◆7月29日(金)の子どもたち
2016年07月29日 金曜日
◆ タライの水気持ちよかったよ。ドロドロにもなったけどね (つぼみ)

園庭でタライに水を入れてふじ1組の子ども達と一緒に水遊びをする予定でした。でもふじ1組の子ども達が出てくる前にタライに手を突っ込み、バシャバシャやり始め、水はたちまち砂で黒くなってきました。タライを占領してみんなでバシャバシャして、周りの地面はドロドロ状態になりました。
そこに座り込んでの水遊びは、ビシャビシャ・ドロドロの状態です。ふじ1組の子ども達はタライを替えて、遊ぶこととなりました。そんなのは、気にもせずつぼみ組の子どもたちは大満足のようでした。
水がかかると嫌がる子も今日は、のんびりと手を突っ込み水の心地良さをじっくり感じ楽しみました。M、K


◆水の感触。 (ふじ1)

今日は気温が高かったのでタライに水をためて、手で水に触れて遊びました。
久しぶりだったので、タライのそばに行くと様子をうかがいながら触ってみたり見つめてみたりしています。
水の中に食紅を入れて色水遊びをしました。水の中で動いている赤や黄色のモヤモヤに釘づけな子どもたち。保育士が混ぜて触るところを見ると、安心したのか一緒に触っていました。
玩具はカップを用意しました。水とカップだけでも遊び方は様々です。
水をカップに入れると立ち上がって上からジャーっと流す〇くんと◆くん。カップから出てくる水のまっすぐな線が面白いようで、手でつかもうとしたり、ひたすらにその遊びをしていました。
△くんは、水を触ったあとはカップに興味津々。両手に持ったり重ねることが楽しいようでした。
カップに入った色水をじーっと見つめる□ちゃん。人差し指でちょんちょんと触ります。しばらくすると鼻歌を歌いながらご機嫌で遊んでいました。最初は抵抗あるかな・・・と思いましたがみんなが離れてもずっと遊んでいたことに驚きました。
手に砂がついたことが気になった◇ちゃんは、カップに水を入れて自分の手にかけていました。きれいにすると一度水遊びコーナーから離れます。違う場所(すべり台)でひと遊びすると再び戻ってきてジャバジャバ豪快に遊んでいました。自分なりに気分を変えて遊んでいたののかもしれません。
■くんは体調の面でしばらくシャワーがお休みだったのですが、思い切り水に触れられることが嬉しかったようで、カップは使わず、ひじまで水につけてバシャバシャ。波ができると指をさして不思議そうにしながらも、目をキラキラさせて楽しんでいました。
久しぶりに水に思い切り触れたので、水の感触に心をたくさん動かして、体力もつかった子どもたち。ご飯を食べると、すぐにぐっすり眠りました。これから夏本番、プール遊びではどんな表現がみられるのかとても楽しみです。
(N.M)


◆子ども同士の関係性 (ふじ2)

今日も朝の集まりでは、自分の名前とお友だちの名前を言えた子どもたち。
恥ずかしがって答えられない子がいると、代わりに「〇ちゃん」と返事をしたり、お休みの子の名前を「□くん」「◇ちゃん」と答える子も・・・
友だちの顔と名前が子どもたちの中で繋がってきているのが感じられます。
昨日に引き続き今日もプールあそびをし、プールに入れない子たちは廊下でコンビカーに乗って楽しみました。
偶然お揃いの水着を用意してきた◎ちゃんと☆ちゃん。お揃いという事が何となく分かるのか、不思議そうに自分の水着と相手の水着とを見比べていました。
水着を着た子から順番にシャワーを浴びますが、◎ちゃんは次々来るお友だちを見て「△ちゃん」「☆ちゃん」と声を発します。
「△ちゃん来たね。お友だちの名前呼んでるの?」と声をかけると、◎ちゃんは笑顔を見せ、先ほどより大きな声で「△ちゃん」「☆ちゃん」と言っていました。
名前を覚えたというだけではなく、お友だちの存在を強く意識し、一緒に過ごす事を楽しいと感じているからこそ、今こうして笑顔で名前を呼んでいるのではないかと思います。
『一緒が嬉しい、一緒が楽しい』といった感情が、今後子どもたちの中で更に大きく膨らんでいく事が楽しみです。
ぶつかり合いも含め、人との関わりの中で育っていく大切な感情を、丁寧に見守っていきたいと思います。
O・Y


