◆6月27日(月)の子どもたち
2016年06月27日 月曜日
◆不思議な力。 (つぼみ)

園庭の木陰にいるととても気持ちの良い風が吹いてきます。
久しぶりにお日さまも顔を出して、つぼみ組の子どもたちも気持ちよさそうに園庭に出てきました。
だいぶ勝手がわかってきたのか、砂場のおもちゃ入れからおもちゃを引っ張り出す子がいたり、すべり台のすべる方ではなくて階段の方に向かう子もいます。
保育者と一緒に経験したことを覚えているのかもしれません。
「やりますね~」と一声掛けました。
つぼみ組さんは体は小さいけれど、育子園の人気者です。
フルスピードで走っていた幼児さんが、つぼみ組さんの前に来ると、スピードをゆるめて優しく近寄ってきてくれます。
顔をのぞきこんで頭をなでてくれたり、手を繋いでくれたり、いないいないばあをしてくれたり・・・
つぼみ組の子どもたちも、お兄さんお姉さんを見て嬉しそうに笑う姿が多くなってきたように思います。
気が付くと、つぼみ組の子の周りには玩具がいっぱいです。
優しいお兄さんお姉さんたちが持ってきてくれた貢物でした。
つぼみ組の子どもたちがいてくれるだけで、その場が優しい気持ちで溢れるように思います。
子どもたちの持っている不思議な力を感じながら、つぼみ組を取り巻く環境にも目を向けていけるよう、心の余裕を持っていたいと思います。(I.E)


◆繋がり。 (ふじ1)

朝の会ではカエルさんに名前を呼んでもらいました。金曜日に初めて出会ったカエルのパペット。なんとなく覚えていたのか、笑顔でタッチをしたり、ぎゅーっと抱きしめたりしていました。
〇くんは玩具棚から、カエルのぬいぐるみを持ってきました。同じだ・・・と気づいたのでしょうか。今目の前にあるものを、自分の知っているものと繋げていることに驚きました。
△ちゃんは昨日の夜、お家で初めて何歩か歩いたようです。保育室で少し距離のある所から呼んでみると、自分で立ち上がり2.3歩歩いて向かって来ました。歩こうとする意欲がひしひしと伝わってきました。お家で歩いた時に嬉しかった気持ちや家族が一緒に喜んでくれたことが、その意欲に繋がっているのだなと思うと心があたたかくなります。
今日の園庭は風が吹いていたのですごしやすい気候でした。先週に引き続きトランポリンが人気でした。ジャンプするという目的よりも、トランポリンに登ったり降りたりすることを楽しむ子どもが多いです。年上の子どもがジャンプした時の揺れを楽しむ姿もありました。
遊んだ後はシャワーを浴びました。まだ慣れず泣いてしまったりもしますが、これから夏に向けて、楽しみながら気持ちよさを感じられるよう関わっていきたいです。
(N.M)
◆日々成長しています (ふじ2)

今日はカラッとした気持ちの良い天気で、子どもたちも元気に過ごしていました。
室内では〇ちゃんと☆くんが人形とぬいぐるみに飲み物をあげていました。
育児をしているように見え、2人での共同作業が微笑ましく、ほのぼのしています。
園庭では、日課の空中菜園やプランターへの水やりも欠かしません。
真っ先にチェックしにいく姿に、子どもたちなりに野菜を気にかけているのが分かり、トマトの大きさの変化にも気づくようになってきました。
始めは保育士の真似をして行っていた作業も、段々と意識が芽生え、野菜が育っていく楽しさを少しずつ感じているようです。
収穫したキュウリは園庭で美味しく頂きました。
また、女の子数名がしゃぼん玉をしていました。
子どもたちがしゃぼん玉を自分で吹くのは初めての経験です。
2歳クラスがしゃぼん玉を楽しんでいるのを見て興味を示した〇ちゃんは、お姉ちゃんの姿を発見し、しゃぼん玉を吹かせてもらいました。すると上手に吹く事ができ、そのまましゃぼん玉遊びへと繋がっていったようです。
次々としゃぼん玉を吹く女の子たち。時々ストローの反対側に口を付け吹こうしていましたが、いつのまにやらしゃぼん玉も出来るようになっていました。
今後、こんな風に出来る事が増えていくのを実感しました。
同時に、今まで出来た事が出来なくなったり等、進んだり戻ったりを繰り返しながら子どもたちは成長していきます。
そんな姿を見守れる喜びに感謝し、日々を大切に過ごしていきたいと思います。
O・Y


◆早くお外に行こう! (ふじ3)

