◆7月5日(火)の子どもたち
2016年07月05日 火曜日
◆見てやってみることの楽しさが分かってきました。 (つぼみ)
最近のつぼみ組の子どもたちは、様々な声を上げて(喃語)色々と意思表示してくれます。
今日も園庭に出る際に靴下入れを用意し「靴下をはこうか」と声を掛けるとケースを覗き込み△ちゃん、☆君は、目に入ったものに手を伸ばし、一声。「見つけたよ」と言わんばかりに伝えてくれます。また、靴下を履いてから靴を履いている〇くんは、自分の靴を出してきて「あ~」と言って履かせてほしいと伝えてくれました。
その姿に驚きつつ、〇くんに「みつけられてすごい」と話しながら靴を履かせていると次は、◇君の靴を出して「どうぞ」と渡してくれます。」
毎日の生活の中での繰り返しの行動を覚え始めわかってきたようです。
保育者の動きもよく観察していると感じた一コマでした。
小さな冒険者つぼみ組の子どもたちは、思い思いに園庭に出てお気に入りの場所でのんびりと遊びながらその時々を楽しんでいました。たくさん満たされた様子の子ども達の次のお楽しみは、給食の時間。
まだまだやってもらうことが多いですが、「自分で食べたい」という意欲が芽生え、手でつまんで口に運んでみたり、スプーンも口に運びぱっくっと食べた時の至福そうな表情は、とても微笑ましい姿です。食べたいものも指さし「これがいい」と言ってくれることも…。
好奇心旺盛な子どもたち。色々と楽し見ながらやってみる姿は、本当に素敵です。
この感動を皆と一緒に引き続き共有できたらと思います。
(N.Y)


◆熱い思い。 (ふじ1)

先週の休日で歩けるようになった〇ちゃん。今日も歩く姿を見せてくれました。朝おやつが終わると、ふじ3組の方まで歩いてお披露目していました。歩けるようになったことや、一緒に喜んでくれる人がたくさんいたことが嬉しかったようで、ニコニコしていました。
朝保育の時、△くんはくるくるチャイムで遊んでいました。夢中に遊んでいる様子を見て近づいてきたつぼみ組の2人が手を伸ばしていました。もちろん△くんはくるくるチャイムを離しません。「うー」と言いながら僕が使ってるから取らないでとアピールします。その△くんの熱い思いに根負けしたのか、2人は手を伸ばすことをやめて見ていました。
園庭のトランポリン付近には、今日も自然と子どもたちが集まってきます。今日は□くんが、自分で登りやすい階段の所から登り、高めの所からおしりから降りることを繰り返していました。登り降りを習得していることに驚きました。
◇ちゃんは、トランポリンの隣にある太鼓橋のロープを持ち、片足をちょこっと上げていました。今までそこに興味を持って近づいたことはなかったのですが、日ごろから年上の子どもたちが登る様子を見ていたことがわかりました。
友だちや年上の子どもたちの姿を見て、自分もやってみたり、少し時間がたってから挑戦したり、子どもたちは周りの様子をよく見て刺激を受け、自分の中に吸収していると感じました。
(N.M)

◆つながり (ふじ2)

今日は太陽が出ていませんでしたが、少し涼しく過ごしやすい一日となりました。
昨日もお話ししたように、最近保育士やお友だちとの距離も縮まり、いろんな関わりが見られるようになりました。まず朝、担任を見つけると「〇せんせ~おはよ~」と自分から挨拶をしてくれるようになったり、「あ、〇せんせ~」や、お友だちの名前も覚えてきて「〇〇ちゃん」と名前も呼べるようになってきました。
朝ふじ2の保育室で遊んでいると、床にゴロゴロしている☆ちゃんがいました。そこに◎ちゃんがやってきて、人形用の布団をかけてあげていました。何気ない気遣いというか、子どもたちが普段の大人の動きをみて模倣しているようで、人形やぬいぐるみをお世話したり、ごっこ遊びも広がります。
園庭に出る前の準備も他の子がよいしょよいしょと靴下を履くのに挑戦し、保育者が「かんばれ」と応援すると負けじとみんな揃って靴下を履き始めました。苦戦している子もいましたが自分の出来ることろまでしか出来ないのも一つの経験で、できないときに「できない、やって」とすぐに言葉にできることも成長です。
同じ空間で生活している中で、自分以外の存在を知り、いろんなことを刺激し合いながら子どもたちは共に成長しているんだなと感じました。
園庭でも一緒に踊ったり、砂場で山を作って壊してみたり水路の水たまりに入ってみたり、日課の野菜観察もし「おおきくなあれ~」と声をかけたりもしました。
またいろんな経験をして、子どもたちの変化(成長)が楽しみです。
(K.E)


◆からだいっぱいでたのしむ。 (ふじ3)

