◆8月26日(金)の子どもたち
2016年08月26日 金曜日
◆夏のあそび (つぼみ)

園庭の砂場メンテナンスの為、砂場を使うことが出来ませんでした。
そこで、今日はお散歩に出かけることにしました。
行先は、「本5ふれあい公園」です。
木陰があって、風が気持ち良いのです。
到着してすぐは、車が見える道路側にかたまっていましたが、徐々に奥の方に足が進み、小山の上に上る子も出てきました。
木の後ろに隠れて、「ばーーー。」と出てくるときの顔は、たとえようのない満面の笑みです。
ふと足元を見ると、セミがいます。
もう飛ぶ力はないようです。
手にのせてみても飛んでいく様子はありません。
順番に、一人ずつに見せてみました。
興味を惹かれる様子が伝わります。
迷うことなく手が伸びてつかもうとしました。
バタバタバタ・・・・・セミが羽を動かします。
わっ!という顔になるものの、手放そうとする子はいません。
更に興味が出てきました。
保育者の手から、子どもたちの手に渡りました。
つぶしてしまうのでは・・・とヒヤヒヤした子もいましたが、皆触れることができました。
虫採りは夏のあそびの一つです。
園庭でも、幼児たちがお手製の虫取りを持って木の上を見上げている姿を見ます。
今日は本5ふれあい公園で、夏のあそびを体験しました。(N・S)

◆寒天遊び その2(ふじ1)

この夏、2度目の寒天遊びをしました。
前回は室内で行い、量も少しにしたのですが、今回は園庭で豪快に量を増やしてやってみることにしました。
夏らしく、少し水の入ったタライを用意して、その中に色を付けた寒天を入れてみました。
前回は、この時点で「なにこれ・・・」と固まって手が出ない子どもたちでしたが、今回は自分たちから手を出してくれました。
ちょっと苦手な子も、保育士と一緒にツンツンと触ってみたり、コップに入れた寒天を受け取ったりして、全員が少しずつ触ることが出来ました。
牛乳パックに細長い形からみんなの手によってどんどん形が崩れていくと、遊びはさらにダイナミックになっていき、握りつぶしてみたり、隣のタライに投げ入れてみたりと、戸外ならではの遊び方になっていきました。
保育士は頬に寒天を当てて「冷たい」「きもちいい」と話すと、子どもも真似をして「冷たい」「きもちいい」とつぶやいたり、3色が混ざった寒天が光に当たるのを見て「きれい」とつぶやくと、「きれい」と真似してつぶやいてみたりと、言葉のまねっこもしていました。
寒天遊びを通して、手で楽しむ・目で楽しむ・耳で楽しむなど、いろいろなことを感じて楽しんでくれた子どもたち。
これからも、季節ならではの遊び・五感を楽しめる遊びを考え、子どもたちと一緒に楽しめたらいいなと感じました。(E.Y)


◆プールよりも(ふじ2)

今日もいい天気になりプールに入ることにしました。プール前にシャワーをするのですが、いつもなら入りたい気持ちが先走ってシャワーをせずにプールに入ろうとする姿がありました。ですが今日はみんながシャワーの所で待ち、シャワーを浴びてから入ることが出来ました。今日はプール遊びのほかにしゃぼん玉を出してみました。一人二人とやり始めると「私も(ぼくも)」とみんながやりたがり、気づけばプールの中は一人もいませんでした。
何度かやったこともある〇ちゃんがフーッと吹くと出来たしゃぼん玉がプールの水面に落ち浮いていたり、濡れた地面に落っこちてくっついていました。それを不思議そうにのぞいてみたり、触ってみたりしていた子どもたち。そろそろと集まってきて、きっと「なんだろう」と興味を持ち触ってみたと思いますが、そんなちょっとした不思議に寄り添い一緒に「なんだろう」を共感出来たらもっとよかったのかなと反省しました。楽しい瞬間を子どもたちと一緒により共感していけるように心がけていきたいと感じました。
最近はお友だちの名前を呼んでみたり、「おとも」と友だちのことを言ってみたり、泣いていたら頭を撫でてあげたり手をつないでみたり、一緒が楽しいふじ2くみです。
(K.E)


◆楽しい給食(ふじ3)

