◆9月1日(木)の子どもたち
2016年09月01日 木曜日
◆昨日と違う姿 (つぼみ)
毎日毎日、昨日とは違う姿を見せてくれる12人の子どもたちは、今日もエネルギッシュに遊んでいます。
最近、棚の後ろに入り込んでいる子がいます。
昨日、壁との隙間が空かないようにピッタリの棚に取り換えたというのに・・・
お腹でグイグイと隙間を広げて入っています。
涼しい顔で遊んでいます。
いたずら盛り突入でしょうか。
ミッキー体操も随分上手になってきて、音楽と合うようになってきました。
最後の敬礼ポーズもばっちり決まりました。
お名前を呼んだ後、外へいく準備をします。
靴下を渡していくと、重ねカップの中にしまっている子がいました。
心当たりがあるようで、取りに戻ってきました。
砂場での遊びも変わってきました。
道具を持って遊ぶようになったのです。
持っているだけでありません。
ちゃんと使っているのです。
スコップで砂を掘って、バケツに入れていました。
それから、今日は遊びのエリアが少々広がったようです。
園庭の真ん中あたりまで行ってみた子が何人かいました。
まだ歩けない〇ちゃんも、ふじ3組のお兄さんたちが手をつないで歩くお手伝いをしてくれたので、菩提樹のあたりまで行くことができました。
高い方のウッドデッキはつかまって歩くのにいい高さですが、登ってみようと挑戦した☆ちゃんは、何度も足をかけなおして一生懸命力を入れています。
すぐ横にいる保育者に、助けを求めることはありませんでした。
自分の力で登り切ったのです。
昨日までとは、違う姿です。
給食のスプーンもとっても上手になってきましたが、左手をお茶碗に添えて食べられるようになってきた子もいます。
毎日しっかり成長している12人の子どもたちの明日がたのしみです。(N・S)


◆色々な刺激 (ふじ1)

今日もいい天気。ふじ1くみさんはご機嫌です。
早く園庭に行きたいのか朝の集まりが終わると自然と扉のある方へ集まる子ども達ですが、保育士が水着を持ってくると今度はこちらへ集まってきます。とても素早いです。そしてみんな順番にお着替え・・・の前に、実はもうすでに早々とテラスへ行きプールに手を伸ばしている〇ちゃんがいました。
〇ちゃんは夏が来てシャワーが始まるとシャワーが怖くてその度にどうしても涙がこぼれてしまっていました。また、体調などタイミングが合わずプールに入る機会も少なくプール遊びでも涙が溢れてきます。そんな〇ちゃんが少しでもプールへの恐怖心が無くなればとテラスにみんなが来る前の静かな環境で、慣れ親しんだ保育士と共に水の感触を感じられたら何か変わるかな?とみんなより一足先に行ってみたのです。
水着に着替える時はやっぱり涙・・・
でも、あとからふじ1くみの子ども達がテラスに出た時にはプールの中に手を伸ばしてジョウロで水をすくっている〇ちゃんがいました。「〇ちゃん気持ちいいね。お水ジャーってしてるの?」と話しかけてみると、じっと見つめて来たりかすかに微笑んでいたり。水しぶきがかかっても少しならへっちゃらで夢中になって遊んでいます。保育士も口々に「すごいね。〇ちゃん遊んでるね」と嬉しそう。
どんな事でも楽しめたらいいのかもしれませんが、人はみんなそれぞれのペースがありタイミングもそれぞれ。また、今日は最初一人の時間から始まったプール遊びですがそこには安心出来る存在(保育士)がいて、落ち着いた環境があったことでプール遊びの楽しさを感じ、最後にはみんなとの時間を過ごすことができました。
タイミング・存在、色々なものがいい時に揃い、新たな一歩を踏み出せたようです。
また、プール遊びのあとは3階まで園内探検です。
にじ・そらグループのお兄さん・お姉さんが歓迎してくれいろいろなゾーンへ連れて行ってくれました。じっくり一か所で遊ぶ子・とにかく様々な場所へ向かう子とその姿も違って沢山の発見がありました。
階段の上り下りも保育士はヒヤヒヤですが、子どもたちは大胆で全く怖がる様子はなくどんどん進んで行きます。はやる気持ちはあるものの「ちょっと待ってねー」と声を掛けるとちゃんと止まってお友だちが来るのを待ってくれたりと、子どもたちの意識も感じられました。
沢山の刺激を受け、子ども達はやっぱりご機嫌です。
K・E

