『出合ったご縁を大切に』
2016年05月13日 金曜日
今月の名誉園長先生の話の中に『持ち味を発揮する』ということばがありました。
【持ち味や個性と言う時に私たちは多くの場合、個々の際立った能力や力量を指すようです。もちろんそれも加味されてされていいでしょう。しかしそれだけでは、とりたてて才能というものがない人に持ち味や個性はないということになってしまいます。
何が自分の持ち味がわからず、自分に自信がもてないとか、自己肯定感が低いと悩む人の多くは、持ち味や個性のとらえ方に迷うあまり思いつめてしまっているのかもしれません。
私も「自分とは何か」の答えがなかなか見つからなくって悩んだ一人ですから、そのことで焦ったり苦しんだりする気持ちはよくわかります。
ただ持ち味を自覚するのは確かに難しく、ましてや部屋に閉じこもって一人であれこれ考えても、なかなか見つからないのです。
自分のことを知りたければ、まず外に出て人と交わったり、一緒に体を動かしたりするといいと思います。すると、ほんとうに好きなことや自信のもてる何かが見つかるのです。「持ち味は縁によって開く」と言うことです。】
この話を何度も読み返し自分自身も今、ずーっと悩んでいる一人ですので、この話を深く学びたいと思っていました。
先日、杉並区の私立園長会の研修係の打ち合わせに参加しました。区から私立園長会に対して予算を頂き杉並私立保育園の保育士会と共に今年度の研修を考えます。
今年は年5回の研修予定が決まりました。内容は、昨年度の研修後のアンケートを保育士会がまとめそれを基に希望する研修を決め講師の先生の依頼します。そして今年度の研修が来月からスタートします。ところが、6月の危機管理の先生との交渉が進まない状況を知り、半年前に知った【子どもの命の守り方】の著作者のK先生を思い出しお願いしたところ、お忙しい中、奇跡的に夕方の時間帯でお願い出来、ありがたく嬉しいお手配を頂きました。
自分の事を知りたければ、まず園を一歩出たところにそのような事があり、直ぐに知人Mさんを通してK先生ご縁が出来ました。
また、先生との研修日程調整のメール文章の中から先生の偉大さと自分の至らなさも発見でき、『持ち味を発揮する』意味が難しながら少し分かりかけ、そして周りの方のお陰様で物事が進んでいく事を実感しました。
これからも、このご縁を大切に感謝を忘れず、今の気持ちを持ち続けたいと思います。
園長 村田
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