◆6月23日(木)の子どもたち
2016年06月23日 木曜日
◆雨の日でも色々な遊びを楽しみました (つぼみ)

エプロンシアター「泥んこ猫ちゃん」を見ました。みんな人形をジーッと見て、中には近づいて触ろうとする子もいました。前回のエプロンシアターは、音楽に乗りながらでしたが、今回はCDもかけずに保育士のお話だけでも、よく見ていました。
猫が、お風呂に入ってシャワーを浴びて出てくるのを目で追っていました。みんなも猫ちゃんが使っていたシャワーで頭や顔をシャワーすると、くすぐったかったのもあってか、にこにこでした。
木のおもちゃを出してきました。つぼみ組の子どもたちに合わせて、イナイナイバーをするおもちゃや坂を転がるどんぐりなど子どもたちの手にもちょうど納まるようなものを選びました。
どの子も1つずつ気に入ったものができ、車を動かして嬉しそうにする子や穴に球を入れて楽しむ子がいれば、気に入ったものを口に入れてペロペロ、モグモグする子もいました。思った時間より長い間、夢中で遊ぶ姿に、子どもたちに合ったおもちゃを選ぶことの大切さを感じました。これからも子どもたちに合ったおもちゃで一緒に楽しんでいきたいと思います。
廊下では、ボールハウスで遊びました。ボールを両手で持って打ち付けて楽しむ子が増えました。リズミカルにあっちでもこっちでも打ち付ける姿がかわいいです。M.K


◆子どもの反応 (ふじ1)

なかなか戸外に出られないので、今日はテラスで遊ぶことにしました。
子どもたちも久しぶりに戸外に大喜びで、自分の靴だけでなく、お友だちの靴まで出してしまうほどでした。
テラスの入口に立って「早く開けて」とアピールする子もいましたが、ボールを持ってくると、転がしたり蹴ったりして楽しく遊び始めました。
ボール遊びが楽しめない子には、シャボン玉を保育士が作って沢山飛ばしました。
手で掴もうとするとすぐに壊れてしまったり、落ちてくるのを待っていても、風に乗って違うところに飛んで行ってしまうのを笑いながら見たりと、子どもたちの表情が自然と笑顔になっていきました。
また、せっかくテラスにいるので、小さいタライに少し水を入れ、ピールのおもちゃを用意し、子どもたちの水への反応を観察することにしました。
タライを見つけて一番に近づいてきたのは〇くん。
普段から泥んこ遊びが大好きな〇くんは、何の抵抗もなく水に手を入れてバシャバシャ始めました。
その様子を見つけた△くんも近づき、水に沈むおもちゃを高い位置から落として水しぶきが飛ぶたびに「キャー」と歓声をあげて大喜びし、二人で楽しい水遊びが始まりました。
その二人を遠巻きに見ていたのが◇くんと▲くん。
2人とも一緒にやりたいようなのですが、初めてのことでなかなか手を出すことが出来ません。
そこで、小さなタライをもう1つ出すと、◇くんはそこでゆっくりと遊びだしました。
▲くんはやっぱり2人のタライの方が気になるようなので、おもちゃを1つ手渡すと嬉しそうに手に取ったので、「お水に入れてみたら?」と2人のタライに誘うと迷うことなく水におもちゃを投げ入れ、そこから水遊びがスタートしました。
気が付くと◇くんも合流し、男の子4人で楽しく遊び姿が見ることが出来ました。
女の子たちはというと、◇くんが移動した後に小さなタライで遊びだしたり、その周りで手を叩いて遊んでいる様子を見ていたりと、ゆっくりとしたペースで遊んでいました。
【水遊び】という一つのことでも、ここに反応も表情も全く違います。
こういう反応を素直に見せてくれる、反応を感じあえる関係をこれからも築いていきたいと思います。(E.Y)


◆子どもの姿に学ぶ (ふじ2)

雨が続き蒸し暑い為か、子どもたちも少し疲れ気味の様子です。
体調を崩しやすい時期でもあるので、体調面の変化に気を付けていきたいと思います。
ホールでは巧技台を出して、3組と一緒に遊びました。
滑り台は階段がなく、3段の高さを腕と足の力でよじ登るのですが、前回よりもスムーズに登っており、力がついてきたのが感じられます。
順番に取り組みますが、横入りも時々ある中、少しずつ『順番こ』というものを覚えてきており、お友だちを叩いたり泣く姿が減ってきました。
中にはこんな光景も・・・
同時に滑り台の段差に手をついた〇ちゃんと☆ちゃん。お互いの顔を見合わせしばらく止まっていました。すると〇ちゃんが『どうぞ』とばかりに譲り、後ろに下がりました。
笑顔でよじ登る☆ちゃん。そこには時々見られたような、思わず手が出て叩き合ったり泣く姿はありませんでした。
もちろん、子どもたちは言葉もまだ未発達であり、発達段階的にも、自分の思い通りにならない事に対し、手が出てしまう事や泣いて主張する姿は当然見られる時期です。
その中で、自己主張だけではなく、相手を思いやる気持ちが芽生え、態度に表れるようになった事は嬉しい変化でした。
また、ふじ2組でよく見られる光景に、転んで泣いている子の頭を撫でる姿があります。
先ほどまで玩具を取り合っていた子ども同士でも、しばらくすると、泣いている友だちに対して何度も頭を撫で心配そうに顔を覗き込んでいます。
小さい子どもなりに相手を気遣う様子に大切な事を教えられます。
子どもたちはわだかまりを残す事なく、素直な心で今の瞬間を生きている。子どもの姿から多くの事を考えさせらた1日でした。
O・Y


