◆8月19日(金)の子どもたち
2016年08月19日 金曜日
◆変化を楽しむ。 (つぼみ)

ミッキー体操が終わって、保育者が絵本を見せると、自然と集まってきてくれるようになりました。
絵本を口に入れて楽しんでいる子もいますが、読むものだということをわかってきた子が増えたので、『読んで』と保育者に本を渡す姿が見られるようになってきました。
おかげさまで、暗記できるんじゃないかしら・・・と思うほど繰り返し読ませていただいています。
やっぱり成長は嬉しいと感じます。
プールにも入りました。
ちょっぴり冷たい水でも、全然気にせず自分からプールやタライの中に入って行きます。
そして、水遊びに慣れてきたこともあるのか、それぞれ遊び方の世界が広がっているように感じました。
最初は泣いていた子も、今ではタライの中にご機嫌で入っています。
最初から楽しんでいた子は、今ではふじ組さんのプールに入りに行っています。
子どもたち自身で、世界を広げていった子もいますし、保育者の声掛けや関わりで世界が広がった子もいます。
どのタイミングで世界が広がっていくかはわかりません。
だからこそ、きっかけづくりを大切にしていきたいと思います。(I.E)


◆7人の勇士が揃いました (ふじ1)

今日は、久しぶりの7人全員集合したふじ1組。
そのうちの5人がプールに入りました。
回を重ねるごとに、プール遊びにも慣れて、自分からプールに入る子も見られました。
保育士が水しぶきを上げて、それがかかっても泣き出す子はいなくなり、子どもの柔軟性には驚かされます。
自分からジョーロやミニバケツの水をかぶったり、保育士の真似をして手足をバタバタさせて水しぶきをあげたり元気いっぱいです。
その様子をお部屋で遊んでいた子が見ていたので、ミニバケツに水を汲み窓にかけてみると、「わー」と歓声を上げて喜んでくれました。
まだまだ暑い日が続くので、ふじ1組全員でプール遊びが出来たらいいなと思います。
プールの後は、ふじ2組と一緒にホールに行きました。
音楽に合わせて踊ったり、フラフープを電車に見立てて走ったり、その様子をじーっと観察したりと、ひとりひとりとても楽しそうに過ごしていました。
夏休み期間中、つぼみと過ごすことで、小さい子への優しさを知り、ふじ2組3組と過ごすことで、チャレンジする気持ちを知り、ふじ1組の子どもたちは一回りも二回りも身も心も大きく成長したと思います。
これからますます成長をしていく7人の勇士と共に成長していきたいと思います。(E.Y)


◆いたずらなかお (ふじ2)

朝からとても元気なふじ2くみの子どもたちは、担任保育士が見えると「あ、せんせっ」といい反応を見せてくれます。
最近の子ども達はとても活動的でよく動きまわっています。そして見た手遊びも増えてきて、ぬいぐるみや赤ちゃんの人形をお世話する姿も定着してきました。この時期になると「見てみて」とアピールするようにもなりますが、案外遊び込んでいるところを見られると恥ずかしくなったり中断してしまうこともあります。
「あ、邪魔しゃった」と思いながらも次はこっそり見るとお母さんが赤ちゃんにしているようにお世話していたり、「カンカンカン」と口に出しながら電車で遊んだり、子どもたちの世界で楽しんでいるようです。
最近はいろんなことを知ってわかることも多くなってきたので、「これやってみようかな」とやったことがないことをしてみようとしたり、「これやったら楽しい」といたずらなことも増えてきたように感じます。
保育室にあるBブロックを、入っているカゴから思いっきり全部出して「ガチャガチャ」という音が楽しくて数人でバーッとやってみたり、大きな声を出して走り回ったり、大人からすれば「え?」と思うことも、子ども達の中ではそれが楽しいようです。
「あ~やっちゃった」と思いますが、子ども達の楽しいはちょっとの声かけでは止まりません。どの瞬間に声をかえるか難しい時期ではありますが、楽しいことの境目を見極めながら、ルールなどもしっかり伝えて行ければなと感じました。
(K.E)

