◆7月16日(土)の子どもたち
2016年07月16日 土曜日
◆貸し切り園庭(ふじ、きく、たんぽぽ)

曇り空でしたが穏やかな風が吹いていてとても過ごしやすい午前中でした。園庭に出てみると、お泊り保育を終えてお迎えに来た保護者の方と、楽しく一緒に降園していたひまわり組さんと一緒になりました。
段々と園庭からいなくなる年長たち。最後はふじ組ときく、たんぽぽ組だけになりきく組の〇ちゃんから「すくなくなっちゃね」と感想を言っていました。今までの賑やかな風景が静かになってしまいましたが、ふじ組、きく、たんぽぽ組の貸し切り状態となり、子ども達ものんびりとあそんでいました。
きく組の〇ちゃんがロッククライミングに挑戦して登っていくと、◇ちゃんも「のぼる」と一生懸命頑張っていました。しかし、なかなか登ることが出来ず「できない」と言っていましたが、何度もチャレンジしていました。その様子を見て自分も挑戦したくなったふじ組の☆ちゃんが近づいてきて「わたしもわたしも」と頑張って一番下の段に足をかけ、手を伸ばしてチャレンジしていました。
静かになった園庭が賑やかになってきました。姿は見えませんが園庭のどこかの木にお客さんが来ていました。「みぃ~んみぃ~ん」とセミの声。最初は子ども達も気付かなかったようでしたが段々と元気をます鳴き声に、きく組の〇ちゃんが「なんのおと」保育者「セミのなき声」〇ちゃん「どうしてなくの」など色々な質問をしてきました。〇ちゃんとの会話の中で色々なことに興味を持ち聞けるようになったんだと思いました。Y.N


◆共感しあう。(幼児)

土曜日は人数も少なく、いつもより静かな朝ですが、今日はいつもより賑やかです。
ひまわり組さんのお泊り保育があるからです。
楽しそうなひまわり組さんの姿を窓からながめるのはゆり組の男の子達。
「僕も・・・」とぽつりとつぶやいていました。イキイキと遊ぶ姿を見て、憧れる気持ちが生まれるのではないかなと、そんなことを感じた朝のはじまりでした。
園庭の賑やかさとは打って変わって、お部屋の中は静かです。
6人という少ない人数でしたが、子どもたちの声がたくさん聞こえます。
ひとり遊びより、友だちと関わりあって遊ぶ姿が多いからかもしれません。
レゴブロックでワニを作り始めた〇くん。
4匹のワニが完成しました。保育者が「川作ってみたら?」と一声掛けると、青いブロックを集め始め、川づくりがスタートしました。
そこに、△くんもやってきて〇くんの隣でじーっとその様子を見ています。
〇くんが「できた」と嬉しそうな表情を見せると、一緒に見ていた△くんも表情がゆるみます。一緒に遊んでいなくても遊びの共有、共感ができるのだなと感じる出来事でした。
子どもたちの共感能力は大人が思っている以上に柔軟で優しく温かいなと、なんだかとても感動してしまいました。
そんな無限の可能性を持った子どもたちと一緒に過ごす日々を、これからも大切にしていきたいと思います。(I.E)

◆お泊り保育② (ひまわり)

お泊り保育2日目の朝は、夜中に目覚める児もいたり、様々な面白ハプニングがあり、どこからスタートしたか正確にはわかりません。
昨夜の肝試しが終了した後、少し時間が押してしまい就寝時間も予定時刻を過ぎてしまったのですが、朝の目覚めは良く、6時半にはほぼ全員が起き上がって、「今日は何をするんだっけ?」「プール入りたいな」「朝ごはんは何だろう?」と早く活動に移りたくてウズウズしている様子でした。
少し早めに起床し、身支度を済ませると、朝ごはんの焼きたてクロワッサンとヨーグルトが届きました。
園庭で採れたきゅうりもいただきました。
天気もよくなり、青空の下、みんなで食べる朝食は格別でした。
朝食後は園庭遊び。
昨日は思いきり外で遊ぶことはなかったので、その分子ども達は疲れを感じさせないくらい元気よく体を思い切り動かして遊んでいました。
晴れたので水風船や水鉄砲の遊びを、とても楽しんでいました。
最後に思い出づくり。
「思い出つくりって何の為にするんだろう?」という保育士の問いかけに「楽しかった思い出を忘れちゃった時に思い出せるように」と答えてくれた児がいました。
この2日間の思い出を思い出しながら、それぞれが好きな絵を大きくて長いロール紙に描いていきました。
「きもだめし、たのしかったけどこわかった」と文字とその横に自分の絵を描く児や、おばけに出された紙コップでピラミッドを作る問題を描く児がいたり、「さっきやった水風船が一番楽しかった」と皆が走りながら水風船を投げる様子を描く児、かき氷・スイカ・バーベキューなどの普段給食には出ない特別おいしかった思い出を描く児など様々でした。
自分たちで作り上げていったお泊り保育、集団生活を初めて丸一日経験することのできる初めての機会でした。
一人一人がいろんな事を感じ、いろんな事を経験し、お友達と力を合わせて協力する事・我慢する事・譲りあう事の大切さを学び、2日目には自信がついて少し頼もしくも感じられ、また一つ成長したひまわり組の子ども達。
お迎えに来た保護者の方はそんな頼もしい姿をみて「少し淋しい感じもしますね」と話していました。
子どもの成長は大人が思っているよりも早く、どんどん伸びていきますね。
今ある子ども達の姿を大切に日々過ごしていきながら、保護者の皆さまと一緒に成長を喜びあいたいなと感じています。
2日間本当にありがとうございました。



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