『枝の行方』
2016年05月06日 金曜日
今年も夏にむけて、園庭の緑のカーテンの準備が飼育・栽培係りが中心に始まりました。4月中旬から少しづつ計画的に土・苗の購入、畑を耕しゴールデンウイーク前には出来上がりました。
園庭で苗に水をあげている職員の姿をみて、子ども達も同じように、2~3人が交代で水あげている姿はとても微笑ましい光景です。又片方では、年少さんの元気な男児が木の枝を探しをしていました。
緑の苗に水をあげていた職員が如雨露を置き、その場を離れた少しの間に、木の枝を持っていた元気な男児が如雨露の中に枝を入れ始めました。一人が入れるともう一人、そしてもう一人・・・
その後職員が戻ってきて言った言葉は、『楽しそうだね~』その言葉に私は驚きました。その後『一緒にお水あげに行こうか』と楽しい空気のまま、嬉しいそうに、一行は枝の入った如雨露と共にいってしまいました。 その後の枝は・・・
如雨露の中には枝を入れてはいけない大人の刷り込みだけを頭に描いている私とは逆に、始めにその子ども達の様子を受け止めた職員の言動に、感動しました。そして、その時声をかけなくて良かったと思い、振り返りの時間でした。
園長
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