日仏保研修会
2016年06月02日 木曜日
昨日、港区増上寺で『28年度第1回日本仏教保育研修会』が行われ参加しました。27年度における事業報告、決算報告等の後、研修会がありました。
「職業人の人材育成への考察とキャノンの人材育成」についてキャノン株式会社顧問、山﨑啓次郎氏の講演でした。その中で、人材育成の基本的な考え方の一つ、「自ら育つ」と「育つ環境を整える」は大人も、子どもも同じであり、まさに育子園の理念と同じである事に共感し、人間性の尊重をベースとした共生理念にも吸いこまれそうな時間でした。
採用時面接でも、子どもの頃の体験等を聞き、その体験が企業で実践として繋がっています。若い時は失敗を恐れず、足りないところは補足、良いところは褒める、その繰り返しが次のステージへと成長していく、そんな会社が長く続いています。
そして結びに、六波羅密の教え「布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧」自分を律し、人のため、世のため善い行いのできる人が、お陰様と、感謝ができる人材となると学びました。
キャノン語源は、観音(クアンノン)からきているそうです。そして創設者は、慈母、母の慈悲の心で育てられた方であったと伺いました。心の大切さを学ぶ研修でした。
育子園でも職員研修で株式会社カグヤ野見山社長さんのお陰様で、善い行い、陰徳の素晴らしさを今、當に学んでいるところです。
そして自他を大切にし、自己肯定感が育つ大切な乳幼児期を保護者の皆さまと共に成長を支援し、智慧を頂けるよう、自分自身も精進させていただきたいと思いました。 園長
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