◆8月1日(月)の子どもたち
2016年08月01日 月曜日

体操の後、園庭で遊びました。
わーいと一斉に集まる場所があります。
つぼみ組の前にあるローラー滑り台。
いつの間にか、自分の脚の力で階段が登れるようになった子が多くなりました。
コロコロ回り過ぎないのが^みそ^のローラー滑り台が、つぼみ組の皆のお気に入りです。
気付くと、むらさき帽子だらけ・・・貸切です。
それぞれのペースで遊びだしました。
つかまり立ちをしながら皆や園庭の様子を見ている子。
階段を登ったところで、手を差し出して「滑る所は手伝ってー。」と訴える子。
ローラーの所に座ったものの、滑り出す勇気がなくて手が離せなくて困っている子。
ローラーの所で立ったままバランスをとっている子は、体が斜めになっていました。
それぞれに楽しいローラー滑り台は、貸切でした。
園庭には今、セミの抜け殻がよく落ちています。
トマトのプランターの中で見つけました。
『そうだ』とひらめいた保育者の顔はどこがといたずらな表情です。
そっと見せてみました。
まったく動揺しません。
そして、葉っぱや石と同じような扱いで、持っていたカップの中に入れました。
あれれれ・・・
次の子でまたまた驚かそうと保育者は、近づきました。
スコップの先にのせて、エイッと放り「あーー。」と目で追ってさようなら~。
又してもあれれ・・・
三度目の正直と、砂場いた子にそっと差し出してみました。
ひえ~という顔で体をのけぞらしました。
保育者のいたずらに付き合いながら、今日の園庭遊びは終わりました。(N・S)

◆砂場あそび(ふじ1)

どうしても、夏は水遊びが中心になってしまいますが、今日はタライなどを出さずに、園庭遊びを楽しむことにしました。
園庭では、業者さんが枝の剪定をしていたため、気になって近づいてみている子が多い中、砂場で集中していた〇くんと◇ちゃんを見つけました。
〇くんは大きなスコップを持ってきて、砂山作りに挑戦。
前で2歳児が「よいしょ」「じゃ~」と掛け声を掛けながら砂山を作っている姿を見てマネを始めました。
上手く砂がすくえなかったり、じゃ~とかける前に砂がこぼれてしまって、大人からするとちょっぴり残念な気もするのですが、〇くんは全く気にする様子も見せず、何度も繰り返しやっていました。
少しでも砂がかけられると、「出来たよ!」と言わんばかりに笑顔でアピールし、かけた砂の中から石や砂の塊を見つけると、嬉しそうに手にして見せてくれました。
◇ちゃんは、初めは砂場の外に座って遊んでいたのですが、お友だちが砂場に集まって来るにつれて、砂場の中に興味が出始めました。
でも、立ち上がろうとせず、何とか今の場所から砂を触ろうと手を伸ばしていたので、「砂場に入ってみる?」と声を掛けると、両手を広げて「連れてって」とアピール。
一緒に砂場に入ると嬉しそうに近くにあった型抜きやシャベルを手にして遊び始めました。
しばらくすると、自分の前に小さな山が出来始め、それを両手で叩いたり崩したりして遊んでいると、中から落ち葉や石が出てきたので、それを1つ1つゆっくりと並べていく◇ちゃん。
「ケーキみたいだね。」「いっぱい並べたね」と話すと、満面の笑みを返してくれました。
ただ座って砂を触ってみるところから始まった砂場遊びが、4か月経ってみると、道具を使って集中して遊べるようになるんだと、改めて感じました。
他にも、遊び方が変わったことはたくさんあります。
そういう1つ1つの変化・成長をこれからも一緒に共有していきたいと思います。(E.Y)


◆聞く力(ふじ2)

梅雨も明け、本格的に暑さがやってきました。そんな今日は8人の登園です。
何度かお話しているように、最近の子ども達の成長には驚かされることがたくさんあります。休みが明けると、言葉が多くなっていて「こんなことも話せるようになったんだ」と驚きと喜びを共感し合っています。その変化は「話す」だけでなく「聞く」ということにもつながっていて、話すことも上手になってくると、聞くことも上手になってくるようです。
まだまだいろんなことに興味を持ち、あちこち探索したり考えたりしている子どもたちですが、「今日は〇〇だよ」「〇くんいないね」など保育士の話に耳を傾けていたり、問いかけに答えることも出来たりする子ども達の姿を見て、少しずつ成長しているんだなと感じました。
朝の集まりでも「今日は暑いから帽子はしっかりかぶろうね」など話すと、何となく理解しているのか、真剣に聞いていた子ども達の表情がまた違っていて、少し頼もしく感じました。
理解できるようになってきた分、しっかり言葉でも伝えていけたらいいなと感じます。
(K.E)


◆発見(ふじ3)

