◆6月21日₍火₎の子ども達
2016年06月21日 火曜日
◆興味津々 (つぼみ)
外はどんより雨空ですが、登園してくる子どもたちはみんなとってもいいお顔。
朝保育中は、ふじ組さんと一緒に過ごしているのですが、いつも以上にお友だちに興味を示している姿が感じられるつぼみ組です。
ふじ組の子がブロックを積んでいるいると、そのブロック目がけてハイハイで近づいていくつぼみ組の〇ちゃん。
壊されそうになったので、『やだよ』とふじ組の子が〇ちゃんの前に手を出すと、今度はその手を見ます。
そして、手の先にあるふじ組の子の姿を見始めるのです。
互いの存在をしっかりと意識しながら、関わりあう姿に子どもたちの持っている力を感じました。
ミッキー体操が終わった後、絵本を読んでみました。
『だるまさんが』という本です。
お話が始まると、ハイハイで近くに寄ってきてくれた子がいました。
興味を示してくれているようです。
じーっと見入っている子、一緒に体を揺らしてみる子、近くには来ないけれど、遠くから何かやってるなーと見ている子。
絵本を見た後は、うさぎのぬいぐるみと一緒に子どもたちの名前を呼びました。
この前まではあまり反応を示さなかった子も、今日はばっちりぬいぐるみに視線を向けて反応を示してくれました。
つぼみ組らしい朝の集まりになったような気がします。
子どもたちの興味や関心に合わせて、環境設定をしていくとともに、絵本選びなども工夫していきたいと思います。(I.E)


◆チャレンジ!! (ふじ1)

今日は、初めてのことがいくつかありました。
1つ目は、つぼみさんの部屋で朝の集まりに参加したことです。
朝保育中はお互いの部屋を行き来しているのですが、日中は扉を閉めているため、ミッキー体操も集まって絵本を見るのも、名前を読んでもらうのも、同じことをしていても、部屋が違うととても新鮮に感じます。
初めのうちは緊張をしていたのが、大好きな『だるまさんが』を読んでもらっても反応せず真顔で見ている子どもたちでしたが、次第に場の空気にも慣れ、「いつ、名前呼んでもらえるかな・・・」と期待しながら待っているという感じが伝わってきました。
おもちゃも、ふじ組とは違うものが多く、子どもたちは興味津々。
特にいつもはつぼみの子が座っていて触ることが出来ないbanboはみんなが座りたがり、順番に「どうやって座るの」と考えながらチャレンジしていました。
2つめは、ゆび絵の具の体験です。
これから夏に向けて、絵の具に触れる機会が多くなりますが、その第1弾として、模造紙にやりたい子が集まってゆび絵の具の感触を楽しみました。
ふじ1組の子は、泥んこ遊びが好きな子が多いので、みんなが興味を示すかなと期待したのですが、やはり見た目や感触の違いになかなか手が出ず、保育士が一緒に参加して少し触ってみることが出来ました。
生まれてまだ1年ちょっとの子どもたち。
見たことがないもの、触ったことのないもの、食べたことのないもの・・・と、沢山の初めてが待っています。
その中のほんの1つに過ぎない今日の経験かもしれませんが、子どもたちにとって、これからのいい刺激となるといいなと感じます。
沢山のチャレンジを通して、沢山の楽しみを見つけてもらえたら嬉しいと思います。(E.Y)

◆小さな芸術家 (ふじ2)

今日は絵の具遊びをしました。その絵の具の名前は(ゆび絵の具)と(泥んこ絵の具)です。
直接手で絵の具に触れ、感触を楽しめる物で、紙を机一面に広げて絵の具を垂らし、興味を示した子から取り組んでみました。
すぐに反応し、ためらう事なく両手を絵の具に浸し、紙にペタペタする〇ちゃん。手の平でマッサージするかのように紙の上で手を滑らせます。絵の具の感触をたっぷりと味わっているのが分かります。
最後は自分の顔にも絵の具を付けて夢中の表情でしした。
最初は戸惑い気味だった☆ちゃんは徐々に慣れ、何色もの絵の具を混ぜては手で伸ばし、指をさして『見て』と伝えてきます。
絵の具が混ざり合って出来る、色のコントラストを楽しんでいるようでした。
絵の具に彩られた紙と自分の手とを見比べて、不思議そうに眺める子も多かったです。
子どもたちの中には、興味を示したけど、いざ自分の番が来た途端に泣き出した子、指先を少し絵の具に付け、「おしまい」と言ってすぐ終了した子、見ただけで嫌がる子などもいます。
絵の具にしろ何の取り組みにしろ、子どもたちにはその子なりのペースがあり、興味の対象も感じ方もそれぞれ違います。
1人ひとりのペースを大切にしながら、無理なく様々な素材に触れ経験を積み、楽しいと感じられる事を少しずつ増やしていけたらと思います。
O・Y


