◆9月5日(月)の子どもたち
2016年09月05日 月曜日
◆よく遊びよく食べた後は…。 (つぼみ)
一日の中で必ず1冊は、絵本を見る楽しさを知っているつぼみ組の子どもたち。そこで、初めて紙芝居を読んでみました。
いつも見ている絵本と違う形や絵など出てくるものへ興味津々です。読んでいる保育者の所まで来る子が一段と多い中で、いつもかなり近い場所で見ている子の中に最近ずりばいや掴まり立ちをし始めた〇ちゃんの姿がありました。
今まで保育者の膝で見ていたことが多かった〇ちゃん、今日は、みんなと共にそんなやる気いっぱいな姿を見せてくれました。
園庭では、水遊びや泡遊びをしているお兄さん、お姉さんの仲間入りをして水や泡の感触を楽しんでいる子がいたり、みんなが大好きな砂場に来るとシャベルで砂をすくってお皿やコップにいれてみたり、砂を何度か握り締めるとそのまま頭の上にぱらぱらと砂をまいて砂の感触を楽しむなど遊び方が一段とダイナミックになった子も出てきました。
歩けるようになった子は、スコップを持ちながらあちらこちらへと移動し、傘たての中にある傘を握ろうとしてみたりとただ歩くだけでなく物を持って歩きたいという気持ちがわいてきた子も出ています。
春から夏を過ごし、遊び方が変化して遊び方が変わった子どもたち。
遊び方を工夫してみたり、隣の友達の様子を見て同じようにしようとしたり、その反応を見ようとする子が居たりと遊びの中には、刺激が沢山あるようです。
どの子も思い思いに遊び込んだせいか、適度な疲労と給食をよく食べてお腹が満たされるとぐっすり眠り12人全員でお昼寝タイムになりました。
みんな天使のようなかわいらしい寝顔でした。
こんな時間が長く続くほど長時間眠れるようになってきました。
(N.Y)

◆面白いから広がる。 (ふじ1)

蝉の元気な声は聞こえなくなってきましたが、まだまだ暑さは続いています。
今日は水を入れたタライを用意し、裸足で園庭に出てみました。
靴下も靴も履いてないけど歩いていいのかな?という表情で恐る恐る外に出ようとする子ども。自分の靴を出してくる子どももいました。習慣がしっかりできています。
〇くんは、小石の感触が気持ちいいのか園庭を歩き回ったり、手も地面につけてゴシゴシ楽しんでいました。靴を履いている時よりも肌に触れる感覚が分かりやすく面白かったようです。その後は2組の泡遊びを見つけて参加していました。楽しいことを探すアンテナがたっています。
△ちゃんは、最初はすべり台に向かっていたので靴を履いて遊びました。近くのタライで遊ぶ友だちの姿を見ていると、やってみたくなったのかすべり台を降りてみんなの所へ。保育士の靴を脱ぐ?の問い掛けに首を大きく縦に振って返事。手で水に触れて思い切り遊んでいました。
気がつくとタライの周りに全員集合していました。プールで水遊びの面白さを知ったようで、ためらいなく水を触ります。ジョーロを使いこなしていたり、実験のように砂を入れてみたりする姿もありました。水の面白さを知り、そこからどんどん面白さを追い求めていく子どもたちです。
(N.M)


◆ あわぶくぷくぷく~ (ふじ2)