◆助け合い?取り合い? (ふじ2)

今日も全員出席のふじ2組です。
暑さも和らいできたからか、朝からままごとや絵本で落ち着いて遊ぶ姿が見られました。友だちと同じものが欲しかったり、ふじ2くみの仲間のパンダやワンちゃんは取り合いの対象になることもあります。
欲しい時は「あ~あ~」と声を出してみたり、保育士に「#%&~」と訴えてきたりします。でもなかなかうまくいかないやり取りが多いので、最近言葉が出てきたり理解するようになってきた子ども達には「かして」「まっててね」「どうぞ」「どうも」など言葉で伝えるようにしています。
まだ相手の気持ちを理解することは難しいと思うので、どうしたらよいか言葉でも伝え、子ども達の気持ちに寄り添いながら関わっています。以前までは、「自分の」といったように執着し折れなかったこともありましたが、友だちの存在が大きくなっているこの時期だからなのか、相手が困っていると「どうぞ」と貸してあげることができるようになってきました。
相手を思いやる気持ちが出てきたのかなと感心する瞬間もありますが、自己主張が強い子どもたちは、相手の存在を意識しているへからこそ起こることもあります。自己主張=見てほしいアピールでもあるので、時には保育士に甘え合戦(取り合い)の子ども達の姿も見られるようになってきました。
いろんなことが出来るようになって自立していく子どもたちですが、しっかりと一人ひとの気持ちを受け止めながら関わっていきたいなと改めて感じました。
今日はプールチームと室内チームで過ごし、後半はにじGまで遊びに行き楽しく過ごしました。
(K.E)


◆探検隊~セミを探せ~ (ふじ3)

朝の集まりでお化けのお話を読みました。お化けがゴミの山からまだ使えそうなものを見つけて宝物としてお家に持って帰ってくるお話ですが、ゴミの中には靴やギターの中にネズミやクモが住んでいます。
プールに入る前に園庭に遊びに行くとクモの巣を見つけ、子ども達に伝えてみました。しかしクモの糸が細すぎて「なんだろう」といった感じで見ていたので、細い小枝をクモの巣に乗っけて見ると小枝が宙で止まっているように見えます。子ども達は不思議そうにじ~っと見ていました。
その後、今日から9月だというのに暑い中、元気に園庭であそびました。大きなイモムシが出てきてイモムシを観察したりしました。お部屋にいるあおむしの5倍くらいのイモムシのクネクネとした面白い動きに、子ども達も興味津々でした。〇くんは逃がしてあげた後もプランターの中のイモムシを興味津々、見つめていました。
段々と暑くなるにつれてセミの鳴き声も大きくなってきました。2歳児の子ども達がケヤキの木の低い位置にセミがとまっているのを発見、保育者に知らせに来てくれ「つかまえて」と子ども達から声があがりましたが不用意に近づいた為、セミは飛んで行ったしました。そこからセミの鳴き声を頼りにセミの探索隊が自然に結成されました。
2歳児を中心にふじ3くみの◇くんも自然に巻き込まれ、手をつないでセミを探しに園庭をセミがいそうなところを鳴き声を頼りに見て回りました。そんな列が面白かったのか〇くんと☆ちゃんも後からついてきました。
ニッコニコで2人は手をつないでピクニック気分のようでした。セミの鳴き声を頼りに探していた探索隊はセミがなかなか見つからず結成した時と同じように自然に消滅してしまい、思い思いのあそびに入っていきました。◇くんは砂場でお山づくり、〇くんと☆ちゃんはそのまま手をつないで園庭を楽しくお散歩していました。
子ども達とあそんでいると先ほど探索隊のメンバーだった2歳児さん達が「きて~」と手をつないできました、とっても急いでいたので何かあったのかとツリーハウスの裏の方に回ってみると、セミがツリーデッキの柵の部分にとまって元気に鳴いていました。セミを発見してすぐに知らせに来てくれたのでした。
「とどく」などセミをつかまえてもらいたかったらしく「あっちにもいるよ」など会話が弾みます。急いで来たのでふじ3組の子どもたちとは離れてしまいましたが、2歳児さんと飛んでくるセミにびっくりしたりと、束の間の時間でしたが大事にできてよかったと思います。次回は3くみの子ども達もこんな場面に自然に一緒に居られたらと思いました。
そのあとは、みんなでプールに入りました。園庭であそんだ後のプールはとても気持ち良さそうでした。Y.N