◆げんきがいちばん。 (ふじ3)
梅雨明けと同時に夏らしい空がやってきました。今日はプール日和と思いながら、朝からプールの準備を始めました。
子ども達は「プール」とわかると、水着に着替えるということはすっかり板についたので、「今日はプールしようかと思うよ」と話すと、水着の入れ物の方を指さして。「あれ」「きるー」「水着ちょうだい」ど早々にアピールしてきます。お部屋で少し遊んだ後、準備体操をみんなでしました。毎回準備体操が可愛くて笑ってしまいます。保育士の姿をよく見ていて、見よう見まねでいろんな動きをしています。
自分の水着も覚えてきたので入れ物から取り出して「やって」と持ってきます。はやる気持ちを押さえながら服をあわてて脱ぐと脱げなくてひーっ!と時々怒っています。葛藤しながらも自分でできることは少しずつできるようになってきていることも感じます。
プールではお気に入りのおもちゃをめがけて遊びに行きます。あとはなぜがいくつもプールがあるのにお友だちのいる所に集まっていくので、がらーんとしてるプールが必ずあります。時折それに気付いた賢い子は静かに移動して、優雅にあそんでいたりもしますが、ひしめき合っているプールは忙しそうに玩具の取り合いをしていることもあります。賑やかです。小さいながらになんとなく性格が伺えます。
先日の色水遊びで、大きなペットボトルに水を注ぐのはじょうろよりも、カップの方が早く入れられることに気付いたこは今日もせっせと入れていました。それを見ていた他の子もマネっこしていました。またペットボトルをプールに沈めるとぽこぽこ空気が出てきてケラケラ笑っていました。毎回楽しい発見をしています。
そろそろ上がるころになると、シャワーのあたりに来て「でる」とアピールしてくれます。今日は男のが2.3人シャワーの前へ。にやーっとちょっと悪い笑みを浮かべながらちょこっと背伸びをしてシャワーの蛇口をひねり水浴びを楽しみ始めました。きゃっきゃ楽しいそうな笑い声と、ちょっとこちらの様子を見ながらいたずらな笑み。頭にかかってもすっかりへっちゃらになりました。楽しいシャワータイムが終わると、タオルで拭いてご機嫌にお部屋へ。満面の笑みでした。
給食の時間まで今日もびゅーんっと廊下でコンビカーを楽しみ、たっぷり体を動かしてお昼寝をスヤスヤしています。久しぶりに13人全員そろい、元気いっぱいでなによりです。
(K*S)

◆お水だいすき! (きく)

今日もいいお天気。
プールに入りました。
プールの前はいつも以上に自分でやる姿が見られます。
自分から「あ、おしっこでる」と言ってトイレに行ったり、着替えも声をかけなくても自分で大好きな水着を出しては「みてみて~」と得意気に見せびらかして、着替えます。
やろうという気持ちを起こさせることの大切さを感じます。
プール遊びは、本当に誰もが水に親しみ楽しんでいて、水が苦手な子がいないということに驚いているところです。
水を浴びてもキャッキャと嬉しそうで、いきなりお友だちにバケツで水をかけられても、嫌がらずに笑ってしまう姿、本当に大好きなんだということが伝わってきます。
プールの中にザブンと入ったり、「せんせい、みて」と言って来たので見ていると、水の中に顔をバシャンと入れて、にこにこの笑顔で出てきたり。
〇ちゃんはたくさんのプリンカップを並べて、その一つひとつにジョウロを使って水を上手に入れていきます。お店屋さんごっこをここでも楽しんでいます。
ザブンザブンと水に親しんで遊んでいた子が、静かに両手にカップを持って水を行き来させたり。遊び方も水そのものとの触れ合いから、水のしくみを楽しむように、いろいろな角度から遊んでいる姿がありました。
たくさん楽しく遊んだ分、水分補給や休息もよく取っていきたいと思います。
7月がもう終わります。月日が経つのは早いです。
一日一日を大切に過ごしていきたいです。
(H.K)