今日から8月です。天気は曇りですが、夏らしい暑さでした。しかし、園庭の中ほどまで行くとたくさんの木々のおかげか涼しい風が吹き抜けていきます。そんな中、子ども達は元気にあそびに行きます。
保育者に誘われて自分たちのトマトを見に行ったり、葉っぱについた虫を見に行ったりしました。とても小さい植木鉢に小さい葉っぱ、とてもミカンの仲間とも思えない木が植えてあります。葉っぱに触ってみると確かにミカンの香りがします。その中にまた小さなあおむしを発見して子ども達も真剣に見ていました。
あおむしを見ながら保育者が葉っぱを指に香りを移し触って子ども達に「ミカンの匂いしない」と聞いてみるとちょっと不思議そうな顔をしていましたがそのまま、あおむしを夢中に見ていました。
すると少し離れたところにいた〇くんから大きな声がとても興奮している様子が伝わってきました。〇くんが指を差しているので差している方を見て見るととても大きな芋虫がものすごいスピードで移動していました。
体長10㎝ぐらいの大きな芋虫は見ていると枯葉の影に入り込んでお尻の部分しか見えなくなりました。さらに〇くんの観察は続きます。見ているとお尻も見えなくなってしまいました。小さな枯葉の下にあの大きな体をどこに隠したのかと大人の方も興味が湧きました。
子ど達にもどうなっているのか知ってもらいたくて枯葉をどかしてみました。すると枯葉のすぐ横にあったプランターの底と地面との隙間に入り込んでいくのが見えそのまま姿を消しました。
〇くんやいつの間にか周りに集まって一緒に見ていた子ども達もそれ以上に追及することなく芋虫を静かにその場に残しそれぞれの場所に遊びに行きました。
最近、子ども達が楽しそうに図鑑を見ているので自分自身も普段あまり見ない昆虫図鑑を図書館で借りてみました。植物の本は好きでよく見る機会があるのですが子ども達のおかげ様で昆虫の世界の奥深さ面白さを改めて知ることが出来ました。
子ども達の注目を集めた芋虫は名前はわかりませんが、幼虫の感じからきっとガになりそうです。ふじ3組では育てずそっとしておこうと思います。Y.N


◆セミ・かたつむり・きゅうり・とまと (きく)

今日は園庭で遊びました。セミの声はお部屋にもいつも響いています。今日もよく聞こえ、みんなはセミにとても期待をもって外へ。園庭でもたくさん声がして、木の上の方をみんな見上げていました。
セミがたくさんとまっている木がありました。みんなの期待を背負い、保育士がビニールのついた棒でセミを捕りに。みんなに見守られる中、セミ取りに成功。虫かごに入れようと幼児組の子どもたちが手伝ってくれましたが、入れる瞬間、残念ながらセミは逃げていってしましました。「あー」と一瞬の出来事に、みんな口をあんぐりと開けていました。
また、土を入れ替えようと、かたつむりの入ったかごも外へ持ってきていました。みんなにも土をシャベルで虫かごの中に入れるのを手伝ってもらい、石など拾って入れてくれました。最近、家でも虫取りが流行っている〇くん。大事に自分のもののようにその虫かごをずっと持っていました。
今日は、きゅうりやトマトの収穫もしました。大きなきゅうりを採った△くん。お部屋ではなく、外で食べたいと主張。外の方が気持ちいいようです。そして、トマトの収穫では、先ほどの虫かごを大事に持っていた〇くん。採ったトマトをいつの間にか、かたつむりのかごに入れてあげていました。
「かたつむりにあげたんだ」と得意になって言っていました。その前に採ったきゅうりもあげていたので、トマトも入れてくれた〇くんでした。今日もそれぞれにいろんな自然に触れることが出来ました。(T.Y)


◆キュウリ (たんぽぽ)

週末から、夏らしい天気が続いてます。園庭では、緑のカーテンのキュウリを手にして持って遊んでいた〇君を見つけた、△君。
「きゅうり、もってるよ~」と知らせに来てくれました。
「本当だ。おいしそうだね」と伝えてみると、うなずいていました。
しばらくして、△君が駆け寄ってきました。
「あったよ、あったよ~」とカーテンになっているキュウリを見つけてきてくれました。
そんな姿をみて、他の子どもたちも一緒に探し始めました。もう、カーテンの上の方にしかなってなくて見上げて探すようでしたが、子どもたちはちゃんと発見してくれます。なかなか手の届かないのをみていつの間にか「がーんばれ。がーんばれ。」と応援する声もわいてきました。
そんな中で収穫したキュウリを、下処理をして園庭で食べました。一つは、塩もみキュウリもう一つは、何もつけてないキュウリ。包丁で切ってる時も興味を持って覗きにきた〇ちゃんと◇君。切ったと断面を見て「わー、なんかぶつぶつ入ってるね」と言ってました。
給食の時は、いつも野菜が残ってしまう※君もキュウリを食べにやってきました。
「僕も食べる」といっていましたが、口から出してしまうかな・・と思いあげてみるともぐもぐ・・、一度とまって、またもぐもぐ・・「どう?」「おいしいねー」
驚きました。その後、塩味のキュウリも食べると、食べに行っていました。どんな事が、※君のきかっけになったかは分かりませんが、収穫している場面や、キュウリを探していた友達の姿、みんながおいしそうに食べていた雰囲気。沢山のきっかけがあったようです。
そして、一つひとつのきっかけには、人や自然が関わっていてその一つ一つがとても自然な姿でした。友だちの様子やいつもの保育園が、子どもたちにとっては何かのきっかけになる場所なんだなと感じます。
「保育園にあったな~。」「保育園でやったな~。」などたくさんの経験が詰まった時間を提供できたらと思いました。U・A


