陰徳を見つける
2016年05月19日 木曜日
保育コンサルタントのカグヤの社長さんの提案で、德宝酬を始めています。
人に褒められようとか、認めてもらおう、得をしようという気持からではなく、人を喜ばせたり、周囲の役に立っているというような素晴らしい行いを、みんなで見つけ、表彰しようという取り組みです。
このことがきっかけになったのか、職員の良いところを探そうという気持ちがより大きくなった気がします。そして、陰徳を積んでいる姿がこんなにあるのかと、改めて育子園の職員の素晴らしさに感動します。
それぞれが人任せにせず、自分から出来ることを実践し、それを自慢するわけでもありません。そんな行いは、本当に気持の良いものです。一人では到底できないこと、気づかずにやり過ごしてしまうことがたくさんある中、皆さんに支えてもらって生きていることも実感でき、感謝の気持ちしか湧いてきません。
人の良いところを見つける行いは、相手の欠点を責め、自分を正当化するよりも、何千倍も心が明るく優しく温かくなれます。
私自身を振り返ると、人に喜んでもらいたいと思うあまり、余計なお世話を押し付けているところがあるような気がします。この職員たちのようにさりげなく、何気なく陰徳の積める自分になりたいと心から思います。
保育主任
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