◆6月7日(火)の子どもたち
2016年06月07日 火曜日
◆好奇心旺盛です (つぼみ)

廊下にボールやソフト積み木を出して遊びました。そして初めてトンネルを出してみました。怖がって入っていかないかと思っていたところ、覗きに来る子が出てきました。ボールを入れたり、反対側から声を掛けたりしているうちに入って抜けていく子がいました。怖がるどころか、ニコニコして入ってく姿に、びっくりでした。怖さより好奇心の方が大きかったようです。
その好奇心は、とどまることがありません。カタカタ車(押して動かす車)を出すと始めは補助しながらカタカタ動かしていたものの、次々と触り出し、立てないのに膝立ちして持ってにっこりする子、車につっいてる犬をせわってりと遊びだしました。
廊下で色々な遊びを一通り遊び終わると、次々と自分たちで部屋に戻っていきました。「廊下はもういいの」と言いたくなりましたが、部屋の入口近くで柵でつかまり立ちしたり、近くにあったおもちゃを手にして遊びだしました。満足したら自分たちで遊びを見つけ出せるようになってきたようです。
本当に子どもたちの好奇心には、目を見張るものが張ります。この好奇心が、色々な経験を増やし成長へと繋がっていくのだと思います。次は何を見つけてくれるのでしょうか、楽しみであり子どもたちから驚きと学びをもらえる大事な場面でもあります。大事にしていきたいと思います。M.K
◆トマトのアイコさん (ふじ1)

食育や栽培の経験が出来るように、今年度はいろいろな種や苗を植えてきました。
今日はトマトです。品種なのか、苗についていた札には『アイコ』とあったので、子どもたちには、『トマトのアイコさん』と紹介しました。
まずは、お部屋で苗の観察。
テラスから保育室に持ってくると、みんな自然と近くに来て手を差し出してきます。
「いいこ いいこ してあげてね」と話すと、そっと葉っぱに手を添えて頭を撫でるように優しく撫でてくれました。
そして、いよいよ苗植えです。
袋を開けて中の土を見せると、興味津々に近づいてくる子供たち。
袋に書いてある手順を1つ1つ読みながら行っていくと、子どもたちも合いの手のように言葉を発したり、手を伸ばして土や苗を触ろうとしたりと、子どもたちなりの参加の仕方をしてくれました。
最後は、大好きな水やり。
ゾウさんジョーロに水を入れて用意し、「アイコさん、おなかいっぱいになってね。」「おおきくなってね」と声を掛けながら保育士が水をあげると、それに合わせて子どもたちも順番にお水をあげていました。
今までの物と違い、土の袋に苗を植えて育てていくので、ふじ1組のトマトということになります。
空中菜園でも野菜を育てていますが、なかなか上に上がることが難しいので、こうして近くで成長を見れ、育てることが出来るのは、子どもたちにとってもいい経験です。
これから、毎日の水やりや観察を、子どもたちと一緒に楽しんでいきたいと思います。
子どもたちの成長はもちろんですが、ふじ1組のトマトのアイコさんの成長も今度お知らせしていきます。(E.Y)

◆大きくなあれ第3弾 (ふじ2)

最近日課になっているきゅうりの確認、空中菜園にサツマイモを植えたり花壇にひまわりを植えたりといろんな経験をしてきたことをお伝えしてきましたが、「どうかな?」と確認したり水やりを保育士と一緒に行ったことでより気になるようになってきたようです。
主に水やりは人気で「やる」とジョウロが足りないくらいです。そして今日は新たにトマトを植えることにしました。トマトの苗とトマトを育てる土を見せ初めに触ってみると、今までのとは少し違ってふわふわの土を握りしめた〇ちゃんは嬉しそうに微笑んでいました。
土に水をやり苗を植え、また水やり。みんなで「おおきくなあれ、おおきくなあれ」とおまじないをかけました。つい葉っぱをとってしまった〇ちゃんに「トマトさんお友だちになったんだよ」というと、最後には葉っぱに「ばいばい、タッチ~」とハイタッチをしていました。
また子どもたちの仲間が増え、今後の子どもたちの興味がどんなふうに広がっていくか楽しみです。
(K.E)


◆待っててねー。(ふじ3)