◆まいにちがスペシャル。 (ふじ3)

今日はお部屋で「ゆびえのぐ」をしてあそびました。ゆびえのぐは普通の絵の具よりも少しとろっとしており指や手で伸ばして感触を楽しむ絵具あそびです。
大きな模造紙を用意して、今日は水色のスモックも用意しダイナミックにあそべるように準備しました。「えのぐやってみる?」と誘うと、「やるー」とやる気満々で来る子もいれば、首を横に振って別のところへ行く子、少し立ち止まって様子を見ること反応はそれぞれです。
スモックを着るとなんだかそれなりに見えるのか、小さな画伯たちがいっぱいです。初めに絵の具を紙に出して保育士が触ってみせると、目も口もぽかんと開きながら見ていました。始めの一触りは緊張の一瞬です。
恐る恐る手を伸ばすと、冷たい感触と、むにゅっとやわらかい感触ににやーっと笑みがこぼれて遊びだしました。一度手を付けてしまえば後は両手を使って絵の具を混ぜてダイナミックに、一方では、手にまとわりついた絵の具を何とかとろうと紙やスモックにこすり付けている子もいました。
始めは怪訝そうな顔していた子も、一本の指から少しずつ慣れていき、手のひらに付けて広げてあそぶようになり、徐々に感触慣れていったことがわかりました。夢中になってあそんでいると、気付けばひらは絵の具だらけに。時折自分たちの手のひらを見つめてはびっくりたような表情をしたり、お友だちと見せ合って笑ったりと、くるくるとかわる子ども達の表情を見ているのが楽しかったです。
大人になると様々なことに予想や想像がつくので「これはこんなもんだろう」とある程度想像して物事に挑むのでそれほど驚きも感動も薄くなってきますが、子どもたちを見ていると一回一回驚いたり、喜んだりして毎日が本当に新鮮であることと、経験の積み重ねでたくさんのことを知ったり感じられるようになることを改めて気付きます。「毎日がスペシャル」そんな歌の歌詞があったような・・・。まさに子ども達にとってはそうなのかもしれません。
(K*S)

◆おともだちと。 (きく)
今日はきく・たんぽぽのお部屋を開放し、廊下にはしごとすべり台を置いて遊びました。
始めはほとんどの子どもたちがはしごやすべり台に並び、大人気でしたが、次第にいろんな場所へと散らばっていきました。
すべり台では、女の子たちが決まり文句のように、自分が滑る番になると後ろに並んでいるお友だちに「たすけて~」と言って手を伸ばして寝そべりながら滑り、後ろの子はその子の手をつかんで「だいじょうぶだよ」と言っていました。
次の子の番になると、また次の子が「たすけて~」と言って、その子たちの中ではエンドレスに続いていきました。
一人で楽しく滑ったり、保育士に褒めてもらうのを喜ぶ子もいますが、その女の子たちは「ひとり」よりも「おともだちと」遊ぶのを楽しんでいる姿がありました。
「たのしい」という気持ちを共感して、そこに喜びを感じているようでした。
これも成長のひとつだなと感じると、一つひとつの遊びの中、生活している中に子どもたちの成長の姿がそれぞれに表れているのだと改めて実感します。
たんぽぽ組のお部屋にきく組の子どもたちだけしかいないときもあり、いつもいるお部屋より違うお部屋に興味を引かれる部分もあるのだろうなと感じます。
たんぽぽ組のベランダ側に長い台があり、そこに磁石でくっつく玩具をマイクに見立て、立って歌って遊んでいると、3人中、2人はマイクを持って歌い、1人は2人が歌い始めたのを見ると大きく手拍子をしてノリノリに盛り上げていました。
それぞれに役割があり、それが子どもたちの中で自然とできているのが不思議で楽しい世界だなと感じました。
また楽しさは連鎖していくので、どんどん集まり、台いっぱいに並んで楽しそうに歌っていました。
雨の日でしたが、身体を動かし、子どもたちのたくさんの笑顔が見られ、よかったです。
(H.K)



