◆8月16日(火)の子どもたち
2016年08月16日 火曜日
◆自分のペースで!! (つぼみ・ふじ1)

昨日に引き続き、つぼみ・ふじ1組は一緒に過ごしました。
昨日と少し違うのは、食事やお昼寝はそれぞれの慣れたスペースで行うことにしたことです。
日中に行ったプール遊びももちろん一緒です。
ビニールプールやタライに水をはり、子ども達一人一人が自分の好きな場所で自分のペースで遊べるように準備をすると、いろいろな子どもの姿が見えてきました。
例えば
・見慣れた保育士の近くで安心して遊ぶ子
・プールの中には入らず、周りで水遊びをする子
・次から次へとプールを渡り歩き、出たり入ったりを楽しむ子
・移動せず、一つのプールに入り続けて遊ぶ子
他にもいろんな子どもの姿はありますが、泣いている子・早く入りたいと訴える子は一人もいません。
大人から見ると、【せっかく水着を着たんだから…】【プール遊びなんだから…】という思いから、プールに入るよう促したり、シャワーをかけてみたりしたくなるのですが、そこはじっと我慢です。
大人は水遊びの楽しさが伝わるように一緒に遊び、いざって時には飛び出していけるようにアンテナを張っていれば、子どもは自然と自分のペースで遊び出し、自分のペースが保障されることで、安心して水遊びが出来るのではないかと思います。
沢山の友だちと生活する楽しさの中でも、自分のペースで過ごせる空間も大事に出来る保育をしていきたいと、今日の子どもたちの様子を見て改めて感じました。(E.Y)


◆ぼく?わたし?パンダの名前??? (ふじ2)
ふじ2くみの子ども達は本当に仲良しです。以前ブログでお伝えさせて頂いていますが今日もブームの『おててをつないで』が沢山見られました。
朝のおやつの際、手を洗いに行く時に〇ちゃんと△ちゃんがそっとつなぎ始め『一緒にいこっか』と言わんばかりに楽しそうです。また、水着を着て園庭に少しばかり繰り出した際に□ちゃんがみんなからちょっと遅れてしまい、不安そうな表情を浮かべていると、☆くんそんな□ちゃんの姿に気付いたようで『おいでー』と手招きしながら迎えに行ってくれました。
そんな☆くんから安心感を抱き、嬉しそうな□ちゃん。二人の手はぎゅっと握られ二人して『いいでしょ』というような表情でこちらを見ていました。
手をつなぐ・・・ただそれだけなのに見ているこちらがほっこりしてしまう不思議な瞬間です。
さてさて、今日は朝の集まりでマイクを使って子どもたち一人一人に名前を聞いてみました。
「あ~なたのおなま・え・は?」
メロディに乗せて聞くと『~ちゃん」という子もいればくん・ちゃん
を付けずに名前だけを言う子もいます。『~ちゃんです』と丁寧に伝えてくれる子もいますが、驚いた事にほとんどの子が自分の名前を言えていました。
言えるようになっていたのは知っていましたがこんなにもハッキリと言葉を発せられるようになっていたなんて子ども達の成長は本当に早いです。
中には、照れてしまった◇ちゃんの代わりに『◇ちゃん』と言ってあげたり、自分の名前は恥ずかしくて言えなかったものの抱いていたパンダのぬいぐるみにマイクを向けた際には元気に『パンダー!』と言う場面があったりと色々な姿を見せてくれた子ども達。
名前が言えた子、パンダの名前はしっかり言えた子・・色々な姿がありながらも子ども達はちゃんと理解してくれていることは伝わってきました。
K・E

◆台風が来る前に (ふじ3)

