんばって~」と応援する姿もありました。そしてお待ちかねの消防車へ。ドド~ンと赤いボディーの車が止まっていて見上げ目を丸くする子ども達。
驚きすぎてなかなか手が出せず・・・。保育士が初めに触ってみると一斉にぺたぺた触れ初め、興奮も最高潮に。働く車が大好きな男の子たちは消防車の周りをグルグル何周もまわって眺めていました。
◎ちゃんは幼児組が挑戦していた消火訓練をやってみたいと順番を待って挑戦しました。いざ番になってやり始めるとドキドキ。保育士と一緒にホースを構え無事に水を出すことができました。体験し終えると満面の笑みで両手ハイタッチで喜びを表現する◎ちゃん。
本当にいい経験ができました。
(K☆H)

◆笑顔がいっぱい (うみグループ)

今日は総合訓練があり、朝の会で〇くんに「総合訓練ってなにか知ってる?」と聞くと「消防車が来たり、消防士さんが来てお話ししてくれる」と答えてくれました。大正解です。
一年に一度消防士さんと消防車が来て、避難の仕方、消火の仕方、救命の仕方を教えてくれます。
どんな消防車が来るかと今か今かと保育室の窓から園庭を覗いて待っていると地震の避難訓練の放送がなり、素早く机の下に隠れる子ども達。防災ずきんを被り、しばらくすると火災の訓練も始まりホールに避難するときには、静かにして口元を手で押さえて素早く避難することができました。
そして、消防士さんの話があると耳を傾けて、顔を見て話を聞き、「おかしも」の話になると「おさない」「かけない(はしらない)」「しずかにする(しゃべらない)」「もどらない」と次々に答えを言っていました。
園庭に出ると保育士向けの消火器の訓練があり次々に保育士が訓練をし、実際に水が出るのを見て「おー」と歓声が上がりました。そんな姿を見て実際に消火器に触れて水を出すと水の勢いや消火器の重さを感じることができたようで、笑顔があふれていました。
消防車の近くには一人の消防士さんがいて、楽しみにしていた〇くんは消防車をじっくりとみて聞きたいことを消防士さんに沢山尋ねていました。「なにをきいたの?」と聞くと「秘密だよ」と言って教えてくれませんでしたが、話している姿がキラキラな笑顔であふれていました。
子どもたちを笑顔にさせてくれる消防士さんたちに感謝!な一日でした。
(K.H)


◆
◆消防車だ (そらグループ)

今日は、総合避難訓練がありました。
サイレンが鳴ると、子どもたちは避難を開始します。
「おさないんだよ」「はしっちゃだめなんだよ」「おかしも だよね」
地震、火災と訓練が続いていきますが「お・か・し・も」の約束を子ども同士確認し合うなど、緊張感を持って参加することができました。
印象的だったのは、避難する際「こわい」と少し不安な気持ちになってしまった子がいた時に、年長の〇〇くんがニヤッと笑いながら「大丈夫だよ」と声を掛けてくれたことです。
声を掛けた後の〇〇くんは、真剣な表情に戻っていました。安心感を与えるための笑顔だったようです。
避難訓練は、大人の訓練と言われていますが、とても大切なことを〇〇くんから教えていただきました。
避難後は、消防士さんからのお話をいただいたり、消防車見学や消火訓練、AED見学を行ったりと貴重な時間を過ごしました。
子どもたちにとっても充実した時間となったようで、訓練後も今日の出来事を子ども同士共有し合う姿がありました。
避難訓練は、毎月行っていますが、一つひとつの時間を大切にしていきたいです。
T.N


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