思いやりの会話
2016年05月10日 火曜日
園庭に出る前の4歳女児の玄関でのやり取りです。
黒い革靴を履いてきたAちゃん「今日は、この靴を履いてきたの。」
Yちゃん「じゃあ、汚せないね。砂場はやめておこう。」
Aちゃん「ありがとう。」
Aちゃんが履きおわるのを待ち、「結婚式の靴なんだよ。」と言いながら笑顔で園庭に出て行きました。
二人とも、相手を思いやっての会話でした。
大人が伝えなくても、子ども同士で考え答えを出していました。
大人は、先を見通せるので、これをやったらこうなると、ついつい先を考えて言ってしまいますが、二人は、子ども同士、今までの家庭や園での体験を基に考え答えを出していたのです。
二人の温かいやりとりを通し、子ども同士の関わりを、より一層大切にしていきたいと感じました。
ちょっと待つ心の余裕を持ち、これからも子どもたちを見守っていきたいと思います。
副園長
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