穴が開くほど・・・
2016年07月28日 木曜日
5月から6月にかけて、園児全員の健康診断や3歳以上の子どもたちの眼科検診、耳鼻科検診があります。3~5歳児の子どもたちが医師の前に立ち、受診する際、名前と「お願いします」を言います。
子どもたちを見ていると、ほとんどの子がしっかりと医師の目を見て名前と「お願いします」を言っていました。本当に穴が開くのではないかと思うほどその目は真剣です。目の前の存在に対しとても関心があり、相手を知ろうとしているように感じます。
0歳児クラスに行っても、じっと相手の目を見つめ、何かを一生懸命吸収し、学ぼうとする様子がたくさん見られます。このきれいな瞳に見つめられると、恥ずかしさも少々加わりながら、「今、自分は子どもたちにどう映っているのだろうか」「人としていい影響を与えているだろうか」と考えさせられます。
そして、面白い発見もしました。受診が終わり「ありがとうございました」をいう際は、あんなに、穴が開くほど見つめていた子どもたちが、横を見ながら、その場を離れます。きっと、受診が終わり緊張感が解け、相手への関心が薄れてしまった表れなのかもしれません。
何かを見つめる子どもたちの目に、より良いものが映り、心身ともに健やかに成長できるよう、私が責任ある生活をしていかなければならないと自分に言い聞かせています。
保育主任
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