今週はお天気の良いスタートになりました。先週は雨が降ったり止んだりだったこともあり、雨の降っていないときは、今だ、とばかりにさっさと園庭に出ていたからか、おやつを食べ終わると、すかさず帽子を持ってきて、外へ行く気満々の子どもたちです。
「ミッキーさんしてから、お外行こうか。」となんとか気持ちを落ち着かせ、少しお部屋で遊びました。赤ちゃんのお人形が人気です。肩車をしてあげる〇ちゃん。「あら、いいね。赤ちゃん、肩車してあげてるの?〇ちゃん、パパみたいね。」と言うと、それを見ていた△ちゃんたちもすかさず、お人形を持ってきて、肩に乗せ、「見て見て」とアピールします。バッグも持ってきたので、リュックみたいに背中に背負わせ、「いってらっしゃい。」と言うと、3人で出かけていきました。休日の家族と過ごしている姿が見えるような気がします。
お待ちかねの園庭では、きゅうりを食べたり、おにいさんたちに紛れて、シャボン玉をしたりしました。
土曜日にも、シャボン玉にチャレンジした◇くん。土曜日は、保育士にストローを持ってもらうと、うまく吹くことができるようになりました。今日は、自分でストローを持ってやってみます。ちょんちょんと液をつけて、吹いてみました。ストローの先にぷうっとシャボン玉ができました。飛んではいきませんでしたが、満足そうな◇くんです。
後からやってきた●くんも、挑戦。ちょんちょんと液につけ、くちに加えるところまではできましたが、ふーっと吹くのがわからないようで、そのまま。。「ふーってやるんだよ。」とやってみせますが、どちらかというと、吸っているような気もします・・・。それでも、なんどか、ちょんちょん→口にくわえるを繰り返していると、フッと吹くことができ、シャボン玉が出てきました。
飛んでいく小さなシャボン玉を「あーっ」と思わず追いかける●くん。液の入った容器も持ったまま走ったので、中身はじゃばじゃばとこぼれますが、もちろん本人は気付いていません。そして最後は、すってんころりん。また、何事もなかったように戻ってきて、すっかり楽しくなったシャボン玉を楽しみました。ふわふわと飛んで、パチンと消える不思議なシャボン玉。。。また、好きな遊びが一つ増えました。
(T.M)

◆いろいろな発見をしたよ (きく)

今日は、良い天気だったので、園庭で遊びました。
初めに、園庭に行くために、靴を履いていると・・・・なんと小さなカタツムリがいました。
最初に発見した〇くんが「あ、カタツムリ」と言う声でみんな集まり、しばらく眺めていました。すると、△くんが「カタツムリは赤ちゃんなの。きくぐみさんにもあったね」と保育士に聞いてきました。きくぐみの虫かごの中にもカタツムリを飼っているからです。
保育士は「これからこのカタツムリさん大きくなるかもしれないね。(虫かごの中に)仲間に入れてあげようか」と言うと、子どもたちは「うん。一緒にする」と嬉しそうに答えました。
階段を降りて、園庭で遊んでいると保育士がシャボン玉を用意していました。子どもたちは、シャボン玉を吹いて遊ぶことにしました。すると、子どもたちがこんなお話をしていました。
◆ちゃん:「シャボン玉、こんなに大きいのつくれるよ(と言いながら吹く)」
☆ちゃん:「そっと吹くと大きくなるよ」
▽ちゃん:「シャボン玉、(光に反射して)ピカピカしてる」
■ちゃん:「シャボン玉、丸いよ」
※ちゃん:「(シャボン玉)色がいっぱい」
子どもたちは遊びを通し、シャボン玉の吹き方、色、形を会話や視覚を学んでいる貴重な姿を見ることが出来ました。
最後は、アスレチックロープに挑戦している子どもたちの様子に驚きました。4月の頃よりも足や膝、腕の使い方がとても上手になっているからです。4月当初は、ロープを登る時は、「先生、おしりこうやって(押さえてて)」と言っていた子どもたちも、6月下旬の今では「先生、一人でできるよ。見てて」と嬉しそうに成長した姿を見せてくれました。そして、上部に登りきり、保育士が「すごい。上手になったね」と拍手すると、とても恥ずかしそう表情をしながら「にげろー」と言いながら、すべり台をすべっていました。
日々子どもたちとの関わりで、成長の素晴らしさを感じ、またそれが保育士の原動力となっています。子どもの持っている力はとてもすごいと感じました。子どもたちから、たくさんの笑顔をもらって改めて、保育士として、また一人の人間として、子どもたちが過ごしやすい環境づくりを目指していきたいと感じさせて頂いた一日となりました。(K・K)


