◆8月22日(月)の子どもたち
2016年08月22日 月曜日
◆台風ですって (つぼみ)

昨日からの予報通り、関東地方は台風が通過中です。
空は暗く、横なぐりの雨・雨・雨・・・
でも、つぼみ組は晴れ渡っています。
今日も元気。
雨風に当たらないように、それぞれの家庭で大事に包みこまれたようないでたちで登園してきました。
どの部屋も、今日はお部屋でゆったり過ごしています。
つぼみ組ものんびりとしました。
最近、ふじ1組からスライドした玩具でよく遊んでいるのですが、よく観察してみるとちょっと前とは違うことに気が付きました。
小判型のプレートや俵型のお手玉の型落としがブームなのですが、左手から右手に持ち替えてから型に落とすという姿を見ることができました。
利き手が右手なのでしょう。
以前には見られない様子です。
また、ミッキー体操の片足を上げて「トントンピッ。」のところは、棚につかまって脚を上げてやろうとしています。
首を回すところは、回しているつもりなのか、下をじーっと向いていました。
皆、細かい部位を自分の意思で動かせるようになってきているのです。
まだまだあります。
給食の後、布団に横になると、自分でお腹のあたりを「とんとん。」し始めています。
わかっています。
ここを「とんとん。」すると気持ちよくなって眠くなる・・・
セルフサービスです。
仕上げに、眉間のあたりを一回二回三回と撫でたところでZZZ・・・
気持ちよく入眠しました
何でも口に入れて確認中の☆ちゃんは、保育者たちの大切なものも確認したようです。
台風ですって。
でも、つぼみ組は今日もぎんぎらぎんの絶好調でした。(N・S)

◆吸収力 (ふじ1)

朝からご機嫌な子どもたち。月曜日から楽しそうな笑顔が見られると私たちも嬉しいです。今日も7人全員集合しました。
台風で天気が荒れていますが、雨が強い様子が分かるのかちょこちょこ見に行く姿がありました。「(あめ)ざーざー」と言う姿もあります。
新聞遊びをしました。数回経験しているということもあり、抵抗なく新聞を触ります。
・新聞が裂ける感触が面白くて、何度もひっぱって裂く。
・ちぎった新聞を丸めたり、丸めた新聞をおにぎりに見立てて作る。
・小さくちぎった新聞紙を大きな新聞紙にのせて上からふらす。
・新聞紙を体の上にかけて、お昼寝ごっこをする。
・小さくちぎった新聞紙の中でごろごろと転がる。
保育者のはたらきかけに興味を持って遊ぶことが多いですが、裂くことや、体にかけることなど、やってみて面白いと感じることは何度も繰り返して遊んでいます。経験を重ねていくたびに徐々に遊び方も変わってきていることがわかります。
くまのぬいぐるみに布団をかけてトントンする・・・そういった遊びも見られます。遊び方を伝えたわけではないので、家庭や園で経験したことを同じようにやってみようとしていました。子どもたちの吸収力に驚かされます。
(N.M)


◆なかなかうまくいかないこと (ふじ2)

台風の影響で朝から大雨が降っていましたが、そんな天気にも負けず朝は「おはよ~」と元気にあいさつしてくれるふじ2くみの子ども達です。
そんな今日はお部屋でゆっくり過ごすことにしました。
「カキカキお絵かきする?」と聞くと、遊んでいた手が止まり、「もうやる」というように表情が変わりました。朝の集まりでも「今日は雨ザーザーだからカキカキしようか」と伝え、「今日も元気にあそびましょう」と集まりが終わると向かう先はピンクの扉。以前にもお絵かきをしたことを覚えていたようで、やる気満々の子ども達の瞬間でした。
今日はふじ2組の部屋の床に大きな模造紙を敷いて、みんな同じ紙に描いてみることにしました。クレパスを渡すと「これも、これも」といろんな色を使って描いてみたり、次々と重ねて描いてみたり、友だちが描いている様子を「何描いてるのかな?」と覗き込む姿も見られました。
また、保育士が描いたりんごの絵を見て、おままごとのリンゴを持ってきて「りんご(同じ)」と見せてくれた子もいました。久しぶりのクレパスに、鼻に近づけて匂いを嗅ぐ姿も見られ、子どもたちなりに5感を使って感じられるようになったんだと感心しました。
それぞれが集中して描いているのも束の間、「ここは描くところがなくなった(白い所がなくなった)からあっちへ行ってみよう」と場所を移動し、友だちのクレパスを自分のと思い使うと「ん~んっ(ちがう)」とどちらも折れない意地の張り合いのような瞬間もあり、移動したけど自分のとかぶってると嫌な顔をしたり、同じ紙に描いといてもそれぞれのタイミングややり方などがあり、相手を気にするようになってきたふじ2組の子どもたちでも、まだまだスタート地点なんだと感じました。
自分の時間が多い子どもたちですが、個々も大切に一緒に取り組めるものも増やせていけたらなと思いました。
(K.E)