はらぺこあおむしがさなぎになって、1週間ちょっと。今日もまだ茶色いさなぎのまま、、ちょうちょになるそのときをじっと待っています。本物のあおむしには触れていませんが、お部屋の中には、あおむしやちょうちょがいたるところにいます。おっきいあおむし、壁にはちょうちょ、ちっちゃい隠れあおむしもお部屋の数か所にいます。
子ども図鑑の中にもちょうちょを見つけました。「あっ、ちょうちょ!」と声をあげます。壁のちょうちょも指さして、「こっちも!」。「お写真撮ろうか。」と声をかけると、四角い穴の開いたブロックを持ってきて、カシャカシャと壁のちょうちょやあおむしの写真を撮るマネ。しばらく撮影会を楽しみました。
雨の合間をぬって、園庭にも出ました。人気の車では、やっぱり運転席が魅力。ハンドルを握りたくて、取り合いが始まります。横からハンドルを取ろうとした◎くん、もともとハンドルを持っていた△くんが必死で死守するのと、保育士の「ちょっと待っててね。△くんが終わったら貸してもらおうね。」の声かけで、何とか気持ちをセーブして手を引き、隣でじっと待ちます。
自分だけではなく相手もいるという日々の中で、自分のやりたい気持ちを表現したり、受け止めてもらった先に、待つということ、順番こにやるということが、すこしずつわかってきているのかなと感じるこの頃です。
(T.M)

◆悔しい気持ち(きく組)

今日の空は曇り空。
雨が降っていなかったので、園庭に出かけました。
砂場では男の子2人が、この間大きな山にトンネルを作ったのを覚えていて、シャベルで穴を掘って「トンネル」と言って遊んでいました。
前にやったことを覚えていて、同じ場所で同じ遊びをする姿、成長です。
太鼓橋を中々一人では登ることのできない◎くんは、つい、すべり台を反対側から登りたがります。
昨日も登ってしまい、今日も登ろうとしていました。
そこでお約束をもう一度伝えていくと、「やだー」と泣き出してしまいました。
コンビネーションに登った楽しさを味わいたいのでしょう…。登れた優越感に浸りたいのかもしれません。
でも約束は約束なので、なんとか登れるようにがんばる気持ちが持てるよう、太鼓橋が難しければウォールクライミング、など、あらゆる登る場所に挑戦してみました。
がんばって登ろうとはするのですが、できず、悔しくて泣き叫んでいました。
◎くんの悔しい気持ちがとても伝わってきました。
これができるようになりたい、あそこに行きたい、と思う気持ちが強いからこその悔しい気持ちだと思うと、その悔しい気持ちは◎くんにとって、とても大切な気持ちで、また成長の証だと感じました。
この気持ちを十分に味わいながら、周りにいる私たちはその気持ちに共感し励ましながら、これからの日々を関わり見守っていきたいと感じました。
(H.K)


◆挑戦っ! (たんぽぽ)

今日は身体測定をしてから園庭に出ました。
梅雨入りしたということもあり、どんより曇り空でしたが、暑すぎることなく心地よく過ごせました。
太鼓橋に奮闘中の子どもたちが今日向かっていった場所はウォールクライミングでした。〇くんがのぼってつり橋を渡っている姿に憧れて少しでものぼってみたいと頑張って足をかける子どもたち。
手の力やバランスだけでなく、どこに足をかけていったら進めるか考えながら登らなくてはいけないので、なかなか至難の業です。まだ手の長さが届かなかったりといったこともあります。
それでも挑戦しようと何度も頑張る子どもたちのひたむきさには心打たれるものがあります。
のぼった〇くんが上から「足こっちだよー」「こっちこっち」「ちがうよ~」と優しく教えてくれるのですが、「こっち」というだけの指示ではどこだかわからず「わかんないー」と叫ぶ△くん。そんなやりとりがまた面白くて可愛いです。
今回はできなくてもその時の悔しい気持ちも、少しのぼれたという嬉しさもどれも大切な経験です。それぞれのペースを大切に、今頑張っている子どもたちの姿をしっかり見てあげたいなと思います。
そのあとパラパラと小雨が降ってきてしまったので、いつもより少し早めにお部屋に戻り、給食の時間までのんびり楽しみました。
S.S


◆梅雨 (もも)