朝のあつまりでは、「わにわにのおふろ」の絵本を見ました。絵本を見る前にわにの手遊びうたを初めてやってみたのですが気に入ったようでニコニコしながらマネしたり、見たりしていました。絵本もじっくり見られることも増えてきました。
昨日の暑さとは一転。今日は過ごしやすいお天気。「おひさまどこかにかくれんぼしてるね」と話すと、「いないねぇ」と話していました。昨日の夕立の雷が怖かった子もいたようで、「あめふってないねぇ」と。「雷怖かったの?」と聞くと「こわかった」と思い出して言っていました。
園庭に出ると、盆踊りの音楽をかけていた保育士を見つけ、ウッドデッキのお立ち台を舞台にし、げんき音頭を見よう見まねで踊っていました。一回終わると「もっかーい」といって何度もアンコール。次第に振りも覚えて来た子は上手に踊っていました。かわいい手足で全身を使って踊る感じがとてもかわいいです。
しばらくすると、それぞれ好きな所へ遊びに行きました。昨日の雨で水路には水がたっぷり。
ちょっと様子を見て、浅瀬の方からちゃぷり。一度入ってしまえはもう怖いものなしでじゃぶじゃぶ水しぶきを上げて水たまりの中を行ったり来たり。
一人がやり始めると、また一人とやってきて、ざぶん。思わず「あー」と声が出てしまいましたが、「大丈夫、後で洗おうね」と声をかけるとにこり。途方に暮れる泥だらけ具合でしたが、子ども達は何度も行き来して、水しぶきを上げながら歩いてケラケラ大笑いです。
ずいぶんダイナミックにも遊べるようになってきました。慎重派の子は少しだけ足を入れてすぐに引き返す様子もありました。靴を脱いで裸足で遊ぼうと歩いてみたら地面の感触になれずなんとも弱弱しい歩き方も。どんなことも経験していくことで慣れて、動きも大きくなっていくことを感じました。今しかできない遊びをたっぷり全身で味わってほしいです。
(K*S)


◆楽しいお散歩 (きく)

今日は、曇りでしたが雨は降っていなかったので、大聖堂までお散歩に行きました。日差しはなく、過ごしやすいお散歩でした。
大聖堂に向かう途中で、たくさんの車(トラック・タクシー・バスなど)を見たり、犬を見たり、自動販売機やコンビニの旗(アイスクリームの絵)を見たりと、子ども同士や保育士と一緒に楽しみながら向かいました。
到着すると、子どもたちは、石の上にたくさんのアリを発見し、眺めていました。子ども同士がたくさんの会話をしていました。「アリは黒だよ」・「小さい」・「大きいのが女王アリだよ」・「アリって虫だよ」、とアリについて多くの知識を持っていました。
日々の中で、気になったことを観察する力が培われていき、とても素晴らしく感じました。また、一つのことについても、お友だちと関わる機会も増え、一緒に遊んだり、観察したりと、共有することの楽しさを感じてきています。
芝生の上でも、一人がゴロンとすると、他の子どもゴロンとして同じ行いをして、お互いの思いを共有していく大切さを知って行くことを保育士も改めて感じることが出来ました。
芝生の上でもたくさんの会話が見られました。「この草(芝生)、緑だよ」・「草短いよ」・「草小さい」・「(草の裏は)ツルツルする。こっちは(表は)ザラザラする」、と芝生ひとつにしてもよく観察していて、成長の早さに驚きを感じています。
保育士と子どもの関わりも大切にしています。保育士が、オオカミ役になり、子どもたちを追いかけると「きゃー」と言いながら子どもたちは楽しそうに走って逃げていきます。「オオカミだ、逃げろ」と子どもがお友だちに声掛けし、一緒になって逃げる、様々な良き作用が働いて、子どもと保育士の間でもたくさんの笑顔が生まれました。
子どもは、日々の生活の中で、たくさんの事を学び、観察していること、また成長の素晴らしさを今日のお散歩の中で改めて感じさせて頂きました。アリを見る際にも、「一緒に見よ」や「(仲間に)入れて」と言葉で表現できるようになってきています。
子ども自身も、みんなが今何をしているのかにも、少しづつ気付き始めています。保育士のお話しや子ども同士の会話にも耳を少しづつ傾けていけるようにもなっている姿を見て、子どもたちが元気に毎日を過ごし、成長していることに、とても感謝しております。
子どもたちの、笑顔や一緒に過ごさせて頂き、私自身もたくさんの事を学ばせて頂いております。これからも、一緒に成長させて頂けたら、と思わせて頂いた一日となりました。(K・K)


