人として大切なこと
2016年06月03日 金曜日
昨日の研修で「六波羅密」と言う仏教の話を如何いました。その続きです。「月刊仏教カリキュラム」6月号に今月の【徳目】 と言う項目がありました。
布施奉仕・・・他人に親切にすることは、まわりまわって自分にもどってくる。そうして利害を抜きにしても、どんな時にも隠れた親切が人間の社会を明るくすることを知らせよう。という各月の仏教単元です。
今年度から園便り「こばと」の仏教単元に記載していますが、昨年度、第三者評価を受け、保護者への見える化への実践としてとして毎月保育目標と、クラスの様子をお伝えしています。
子どもの活動は園日誌として、毎日ホームページにて発信していますが、更に園便りとしても発信することになりました。
昨日の研修の後、仏教カリキュラムをもう一度読み返してみると、心に落ちる言葉でした。実際には一月早い7月の単元になりますが、その一節です。
『夏に入り、この時期は普段とは違う開放的な雰囲気が漂う時期です。クラスも落ち着き、まとまりが出てくる反面、好きな人、嫌いな人、合う人、合わない人など色分けも出て来たりします。そんな時ほど誰にでも親切にする気持ちや、他のために励むという精神が改めて大切になってきます。今月の目標は・・「布施奉仕です。」布施は悟りをえるための6っの修行の一つで与えるという意味を持っています。自分の持っているものを人に与える。自分の力を人のために使うと言う修行です。』
4月から育子園の運営委員長さんが変わり本日、社会福祉会計基準等についてUグループの会計事務所のSさんと法人本部へご挨拶に行ってきました。
『新会計基準・子ども子育て支援制度等、用語も公定価格・委託・待機児童・・と』変わり、保育を取り巻く現状は、大きな変化です。
大切な乳幼児期を保育園で過ごす子ども達を、お預かりさせていただいているその中で、家庭で保護者と過ごす時間のバランス、職員の支援のありかたについて、「見守る保育」の他に、人として大切なを話を3つ伺いました。
1.人や環境にせいにしない・・・相手の気持ちに添う
2人と比べない・・・一人ひとりが違う。そこを認める
3.怒らない・・・自分の思い通りにしようとする心から起こる。【誰もが持っいる自己中心な心】
「そんな人を目標に、難しい事ですが頭の片隅に、少しでも隙間を作っておく努力が大切。」と明るく笑いながらお話をされる運営委員長さんが素晴らしく、人格を磨いていくための六波羅密の一つとして大切なことを学びました。
そんな時間をいただけたことが有難く、明るい気持ちになりました。今日はありがとうございました。
園長
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