今日は防犯訓練がありました。少し怖がる子もいましたがきちんとふじ3組のお部屋の真ん中に集まって訓練が上手にできました。
廊下でコンビカーであそんだ後にプールに入りました。子ども達に廊下であそんだ後プールに入ることを伝えました◎ちゃんはさっそく服を脱ごうとしていましたが順番だということを伝えるとプールの準備をするのを止めおもちゃであそび始めました。少し前なら絶対にプールに入ると泣いてしまうような場面でしたが、順番でこれが終わったら自分もプールに入れるんだということが今までの経験や言葉を理解する力もついてきて納得できたんだと思いました。とても◎ちゃんの成長を感じられ嬉しく思いました
その後のコンビカーでの廊下あそびやプールあそびもとても楽しんでいました。
言葉の理解力と言えば最近、ふじ3くみさん達はとてもお話が上手になってきました。以前からだいぶ話せるようになってきたと楽しかわいい連絡帳を拝見させていただくことは多かったのですが、今日の給食の時に今までは食べることに夢中だったり、がんばってスプーンを使って食べたりとしていましたが段々食べることも上手になってきて余裕が出て来たようで食べながらも自分たちが楽しかった思い出話のようなものが聞けました。
始まりは◎ちゃんが「あんぱんまんはきみさ~」と楽しそうに踊ったようなことを話し始めると△ちゃんが「おどった」「あんぱんまんはきみさ~」と言うと☆ちゃんが「おまつりいったの~」と言うと〇くんも「いった」▽くんは「でんしゃのった」とまだ会話とは言えないまでも自分たちの楽しかったことを一生懸命にお友だちに話したり、保育者にも伝えようと保育者の顔を見て話しかけたりしてきました。給食もおいしそうにもりもり食べていました。楽しい気持ちで食べると給食もさらにおいしく感じるのかなと思いました。(なかなか苦手なものは進みませんが、がんばっていました。)Y.N


◆刺激を受けて(きく)

今日は不審者の防災訓練がありました。きく組さんは朝の会の最中で椅子に座って保育士のお話しを聞いている所でした。ぴたっと静かになるきく組の子どもたち。保育士が「しーだよ」と口に指をあて声を掛けると、子どもたちも真似っこして「しー」と周りのお友だちに教え合い始めました。なんでも真似てみる姿は、どこか小さな先生のようにも見えました。
今日は朝からプールに入ることを楽しみにしていた子どもたち。保育士からプールに入る前の準備について話を聞くと、自分たちで着替えを始めます。衣服が脱げなくて困っている子も、保育士にできなかった事を知らせに来てくれ一緒に着替えたりもしました。また、衣服を自分で畳める子も何人かいました。そこで、〇ちゃんにも見本を見せながら「お洋服畳めるかな?」と試しに話してみると、上手に畳み始めます。〇ちゃんも畳めたことに喜びを感じたのか、嬉しそうな表情をしていました。なんでもやってみようとする姿は素敵です。
プールではびっくりするぐらいワニさんのようにすいすい泳いでいる子が何人かいました。お水に顔がつかないように顔も上手に上げて泳ぐのを楽しんでいました。また、周りのお友だちもその子たちに刺激されるようにワニさんになって泳ぎ始めます。幼児組さんの大きいプールにも今日は入りにいきました。ほとんどの子が誘ってみると「いきたい!」と言ったので遊びに行くことに。大きなプールにも全く動じず自分から入っていきます。歩いてみたり、□ちゃんはワニさんで泳いでいてびっくり!!気持ちよさそうに泳いでいました。その後幼児組さんが入りに来ると、きく組さんも壁にぴたっとくっついて幼児組さんのすることを見学し始めました。「次は座って足を上げます」と幼児組の先生がお話しすると、△ちゃんは真似っこして同じようにやり始めました。保育士は子どもたちの様子を側で見ているだけでしたが、またここでも刺激を受けてやってみようとする姿がありました。幼児組さんのようにやってみたいという気持ちや、見ていて楽しそうだなという気持ちの表れから、そのような姿に繋がったのかと思いました。
子どもたちのやってみようとする姿に今日は驚かされた1日でした。そのような姿があってこそ、色んな事が出来るようになっていくのかな?と感じました。また、新しい子どもたちの発見や姿をお伝えしていけたらなと思います。(U.R)


◆じぶんから (たんぽぽ)

スカッといい天気です。こんな日はやっぱりプールです。プールの前の準備の姿もまた可愛らしい子どもたちで、いつもロッカーに置いてある水着を自分で出してくるのですがプールが大好きな〇くんは、張りきって自分のロッカーに行きました。でも、とっても悲しそうな表情をして保育士の元までやってきました。
「ないの~・・・」
「えっほんと??」
と覗きに行くとなんとロッカーのフックに引っかかってぶら下がっていました。まさか、つるされているとは思っていなっかった〇くん。引き出しを見てみたり、ロッカーの中を探っていました。
「〇くーんあったあった」と知らせると
「あーっあったあった!!」と目を輝かせて水着を抱きしめていました。とても、嬉しそうな表情を見せてくれました。
〇くんが、自分で水着を探しに行ったからこそ見つけたときの喜びは本当に嬉しかったことでしょう。何でもできる大人がやってしまうのでなく、〇くん自身が自ら必要と思って探し見つけたからこそ大きな喜びになったんだと感じました。
昨日、プールの支度をしている時から「プールはいらない・・」とプールに気持ちが向かなかった△ちゃん。色々誘ってみましたが結局、プールが出来ない子と一緒に園庭で楽しみました。
そして今日の朝、△ちゃんに会うと
「せんせ!今日はプールはいるんだ~」と言っていました。
「そうなんだ、昨日はどうしちゃったの~」と尋ねると
「おうちかえったらさ、はいりたくなっちゃた」と言っていました。
△ちゃんは、昨日ちゃんと自分の思いを表現して実行してみて『やっておけばよかった』と感じたようです。
すごく、おおきな経験だと思いました。
自分で考えて感じて、経験して、〇くんも、△ちゃんも『自ら』の気持ちが良い経験へと繋がっていったように感じました。U・A