◆今日も雨ふり (ふじ3)
雨も大切ですがあまり降り続けると気持ちも滅入ってきます。そんなことを考えるのは大人だけでしょうか、子ども達は今日も元気に過ごしていました。
3日連続の雨なので今日は体をたくさん動かせるあそびを提供するためホールに行ってきました。巧技台を使ったすべり台や一本橋、その他トンネルなどを用意してホールであそびました。
ホールに行くことを子ども達に伝えるととても大喜びで早くもピンクの扉の前に来て出発するのを待ちます。行きたい気持ちが強すぎて前へ前へと出ていこうとする子もいます。「先生よりも前に行かないでね」と約束を伝えてピンクの扉を開け、赤いドアを開けると元気に廊下を走ってい行きます。ここもではいつもの廊下遊びの流れです。次の廊下の先にある赤いドアの先からが保育者よりも先に行かないでホールに行けるかです。
一度、赤いドアの前で立ち止まりドアを開けて出発です。〇くんと◇ちゃんは逸る気持ちを抑えつつも前に出ていこうとします。保育者が手をつないで一緒に行きますが、保育者を抜かさないようにとする気持ちと早くホールに行きたい気持ちが体に現れてしまうのか、2人とも手はしっかりと握っているのでが足だけは先に先に行こうと少しずつ前々と出るようになって歩いていました。
しかし、つないだ手を放すことなく気持ちを抑えつつ無事にホールに着くことが出来ました。早く行きたい気持ちはとても伝わってきましたが、無理に手を離さずに一緒にホールに行けたことにとても成長を感じました。
〇くん、◇ちゃん保育者の3人で先頭を歩いていましたが一緒に行った子ども達も抜かすことなく次々とホールに到着、思い思いの遊びを楽しみました。
子ども達のあそぶ様子を見ながら途中から現れた遊具にビリボーがあります。ヨーロッパ生まれの遊具です。カラフルな色にかわいい?おもしろい形に子ども達も興味津々でした。正しい遊び方もありますが、どちらかと言えばアイデア次第で遊びの広がりる遊具です。
子ども達の発想、驚かされたり楽しませて貰ったりしました。保育者の真似をして楽しむ子もいますがどちらかと言えば子ども同士で☆くんがしたことが面白そうとぼくもわたしもと真似ることが多い様に思いました。とても楽しそうに過ごしていました。
ホールでたくさん動いてたくさん汗をかいたのでシャワーを浴びられる子はシャワー(温水)を浴びました。スッキリした後みんなで楽しく給食を食べました。Y.N


◆発散できたかな? (きく)

お家の方が書いてくださる連絡帳には、「雨続きで、つまんないと言ってます」「物が壊れるのではないかというくらいの遊び方をして」などと書かれていて、お部屋遊びだけでは、やはりみんなも少し発散しきれないようです。
しかし、今日も雨。今日は何をしようか。ということで、きく、たんぽぽのお部屋を自由に行き来をして行動範囲を広げ、また廊下にはすべり台やはしごを出し、身体を動かすスペースも置きました。
そして、開放する前に、たんぽぽぐみで合同で、エプロンシアター(「おおきなかぶ」)、パネルシアター(「はらぺこあおむし」「あじのひらき」)を観ることにしました。みんなとても喜んで興味をもってよく観ていました。「はらぺこあおむし」は、CDをかけずにお話しの通りの歌をみんなで生うたを歌いながら観ました。うたもよく知っているようで、みんな熱唱するかのように、口を大きく開けてとても上手に張り切って歌っていました。
見た後は、自由にきく、たんぽぽを行き来して遊びました。自然と去年のクラスで集まるようで、懐かしがって手をつないで歩いたり、すべり台でも去年のお友だちが集まって、台の所に顔を寄せ合い笑っていたり、仲良く遊んでいました。
今日もすべり台には、すべり台をずっとやりたがる◎くんがいました。いつもと違う部屋、またいつものお部屋で、それぞれ好きな遊びを選び遊び込んでいました。今日は発散できたでしょうか?ちなみにお昼寝は、今日も寝つき良く、なかなか起きないきくぐみです。(T.Y)


◆パネルシアターを見ました。 (たんぽぽ)