そろそろ夏も終わり涼しくなるかと思えば、今日はとてもいい天気になりました。でも何度なく風は涼しく、日陰はちょうどいい位の気持ち良さでした。
今日も10人全員が出席し、朝から元気よく「おはよー」とあいさつをしてくれました。月曜日にも関わらず、朝から元気で力が有り余っている様子は、以前に比べ体力がついてきたんだな、さすが元気の子の子どもたちだなと感心しました。
朝「ミッキーさーん」とミッキー体操が始まるのを待ち、音楽が流れると手をつないでいました。ブームなこともありつないだのだと思いますが、楽しいことを持続したり自信満々に手をつないでいる休み明けの子ども達の行動にはとても驚きかされました。
月曜日はプールに入れない為、今日は『あわ』を用意してみました。朝の集まりでみんなが好きなノンタンの絵本『ノンタンあわぷくぷくぷぷぷう』を読みました。何度か読んでいるので、内容は子ども達も何となく知っていますが、泡より大好きな動物に釘づけです。
そこで本物の泡を子ども達の前で見せてみました。手洗いで見慣れている泡ですが、いつもと違う容器から出ていた泡に興味津々。「あわあわ」と反応している子もいました。全員が水遊び〇だったので、裸足で園庭まで行きました。ちゃんと裸足で園庭に出たのは初めてだったので、地面の感触に眉間にしわを寄せている子もいましたが、何とかウッドデッキまで到着し泡遊びスタート。
初めは多めの水にボディーソープを入れ、泡立ててみると子ども達も真似してやっていました。冷たい水が気持ち良かったのか両腕を肘までつけてみたり、始まる前に「泡はたべれないよ」と一応説明しましたが、ふわふわしている泡が何かに見えたのか食べようとしている子もいました。
たくさん泡が出てくると「くぷくぷ~」とノンタンの絵本を思い出したようで、何度も「くぷくぷ~いっしょ」と言っていたり、子どもたちなりに何かを感じながら遊べていたようです。少ない水・ボディソープ・スポンジで固めの泡を作ってみると、また違った泡に興味を持つ〇ちゃん。保育士が使っていたスポンジに興味を示し、同じようにクシュクシュするとたくさんの泡が出てくることに気づき、一所懸命に泡づくりをしていました。
泡の感触も楽しみ、最後にはお風呂のようにタライの中にも入っている姿もありました。泡遊びの中でも色々な姿が見られ、子ども達も楽しめたようで良かったです。
(K.E)


◆おともだち (ふじ3)

今週もげんきいっぱいな声が朝から響くふじ3組です。朝の集まりでは紙芝居を見て、今日は内容についてちょっと子ども達に質問をしました。話の内容は、くまのお父さんがハチ蜜を採ろうとしたらハチに襲われて鼻を刺されるという話なのですが、「何の虫が出て来た?」「くまのおとうさんはどうなっちゃった?」と聞いてみると、「むし」「ぶーんって」「はち」とそして、「いたいってなった」「おはな」と答えていました。段々お話の内容もよく聞いて覚えられるようになってきたことを感じました。
お天気が良かったので園庭へ行く準備をしました。靴下も自分では履こうとする姿が増え、反対になってしまったり、器用に裏返しになったりすると「やってー」と助けを求めに来ます。帽子もかぶせてもらおうと、保育士に自分の知っている言葉を最大に使ってアピールしてきます。「やって」「てつだって」「かぶってー」「やってくーださい」「かぶってくーださい」と、言葉の様子も様々です。
園庭へ出ると今日はなぜかみんな一目散に地面とにらめっこ。というかんじで、しゃがんで枝でお絵かきを始めました。〇ちゃんは種集めをしていました。砂利が多い中、同じくらいの種を見つけるのが速いこと。立っていてもすぐ回りを見渡すと見つけて手のひらへ。とても目が良いようです。気付けば手のひらにぎゅっと握られたくさんの種がありました。他の保育士がカップを渡すと、せっせとカップに集め集まるたびに見せてくれました。
子ども達は見つけ上手で、小さなアリもよく見つけます。アリの巣の穴を見つけるとそこにはぞろぞろとたくさんんのアリが。思わずひぃっと言ってしまいそうな様子に、子ども達は釘づけだったり、あまりの数に口が開きっぱなしだったりと、反応も様々です。
一方、築山ではゴロンとうつ伏せになって「たすけてー」「たすけてー」と言って友だちに手を引いてもらい助けてもらうという遊びが始まっていました。手を引いて助けてもらうとまた別の子が「たすけてー」といって助けてもらいます。友だちとの関わりや信頼関係ができてきた表れでもある遊びです。
遊びといえども誰かが「こまっている」と思うとすぐに駆け寄る子ども達には感心させられる姿でもありました。優しさも友だちへの思いもすくすく育っています。
気付けば、仲良く手をつないで遊んでいたり、危ないと思うと「あぶないよ」と友だちに知らせてあげたり。けんかをしたりぶつかることも多いけれども、毎日一緒に過ごす友だちの存在は大きいことを感じさせられます。
(K*S)


