話しの食い違い
2016年05月31日 火曜日
砂場で数人の子どもたちと山を作って遊んでいた時のことです。
そこに、シャベルを1本ずつ両手に持ったひまわり組Zくんがやってきて山作りに加わりました。両手に持って山を作っている姿を見て、同じくひまわり組のTくんが「Zくん、ムサシみたい。」と一言。
私は、二刀流の宮本武蔵を想像したのだと思い、「えっ?ムサシ知ってるの?」と驚きました。
すると、Tくんは、「ツタンカーメンも知ってるよ。徳川家康も。」とビックリする発言を。
そして、続々と有名な人の名前が挙がるので、「何で知ってるの?」と聞いてみました。
「偉人だから知ってるんだよ。」という答えを聞き、偉人の本でも読んでるのかなと思いこんでしまいました。
事務室に戻り、この話をすると「仮面ライダーゴーストじゃない?」という話が持ち上がり、皆で、話の食い違いを笑ってしまいました。
その後、Tくんに確認してみると、やっぱり仮面ライダーゴーストの話をしていたそうです。
今回は、笑い話で済みましたが、思い込みで聴く、思い込みで見る、思い込みで・・・は、自分中心の考えに陥りやすく危険であると感じました。
自分中心の考えにならないために理念があることを改めて感じ、理念研修で学んだことを振り返り、日々子どもたちと関わっていきたいと思います。
副園長
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