今日もじめっとしたすっきりしないお天気で関東も梅雨入り?というニュースもありますが、今日の音楽クラブでも「つゆ」の動物・昆虫が出てきました。
「雨が好きな生き物は?」の質問にみんな
「かえる」
「かたつむりー」
とみんな元気に答えます。
ピアノの音楽に合わせてカエルのまねっこ ぴょんぴょん
かたつむりは手でグーとチョキを作ってにょろにょろ進みます
「あめふりりくまのこ」の歌も絵を描きながら一緒に歌いました。くまが傘をさしてのっそのっそ歩くのをピアノのリズムに合わせ歩きます。
ゆっくりのっそのっそ歩く子もいれば、楽しくって小走りしてる子もいます。まだまだリズムとまでいきませんが、楽しいを感じている子ども達の姿が見られました。
そこに急に低いピアノの音が。ドーン。
リズムにのっていた子や楽しそうに走っていた子もうつぶせで床に伏せます。
よく聞いてます。そして反応の素早さと瞬発力に驚かされました。
以前やったオオカミさんの登場の音です。よく覚えているというより体が反応した。という感じもするくらい素早く、楽しかった場がいっきに緊張した空気に変わりました。
「今日はやさしいおおかみさん。みんなの傘に入れてくれる?」と聞かれみんなは一瞬考えます。
でもやさしいおおかみさん。と考えたみんなは。
「いいよー」と返事をしていました。
「かわいそうだもんね」という子もいました。
いつもはこわいおおかみさんですが、やさしいおおかみさんなら大丈夫。雨に濡れたらかわいそうという優しい気持ちがあふれていました。
オオカミさんを傘にいれて雨の中をお散歩しました。中にはお友だち同士手を繋ぐ姿も。
かわいらしい姿にほっこりしました。
そして6月10日は「時計の日」
カチコチカッチンお時計さん♪と手遊びでうたいました。
最後に女の子・男の子に分かれて順番でタンバリンでリズムをとります。最初は「女の子」が呼ばれました。男の子もついていく子もいましたがそれもかわいらしいです。
男の子の番になったら待ってましたというようにタンバリンをもらい歩きながら鳴らします。
手と足違うことをするのは中々難しいんだな。と感じながらも真剣に鳴らしっている姿が見られました。
楽しい音楽クラブの最後はみんなでひとつの輪になり顔を見合わせながらまた次回の音楽クラブを楽しみにカチコチカッチンお時計さんの歌でお部屋に戻りました。
音楽に合わせて体を動かすって楽しい~を感じたもも組さんでした。
t*s


◆姿勢 (ゆり)

先日梅雨入りし、ちょうど今日の天気もどんよりとしていました。
そんな今日の季節の歌は、「かたつむり」と「あめふりくまのこ」と「かえるのうた」でした。
「今はどんな季節か知っている?」という先生からの質問に「梅雨」と答えられる子ども達。
「梅雨が大好きな昆虫は?」の質問は、虫好きの子ども達が積極的に答えてくれていました。
かたつむりの曲に合わせてを身体で表現する時には、床を寝そべりながらウネウネと動いており、皆で同じ動きをしていたのですが、女の子の仲良しグループが歩き出して角を指で作って表現し始めて、個性が光りました。
「おおきな古時計」の歌も歌いました。
知っている児は少なかったのですが、「チクタク、チクタク」と指を動かしたり、表情を変えてみたりと工夫をすると、すぐに覚えて、自信のある児は前に出て歌いました。
最後にピアノの前で一人で歌った○ちゃんは、最後まで首で頷きながらリズムを取り、とても真剣に歌ってくれました。全ては覚えていなかったのものの、その姿勢がとても素敵で、保育者やお友達に拍手をもらえて「やったー頑張った」と嬉しそうでした。
話しを聞く姿勢から、真剣に取り組む姿に、自分だけでなくお友達の事も認めてあげられる子ども達の姿がとても素敵でした。(B・K)
◆チームワーク (ひまわり)

今日の音楽クラブはフルーツバスケットから始まりました。
ただのフルーツバスケットではなく、ピアノで八分音符が流れたら男の子、二分音符は女の子、スキップ音符は全員動くというルールでした。
ピアノの音が流れるとすぐに体が動き、別の席に移動します。
ここで少し難しいのが音符が流れると、体を動かすことに集中してしまい、座ることを忘れてしまうことです。
今まで「クロックロッ」、「シーロシーロ」と全身で表現していたことで反応する子もいました。
すぐに座ればいいと理解をした子は瞬時に横に移動して座る子もいました。
次はバチを配り、バチでリズムを刻みます。
バチの持ち方を教わり、四分音符・全音符・八分音符を叩きます。
叩かない時はカッコよくバチを上に上げてバッテンです。
一通り終わると、うみグループ四分音符、にじグループ全音符、そらグループ八分音符に分かれて行いました。
ピアノの音の音符のグループが叩くというルールで行ったり、全員で異なったリズムを叩いたりしました。
待っている時はバッテンにして待っていたり、「叩いちゃダメだよ」っと声を掛け合う姿もありました。
最後は一人一人大太鼓を使い、リズムを叩きます。
周りの音につられずに全員叩くことができました。
音楽クラブを通し、異なるリズムを出すことで、チームワークができてきたように感じました。
「今はやらないよ」と注意したり、笑いあったり楽しむ姿も多く見られました。
(A,Y)


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