今日は朝から雨だったので廊下に巧技台を出し、きく・たんぽぽ組のお部屋も開放して遊びました。
廊下で何か楽しそうなことしてる・・と駆けていく子どもたち。
「3・2・1!」と自分でカウントダウンをしてからジャンプをしたり、「みててね」と保育士に見せたり、はしごを渡って巧技台の上に登るとかっこよくポーズを決めてみたりと、「できたよ」の嬉しさがいっぱい。キラキラの笑顔が物語っています。
「つぎは△ちゃんだったよ」「こっちだよー」と子どもたちで言い合う姿もありました。やりたい気持ちが先走って順番が分からなくなってしまうことももちろんまだまだありますが、そういった子どもたちのちょっとした一言が気づかせてくれて、大人に言われるよりもお友だちに言われるとすんなり納得してくれるときもあります。
お友だちが教えてくれたことでスーッと後ろに行った□くん。「えらいね、ちゃんと気付いて戻れたね。」と言うと嬉しそうに微笑み、その後もチョコチョコと教えてくれた△ちゃんたちの後ろをついていく姿がなんとも可愛らしかったです。
教えてあげたり、時に教えてもらったり、そうやっていろんな経験をしながら気付いていくこと分かっていくことが増えていくんだなと思います。素敵な関わりが見れました。
いつの間にか廊下で遊ぶ人数もまばらになってきたと思い、きく組の部屋を覗きにいくと、たんぽぽ組の子がたくさんいました。
同じものもあれば、きく組にしかないものもあります。同じものでもきく組にあるとまた違った見え方になるのでしょうか。子どもたちの反応も、集中力もいつにも増していた気がします。
たくさん遊んだからか、給食をたくさん食べて寝るのもいつもより早い子どもたちでした。
S.S


◆フラフープ (もも)

前回の音楽クラブとのつながりで梅雨のお話から始まりました。
みんなで雨を表現しよう、手を広げて全身で雨粒を表現しました。
雨粒になり、ホールを回ると、「先生、ピアノも入れてよ」
とピアノを自然と要求する子どもたちでした。
ピアノに合わせて雨粒をしていると、曲が変わりました。
カエルの曲でした。
それに合わせてカエルに変身しました。
次はカタツムリに変身しました。
雨の日を喜ぶ生き物は他にもいるんだよ、と話をすると「葉っぱさん」「お花」と答えてくれました。
たくさんの花びらが集まってできているお花、アジサイをみんなでやろうとお話ししました。
フラフープの中に立って、手を頭の上に置きました。
真剣な表情で手のひらを上にするもも組の子どもたち、とても上手でした。
雨の日に地面にできる水たまりをフラフープで見立て、体も動かしました。
雨の日も楽しい、と思える音楽クラブになりました。
(A.Y)


◆子ども同士の関わり (ゆり)

「ゆーりーぐみのおともだち」
「ハレルーヤ」
ハレルヤの歌で元気に音楽クラブがはじまりました。
「今日は、なにするんだろうね」ドキドキ、ワクワク…子どもたちの期待が膨らみます。
今日は、一人一枚音符カードをもらい音符バスケットを行いました。ルールはフルーツバスケットと同じもので、自分の音符が呼ばれたら席の移動を行います。
はじめは戸惑う子もいましたが、慣れてくると嬉しそうな声、笑顔が広がります。ゲームを通し楽しく音符やリズムに触れていきました。
その後は、手持ちの音符カードのチームに分かれピアノの音に合わせたリズム遊びを行いました。
印象的だったのは、どの遊びも子ども同士声を掛けあい助け合う姿です。
「こっち椅子あいてるよ」「〇〇ちゃんの番だよ」「手つないでいこう」
皆が楽しく遊べるよう心一つに行う…そんな素敵な姿がたくさん見られる音楽クラブとなりました。
他の子に興味や関心をもったり、思いやりの気持ちを持ったり…。
子どもたちは日々成長しているんだと暖かい気持ちになりました。
T.N
◆音楽クラブ (ひまわり)

今日は全音符、白音符、黒音符、はた音符を小太鼓のバチを使ってそのリズムに合わせて叩いてみました。自分たちでどの音符をやりたいかを決めて、講師がピアノでそれぞれのリズムの音を出すときに自分たちで聞き分けてそのリズムを叩いたり、その音がどの音なのかがわかる子は「今、黒音符だよ」「白音符だよ」と大きな声で教え合ったりしていました。
各音符のリズムを思い出したところで各音符から一人ずつ出て合奏をしました。各音符とも自分のリズムを崩すことなく叩くことができ、先生から「すごいね。ちゃんとできてたよ」と褒めてもらい褒められたお友達は少し誇らしげな表情を浮かべながら座っているお友達の所へ戻っていました。
こんなにも各音符のリズムを聞き分けることができ、ちゃんと叩けるようになっている姿を見て改めてひまわり組の子どもたちの成長を感じました。
(K.H)

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