◆角の生えた新入りと大好きなプール (ふじ3)
すっかりおなじみの、頭を寄せ合って何かを覗き込むこの光景。
あおむしを見ているのではありません。昨日から新たに仲間入りしたカブトムシを見ているのです。保育士がたまたま入手したカブトムシ。様々な虫に興味を持っているふじ3くみの子どもたちと一緒に見たいと思い、持ってきました。
かっこいい角を持つカブトムシは、やはり子どもたちの心をひきつけます。虫かごを覗き込んで、様々に反応を見せます。土の中に半分もぐったカブトムシに「オーイ。」と声をかける子たち。「ちょうちょになるの。」と手をパタパタさせて、保育士に教えてくれる子もいます。
「え?カブトムシ、ちょうちょになるの?」と聞き返すと、「うん」と答えます。虫は、みんなちょうちょになると思っているようです。
「昼間は土にもぐって寝ちゃうから、つまらないね。」と保育士が話していると、登園してきたお父さんに「つまらないの。」と教えてあげている〇ちゃん。思わず笑ってしまいましたが、いろんな言葉をどんどん吸収していくのだなと、改めて自分の発言や言葉使いに気をつけなければと思います。
朝の集まりで「かぶくわ列車」(カブトムシが出てくるお話です)の絵本を見た後は、「今日はプールに入ろう。」とお話しました。「じゅんばんこ?」と聞いてくる▽ちゃんは、ふじ2くみの後に入るから少し待つということをちゃんとわかっています。
ふじ3くみの順番がやってきました。腹這いになってワニさんになるのが、最近の流行り。8月も後半に入り、夏も終わりが近づいてきましたが、このひと夏で、一段と水にも慣れたな~と、子どもたちの成長を感じます。いろんな経験をどんどん吸収して、自分の成長につなげていくのですね。
大人からすると簡単に扱える2ℓのペットボトル。子ども達が抱えると、とても大きく見えます。中に水を入れるのも、そう簡単にはいきません。▽ちゃんは、ペットボトルの小さな口を半分だけ水の中に入れ、絶妙な角度でうまく水を入れる方法を見つけましたが、他の子たちはなかなかうまく入れられません。
「ぶくぶくって泡が出るようにすると、水が入るんだよ。」とやってみせると、ぶくぶくとできるようになってきました。中に入った水を覗き込んで、とってもうれしそう。水が入って、さらに重くなったペットボトルを一生懸命抱える姿がなんともかわいらしいです。水車のてっぺんからペットボトルをさかさまにして、どぼどぼと注ぐと、勢いよく水車が回るのを楽しんでいました。
(T.M)

◆どうぶつえんごっこ (きく)

今日はいい天気になり、プールに入りました。
着替えをし、体操をしてプールへ向かいます。
シャワーをするときは、しっかり座って待つのももう習慣になってきました。
上手に座って待ちます。
シャワーを浴びたら、遊びます。
にっこにこの笑顔でプールの中にザブン。
本当に嬉しそうです。
そんな中、「でる」と保育士に言いに来た◇くんがいました。
もうプールからあがりたいとのこと。それをそばで聞いていた〇ちゃんは「〇ちゃんといっしょにはいる?」とやさしく手を引こうとしてくれましたが、◇くんはそれでも嫌だと言っていました。でも、そのお友だちを思うやさしさが素敵だなと感じました。
少しすると、◇くんは自分のタイミングでジョウロで遊び始めていました。
女の子2人で何やらたくさんのカップに水を入れて遊んでいる姿がありました。
「どうぶつえんでーす」という声が聞こえます。
すると他にも何人か集まって来ました。
動物園ごっこのようです。
しばらく遊んでいましたが、たんぽぽ組さんと交代する時間になったので、このときはお片付けしてお部屋に入りました。
着替えてお部屋で遊び始めると、また「どうぶつえんやろうよ」との声が聞こえ、同じメンバーが集まって来ました。
おままごとの食べ物やお皿などたくさん持ってきて、また動物のフィギュアも持ってきて、遊び始めます。
大人から見ると、ただ散らかっているように見えてしまいますが、子どもたちの中ではそれで動物の世界ができているようです。
でも少し一緒に入ってこうしたらどうかと整えながら提案してみると、真似する子がいたり、ブロックを使って「どうぶつのおうち つくる」と言って作り出す子もいました。
それぞれに考えて作ったり遊んでいるのはすごいなと感じます。
プールで遊んでいたことをつなげて、また場所が変わっても遊び始めているところに感心しました。
なぜか片付けをするときには、レジでピッと買い物をするときのように、「ピッ」と言ってブロックで一つひとつ当てながら片付けていました。
子どもたちの発想はおもしろいです。
(H.K)


◆プールに入りました。 (たんぽぽ)