◆ゆびがここちよい。 (ふじ3)

朝静かだなぁと思うと読書に励んでいた子ども達。よく見ると、はらぺこあおむしや昆虫の図鑑、かぶとむしの絵本を見ていました。先週やってきた新しいお仲間のかぶとむしの観察も日課になってきました。もにょもにょ動くあおむしは、またさなぎが増えました。全部で7匹いたあおむし。虫かごを覗くと、123・・・と数えるとあれ?一匹足りない。葉っぱの裏にでもいるのかな?とお掃除をしましたがおらず。保育士たちは探しました。
虫かごの近くに飾りの葉っぱがあり、「ここにいたりしてね」と冗談を言っていたらなんと本当にそこにいました。あおむしさん、いつの間に脱走してさなぎになりかけていました。上から籠をかぶせてしばらくそのまま様子を見ることにしました。お部屋にいますので、ぜひのぞいてみてください。
さて、朝の集まりの時に今日は雨がいっぱい降っているね、台風がきているんだよ。と話しました。びゅーんと強い風が吹いて危ないから、今日はお部屋で静かにしていようねというと、子ども達は「静かに」という言葉を聞いて「しーっ」と口に手を当て始めました。静かに過ごすってそういう意味合いで言ったつもりではなかったので、子ども達の解釈に笑ってしまいました。
久しぶりにこむぎこ粘土をしようと思い用意をすると、みんなテーブルに集まってきました。目の前で作ろうと思い、小麦をを見せるだけで「おぉー」と口が開いていました。黄色と赤の食紅も混ぜて水を入れるとみるみるうちにまとまっていき、釘づけ。こねあげるともっちりしっとりといい感触です。手を伸ばして触ると思わず、きゃにやり。という顔を浮かべます。
配ると、まず握りしめて感触を確かめ、手のひらで押しつぶしてみます。以前までは少し躊躇したり触れるまでおびえる子もいましたが、今日はすぐに手に取る子が多かったです。むにゅっとしたかんしょくに「きもちい」ということばが聞こえてきました。
保育士の真似をしてコロコロ伸ばしてへびにしたり、小さくちぎって丸めて並べる子もいました。感触に慣れたことと、集中力がついてきたようで30分以上あそんでいる子がほとんどで中には給食の時間になるまで1時間以上ずっと楽しんでいる子もいました。指先を使っての遊びもだんだん上手になってきた証です。
時折窓の方を気にして大雨と風の様子を見にく姿もありました。あまりの雨風に子ども達も釘づけ。お天気予報では今日は一日雨予報なので、午後もゆっくりお部屋で再びねんど遊びをしたいと思います。
(K*S)


◆『みる』『経験』するということ (きく)

今日は大雨。
部屋できく、たんぽぽ一緒に遊びました。
廊下に巧技台を出し、はしごからすべり台・ジャンプ台を設置し、きくの部屋とつなげて遊びました。
はしごを渡りすべり台へ、ジャンプは「じゅーおーじゃー」とポーズをきめてからジャンプをしていました。みんなかっこよく身体を動かし元気いっぱいです。
元気なのはみんなだけでなく、この天気の中きくぐみで飼っているかたつむりも元気です。
かたつむりのごはんがないのに気付き給食室にかたつむりの大好きなキャベツときゅうりをもらいにいきました。
かたつむりに1つずつキャベツを小さくしてあげてくれました。
「あっ、食べにきたよ」と観察していた◎くん。どれどれ、とみんなも見にきました。
みんながあげてくれたキャベツまでかたつむりがきてくれたのが嬉しかったようです。
となりの机では動物たちのフィギュアを見ながら話しがふくらんでいました。
△ちゃんは「これすいぞくかん行ったとき見たんだよ」と△ちゃんの手にはアシカがにぎられていました。たしかに水族館にいるものだったので、見たんだなということが分かります。
「アシカだね。水族館にいるね」と名前を一緒に言いながら共感しました。
それを聞いた◇ちゃんも「◇ちゃんはこれみたよ」とその手にはサメがにぎられています。
そんな会話を楽しみながらそれぞれ握ったフィギュアを並べて遊んでいました。
お休みの時の楽しかった思い出をしっかり話せるようになったことにおどろきました。
いろんな事を『みて』『経験』していくことでみんな大きく成長しているんだなと子どもたちの姿を見て感じました。
t*s


◆特別な日 (たんぽぽ)