◆ 心の成長(たんぽぽ)

今日もプールに入りました。
今日はきく組から入る番だったので時間までは部屋でのんびりしました。
〇君と▽君はブロックが得意で今日も2人で作り始めていました。
保「何を作っているの?」 〇君「ガソリンスタンドと駐車場作っているの」▽君「ここからはいるんだよ。ここでとまるの」と2人の中では設定が決まっていてどんどん話が広がっていきます。その後他のお友だちも加わり駐車場が車でいっぱいになると駐車場から出発して出かけていきました。子どもたちの世界が広がり続けています。
プールの順番が来るとトイレに行ってから水着に着替えます。早く水着になりたくていつもまだ行かない、でない、と言っていてトイレに行かない子も我先にとトイレに吸い込まれていきます。
水着に着替え準備体操をする時には子どもたちのテンションも最高潮になっています。ベビー石鹸を泡立て泡プールを作ると自分たちでスポンジをゴシゴシして体をこすり始めました。まるでお風呂のよう。気持ちいいようでタライの中でぎゅうぎゅうしながら遊んでいました。
□君はまだプールに慣れておらず水着に着替えたくないと伝えてきてくれました。洋服のままプールの周りで水鉄砲やカップで水遊びをしようと誘うとだんだん楽しくなってきたようで、洋服が水浸しになるほど楽しんで笑顔がいっぱい見ることができました。
服も濡れて着ちゃったから水着きてみる?と声を掛けると「うん」と。あれほど嫌がっていたのにあっさりと水着に着替え、プールの中に入るのも躊躇していた□君がなんとプールの中に入り水に浸かりながら水鉄砲などで遊び最後の最後までプールに入っていました。
たんぽぽ組になって初めて水着になりプールの中に入った□君。どうだった?と聞いてみると「楽しかったよ」との返事。その言葉を聞いて保育士たちは□君の心の成長を嬉しく感じ、感動を覚えました。また今度入れるといいね。
(K☆H)


◆気持ちいいねー (うみグループ)

今日は〇くんのお父さんが保育士体験で入ってくださいました。今週二人目ということでうみグループの子ども達は大騒ぎでお父さんの足や腕にくっついたり、絵本を読んでもらったりと沢山甘えていました。
さらにプール日和ということでプールにはいることが分かるとさらにテンションが高めになる子どもたち。
でも、子どもたちにとって入る順番も重要なようで保育士が「まだ順番が決まってないのであとでお知らせします」と言うと「昨日最後だったから今日は一番かなー」「今日は2番じゃない?」と子どもたちの中で推理大会が始まっていました。
結果は2番目。昨日よりも早くプールに入れるので子どもたちは大喜びです。
お片付けや着替えにも気合が入り、脱いだものは畳んでしまい、靴下は上履きの中にしまってロッカーへ。サクサクと準備をこなしていきます。
実際にプールに入ると遊び慣れてきたおもちゃで保育士やお友達に水を掛けたり、水鉄砲を上に向けて水を出して「雨だよー」「あ、花火みたいでしょ」と遊び方にも工夫が出てきました。
梅雨が明け、暑い日がつつきますが子どもたちは「今日もプール入る?」と聞くぐらい元気いっぱいです。(k.h)