今日はプール日和。プールを準備し始めると子どもたちはロッカーから各々水着を取り出し準備し始めようとします。
今日はきく組が最初だったのでたんぽぽ組は後の日。しばらく保育室で遊んで待ちます。それでも1度ロッカーから水着を持ってきた子どもたちはいつ入るか分からないという思いがあるのか、ずっと水着を握りしめ遊んでいます。
プール開きの時はプールがいやいやしていた〇くんも今では水着がロッカーの奥にあり見当たらなかったようで「水着がないよ~」と泣きそうになってしまう程プールを楽しみにしています。
プールに入るとテンションが一気にあがり明るい楽しい声が響きわたります。△君はプールを楽しんで上がりシャワーを浴びるために水着を脱ぐと「水着さんバイバイ」とつぶやき、また今度入ろうねと声かけをするとうんと良い返事が返ってきました。
お部屋で遊んでいると◇君が◎君と話しをしていました。
◇君は「目を見て話をするんだよ。そうじゃないと◇君はかなしいんだよ」
◎君は「うん」とその言葉に少し圧倒されたかのようにうなずいていました。
◇君はその言葉をどこかのタイミングで言われたのでしょう。お友だちが以前の自分の様な行動をした時に思い出したのでしょう。その光景を見てこんな事が言えるようになったのだという驚きと悲しいという感情に気づくことができたのだと嬉しくも面白く感じました。
(K☆H)


◆暑いけど気持ちいいね (うみグループ)

今日は久しぶりに園庭に出て遊びました。
その前に園庭での過ごし方を朝の会で話をすると真剣な表情で話を聞いてくれました
。熱中症対策の見守りっちについても話すと園庭でちょこちょこと「まだならない?」「まだ大丈夫?」と気にかける子もいたりしました。気にしつつも元気にセミを捕まえたり、水鉄砲で水浴びをしたりと夏の季節ならではの遊びを楽しんでいました。
そんな中、「死んじゃったセミを見つけて土の上に置いてきたんだ」という〇くん。「そっか。どこに置いてきてあげたの」と改めて聞くと案内をしてくれて、そこで合掌をしてあげている姿を見て保育士が「セミさん天国に行けるといいね」と話すと「うん」と言って微笑んでいました。
そんな姿をみたりしていると、とうとう見守りっちがなってしまい保育士が「なったからお部屋に入ろう。あと、シャワーを浴びる人は準備をしてね」と声を掛けると「はーい」と元気な声で返事をして自分たちが使っていたものを片付け、すぐさまお部屋に入ってきてくれました。
園庭で沢山汗をかいたからかシャワーの時には「気持ち良かった」「さっぱりした」と笑顔があふれていました。
来週も沢山プールや園庭で遊べることを楽しみにしているうみグループでした。
(K.H)


「今日はプール入れる」
と聞かれました。
集まりでお話しするね、と伝えいつものようにダンスをしてから朝の集まりをします。
カレンダーを使い、一週間のうち三回しかプールに入れないと話をしました。
がっかりする子どもたちでしたが、
「じゃあ来週は僕の誕生日にプール入れるね」
「月曜日は入れないから、火曜日入れるね」(年長児)
と前向きな考えでした。
そのため今日は室内と園庭で遊びました。
室内ではおやすみで楽しかった思い出を絵にする子どもたちがいました。
○くん「この絵は遊園地だよ」
△くん「楽しかったな、遊園地」
○くん「そうなんだ、いいな」
とお友達の思い出で興味深々に聞く姿は仲の良さを伺いました。
園庭では蝉を捕まえたり、鬼ごっこをしたり、たくさん汗かいた後は水遊びをしました。
またその他に飼育の本を提供すると、今育てている[めだか・ザリガニ・イモリ・カタツムリ]のことを再確認するように見たり、新たな発見があったりと夢中でした。
そこで気になったのが[あり]の飼育でした。
園庭にたくさんいることもあり、捕まえ方[仕掛け]も書いてありました。
早速、給食室からお砂糖をもらい仕掛けをかけてみました。
仕掛けはしばらく置かないと効果が出ないようで結果はおやつ後になりました。
楽しみです。
(A.Y)


◆割り箸ブーム (そらグループ)

先日、射的ゲーム作りを行ってから子どもたちの造形に対する意欲、意識が高まってきているようです。
今日も、造形の素材として割り箸を用意しましたが
「あっ割り箸で作るー」「今から何かやるの?」
など、子どもたちの期待に満ち溢れた姿がたくさん見られました。
ブロックで遊んでいた〇〇くん。割り箸という情報が耳に入ると、ブロック遊びを止め「〇〇も一緒に作ってみたい」と笑顔でやってきました。
〇〇くんも射的ゲーム作りに参加していた一人です。
〇〇くんは、以前まで造形を行ったり、集団での遊びに参加していくことをためらったりする姿があったので、本当に大きな成長です。
今日は「ログハウス」を作りました。
〇〇くんは、ボンドの感触が苦手だったようですが「うえー」と言いながらも集中し取り組んでいました。
「できたー」
今日は、途中までとなりましたが、子どもたちは達成感に満ち溢れていました。今後が楽しみです。
T.N

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