◆異年齢との関わり (たんぽぽ)
今日は身体測定をしました。
みんなやる気満々でまだ服を脱いでいないのに体重計にいち早く乗って計測をしょうとしてみたり、お友だちのをまじかで眺めながら順番を待つ子の様子が見られ、いやいやせず、大きくなったことを確認しようとする姿に成長を感じました。
園庭に出るとつぼみ組の子がバギーに乗っていました。その様子が気になり側に寄ってみる〇ちゃん。他のお友だちも側に集まってきました。「かわいいね~」「赤ちゃんだね~小さいね~」と顔を寄せ観察し始めました。
つぼみ組の子が沢山の自分より大きい子たちに驚いたのか泣き出してしまいました。〇ちゃんは保育士と一緒にいないいないばぁ~をしてあやしてくれました。つぼみ組の子は少し笑顔になってくれ微笑ましい様子を見ることができました。
▽君はふじ組のお友だちとログハウスの中で出会いました。そして自然と一緒に遊び始め、作り上げた物をふじ組のお友達に食べさせてあげています。その後も一緒にシャベルでかき混ぜたりベンチの方に移動してふじ組のお友だちが脱いだ帽子を「ぬげてるよ~」と言って一生懸命かぶせてあげる姿がありました。
□ちゃんは砂場で作ったお料理をボウルに入れて持ち歩いていると落としてこぼしてしまい、悲しい気持ちで泣いてしまいました。泣いているともも組のお姉さんが「どうしたの?落ちちゃったの?」と寄り添いながら声を掛けてくれました。□ちゃんは、「落ちちゃったの」と話をして一緒に直してくれるお姉さんの姿をじーっと眺めていました。
『まだ赤ちゃん。でもお兄さん、お姉さん』と難しい年頃の子どもたち。今しかみられない色々な姿をたくさんみせて欲しいと楽しみながら思っています。 (K☆H)

◆音楽クラブ (もも)

今日はタンバリン、鈴、カスタネットの3種類の中から自分たちで好きな楽器を選び、講師の弾くピアノに合わせてみました。
男の子、女の子の順番で取りにいきました。好きな楽器をすぐに決める児、どれにしようかじっくり考えて選ぶ児、好きなお友達が選んだ楽器と同じものをえらぶ児などさまざまな姿が見られました。
楽器ごと一塊になって座り、ピアノの音を聴き分けて楽器を鳴らしながら歩きます。
タンバリンは走りたくなるようなリズムの速い音。
鈴は足踏みするようなリズムの音。
カスタネットはゆったり歩くような音。
何度も繰り返してピアノを弾いているうちに、講師が次の楽器は何か子どもたちに伝えなくても自然と気づき同じ楽器のお友達を誘う姿も見られました。
次はメロディオンに挑戦してみるというところでおしまいの時間になってしまいました。
子どもたちの心の中にまたやってみたいな、楽しみだなという気持ちを持てたのではないかと思います。次回も楽しみです。(K.Y)


◆どの音符 (ゆり)

今日は太鼓のバチを使い、リズムに合わせて叩きました。
まず初めにどうやって持つか、どうやって叩くかを講師が話すと真剣な顔で話をきき、実際に持つときにはちゃんと教えてもらったように持ち、床をピアノのリズムに合わせて叩き始めました。
次にグループに分かれ、グループの音符を決め、その音符のリズムがなったらそのリズムに合わせてバチを叩くというのをやりましたが、みんなの耳がいいようで「〇グループのだよ」「行こう」と教えてあげたり、誘ってあげる姿が見られ頭の中でこの音符はこのリズムというのをきちんと理解しているのがわかりました。
太鼓は歴代の年長さんが鼓笛のときに使用してきたこともあり、年長さんたちのようにという意識もあるのかいつになく真剣に取り組んでいて、また一つ成長を見ることができました。
(K.H)

◆七夕 (ひまわり)

今日はメロディオンを持って、音楽クラブが始まりました。
講師は白板にメロディーを書いていきます。
それをみんなで歌いました。
なんの歌か、という問いにすぐに「七夕」と答えてくれました。
七夕の日に願いが叶うといいね、どんなお願いをしたのか一人づつ聞いて回ります。
「お菓子が降ってきてほしい」
「大金持ちになりたい」
「タクシーの運転手になりたい」
「強くなりたい」
と可愛らしい願いや、賢い願いや、夢を願いに書いたことを発表しました。
メロディオンで七夕を全部吹くのは難しいため、ドの部分だけ吹くと絞りながら行いました。
「難しい」
とつぶやきながらも回数をこなすと徐々にできていくことに喜びを表情で表現する子どもも出てきます。
頭をたくさん使った後は子どもたちのリクエスト曲を弾き、子どもたちは好きなように音を出して楽しみました。
メロディオンの後は鈴で七夕を表現しました。
四分音符で鈴を鳴らした後、オリジナルのリズムをみんなの前できるかな、と問うと、八分音符や「さーらさら」の部分は鈴もサラサラと奏でるやり方を発表してくれました。
(A.Y)


Posted in 園のこだわり