◆5月30日(月)の子どもたち
2016年05月30日 月曜日
◆かわいい冒険者たち。 (つぼみ)

朝から雨降りで始まった今週。外遊びが大好きなつぼみ組の子どもたちには、少々残念そうですが、廊下や隣のおひさま広場に遊びに行ってみました。扉を開けておくと一人二人と進んできます。
廊下遊びは、2度目。出しておいたコンビカーやボールに興味津々で目をきらきらさせて、向かっていきます。
広い場所でも探索する意欲は満点です。
遊びたいものを見つけた喜びや遊ぶ楽しさを伝えたくて笑顔だけでなく、「う~」「あ~」など様々な声を発して楽しい事や嬉しい気持ちを話してくれるかのようににぎやかです。
表情も豊かでお部屋とは、違う環境でもよく遊べていました。
その後、一人二人と目をこすったりなんとなく泣き始め、「眠いよ」「お腹がすいたよ」としっかり意思表示してくれ、給食が出来上がると一斉に給食をたべました。
遊ぶのもお腹がすくのも…。そして眠くなるのもどんなときも全力です。
そして、満たされた時の幸せそうな表情は、どの子も大満足そうで素敵です。
様々な要求を満たされた子どもたちは、毎日繰り広げられる大冒険にも、はりっきて挑戦しています。
今後も一人一人を大切にしていきたいと思います。
(N.Y)

◆きゅうりパーティー(ふじ1・2)

今日はふじ1くみが2人、ふじ2くみが8人だったため、1・2くみ合同で過ごすことにしました。
雨が止んでいたので園庭に行くと、この間見つけたきゅうりが大きくなっていました。「チョッキンしようか」というと子どもたちが寄ってきて触ってみました。中にはきゅうりのトゲトゲの感触に気づき触るのをやめたりという姿も見られました。
そこにふじ1・2・3くみの子どもたちが集まり、〇ちゃんも手を添えきゅうりを収穫しました。自分でとれたという気持ちの〇ちゃんは3くみの△くんが持ったきゅうりをじっときゅうりを見つめていました。
みんなで獲れたてのきゅうりを食べようと話していると、ちょうど雨が降ってきたので室内で子どもたちの前できゅうりを切ってみました。保育士が断面を見せてくれたり、切っている姿に子どもたちも興味を持ち見つめていました。待っている間何人かの子は口をパクパクさせ、反射的に「食べたい」という気持ちが出ていたようで、その姿もかわいらしいこどもたちでした。
切ったきゅうりを子どもたち一人ひとりにもあげると一口で食べ「もっともっと」という子、「どんな味かな?」と舌で確かめてみたり、野菜が苦手な子も食べれたりといろんな姿が見られました。
たまたま今日の給食のサラダにもきゅうりが入っており、「さっき食べたきゅうりだね」というとほとんどの子がためらいなく(野菜が苦手な子も)食べていました。
自分たちで獲った野菜を食べるなんでなかなかできなかったり、どんなものが給食に入ってるなんて知らないことがたくさんある子どもたち。今日はいろんな体験ができました。
食事に関して好き嫌いが出てくる時期なので、今後も子どもたちとこんな機会を増やしていけたらなと思います。
(K.E)


◆週末の間に。(ふじ3)
月曜日です。週末の間に子ども達もまた大きくなり、先週よりおしゃべりするようになったと感じるのですが、子どもたち以外にもすくすく成長しているものがありました。
それは、お部屋の仲間あおむしです。先週はにょきにょき活発に動き回っていたあおむし。葉っぱをものすごい勢いで食べていたあおむし。そんなあおむしが土日の間にさなぎになる準備を始めていました。枝にペタリと張り付いて、現在準備中という感じです。
そんなあおむしの様子に驚くと、子ども達もなんだなんだという様子で見に来ました。虫かごに顔を押し寄せ覗いてみると思わず、「おぉーー」と口がぽかん。「あーむし(あおむし)」「さなぎになるんだよ」と話すと、「しゃなぎ?」と言いながら、はらぺこあおむしの絵本を出してきて、「これ?」「これー?」と指を差しながら見ていました。ちょうちょになるの日がたのしみです。
朝は雨ふりでしたが、止んでいたので園庭へ遊びに行きました。園庭へ出てプランターを覗き見るとそこには週末の間に大きくなっていたきゅうりが立派なきゅうりに。子ども達もなんだなんだ!という表情で釘づけ。ぶらーんとぶら下がるキュウリを恐る恐る手を伸ばし触ってみるとビクッと驚いたり、ボツボツした表面に苦笑いを浮かべたり・・。
収穫すると「ぼくのきゅうり」という言わんばかりに大事に抱える〇くん。みんなで試食をしてみようと話をしていたら再び雨が・・・。急いで部屋に戻りました。部屋に戻ったろころで、ふじぐみみんなできゅうりの試食会をすることにしました。給食室できゅうりを洗ってもらい、包丁とまな板を借りてお部屋で実演。
子ども達は興味津々です。まずはトンと二つに切ってきゅうりのおなか公開。早く食べたい子ども達は手を伸ばします。トントントンと切って少量の塩をパラパラ。子ども達の興味はますます。「たべたい?」と聞くと、うんうんとうなずき、お口も空いています。保育士が初めにお味見するともう子ども達は食べたくてしょうがなくなり「ちょうだいー」と猛アピール。
一つずつ渡すとお口にパクリ。普段野菜を嫌がる子もパクリ。これには驚きでした。「おいしー」とニコニコの子もいれば、なんだか食べてみたけど「ん?」と言う子も、やっぱりそんなにお好みでない子もいましたが、自分たちで収穫して、目の前で切ってあげるとこんなにも興味や関心、表情も変わってくることに驚きました。
ちょうだいちょうだいのきゅうりのおかわり合戦で、見事に売り切れになり今日のきゅうりパーティーは終了しました。この夏はたくさんの収穫と新しい体験がたくさんできそうです。
(K*S)


