◆8月23日(火)の子どもたち
2016年08月23日 火曜日
◆聖堂のお散歩も楽しんできました。 (つぼみ)

聖堂までお散歩に行ってきました。前回までの聖堂のお散歩では、お散歩カーの揺れで寝てしまう子が多く、夢の中でのお散歩になることもよくありました。
今日は、行くまでの間、「あ、あ…」と言って指さしが多く見られ、周りのモノに関心が行くようになりました。車や葉っぱ、花などに目を向けているのが分かり、お散歩を楽しめているのがよくわかりました。
そしてみんな帽子もかぶっていられるようになったのにも、びっくりでした。かぶせてもかぶせても取って捨てることの繰り返しでしたが、帽子をかぶると外に行けるというのが分かってきたようでかぶせても当たり前のようにかぶっていました。たまに捨てられていることもありますが、それも玉にきずです。そんなところでも成長を感じるこの頃です。
聖堂では、みんなの成長に負けないぐらいに大きくなった蓮の花を見てきました。背が高くなっていて、葉っぱもみんなの傘になりそうなぐらいにまでなっていました。
ちょっと暑くなってきたので聖堂の1階ロビーで遊んできました。初めてお散歩カーから降りた場所にも関わらず、降ろされた途端に、好きな場所に行きました。怖さ知らずで四方に飛広がり、保育士はあっちこっちと追いかけます。そして階段までみつけて登りだしました。
1人降ろすと、次の子が登り始め、エンドレスのように降ろし、保育士はばてそうになるものの、子どもたちは笑顔で何回降ろされてもが登って行きました。
水分補給をして帰ってきました。ウトウトした子もいましたが、みんな元気で帰ってきました。子どもたちの体力がついてきたのにも驚きました。お散歩1つからでも、たくさんの成長を感じました。
M.K


◆みんなともだち (ふじ1)

今日も、沢山の子ども同士の関わりが見られました。
朝のおやつの後、クッションに座っていた〇くん。
そこへ◇ちゃんがやってきて、自然と後ろに座りました。
二人で左右に揺れたりしていたので、近くで大型バスの歌を歌うと、声をあげて笑いながら、さらに激しく揺れてたり、前に進もうと足で床を蹴ったりして、とても楽しそうな一面を見ることが出来ました。
園庭では、思い思いに好きな場所で遊びだしました。
黙々と滑り台をしたり、砂場で遊ぶ子もいますが、夏休み中にふじ2組3組と過ごして楽しかったのか、近くに行って仲間に入って遊ぼうとする姿が見られたり、水の入ったタライの側で水を掛け合ったりして関わる姿が見られ、以前よりも子どもたちの遊びの視野、他児への関心が広がっているんだと改めて感じました。
私たちも視野を広げて、ふじ2組3組と今まで以上に一緒に遊んだり、関われるようにしていかないといけないなと思いました。
園庭で沢山遊んで、シャワーを浴びてさっぱりした後は、お部屋で水分補給です。
「お水、飲む人~」と声を掛けると、自然と丸テーブルの周りに座り出した3人。
本当は、給食同様に椅子に座って・・・と思っていたのですが、あまりの自然さとほのぼのした雰囲気にそのままそこで飲むことにしました。
お互いに顔を見合い、笑い合って飲む姿が、本当に可愛くって、見ているこちらまでニコニコしてしまいました。
自然と関わり、自然と笑顔になれるって、すごいことです。
毎日一緒にいるから、みんなが顔見知りになり、みんなが友だちになって仲良くするからこそ、出来る事なのかもしれません。
まだまだ、友だちとの関わり方を研究中のふじ1組の子どもたちですが、今日の自然さを見ていて、とても頼もしく感じ、今後が楽しみになってきました。
私たちも、みんな友だちの一人として、楽しく関わっていけたらと思います。(E.Y)


◆伝えたい思い (ふじ2)

今日は久しぶりに10人全員の登園となりました。
お友だちを指さしながら、「〇ちゃん」「☆くん」と名前を呼ぶなど、子どもたちも嬉しそうな様子です。
今、子どもたちはお友だちと一緒が嬉しいという気持ちが大きく膨らんでおり、絵本を一緒に見たり、手をつないだり寝転んだりと、にぎやかです。
昨日のブログにもあるように、お互い譲らないぶつかり合いもありました。
時々絵本の取り合いになったり、『もっと手をつなごう』『いやだ』といったやり取りを織り交ぜながら関わりを深めています。
図鑑を見ていた数人の子どもたちから何度も楽しそうな声が聞こえてきました。
どうやら図鑑に出てくる動物と、壁に貼ってある動物を見て「おんなじ」「パンダいたね」「ここよ」と次々に指をさしているようです。
立ち上がって壁の写真に触れ、また絵本を指さし笑い合うなど大盛り上がり。
写真を張った当初から、指をさして『おんなじ』と伝えてくる様子は以前のブログでもお伝えさせて頂きましたが、子ども同士で一緒に図鑑を見たり、言葉で伝えようとする姿が増えたりと、変化が見られました。
言葉がはっきりとは出ていなくても、お友だちとのやり取りの楽しさを感じている事が、子どもたちの笑顔から感じられます。
保育士への伝え方も力強さを増し、一生懸命表現してくれます。
そんな子どもたちの伝えたい思いを、しっかり受け止め大事にしていきたいと改めて思いました。
O・Y