◆みんなのお口はアヒル口 (にじグループ)
にじグループの扉を開けると元気な子ども達の声が聞こえてきます。元気といっても遊んでいる声ではなく、保育士に向かって『あ、せんせいおはよー』『おはようございまーす』といった朝の挨拶です。顔を合わせる度に挨拶をしてくれるその姿は、とても頼もしく感じますし、朝から気持ちよくスタート出来るのは嬉しいものです。
さて、今日は〇くんのお母さんがママ先生として保育士体験をしてくださいました。〇くんのお母さんは中国出身の方で、もちろん中国語がペラペラです。にじぐるーぷでは国旗を描いたり様々な国の言葉で挨拶をすることに日頃から関心を持って取り組んでいるのでこれはチャンスとばかりに、お母さんに朝の集まりで中国語講座を開いて頂きました。
こんにちは・・・「ニーハオ」
さようなら・・・「サイチェン」
いただきます・・・「ウォウチューシンシュウロウ」
ごちそうさま・・・「ウォチハーラー」
注意:日本語に訳した際に多少異なっている可能性アリです。
子どもたちはママ先生が話す中国語に目を輝かせ聞き入り、「こうだよ」と教えてくれているその場で『ニーハオ』『サイチェン』と言葉を呟いていました。日本語とは発音の仕方が違いますので苦戦する姿も見られましたが、常日頃、様々な国の言葉で挨拶をしていますので覚えるのは早く、「すごい上手ね」とママ先生に褒められていました。
また、中国語には一つの言葉には4種類の発音の仕方があるとも教えてくださり、子どもたちはもちろんの事、それを聞いていた保育士達も驚きを隠せず何度も何度も教えてもらいとても勉強になった時間となりました。
せっかくですから今日の給食は全員で一緒に中国語でいただきますの挨拶をすることになりました。早く食べたいという子はおらず、最後の一人が来るまで子どもたちのしていた事と言えば『せーの!』『ウォウチューシンシュウロウ(いただきます)』とひたすら練習を繰り返していました。分からなくなってしまった子はママ先生に聞きに行ったり、耳元でこっそり確認していたりとみんなのやる気や興味を持つ姿が伺えました。
全員が揃いました。ひまわりぐみはもうバッチリと言わんばかりにそれぞれが自信を持っており、ゆりぐみはまだ最終確認をひまわりぐみにしています。ももぐみは保育士に聞いたりお兄さん達のマネをしています。でも、みんなは楽しそうな笑顔です。
保育士「もういいかーい?」
子ども達『もういいよー』
準備はバッチリ。ママ先生に本当に最後に見本を見せて頂き、ではいきます。
「はい、合掌!せーの・・・」
『ウォウチューシンシュウロウ』
元気な中国語が部屋中に響き渡ります。
ママ先生の表情も優しい笑みを浮かべてくれています。
慣れない中国語もこうやって身近に感じられる事で、楽しく自ら進んで行う姿がたくさん見られ大変貴重な時間となりました。ママ先生、ありがとうございました。
また、今日は快晴の中プールを楽しみました。潜ってみたりビート板を使って浮かんでみたり、ももぐみからひまわりぐみまで大いに楽しんでいました。
K・E


◆大切に… (そらグループ)

そらグループで飼い始めたザリガニがどちらともメスな為同じ水槽で二匹育てると共食いをする可能性があるということを知りました。
すぐに別々のお部屋にしてあげようと、一匹ずつに分けました。
朝登園してくるとザリガニの様子をよく観察している子ども達です。
「お腹すいてきたんじゃない?餌をあげよう。」
「なんだか、水が汚くなってきたから新しくしてあげよう。」
「あんまり動いてないね。元気ないのかな。」
生き物を大切にいたわる気持ちが感じられます。
今朝は水槽の水をとりかえました。ザリガニを掴める児は未だに極わずかですが、水槽を運ぶ児、蓋を空ける児、流しの蛇口をひねって水を出す児。細かい一つひとつの行程を友だちと分担する姿が面白かったです。
「女の子だし、可愛い名前をつけてあげたいね。」と〇ちゃん。
子ども達から沢山の愛を受けながらこれからも大切に育てていきたいと思います。(K.Y)


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