◆たんぽぽ組の挑戦 (たんぽぽ)
今日は園庭に行きました。太陽の日差しが強く暑いかと思っていましたが爽やかな風が園庭中をかけ抜け過ごしやすく感じました。
ロッククライミングが出来るようになった〇くん。ご機嫌で本日も挑戦。上の方から「先生みて~」と喜びに満ちた肥が飛んできました。「出来た出来た」と大満足で得意気な表情をみせてくれました。
そして滑り台で降りてくるとまた挑戦。△ちゃんが挑戦しているのを見て〇くんは「ここに足するんだよ」「手はここだよ」と手足の運び方を教えてくれていました。△ちゃんは〇くんに教えてもらったことを実践し2段目まで登ることができ、とても嬉しそうでした。
□君は縄跳びに挑戦。保育士と後ろから前に縄跳びを回し、前に来たら飛ぶと何度も繰り返していたらなんと1回飛べるようになり嬉しくて保育士に見せて回っていました。何事も自分から興味を持ち挑戦するとできるまで挑戦することができ、出来た時の満足感が倍になり、挑戦している時の感情や気持ちの大きさがまた次へのステップに繋がっていくのでしょう。これからもたくさんのことに興味を示し、臆することなく挑戦していってほしいと思います。
(K☆H)


◆どんなものを作ろうかな (うみグループ)

今日は天気も良く園庭に行くと、うみグループの花壇にひまわりの苗が植えてあるのをみて「大きくなってるね」と子ども達同士で話をしたり、土が乾いているからか「お水あげるー」と言って自分たちで如雨露に水を入れてひまわりに水をあげている姿が見られました。
今日は暑いということもあり、いつになく泥遊びにも気合が入りひまわり組の男の子たちが泥団子を作ろうと砂場に水を持ってきて手がどろどろになるのを楽しみながら「俺の方がおおきいよー」「あっ、俺の方が小さいな」と自分たちで作ったものを比べあったりしてより素敵なものを作ろうとする姿が多く見られました。
ウッドデッキの近くでは、水に植物を入れてもんだりして色水を作り「私はヤマモモを入れてもんだら薄ピンク色になったよ」とお友達に教え合ったりして、お友達同士の刺激の仕合いが遊びの発展に大きく作用しているなと改めて感じました。
(K.H)

◆色水実験 (にじグループ)

今週はいい天気でのスタートとなりました。
そのため、「プール入る」「入ろう」とプールコールがおきました。
しかし、週初めは休日の疲れ、体調面を考慮し、プールには入りません。
そのことを伝えるとがっかりムードになりつつも理解をしてくれました。
今日は色水作りの実験を楽しみました。
色水作りの原点は去年度の年長児です。
去年度の年長児は科学遊びが好きでした。
アイス作りなど部屋にある科学の本を通し、興味ある子どもたち中心で行っていました。
その科学遊びから再び興味を持ったのが色水遊びでした。
本を見ると、ビニールに草花、水を入れ、手で揉み、色が出るというものです。
ビニール・本を持ち、園庭に行く途中、「本は僕が持つ」
ともめ事が起こってしましました。
色水やろうと案を出した子どもと本を探すのに手伝ってくれた子どもたちとのやりとりでした
ここで発案者の子どもが「僕から始めたから、僕がリーダーね」
というと周りは納得し、「じゃあ僕二番目ね」
と後に続きました。
もめ事はすぐにおさまり、みんなで手分けしていろんな色の花探しを始めました。
「僕は青」 「僕は黄色」 「緑」 「・・・」
と決まっていくとリーダーの子どもは「僕はリーダーだからみんなが作らない色を作る」
と立派な姿を見せてくれました。
実験は成功と失敗を繰り返し、何色もの色水を作って行きました。
色水作りを楽しんでいると、「僕、やっぱリーダーやだ」
と言いに来ました。
理由を聞くと、みんなと同じ色も作りたい、とのことでした。
リーダーという子どもたちが憧れる立ち位置の難しさを味わえた瞬間でした。
色水はこれから何に使うのか、子どもたちと考えていきたいと思います。
(A,Y)


◆やってみたけど (そらグループ)

ゆり組の三人の男児が「先生、ジェットコースターを作りたいから段ボールください。」
と言いにきました。
いつも一緒にいることが多く、ブロックや積み木を組み合わせて遊ぶことが多く今日はなんだか張り切る姿に嬉しく感じました。
と言っても、三人が考えているジェットコースターとは何か始めは解らなかったため、子どものイメージを聞いたり、子ども達が書いた下書きに沿って段ボールを切ってみました。
保育士が手伝いながらですが初めて使う段ボールカッターにわくわくしていました。
完成したのは園庭の築山で使う「そり」でした。
張り切って園庭へ行き早速滑ってみるものの、取っ手の部分がちぎれてしまったり
思ったより切ったサイズが小さかったことに気づいたり…。
もうちょっとこうすればよかった、ああすればよかったと友だち同士で話したり保育士のところまで言いにきてくれました。
やってみて気づくこと、やったからこそ気づけることがあるんだなと改めて感じました。
また、次に向かってやってみようという気持ちが持てるように一緒に考え関わっていけたらと思います。(K.Y)

Posted in 園のこだわり