◆おもいやり(うみグループ)

今日は、もも・ゆり・ひまわり組の学年別にプールへ入りました。
最初にもも組から入り、室内で待っている子ども達は好きな遊びをしながらも、「何時から?」「まだかな?」と少しソワソワしながら順番が来るのを楽しみに待っていました。
年長がプールに入っている間、ゆり・もも組の子ども達だけになりました。
普段は一人遊びをしていることの多いゆり組の〇くんが「はい、ここに並んでくださーい」ともも組のお友達を何人か並ばせて、「恐竜であそぼう」と先頭を切って向かっていきました。
別のお友達が使っていて、貸してもらえないと「では、こっちでUNOをしよう」「次はこっちでーす」と仕切っていました。
もも組のお友達がやることに、「すごいねぇ」と座って目線を合わせながら伝えていたり、何でも教えてあげたくて仕方ない様子で、お兄さんぷりを発揮していました。
言うことを聞いてくれなくて思い通りにいかない時もあり、少し強引に手を引っ張ってしまうことや、強い口調になってしまう時もありますが、お友達の表情を見て自分でハッと気づけている姿もありました。
大人が声をかけることがなくても、子ども同士で気づきあえ、思いやりを持って関われる姿に成長を感じ、その時の子どもの発達をしっかりと見ながら大切に関わっていきたいなと感じました。(B・K)
◆特別な時間(にじグループ)

今日は、年齢ごとにプール遊びを行いました。
朝の集まりでは、子ども達の作品の発表の時間を設けました。
家で園の遊びの「続き」をしたことや、園とリンクした遊びを発表する子どもが多かったです。園の遊びを家でも、家での遊びを園でも行える環境を大切にしていければと思います。
日中は室内遊びとプール遊びをしました。
プール遊びは年齢ごとに分かれて遊びました。組ごとで入ったので子ども達は特別な日のように思えたのかもしれません。
年少児も保育者の話を聞きながらプールに慣れる遊びを行いますが、集団行動にむらがあったり、話は聞いているけども実際行うとその切り替えが難しかったりしました。年少児ならではの勢いと可愛さでそれはカバーできているように感じます。
年中児は、年少児との入れ替えの際に途中参加でプールに入ってきた二歳児に少しだけそこで遊んでいいよと譲ってくれました。その後、水に慣れる遊びの時間では二歳児にお兄さんお姉さんはこんな事出来るんだよ!とばかりに水に浸かったり、バタ足を見せつけてくれました。
年長児は、カメラマンの保護者の方の前で少し照れながらも少しでもいいところを見せようと頑張っている姿が印象的でした。遊びながらも笑顔を振りまく女の子や、遊んでいてもカメラに顔を向けるサービス精神があるのは年長児ならではの様な気がします。
週末となり疲れが出ている子ども達も増えてきています。ご家庭でもゆっくり体を休めて生活リズムを取り戻していければと感じます。
k☆y

◆ログハウス3 (そらグループ)

今日は、室内遊びと年齢ごとにプール遊びを行いました。
プールまでの時間、また、プール後、子どもたちは思い思いの遊びを見つけ楽しみます。
「先生、お家作りたい」
プール後にやってきたのは、先日、ログハウス作りを行っている祭、作らずにじっと友だちの作る様子を見守っていた年少の△△くん。
この数日、△△くんなりに考えていたのでしょう今日、「やってみよう」という気持ちになったようです。
「やってみよう」という気持ちになってくれたのもそうですが、その気持ちの変化を素直に伝えてくれたことに嬉しく、成長を感じました。
「さいしょ屋根作るの?」「のりべたべたー」
友だちの作る様子を見守っていた時とはまた違った笑顔を見せてくれた△△くん。本当に嬉しそうで見ていて心温まりました。
一週間前から集中して取り組んでいる年少の〇〇くんもラストスパート。屋根を残すのみとなりました。
「あっトイレがないよ」と〇〇くん。
まだまだ続くかもしれません。
T.N


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