今日は朝から雨でどんよりとした気持ちになりがちですが、子どもたちにとっては「ピンクのカッパきてきたの」「自分で傘さしてきた」「ながぐつ はいてきたよ~」と特別なようで、嬉しそうに話してくれました。
そんな今日はきく組と廊下で遊びました。巧技台やハシゴ、すべり台を見てはやくあそびたいという焦る気持ちもありつつも、一列に並んで待つ姿もありました。たまに混みすぎて順番が分からなくなってしまうときもありましたが、「〇ちゃんが先だよ」と互いに言いながら並んでいました。最近シャワーの時に一列に並んで待つことが習慣になってきているので、その成果かもしれません。いろんなところで身についてきています。
きく組の保育室は久しぶりです。新しくパズルが増えていたり、たんぽぽ組とは違う動物のフィギュアがあったりと子どもたちにとっては新鮮なものがたくさんで、常に目が輝いていました。
最近ブームのハサミもいつもと違う場所というだけでもより集中していました。久しぶりの場所も特別でした。
子どもたちにとってよりよい環境・遊びを保障してあげたいと感じました。
S.S

◆久しぶりのお友達 (うみグループ)

先週まで夏休みだったお友達が久しぶりに登園し、朝から「あ、〇ちゃんきた」「久しぶりだなぁ」とドアまで行って声をかけに行く姿がありました。
朝の集まりでは「夏休みの楽しかった思い出」を聞きました。
海やプール、お祭りに行ったこと、お泊りしたこと、おじいちゃん・おばあちゃんに会ったことなどを話してくれました。
お友達の話しを聞いているうちに、思い出したことも沢山あったようで「僕も」「私も」と素敵な思い出が沢山あり、みんなとても嬉しそうでした。
今日は制作やブロックなど好きな遊びに夢中になり、それぞれのゾーンで友達と一緒にいるのですが、一人で集中している児が多くいた為、室内は普段のうみグループにはない静けさでした。
ですが、お友達が隣に座ると「〇ちゃんに会いたかったんだ」とつぶやくと「うれしい」と頬ずりをして返す姿があり、好きなお友達が一緒の空間にいることだけで嬉しそうでした。
遊びでは、自分の好きな場所へいき、同じ興味を持った仲間と過ごすのを楽しみますが、給食では「お隣にしよ」と誘い合って、会話を楽しみながら、手洗い・配膳・食べる順番・おかわりまで一緒にしてみたりする仲良しの友達もいるということは、子どもにとって安心できる環境なのだなと感じました。(B・K)

◆今日も元気 (にじグループ)

今日は台風が直撃し、室内遊びとなりました。
「かぜすごいね」「雨凄いね」と台風を見て何かを感じている子どももおりました。
室内では広場を作り体操ゾーンを作りました。
跳び箱やでんぐり返しを上手に行う子ども達と、順番を守って挑戦する子ども達の姿を見て元気と生きる力を感じます。
跳び箱を飛ぶ行動にここまで年中できるのはオリンピックの影響もあるかもしれません。
「金メダルです」
とはやし立てると笑顔が止まらないようです。
「ぴー」と奇声にも似た声を上げる子どもがおりました。
どうやら、選手たちに笛の合図で知らせているようでした。
「うちむらこうへいせんしゅしってる?」
「うちむらしってる」
「400メートルで日本銀メダルて知ってる?ボルトとケンブリッジが走ったんだよ」
という会話も聞こえてきます。
休み明けという事もあり、子ども達は多少パワフルではありましたが園でストレス発散が出来ればと感じます。
年長児は、鼓笛の話し合いも最終段階へと向かいました。
お泊り保育のように、自分たちなりの鼓笛演奏を考える時間も煮詰まってきました。
k☆y

◆おやくそく (そらグループ)

夏季休暇の為お休みしていた子どもたちも段々と揃い賑やかになってきました。
久しぶりに登園してきた子どもたち。日焼けして皆の前でにっこり笑顔でお休み中どのように過ごしたか発表していました。
今日は保育室で過ごしました。ブロックや塗り絵、製作や風船ゲームなどそれぞれが好きな遊びに向かっていました。
遊びのきりがよい時にふと思い出したのかザリガニに餌をあげたいと保育士に言いに来ました。水槽を運んでまずはザリガニの観察をしました。水が臭くなっていたので年長男児を中心に水槽の水を取り替えました。
興味を持った年少児もその様子を覗き、触ってみようとしました。
そこで、年長児の〇くんが
「しっぽを掴むとびっくりしちゃうから駄目だよ。」
と教えていました。他にも
「餌は沢山あげすぎちゃうと死んじゃうよ。」
「(水槽を)強く揺らしたらびっくりしちゃうよ。」
など、子どもたちの会話の中でいたわる気持ちが感じられる会話があったため、皆が見てわかるように「おやくそく」を紙に書くことにしました。
みんなで考えた言葉を紙に書くことで、生き物をいたわる気持ち、大切にする気持ちが更に強くなったかなと思います。(K.Y)


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