◆季節の移り変わり (きく)

今日はいい天気。園庭で遊びました。
朝の集まりで園庭で遊ぶことを話すと、「むしとりあみでセミつかまえる」とはりきっている男の子たちがいました。
楽しみに、園庭に行きました。
園庭に出ると、セミの鳴き声はまったく聞こえない程でした。
でも見つけるのが得意な子どもたちは、それでも見つけ出します。
死骸で落ちていたセミや木に鳴かずに止まっているセミを見つけて捕まえていました。
他のところでは、何かを手に握りしめて持ってきた子が何人かいました。
「みて」と言って手の中を見てみると、「ドングリ」でした。
「どんぐりだよ」
「みて、どんぐりってかいてあるでしょ」と、誰かに教えてもらったのか、木にかかっていた名前の書いてある札を指さし、話していました。
セミの声が聞こえなくなってきたかと思うと、ドングリを発見し、季節の移り変わりを感じ始めました。
子どもたちの中でも、大好きなセミの声が聞こえなくなったことを感じたり、ドングリを発見する中で、自然に季節の変化を感じているのだなと感じました。
素直に生きる子どもたちは、そんな季節の変化をすぐにキャッチし、味わっているのが素敵だなと感じました。
これからだんだんと移りゆく季節を、一緒に感じ、楽しく味わっていけたらと感じました。
(H.K)


◆どうしてかな・・・ (たんぽぽ)

今日は、お日さまの下で園庭遊びを楽しんでいます。園庭に出かけるときに靴下を用意しておいたのですが、何人かの女の子たちが「泥んこしたいからはかな~い」と言っていました。
そして、外に出てみると陽の当たる場所は地面が熱を持っていました。裸足で出かけた何人かの女の子たちは「なんか、あつ~い」と盛り上がっていました。
そんな姿を見つけたので木陰の方に誘ってみて「こっちにきてみて~」と伝えて「どう?」と尋ねてみると「つめたいよ~」「なんで?何で?」「なんか、くろいし~」(影の事かと思います)「ここだけなんかさむいね~」といろんな言葉が飛び交いました。
子どもたちが感じたままを言葉にできるようになってきてそれを友達と共有している姿をみて本当に成長を感じます。
「あ~おもしろかった」とってもいい顔をして話が終わっていました。
園庭も風が吹くと心地よく感じるようになっていきました。興味を持ち始めたセミも力なく鳴いている姿を見かけます。段々と園庭にも木の実が落ちてくるようになってきました。
〇ちゃんが小さな小さなどんぐりを見つけてきました。「せんせーどんぐりだよ」と嬉しそうに見せに来てくれ、何人もの子たちも見にやってきました。
「どこどこ~」と興味津々。子どもたちが「どこにおちてるんだろ~」と腰を低くして探しています。
「きっと木の下だね」「どんぐりの木があるんだよ」いろんなことを話しながら探していると
「先生~どんぐりの木はどれなの~」とどんぐりの木の下にあるんだと気が付いたようです。
そこにはぽつぽつとどんぐりが落ちています。みんなで大喜び。会話の中から、考えてみる力も芽生え始めている気がします。
みんなの成長、楽しみでいっぱいです。U・A

◆楽しい一日 (うみグループ)

