第1回 菩提樹の会
2016年08月25日 木曜日
22日の三感ブログでお伝えした『第1回菩提樹の会』が終了しました。30名以上のご参加があり、育子園ホールが狭く感じられました。研修内容は、ドラマレク研修「コミニュケーション能力と表現力を高める体感セミナー」と小学校教育現場より、実践発表です。
ドラマレク研修ではいろいろなレクを通し、心をリラックスさせたり、人と人との触れ合いの大切さを感じたり、コミュニケーションを楽しんだり・・・、最後には全く初対面の方と大笑いしながら、人と関わる大切さを感じることができました。
実践発表では、不登校だった生徒やその母親との触れ合い、そしてその子が大人になった今の活躍を通し、子どもを愛し、信じ、待つことの大切さを教えてくださいました。発表をしてくださった先生がおっしゃっていました。
「不登校の子は、無理して自分を押し殺したりせず、学校に行かない選択が出来る強い心を持っている」「いい大学に入って、エリートコースに進む子がいてもいい。でも、そういう子は一部で良い。いろいろな子がいて、一人ひとりが自分の持ち味を生かして社会は成り立っている」「マイナスに思う事があると、そこにばかり目がいってしまうが、それ以外の素晴らしさに目を向けていくことが必要」と・・・。
集団から離れている子を見ると、どうしても集団の中に入れなければと思ってしまう場面がありますが、その子のありのままの姿を受け止め、肯定していく事がどんなに大切かを確認できました。人間形成の基礎がつくられる乳幼児期の子どもたちに日々触れ合う中で、「私は、かけがえのない大切な存在」とより一層、自己肯定感、自尊感情を育んでいけるよう、大切に関わっていきたいと思います。
保育主任
Posted in 三感ブログ