◆久しぶりの13人 (ふじ3)

全員の顔がそろいました。久しぶりの13人は、「この顔に会えた」「あの顔に会えた」の喜びで、朝からとっても賑やかです。
カブトムシを囲む姿にも成長が見られます。あとからやってきた〇くん、カブトムシを取り巻く中に割りこもうとしましたが入れず、「いーれーて」。周りの子たちも「いいよー」と快く応えます。ちょっと言い合いになると、両方の肩を組んで、まあまあとなだめながら、「仲良くしてね」と仲裁する子もいます。
ちょっと大きい声を出す子がいると、「しーっ」と声をかけあい、カブトムシにも「ごめんね」と誤っています。カブトムシを見ているだけでも、こんなにも様々な子どものやりとり、いろんな姿が見られ、とっても楽しいです。
久しぶりのにぎやかなミッキー体操、朝の集まりをしたあとは、園庭に出ました。靴下入れを下におろすと、自分の靴下を取るだけでなく、おともだちの靴下も取って、「はい」と渡す姿が多く見られます。
園庭では、相変わらずトランポリンが人気。そして、お友だちが一緒。一緒に跳ぶのが楽しいのです。トランポリンの横から、大型遊具の下にもぐれます。〇ちゃんが入っていって、「電車なの」と言うと、すかさず他の子たちも入っていって、「ご注意くださーい」と車掌さんの真似をします。
電車ごっこが楽しそうだったので、フープを3つ縄跳びでつなげて、電車にし、園庭を走ってみました。2人と保育士で始めたのですが、あっという間に子どもたちが集まってきて、ふじ3くみ号になりました。子どもたちだけでも、やってみようとする姿もあります。男児が4人、一つのフープに入って、楽しそうに歩いていました。
お友だちの“楽しい”を一緒に感じたい、自分の“楽しい”をお友だちにも一緒に感じてほしい、そんな気持ちが子ども同士の関わりにつながっていくのがはっきりと見え、笑顔がはじける久しぶりの13人集合です。
(T.M)


◆驚きと感動の出会い (きく)

昨日の台風から、今日は午前中はいい天気になりました。
プールに入りました。
今日はきく組が1番目。
いつものように着替えて体操をして、プールに向かおうとすると…
ベランダに何かを見つけた〇くん。
「あっ」
それを聞いた子どもたちも保育士も近付いて見てみると、なんと透明の容器の中に2羽の蝶々がいました。
以前、幼虫を見つけて持ってきた保育士がいました。でも、蝶になる青虫とは違っていたので、毛虫か何かかと思い、あまり気に留めていませんでした。
それがしばらく経った今日、なんと羽化して蝶々になっていたので、驚きです。
蝶々をみんなで覗き込み、「わぁ」とキラキラの表情であったり、恐る恐る見る子がいたり。
可哀想なので、みんなで逃がしてあげることにしました。
「せーの」で容器の蓋を開けると、一羽はパーっと飛んでいきました。
それを見て、「ばいばーい」と手を振る子どもたち。
離れていくのをずっと見ている子もいました。
もう一羽の蝶々はまだ羽が広がりきっていなかったのか、飛ばずに、〇くんの洋服に移りました。〇くんが恐がっていましたので、みんなで葉に移してあげようと決め、移してあげました。
そして、お待ちかねのプール。
今日もそれぞれに思い思いに遊んでいました。
プールの途中でも、いなくなった蝶々が入っていた容器を気になって見に来た◇くんもいました。
「さなぎ、みつけたよ」と見せてくれました。
あまり経過を観察して楽しめなかったことは反省ですが、子どもたちにとって、感動の瞬間であったことは確かでした。
夏ならではの生き物との関わり。いのちを感じられるとき。
大切にしていきたいと思います。
(H.K)


◆ともだっちっていいね (たんぽぽ)