◆伝えること、信じること (きく)

今日から9月ですね。
時間が経つのは早いものです。
今日はプールに入りました。
今日は朝の集まりで、プールが終わった後の約束をしました。
シャワー浴びるよと声をかけたらどうするか尋ねてみると、「シャワーあびる」「おかたづけする」という声が聞こえてきました。
今日もできるかなと聞くと「できる」とのたくさんの声が。
その声に期待を持ち、信じ、プールに入りました。
プールでは今日も小さいボールをたくさん入れました。
それを投げて遊ぶ子もいれば、バケツにたくさん入れて、カップも並べて、お家ごっこをしている子どもたちもいました。
「どのアイスがいいですか?」といろんな色のアイスを持ってきてくれます。
アイス屋さん、今日もやっています。
他にも、大きなプールで保育士の真似をしてバタ足をやってみる子もいました。
何人も揃うと結構な水しぶきになります。
この間、幼児組のプールでお兄さんたちがやっていたのを覚えていた子もいたのでしょうか、上手にバタ足していました。
そして、楽しい時間もたんぽぽ組さんが待っているので終わりの時間になりました。
「そろそろシャワー浴びるよ」と声をかけていくと…
スタッとプールから出てくる子や片付けを始める子が。
まだ遊ぶ子もいましたが、いつもより何だか早いな…と思い、約束のことを覚えていたのかと思わされました。
実は昨日、本当に遊びに夢中になって大分プールから出てこなかった子が数人いました。
遊びこむことも大事なことなのですが、守らなくてはいけないルールもあります。
昨日も話をして、今日プールに入る前から約束をしてみると、この姿でした。
昨日遊んでいた子もすぐに片付けていたので、たくさん褒めました。
今の子どもたちはどこまで大人の話を覚えていて、理解しているかとわからないこともありますが、伝えていき、その先にある姿を信じていくことも大切だと感じました。
(H.K)

◆自分から。 (たんぽぽ)

今日も暑い日差しがさしていたので、プールに入りました。
みんな大はしゃぎで水遊びを楽しんでいました。
一番大きな青いプールの縁に立ち、そこから水の中にジャーンプして遊んでいた〇くん。ですが、少し足をすべらせてしまいました。『水で塗れてるとそうやってすべるんだよ。転んだら怪我しちゃうからやめておこっか。』と伝えると、
「うーん・・・じゃあ水の中でジャンプする。水の中でジャンプしてもおんなじようにバッシャーンってなるよね」と。〇くんは上に乗って飛ぶことよりも大きな水しぶきを作りたかったようです。ちゃんと考えて自分で上手に遊びを切り替えて楽しんでいてとてもすごいなと思いました。
昨日に引き続きボールでもたーくさん遊んで大満足の子どもたち。
「そろそろお給食だからお部屋入ろう~」という声にぞくぞくとシャワーをしに来てくれるのですが、中にはもちろんそうではない子も。まだまだ遊びたい気持ちが山々です。
おもちゃを片づけながら「楽しかったね~また入ろうね」という言葉をこれでもかと掛けてみました。
『楽しかったね』という言葉にはうんうんと頷きながら何度も共感してくれたのですが、まだ遊びたくて目をそらす□くん。
「そっか~楽しいよね。わかるよ」と言うと少し寂しげにプールを自分から出た□くん。「どうすることにしたの?」と聞くと「また今度にする」と言ってくれました。
「遊びたかったのにえらかったね」と伝えるとさっきまではしょんぼり顔だった□くんの口元は緩んでいました。
そんな□くんの姿を見て最後まで入っていた☆くんも、自分から出ておもちゃも片づけてくれました。
まだまだ遊びたい気持ちを抑えつつ、考えて「また入る」ということにした□くんの切り替えた気持ち、とても嬉しかったです。
子ども達自身が自分で考えて気持ち良く切り替えられるような関わりの大切さ、改めて感じました。
S.S


◆トーナメント(うみグループ)

