梅雨入り
2016年06月08日 水曜日
一昨日は公私立保育園園長の集い、地域別懇談会がありました。公立のグループで行っている研修の紹介があり、又地域別交流の中で、開所間もない保育園のお話で、近隣から「子どもの声がうるさい」とクレームがあり、一日2回、数分窓を開ける時間が限られているという現実があり、その中で過ごす子ども達、そして職員のご苦労を聞かせていただき驚きました。
その園長先生に『大変ですね。お身体大丈夫ですか?』と声掛けをしたところ『後から来たものの宿命ですと・・・』と少し悟った様には言っていましたが・・・とても切ない気持ちです。杉並区は、待機児童・保育園建設敷地、住民との交渉等と・・・大きな課題を抱えています。
改めて佼成育子園67年の伝統は、先代の園長先生はじめ諸先輩のご苦労と近隣の皆さまのお陰様と、今の環境を温かく見守られいることへの感謝の気持ちでいっぱいになります。これからも皆さんへの感謝を心に、持ち続けていきたいと思います。
関東もついに梅雨入りをしました。
今月の生命尊重ニュース(小さな生命をを守るために)赤ちゃんと社会をつなぐ月刊誌の表紙には傘を持った親子の可愛いイラストと、相田みつをさんの詩がありました。
~『雨の日には・・・』(文化出版局)より
雨の日には
雨の中を
風の日には
風の中を
雨の日を、天気のいい日と比べて「悪い日」だと思う人間(自分)中心の考え方をやめること。雨の日には雨を、そのまま全面的に受け入れて、雨の中を雨と共に生きる。風の日には、風の中を、風といっしょに生きていくと言う意味です。
つまり特別なことではない、ごくあたりまえの生き方のことです。あたりまえのだけれどこれは常に前向きで、積極的に生きると言う事です。
そしてこの場合の雨や風は次から次へと起きてきる人間の悩みや迷いのことです。
『生きていてよかった』~(角川文庫)より
自分では中々気づかない自分中心の心を学び、今月も自分を振りかえながら特別ではないごくあたりまえな生き方をしていけたら・・・と願いつつ、今から努力・精進を持続していきたいと思います。園長
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