昨日は、大変な天候でした。子どもたちの会話から「たいふう」と単語が聞こえてきました。とても、印象深かったようです。そんな天候から、一遍。今日は太陽の日差しを感じました。
そんな日はプールです。プールの日に限らず、活動の節目には片付けをするタイミングが何度かあります。そんな場面では、子どもたちの個性が出ます。今日は、大好きなプールです。「お片付けおねがいね」の声掛けに、さっと目の前の物を片付けておしまいにして早々に椅子に座る子もいます。次の活動が楽しみで、ついつい忘れて座ってしまう子もいたり、自分の分は片付けてくれる子もいます。
そんな中で、〇くんと〇ちゃん。一度、片付けを仕上げていたのですが、おままごとの玩具が散乱している様子に、保育者が「あーあ・・・」ついと言ってしまいました。子どもたちに聞こえるように言ったつもりはなかったのですが、その姿を見ていたようで、急いで片付けにやってきてくれました。
自分が使っていたわけでもなかったのに。素敵です。
「ありがとね、たすかっちゃた」と伝えると
「せんせい、たすかっちゃたの」とにっこりしてくれました。
誰かに褒めてもらうのは嬉しいものですが二人の姿はすごく自然で褒められようと思ってやったようには感じませんでした。そんな思いはとっても素敵だな・・と感じます。誰かの為でもなく本当に自然でした。そんな保育者とのやり取りが友達に伝わっていき、
「私もやったよ」
「ぼくもやった」
そんな会話が飛び交います。
それがまた、良い雰囲気に広げていってくれます。どこかできっかけがあるからそんな意識が生まれていくわけで、集団とは本当にいろんな経験を広げてくれます。一つひとつの様々な出来事を、子どもにとってのプラスの経験につなげていけるような環境作りをしていきたいと感じました。
今日は、プールに出かける前は室内で楽しんでいます。粘土遊びでは、隣り合わせですわって楽しんでいた△君と◇君。2人、粘土を使って戦いごっごのようにして楽しんでいました。そこから、△君は◇君の粘土の作品を見て
「これなに~すごいね~」
と言っていました。
人の作品を見てすごいなと感じたり、言葉にしたり・・そんな事が出来るようになってきているんだなと感動しました。自分以外の誰かにも気持ちを持てる姿が見られるようになってきています。たんぽぽ組のさらなる絆がどんどん芽生えているように感じます。U・A


◆いろいろな表現 (もも)

今日は、ピアノの音・リズムに合わせ様々な動物に変身する表現遊びと鈴を鳴らしながら体を動かし、曲が止まったら友だちと一緒にフラフープの中に入るっといった遊びを行いました。
子どもたちは、曲が流れ始めると様々な動物を想像し、体を使って表現します。
遅めのリズム…
「ぞうさんだ」「クマだよ」
速めのリズム…
「魚だ」「鳥がいいよ」
跳びはねるようなリズム…
「うさぎさんになろう」「カエルだ」
これまでもリズム遊びを行ってきましたが、今日は、こちらが遊び方を提供するだけではなく、子どもたち自ら想像し主体的に取り組む姿が多く感心させられました。
「魚だからこうやって泳ぎたい」
曲が始まる度、嬉しそうに発言、参加する◯◯ちゃん。自分の気持ちを表すだけではありません…。
他の子が「こうやってみたい」と言うと「あっ楽しそう」と、他者の気持ちに共感してあげる姿もありました。
◯◯ちゃんだけではありません。様々な遊びを通し、このような相手のことを考えるといった関わり合いがたくさん見られました。成長を感じさせられます。
これからも子どもたちの成長を温かく見守っていきたいです。
T.N

◆音楽クラブ (ゆり)

今日も天気に負けないぐらい元気なゆり組。
講師が「今日はこの音符の音を先生がピアノで弾くので、その音に合わせて楽器をならせるかな?」と鈴、カスタネット、タンバリンを出してくれました。それぞれ自分たちのやりたい楽器を決めて取りにいき、鈴は旗音符、カスタネットは黒音符、タンバリンは白音符の音が流れるとホールの中を音に合わせて歩いたり走ったりして音を自分たちで出してみました。
自分の楽器の音ではない音でも子どもたちはこれはどの楽器の音かが分かっているので「タンバリンだよ」「鈴だよ」「カスタネットだよ」とお互いに乗り遅れている子がいると教え合ったりしている姿も見ることが出来ました。
そして、最後にはおなじみの焼き芋ジャンケンの曲でスキップ音符をみんなでやり、焼き芋じゃんけん大会が開かれると、「今日は僕が勝つぞ」と言う気合の入った表情で臨む子もいたりとゲームでも本気の戦いが始まったように感じました。
激戦を制したのはそらぐるーぷの〇くん。
先生に「お名前は?」と聞かれるとハキハキと答えていてチャンピオンの風格さえ出ていました。
耳で感じ、楽器を使って音を表現する。大人にとっても、難しいことを子どもたちはあっという間にできてしまうのは子どもたちの感性が素晴らしいからかもしれません。
これからもその感性を大切にしていきながら音楽クラブを楽しんでいけたらと思いました。
(K.H)

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