子どもたちの変化
2016年08月01日 月曜日
今年も、来年度に向けての見学者がたくさん来園されています。園の理念の説明の後、園内を見学に回ります。
そして、このところ少し子どもたちに変化があると感じられます。
以前、子どもたちは、お客様の来園に興味があるあまり、気を引こうと、わざと嫌な言葉を発したり、たたいてしまうようなこともありました。また、遊びに集中出来ず、お客様の周りに集まってしまい、行き先をふさいでしまうこともありました。
しかし、最近では、遊びに集中している姿が多く、また、お客様に対して、自発的に挨拶が出来たり、自己紹介をしたり、「また来てね」など、相手がうれしいと思えるような言葉をかけてくれるようなっています。
子どもたちは、 発達と共に、相手が何に対して迷惑と感じるかを予測できるようになり、人の立場を考えて行動できるようになってきます。そのためには、安定した人間関係の中で、自分の思いを素直に出し、相手の気持ちとぶつかり合いながら、他人の考えを理解する経験をしなければなりません。
見守る保育10年目を迎え、この環境は、安定した人間関係が形成でき、また夢中になって遊びこめるものになっていると感じ、うれしく思います。日々、保育の現場で、子供たちの環境づくりをしている保育者たちに、心から感謝の気持ちがわいてきます。
保育主任
Posted in 三感ブログ