◆7月23日(土)の子どもたち
2016年07月23日 土曜日

2歳児のきく組・たんぽぽ組では、食後に水道でうがいをしています。
もちろん、土曜日も水道にコップを持って行って、うがいをしていました。
それを見ていたふじ組の子ども達は、真似をしてコップを水道に持っていきました。
もしかして・・・と様子を見ていると、コップに水を入れ始めました。
まだ、クラスではうがいのやり方は伝えていないのですが、2歳児の真似をして水を口に含み、ぴゅーと水は吐き出していました。
子ども達は、当たり前のようにやっていたのですが、大人はその姿に驚きと感動を感じました。
園庭でも、幼児組が美味しそうに獲れたてのきゅうりを食べているのを見て、給食では野菜が苦手で減らしている子が「もっと!」と食べたり、足でこぐ遊具を楽しそうにやっている姿を見て、同じようにチャレンジする姿を沢山見ることができ、子ども達は本当によく観察をしているなと、見られる対象の大人の振る舞いなどは大丈夫かなと改めて思わされました。
何もない所からの経験は大人も子供も不安がいっぱいですが、誰かがやっていることを見て「やってみよう!」「自分にもできる!」と感じて挑戦してみることなら出来るかもしれません。
きっと、今日の子ども達の行動は、そういうところから始まったのだと思います。
そういう気持ちを大事に子ども達と一緒に育てていきたいと思います。(E.Y)


◆セミへの興味。 (幼児組)

久しぶりにいい天気に恵まれました。
うみグループのベランダにはいろんな野菜が育てられています。
野菜に水をあげていると「やるよ」と子どもたちはお手伝いしてくれました。
赤いトマトが沢山あり、収穫も楽しみました。
また、二階の屋根に引っかかっているとても大きなきゅうりを四本も発見しました。
子どもたちなりに棒やほうきを使っても届きません。
届いても切ることはできず、断念。
そこで、棒の先端にカッターをテープでくっつけ切り、下で職員がキャッチすることにしました。
既に園庭で遊ぶ乳児組の子どもたち、ベランダから見つめる幼児組の子どもたちに見守られながらなんとか四本のきゅうりを収穫しました。
園庭で乳児組の子どもたちも含め、一緒にきゅうりを美味しくいただきました。
きゅうりを食べ終えると、[ミーン、ミーン]と沢山の蝉の鳴き声に気づく子どもたちはすぐに探しに行きました。
「みてー、綺麗な虫」と見せてくれたのは蝉の抜け殻でした。
「僕、動くやつ欲しいな」(蝉)
「私、動かないやつ」(死んでしまった蝉)
「僕は空っぽのやつが欲しい」(抜け殻)
と話し合う姿もありました。
「静かにしないと蝉は逃げてしまうんだよ」と考えてみんなに伝え合う子どももいました。
実際に蝉を捕まえることにも成功し、「お腹真っ白なんだ」と新たな発見もありました。
夏、ならではの[蝉]これからいろんな発見が生まれることが楽しみです。
(A.Y)


Posted in 園のこだわり