今日は夏休みを終え、元気に登園してくる子が増えてきたので、ふじ3組だけで過ごしました。
ふじ3組にいるあおむしも元気にしています。昨日まで黒色だったあおむしも、脱皮をして青色に変身していました。さなぎになろうとしているあおむしもいます。糸を出して枝に体を固定して動かずじっとしていました。子ども達も興味津々、虫かごの中を見ていました。
天気が良いのも台風が迫っているので今日までのようなのでプール遊びをしました。先週は一番プールを譲ってもらっていたので今日は二番手に入ることにしました。そこで先に園庭でもあそぶことにしました。
久しぶりに登園した〇くんは園庭のあっちこっちに行って座り込んでは虫を見つけよく見ていました。「むし、むし」と虫を見つけると元気に教えてくれたり、道路から車の大きなエンジン音が聞こえてくると道路側のフェンスに張り付いて音の方向を興味津々見ていたり、小枝を拾ってすべり台を転がしてみたりと研究者みたいでした。
そして子ども達の興味は幼児組の子の動きにもみんなで注目していました。水鉄砲を持って元気に走って色々な標的に水を当てている様子を見たり、そのうちに幼児組もプールに入りだすと園庭のプールの周りに水の流れができ、水たまりができ、そこに偶然、ちょうちょが飛んできたりしました。
黒地に青のラインが入ってとてもきれいなちょうちょでした。部屋であおむしを興味津々に見てきた、☆くんと◇くん△くんはとても注目して見ていました。ちょうちょがとても速く不規則に飛ぶので見るのが大変そうでしたが一生懸命に目で追っていました。
そのあとは、幼児組の子が捕まえたセミを見せてもらったり、カナブンを見つけて観察してみたりと色々な昆虫に出会いました。
プールはたくさんあそんで汗をかいた後だったのでのんびりと涼を楽しむ感じで水の中にも入りましたがプールの周りで水遊びのように遊ぶ子もいました。☆くんはのんびりとあそぶ中、面白い発明をしました。水車のおもちゃを1段2段3段と縦につなげ「みてみて」自分が上手に重ねられたこと成功したことを周りの人に伝えきました。
周りが一緒にその成功を喜んであげると☆くんはさらに嬉しそうな顔になり、つなげた水車を手で回したりと遊びを工夫して楽しんでいました。N.Y


◆ みてみて~。。。 (きく)