今日もゆり組が和田中学校へ行ってしまったのでどことなくお部屋の様子が違うことを子ども達も感じているようで、いつもよりものんびりとした雰囲気でした。
お部屋ではひまわり組を中心に、先週ゆり組が中学生のお兄さん、お姉さんたちからもらった輪投げを使って遊び、輪に点数をつけて点数を競い合うと次第に上手く点数が稼げない子に「こうやって投げるんだよ」「もうちょっと弱く」と細かいアドバイスをしたりしている姿が見られるようになり、「〇くんがんばれ」と言う素直な気持ちを声に出し、応援する子もいました。
次に椅子取りゲームになると自分たちで椅子を持ってきて準備をし、曲に合わせて椅子の周りを走ったり、歩いたり、時には曲に合わせて踊ったり…と汗をかきながらひまわり組同士で楽しんでいました。最後にはフルーツバスケットをやり集団で遊ぶことの楽しさを存分に感じたひまわり組でした。
園庭に出るともも組さんが築山のところで何かを探し中。ミミズを見つけてはスコップに入れていました。「先生、ミミズの赤ちゃん見つけた」と☆ちゃんが見せてくれました。
小さなミミズをつんつんと触り、「先生、ミミズの首のとこ柔らかい」と言う☆ちゃん。「え、首どこにあるの?」と聞くと「頭の隣だよ」と得意げに教えてくれました。
自分と同じものが虫にもあると思っている☆ちゃん。観察をしていくなかで様々な違いに気付いていけたらいいなと思いました。
一緒に過ごすことの楽しさを改めて感じていた子ども達でした。
(K.H)


◆めんどくさいけどやっている (にじグループ)
今日、年中児は和田中学校に訪問体験に行きました。
全員出席で賑やかな出発となりました。
残った年長児と年少児は室内で過ごしました。
朝からダンスをしたいと子ども達が言うのでダンスを数曲行いました。
お気に入りの曲(ダズリングガール・ワンダイレクション・ジュウオウジャーダンス)は二番の振付に興味津々です。「僕二番のダンス知ってる」と言う子もいます。今まで体を動かすことを楽しんでいた子ども達が、踊ることを楽しみだし、踊りを極めるようにまでなった姿が見られ、日々の積み重ねで見られるこの情動をこれからも大切にしていきたいと思います。
飼育している虫やメダカのお世話も少しずつ定着しているように感じます。
全員が全員興味を抱いて真心を持って行っているわけではありませんが、世話を率先している年長男児の姿を通して伝承されていければと願っています。そんな年長児がそわそわしながら言います。
「先生、うんちがさわれないよ。卵もついているのもあるし・・・」
「ねぇあの餌はどうすればいいの?」
「捨てるんだよ」
「どうやって?」
「え?普通にポイってだよ」
「無理。触れない」
「なんで?」
「きたないからだよ」
・・・こんな会話もあります。
それでも一生懸命やる姿に感心します。
面倒くさいことを面倒くさそうにする。
この「する」ことが非常に大切なポイントだと感じます。どう思っていてもすること。
子ども達の会話の中で聞こえてきます。
「・・・でも、やってるよ」
○○だけど・・・でも・・・やっている。
それがどんなに大切な事か、どんな事に繋がるか、そんな姿を忘れずに大切にしていきたいと感じます。
k☆y

◆ 椅子取りゲーム (そらグループ)

今日は、年中児が和田中学校にお出かけのため年少・年長で過ごしました。
お部屋では、ブロックやお絵描き、折り紙が人気で、園庭では、氷鬼やボール遊びなど様々な遊びが主体的に行われていました。
また、最近、新たに増えた遊びが「椅子取りゲーム」です。
はじめの頃は「年長だけができるんだよ」「今日は、ゆりぐみの番だよ」などと、「横」というこだわりが多かった子どもたちですが、日が経つにつれ「みんなでやろうよ」という声が増え、今では、年齢問わず楽しんでいます。
椅子取りゲームに参加する年少の〇〇ちゃん。
ゲーム中、同じ年少の△△ちゃんが椅子に座れず困っているのを見つけると、歩み寄り「つぎがんばろうね」と優しく声をかけてくれました。これには、△△ちゃんもニッコリ笑顔。
〇〇ちゃんの関わりが印象的だったのか、その後、子どもたちの中では座れなかった子に「おしかったね」「つぎもあるからね」などと、励ましあう姿が見られるようになりました。
これが「子ども同士学び合う」ということなんだと感じさせられる瞬間でした。
こらからも子ども同士の関わりを大切にしていきたいです。
T.N
Posted in 園のこだわり