毎日雨で子どもたちのパワーは溜まる一方の様です。
今日はきく組と一緒にエプロンシアターの大きなかぶとパネルシアターのはらぺこあおむしを見ました。前のめりになって物語の中に入り込んでいた□君。かぶを抜こうと登場人物たちを応援して一緒にうんとこしょと掛け声をかけ抜けた時は手を叩き満面の笑みを浮かべてくれていました。
はらぺこあおむしの歌を一緒に唄い楽しむ子どもたち。
〇くんが給食後「あおむし楽しかったね~。もう一回見たい」と感想を話してくれました。その言葉を聞いてとても嬉しく胸がホカホカしました。子どもたちの素直な反応がダイレクトに返ってくることが保育士になり何より楽しく嬉しい気持ちになります。
お部屋で飼っているカタツムリくん。食べ物によって便の色が違うことをここ数日で知った子どもたち。「今日はオレンジ」「にんじん食べたからだね」と話が盛り上がっていました。
廊下には巧技台のはしごやジャンプ台を設置し、体を使って遊ぶゾーンを作り大盛況。
そしてきくたんぽぽの保育室も開放して遊び、なぜかたんぽぽ組の子はきく組へ。きく組の子はたんぽぽへと入れ替え制のようになっていてとても面白かったです。外で思い切り遊べる日が待ち遠しです。
(K☆H)


◆円 (うみグループ)

昨日の帰りの時間に子どもたちからジェスチャーゲームをやりたいという声があり、ひまわり組を中心に始まりました。
ひとつの円になり、順番に自分で考えたジェスチャーをします。
今までも共有の時間に保育士がやっていたのを見ていた子どもたちは、声を使わずに伝える手段を考えられるようになりました。
動物や昆虫の動きは、四つん這いになった動きをするので、一見みんな同じように見えるのですが、同じ動作でも少し速かったり遅かったり、膝を伸ばしたり立てたりしています。
小さな違いなので、とても分かりずらいのですが子ども同士で取り組むと、その変化にも敏感に気が付いて「わかったー」と沢山の手が上がります。
ゆり・もも組の子どもたちもその盛り上がりように興味を持ち、一緒に行ないました。
ニヤニヤしながら、ちょっと恥ずかしそうにして、前にひまわり組のお友達がやっていたものを真似てみたり、自分で考えてみたりして参加していました。
円になるとお友達の表情が見えて、話がよく聞こえ、お友達も自分の話を聞いてくれていることが良くわかり、嬉しい気持ちになります。
朝の集まりでも行ないました。
より多くのお友達が見てくれていて、お友達に伝えようとする児とそれに答えようとする児の相互の協力が子どもたちの中で自然と起こり素敵な場面でした。(B・K)

◆どの姿も (にじグループ)

今日は室内では、造形遊びと絵具遊びを行いました。
先日アジサイを取りに雨の中園庭に出ていたのを思い出しアジサイの絵を描いてみた子どももおりました。
最近では、ゆりぐみともも組の関わりがよく見られ、それと同時に年長児同士の関わりも見られています。
徐々に自分の本来の姿を見せた来たもも組の子ども達に、徐々に優しさレベルを調節し対等な扱いへと変えていく年長児の姿は見ていて面白いときがあります。
「おにいちゃんがはいっちゃだめっていったの~」
「おにいちゃんがおしたの~」
「おねえちゃんがおこった~」
等の声がちらほら出てきました。
優しかったおにいちゃんはいずこに・・・。
しっかりと変わらずここにいますのでご安心下さい。
変わったのはもも組の姿でその姿にシフトチェンジしたのが年長児です。
少しずつ、お兄さんお姉さんとの違いを学んでいるように感じます。
ゆり組の子ども達は、その「間」でうまくのびのびしています。
もも組の子ども達への保育者の援助、年長児への注意喚起とうの保育者の声掛けの中にうまく身をひそめて活動しているようにも感じます。
その分、私たちの目をゆり組の子ども達へしっかり向けて関わる必要性を日々感じます。
年長児のように、年長児のまねをして、朝の集まりの発表の時間を占めているのは年中児だったりします。
どの姿も、そこに無数に存在するだけで各々大切な経験値となっています。
k☆y
◆昨日の続き… (そらグループ)

昨日に引き続き雨だったので今日も室内で過ごしました。
今朝もどんな遊びをしたいか共有の時間を設けました。相変わらず沢山の子どもたちが手を挙げ皆の前で発表しますが、最近は発表の仕方が具体的になってきました。
特に誰とやりたいかというお友達の名前がよく出てきます。同い年のお友達と遊ぶことの楽しさを感じつつ、異年齢のお友達と遊ぶことを楽しみにしている児が増えた気がします。
年上のお友達の刺激を受け挑戦してみようと思ったり一緒にいる時間が以前よりも楽しく感じられるようになったのではないかと思います。
昨日、描いた紫陽花の絵が乾いたので、やってみたい児ははさみで切ることを挑戦してみました。掲示すると自分の作品を喜んでいました。
中には葉っぱをつけるのはどうかと提案してくれた児もいたので葉っぱも作って貼りました。
まだ途中経過ですが、皆で素敵な作品を作りあげていけたらと思います。(K.Y)

Posted in 園のこだわり