今日は台風前に入っておこうということでプールに入りました。
きく組は1番に入ることを伝えると「1ばんにプールはいるの?」「2ばんはたんぽぽさん?」と確認する子もいました。
「たんぽぽさんはみんなの次、2番だからどうぞってしようね」と話しました。
準備体操をしていざプールへ。
ベランダへ勢いよく出て行ったかと思うと用意していたマットの上に座る子どもたち。
シャワーをするのにみんな座って待っているのでした。
こちらが声をかけていないのに進んで座り順番にシャワーをしていました。
「次〇ちゃんシャワーするね」「次は△ちゃんしてもいい?」と確認しながらシャワーしている姿も見られました。そのおかげでスムーズにシャワーをしてプールへ。
こちらが声をかけるわけでもなくみんな行えるきく組、すごいなと感じました。
「せんせい、みてみて~」と声が聞こえ見てみるとわにさん泳ぎを楽しんでいました。
水が近くなるので少し慎重になります。
そのうち慣れてきた〇ちゃんと◇ちゃんは仰向きで頭を水につけていました。
起き上がる時に水がかかってしまうので難易度があがります。
△ちゃんはわにさん泳ぎが出来るようになり「みてみて~」と得意そうです。そんな中、ダイナミックに遊んでいる二人を見て△ちゃんも顔をそっと水に付けてチャレンジしていました。
「△ちゃんすごいね。顔つけられたね」と言われて嬉しそうにもう1度水につけていました。
それを見ていた〇くんもチャレンジ。
鼻をつまんで準備をします。
きっと鼻に水が入った経験があるのかな。よく考えています。
真剣な表情の〇くん。
そっと水に顔を近づけて。。。あごにちょん。
すごいです。顔をしっかり水につけています。
「すごいね。水につけられたね」と称えると嬉しそうに2回目のチャレンジです。
次は前髪に水がつきました。顔ではありませんでしたが水がつたって顔まで来たのでさっきより難易度があがっています。
ぬれた顔を手でぬぐい達成感の顔です。
「すごいね。できたね。」とみんなから称えられ真剣な表情がいっきに嬉しそうな笑顔にかわりました。
その後かめさんプールで静かに◎ちゃんもチャレンジしていました。
水が少し苦手な◎ちゃんでしたが自然に水に顔をつけようとする◎ちゃんの勇気に「すごいね。◎ちゃんもできたね」とみんなで称えました。ハニカミながらも嬉しそうな◎ちゃん。
お友だちの楽しそうな姿を見てそこからやってみようと勇気をだしていく姿にお友だちの絆もみられたり、自らやろうとするチャレンジ精神が成長に繋がっているんだと感じました。
「もうお部屋行く」とお水遊びを満喫した☆ちゃんと◎ちゃんの言葉を合図に時間もそろそろだったのでお部屋に入っていきました。
「次はたんぽぽさんだったね。おしまいにしようね」と声をかけると、「やだ」「もっとあそびたい」との声が。
楽しいプール遊びでなかなか切り上げるのはむずかしいです。
それでも少したつと
「もうおしまいにする」
「シャワーあびる」と切り上げる子どもたち。ほんとにすごいです。
ダイナミックに遊んでいた数人はまだ遊んでいましたが先にお部屋に行った数人と一緒にお部屋で待っていると「ただいま~」とかえってきました。
最後に〇くんも戻って来て「たんぽぽさんにどうぞしてきたの?」と聞くと「うん」と得意なまなざしで答えてくれました。
遊びたい気持ちをこらえ次に待っているお友だちのためにと切り替えられる〇くんやきく組のみんなはやさしい気持ちと素敵な心をもっていて私の心もあたたかくなりました。
t*s


◆だいすきな・・・ (たんぽぽ)

今日は11人の出席となり、いつもよりも広く感じるお部屋でのんびりと過ごしてから、プールに入りました。
〇ちゃんのお母さんがママ先生をしてくださったので、子どもたちも朝から大喜びでママ先生の隣を確保しては甘えていました。優しくそして楽しい関わりのおかげで、遊びのリクエストが止まらないほど。大盛り上がりで可愛い笑顔で溢れていました。
水着に着替えて体操をしてからプールへ。いつもより広々としているプールでじっくりお水に浸かったり、友達と水のかけあいを楽しんだり。
大満足だったのか、しばらく遊ぶと自分から「もうおへや はいる」「シャワーしたい」と教えてくれました。まだ遊びたい子はそのまま遊び、それを見て入ろうとおもちゃを片づけ始める子もいたり。その時の子どもたちの気持ちを大切にしながらも、子どもたち自身でしっかり考えて行動しようとしたり伝えてくれたりするので本当に成長を感じます。
まだ遊ぶと言っていた子も、片付けをしている保育士を見て一緒に運んでくれたりと優しくて素直なお兄さんお姉さんな姿が見られるようになってきています。頼もしい限りです。
お部屋に入り、着替えた子から絵本を読んでいたのですが、ママ先生はやっぱり大人気。「よんで」の声が飛び交う中、「〇ちゃんのママだよ・・」と寂しげな〇ちゃん。
甘えたくなったのか、泣いて「お家にかえりたいー」となってしまいました。『いただきます』をしても、一度帰りたいというスイッチが入ってしまったからにはなかなか気持ちが落ち着かずお母さんのヒザの上にいたのですが、そんな姿を見るのは初めての事でした。
大泣きで「かえりたい」と言うこともごはんの時にそうなっていることも普段の保育園生活では見られない姿なのです。
子どもたちがいつも大好きなお父さんお母さんから離れてどれだけ頑張っているか、身に染みて感じました。お母さんを想う大好きな気持ちが〇ちゃんの涙からひしひしと伝わってきました。
たくさん頑張っている子どもたちのキラキラの笑顔がいつまでも輝いていけますように楽しく過ごしていきたいなと思います。
S.S