最近うみグループではUNOよりも「ドーナツかるた」が流行っています。
子ども達が「ドーナツかるた」と呼ぶゲームはトランプの神経衰弱のようなものです。
昨日は6人の年長女児が集まりゲームをしていましたが、3人対3人のチーム戦にし始めると、さらにヒートアップして同じチームの仲間と協力しあいゲームを楽しんでいました。
今日も朝からドーナツかるた。
朝保育の時間は友達が少なく、チーム戦ができなかったのですが、その代わりに今度は1人対1人のトーナメント戦へと発展していきました。
「おはようございます」と保育士が受け入れると、「一緒にやろう」と次の挑戦者を探して、年長中心にゲームが繰り広げられていきました。
朝の集まりでその様子を伝えると、ゆり・もも組の子ども達も「やってみたい」との声が上がりました。
もも組とゲームをする時には対決にはせず、ゆっくりペースで一緒に行なってくれている姿もありました。
ひとつのゲームを通して、様々な子ども同士の人間関係を知ることができました。(B・K)
◆世界 (にじグループ)

今日はプール遊びと室内遊びでした。
最近では、室内遊びが充実しているようで遊びの集中時間が長くなったように感じます。
その為、朝の集まり、帰りの集まりの時間が遅めになりました。それだけ遊びに夢中になっているからです。
登園し、すぐに昨日の続きを覚えていた子どもがおりました。
保育園での遊びが楽しくて中々降園しない姿も見られます。明日の続きにしようと約束をすることもしばしばで、明日になると一直線にその場所に向かっていたりもします。
朝の集まりでは、手洗いやうがいの話をしました。手の洗い方とうがいの仕方を伝えていきました。意外に知らなかったのは、ぶくぶくうがいとガラガラうがいの両方が必要であることでした。園庭から帰ってきたときにするのは・・・?
ガラガラうがい・・・ですが、最初にぶくぶくうがいをして最後にガラガラうがいをするという事です。
世界の絵本も見ました。
世界のことば、世界の話、世界の家、世界の土地・・・etc.
興味を持って聞く子ども達が多く世界はこんなところに住んでいる人がいるんだ、世界には、こんな場所があるんだ、こんな服があるんだ・・・沢山の学びがあったようです。
年長男児が、集まりで「地球の発表をしたいと思います」と堂々と発表してくれました。「日本が2時の時は、北アメリカのデンバーは・・・夜の9時です」地球儀を回しながら教えてくれました。時差についてまでは探究は行かなかったのですが、今日の帰りの集まりでも発表するそうです。今回は国旗についてだそうです。
日々沢山の発見と興味が増えています。
k☆y


◆優しさ…みんな見てるよ loghouse5 (そらグループ)

今日も、室内遊びとプール遊びを行いました。
「お家の続き作りたい」「床のボンド乾いたかな」
朝から、子どもたちの期待に満ちあふれた声がたくさん聞こえてきます。今日もたくさんの子がログハウス作りを行いました。
ここ最近の子どもたちの取り組む姿勢、主体性には本当感心させられます。
今日、多かったのは年少児。
一つのテーブルに全員年少さんという場面もありました。
互いの作品を褒め合ったり、手にたくさんのボンドがついてしまい笑いあったり…。一見普通に楽しんでいるように見えますが、人間関係においても今までにはなかった立派な成長です。
「できたー」
床の部分を作り上げた年少の◇◇くん。
「できた」と言うと、すぐその場から去ってしまいました。
どこに行くのだろうと見守っていると、なんと向かった先は、昨日ご紹介した、友だちのログハウス用のトイレを作ってくれた年中の△△ちゃんの元でした。
そして、戻ってきた◇◇くんが大事そうに持っていたのは、△△ちゃんが描いてくれたトイレの絵…。
昨日の△△ちゃんたちの関わりを見ていたのでしょう「トイレを作って」と頼みに行っていたようです。
◇◇くんの自発性、そして、△△ちゃんのこころよく引き受けてくれる優しさに感動です。
昨日、ご紹介した二週目に入る年少の〇〇くん。「今日は、ブロックで遊ぶのー」とブロック遊びを行っていました。とても平和で心温まります。
今後も、子ども一人ひとり、それぞれのペースで無理なく行えたらと思います。
T.N


Posted in 園のこだわり