事業・決算報告を終えて
2016年06月20日 月曜日
今月は法人本部で理事会、評議委員会があり、事業・決算報告は無事に承認いただきました。
先週は杉並区私立保育園連盟の園長会がありました。私立保育園も4月から公設民営保育園も入れて44園となり、区役所との連絡会では会議室の机も二重になり向かい合わせ、会議も皆さんとの距離が少し遠くに感じます。
公立との保育部会は更に倍の保育園数となります。それでも保育園不足で、区は待機児童対策で、これから20園の増を考えているとの事です。
現状でも各園で保育不足と言う中、杉並区でも東京都以外、地方からの保育士採用も考え深刻な社会問題が身近で起っています。
佼成育子園は昨年は1歳児の待機児童6名をお預かりさせていただきましたが、今年は保育士採用が1名のみで、0歳児定員9名のところ、3名枠を超え12名を受けさせていただく事が精一杯でした。
今年度も理事会で事業報告をさせていただきましたが、今年も仏教精神を基盤に『子ども主体・子ども中心の見守る保育3っの実践』を大切にした保育をしていきます。
『3っの実践とは』~私たちが日々振り返りを大切にしている藤森先生提案「見守る保育の三省」
(1)子どもの存在を丸ごと信じただろうか。
(2)子どもに真心をもって接しただろうか。
(3)子どもを見守ることができただろうか。
人間形成の基礎は乳児期につくられる。幼児を慈しみ敬う心を育て、感謝の心を養うことを目的に創立された仏教保育園であることを確認し、全職員が休日に理念研修に参加し佼成育子園の理念を学ぶ中から創立理念を再確認し、これからも職員間のチームワーク向上に努めて参ります。 園長
Posted in 三感ブログ