◆きょうの天気は? (うみグループ)

毎日、「今日は〇月〇日〇曜日、お天気はー?」と子ども達と確認してから、その日の活動の話や発表をしてもらいます。
「〇日」の言い方も、「ついたち・ふつか・みっか…」と朝の集まりで言えるように、登園前にお母さんやお父さんに聞いている児もいます。
天気予報もチェックして教えてくれる児が多くいます。
その日の天気に合わせて、「今日はなにして遊ぼうかな」と考えているようです。
台風が近づいていることを知っていた子ども達。
「今日はプールはいれませんね~」と話していましたが、午前中は晴れた為プールに入ることができ大喜びでした。
お盆休みも終わった児が多く、お友達が増えて、うみグループの仲間と一緒に入ることができました。
水を溜めたばかりのプールでしたが、座ってゆったりと遊ぶ児や、バケツで水を掛け合う児、ビート板の上に乗ってみることもできたり、少し浅いプールもそれぞれの遊び方で楽しんでいました。
夏休みを終えた児も増えてきましたが、子ども達と一緒にまだまだ夏を感じられる遊びを楽しみたいなと思います。(B・K)

◆嬉しいことだらけ (にじグループ)

今日は嬉しいことだらけの1日になりました。
一つはお父さん先生が来てくれたことです。
ゆり組の○ちゃんのお父さん先生は以前ザリガニの持ち方を教えてくださり、実際に持って見せてくれました。
はさみに挟まれたら痛いということもあり触れる子どもは少ないため「かっこいい」と目を輝かせます。
今日も実際に持つ姿を見せてもらいましたが、子どもたちは釘付けでした。
二つはプールに入ったことです。
入れる子どもたちは着替えを終え、園庭で水鉄砲を使い、水遊びも楽しみました。
「足の裏いたい」(裸足のため)と言いながらも笑顔でした。
そのあとのプールでは水をかけあって遊んだり、実習生は今日が最後の日でプールにも一緒に入りました。
三つはにじグループで飼っているカタツムリが一週間前に卵を産みました。
その卵から五匹ほど孵化したことです。
とても小さく見えません。
以前、保育者が持ってきた虫眼鏡を使い見ると小さいながらも殻があり、「可愛い」とみんな大喜びです。
嬉しいことが詰まった一日をでした。
にじグループの子どもたちに伝えたいことがたくさんでき、みんなが揃う日が待ち遠しいです。
(A,Y)

◆お友達と・・・ (そらグループ)
今日は保育室で過ごした後、プールに入りました。
室内で過ごしている間、一人ひとりが好きな遊びに向かっています。
最近塗り絵をしたりパズルをしたり、時には他のクラスに行っていつも過ごしている保育室にはない玩具を使ってみたりと夢中になって取り組むことが多いもも組の◯くん。
食事の時間や生活の場で友達と関わることがあっても、◯くんの姿を見ると一人の遊びを充実させることが大切な時間と思っていました。
そんな、◯くんが今日はブロックゾーンにいました。興味深そうにゆり組の△くんが何か作っている様子を見ていました。しばらくすると、◯くんが嬉しそうに保育士のところへ来て「これ見て。作ってもらったの。」と見せに来ました。
チビブロックで作った恐竜を大切そうに両手で抱えている◯くんと、作ってあげたんだと誇らしげな△くんの姿が微笑ましく感じました。
始めは自分のために作っていたものと、次はお友達のためにつくったもの。次は一緒につくったもの。「恐竜の家族みたいだね。」と嬉しそうでした。
遊びに刺激を受けたり、相手を想うなかで会話が生まれたりと素敵な時間だなと思いました。
(K.Y)


Posted in 園のこだわり