◆7月2日(土)の子どもたち
2016年07月02日 土曜日
◆笑ってる (0,1,2歳)




今日は天気も良かったので、園庭でたくさん遊びました。
最初は、ブランコに乗っていた子どもたちの様子です。
〇ちゃん:「誰か、かわって」
◇ちゃん:「・・・・・・」
☆ちゃん:「・・・・・・」
△ちゃん:「・・・良いよ、かわってあげる。△ちゃん、いつも妹がかわってほしいって言う と、かわってあげるんだ」
〇ちゃん:「ありがとう。乗れてうれしいな」
◇ちゃん:「次は、私もかわるからね」
△ちゃん:「私も、かわるからね」
☆ちゃん:「☆ちゃん、がんばって(ブランコを)こぐね」
〇ちゃん:「ありがとう」
みんな、本当はまだブランコに乗っていたかったけど、乗りたい子の姿やかわってくれた子の様子を見て、改めてコミュニケーションの大切さや気持ちの変化がその場にいた子ども一人ひとりに現れた瞬間でした。最後には、みんな交代交代に言葉を交わしながら、楽しく遊ぶことが出来ました。
次は、葉っぱの上にいた青虫を見つけた子どもたちの姿です。
◎くん:「先生、青虫見つけたよ、見て」
保育士:「本当だ。青虫だ。どこにいたの」
◎くん:「ここ(小さな植木鉢)にいたよ」
♪くん :「ちょうちょになるよ、先生」
保育士:「はらぺこあおむしみたいだね」
♪くん:「モンシロチョウだよ」
◎くん:「違うよ。アゲハチョウだよ」
保育士:「青虫が大きくなるとちょうちょになるんだね」
◎・♪くん:「そうだよ」
保育士:「楽しみだね」
◎・♪くん:「うん(お互いの顔を見て笑う)」
まさかそこに青虫がいるとは思わなかった二人が見つけたときの、大興奮の瞬間の会話でした。その後、二人は青虫の食べる葉っぱを探しに園庭中を歩いていました。たくさんの葉っぱを青虫の所に置き、「たくさん食べてね」と言葉かけをしていました。優しい二人の行動に保育士も心を打たれました。
最後は、「だるまさんがころんだ」をしている子どもたちの姿です。一人がおに役、後の二人がおにまで上手く近づきタッチする役でした。一人目は、おににつかまってしまいましたが、もう一人がうまくつかまりません。そこでおに役のとった行動が、直接走って「それなら(うまくとまってるなら)つかまえにこっちからいくぞ」といって、タッチする役の子をつかまえに行っていました。タッチする役の子は思わず「話が違うぞ」と言って逃げていました。しばらく二人が追いかけっこをしている間、つかまっていた子が「僕をひとりにするな」と今度は二人をつかまえに行っていました。それを見ていた保育士も、「だるまさんがころんだ」の領域を超えた遊びに、子ども三人と一緒に笑っていました。枠に縛られない自由な発想の大切さを感じた瞬間でした。
子どもたち、そして保育士も一緒になって楽しさを味わい、共有していくことの大切さを改めて感じることができました。また、子どもたちからは、発想の転換や柔らかさの大切さを学ばせて頂きました。育子園で、これからもみんなの笑顔の絶えない環境づくりに取り組んでいきたいと、一層思わせて頂いた一日となりました。(K・K)

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