◆ちいさなちいさな命(うみグループ)

園庭で虫探しをしていると、セミやトンボ、コガネムシなどが見つけられるようになり、梅雨が明けて夏ならではの自然を楽しむ子ども達。
各学年ごとに仲良しのお友達と小さな集団を作って、それぞれ虫探しに夢中になっていました。
ひまわり組の子ども達は、コガネムシやセミ。もも組の子ども達は、ミミズを見つけました。
「先生みてみて」と興奮しながら見せに来てくれました。
すでに死んでしまっている虫も見つけ、「きゃー」と叫びながらも「かわいそうだから埋めてあげよう」とそっと土をかけてくれる場面もありました。
そんな中、もも組の子ども達が見つけたミミズは、面白がって木の棒でつつかれたり、踏みつけてしまっている児もいました。
それを見つけた年長児は、駆け寄って「いけないんだよ、ミミズかわいそうなんだよ」としっかり伝えてあげている姿がありました。
最初は、年長児に怒られたように感じ、「〇くんと〇くんがやったんだ」「わたしやってない」という言葉が飛び交っていたのですが、大きな声を出さずに優しく伝えようとしてくれていた年長児に答えるかのように「静かな場所に埋めてあげよう」という言葉が出てきました。
沢山動き回ると、子ども達は興味津々で楽しそうにお友達と共有しています。
しかし、その小さな虫にも同じように命があるのだということには、まだピンと来ない児も多くいると思います。
自然に触れ、楽しみながらも、その大切さを子ども同士で伝えあいながら、気が付くことができる関わりがとても素敵だなと感じました。(B・K)


◆大きな雑草 (にじグループ)

今日もダンス・歌をみんなでやり、自然と朝の集まりをやりました。
身体を動かすことが好きな子どもたちは歌っている「HYのAM11:00」の曲も振り付けをつけて踊ることを提案し合いました。
他の曲の振り付けを入れてやってみたりと子どもたちなりの振り付けで踊り、歌うという新しい展開を見せてくれました。
集まりでは他に今日から8月という話から、7月のカレンダーを剥がしました。
8月の予定や誕生日の子どもたちを紹介しました。
「僕の誕生日がもうすぐだ」とワクワクする子どもたちや、
「○君も8月なんだね」とお友達の誕生日を知るきっかけにもなりました。
集まり終了後は、ベランダに出て遊び、そのあと園庭にも出ました。
園庭ではおきまりの花や野菜に水やりです。
水遊びをしながら楽しく行いました。
また、門の近くの雑草を抜くお仕事もしました。
たくさんの雑草を子どもたちと一緒にやりました。
[大きなかぶ]を抜くように
「うんとこしょ、どっこいしょ」
と力を込めますが、抜けません。
年長児に手伝ってもらい、
「うんとこしょ、どっこいしょ」
と力を合わせて、抜けました。
まるで絵本の世界のようにみんなで力を合わせました。
途中、トマトとしそを収穫し、トマトの上にしそを乗せた料理を休憩をしながら食べました。
(A.Y)

◆メドリーとマイメロちゃん (そらグループ)

今日は、お部屋と園庭に分かれて遊びました。
お部屋では、ブロックや折り紙、カプラを使った東京タワー作り…園庭では、氷鬼やリレーの練習、虫探しが人気でした。梅雨が明け気温の高い日が続きますが子どもたちは、パワフルに遊んでいます。
今日は、遊びの他に先週末、子どもたちと話していたザリガニの名前決めを行いました。
子どもたちが考えたのは「これにしたい」という名前をたくさん出して、その中から選ぶという多数決の方法です。
「なみちゃんが良い……可愛いから」
「クレヨンしんちゃんが良い……ザリガニ暴れるから」
「ザニカ二が良い……かっこいいから」
子どもたちからたくさんの候補が出てきますが、理由を聞いてきるとまた面白いです。
最終的に決まったのが「メドリー」と「マイメロちゃん」です。
年中の〇〇くん。名前が決まると「二人の(二匹)水綺麗になるように小石拾ってくる」と嬉しそうに園庭にかけていきました。
普段からザリガニを気にかけてくれている〇〇くんですが、より一層愛着が湧いたようです。
これからも、子どもたちの「飼育」を通しての学びを大切にしていきたいです。
T.N


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