◆霧雨、感じてる? (きく)

今日は朝から雨。外へは出れないかなと思い部屋で遊んでいると、たんぽぽ組など外へ出ているクラスがあり、急きょ、園庭へ出ることにしました。靴下をはいて帽子をかぶり、ベランダへ出ようとすると、今度は外で遊んでいた子ども達が戻ってくる姿が。霧雨が降ってきました。
支度をしたばかりで、うれしいみんなは、霧雨など感じている様子もなく、むしろ外へ出ている開放感を味わっているかのようで、大喜びでベランダをかけずりまわったり外を見たりしていました。少しだけ開放感を味わって、順番に部屋へ入って行きました。
飾ってはありましたが、出さずにいたビーズのひも通しを出してみました。珍しい物なのでみんな「やりたい」「やりたい」を連呼。数はないので、他に花はじきなど出して順番に行いました。小さいものなので、ビーズに通せる子もいれば、ビーズをカチャカチャ触って満足する子もいて。通せなかったお友だちも少しずつ通せるようになり、集中してみんな行っていました。
◎ちゃんは、二つほどビーズを通すと、そのひもの端と端をもって、ビーズが行ったり来たりするのを楽しんでいました。雨の日、雨も感じたり、好きなコーナーでそれぞれ黙々と遊んだりした一日でした。(T.Y)

◆水たまりとソフト積み木(たんぽぽ)

晴れ間を見つけて園庭へ行ってみました。水たまりに敏感に反応し長靴でもないのにびしゃびしゃ入っていく〇くん。水が跳ね上がる事が楽しくてテンションが上がり、やりたいという本能のままに水たまり遊びを楽しんでいる姿に周りの子もにこにこ。保育士たちは少しでも園庭に出られたことを嬉しく思いました。
雨が降ってきてしまいすぐに室内遊びになってしまいましたが、〇くんのテンションはまだ下がらず、お部屋をグルグル走る様子があり、体を動かしたかったのかな?と音楽を掛けてみんなで体操をしました。ぐるぐるどっかーん、さんさん体操等、汗をかきかき体操しました。
ソフト積み木(クッションのような積み木)をだし、積み上げたり、ポーンと投げたりと普段使わない玩具をだし、遊びの幅を広げ室内遊びを楽しみました。□君はソフト積み木を何個も積み上げ「みてみて。できた」と大満足。ソフト積み木を家のように重ねる▽ちゃん。枕にして寝るまねをする子の姿もありました。
(K☆H)


◆雨の日(うみグループ)

今日は普段から聞いていた、「ホップスター」の曲に合わせてダンスの振り付けを子ども達と考えました。
この曲を好きな〇ちゃんは「キラキラのボスター流して」と言いに来ます。
鏡を見ながら踊る時もありますが、今日は踊る気分ではなかったようでデッキの前で聞き入っていました。
そのうちに星のステッキを作って渡してみると、それを使ってバレりーナの様に優雅に踊りだしました。
年長女児も興味を持ち始め、まずは形から入る子ども達は「ステッキ2本と、スカートもつくろう」と衣装づくりをし始めました。
振り付けを考えるまでには、真剣に悩み、なかなかアイディアが出て来なかったのですが、曲を何度も何度も飽きずに聞いていると、それぞれが自分の考えた踊りを踊りだし、表情もやわらかくなっていきました。
お友達の動きもよく見ていて、良いと思ったものは取り入れながら行なっていたので、自然と同じフレーズの所で同じ動きをしている部分が増えていきました。
子ども達が関心のあるものや好きなものへの集中力は素晴らしく、給食が用意されるまで取り組んでいました。
普段は園庭の時間が近づくとソワソワし始める子ども達も、今日はそれぞれが好きな遊びに集中できたようでした。(B・K)

◆記憶 (にじグループ)

今日は室内遊びを行いました。
久しぶりの登園の子供が何人かいた為、盛り上がる子供達でした。
朝の集まりでは、朝の時間に作成した棒や剣を発表したいと言う子供達がいました。
そして何故作ったかを上手に発表できました。
「新聞紙を使って、剣や棒を作りました。これで、先生に勝てると思う。今日のたたかいごっこで使う武器です」
保育者はたたかいごっこを今日行うと子供達とは約束をしていませんでしたが、子供達はそれを作りながらその光景を思い浮かべていたのかと思うと少し面白く感じました。
自由に作成出来る環境が、創造性を育む事があります。何かを作りたいと思い作る時もあれば、何か作っている時にこれはこんな役に立つと気付くこともあります。
また、ヒマワリの成長や生き物の成長を共有していきました。無事に生きている命のありがたさは当たり前ではない事に気付かせてくれたのは、オタマジャクシやカエル、メダカの死を通してです。
ヒマワリが成長したのは雨のせいじゃない?という子供もいました。
他にも、横のつながりを意識してクラス別に発表の時間を設けてみました。
皆んなの前に出る事は簡単な事、嬉しい事とは限りません。出たくない子は出ません。
もも組は、好きな食べ物や、好きなお兄さんお姉さんの発表でした。以前よりもしっかり名前の認識、人の認識がされており成長を感じました。
ゆり組は、ママが褒めてくれる時、怒ってくれる時はどんな時?という発表と誰のような年長さんになりたいかでした。
褒めてくれる時〜
・ママのいう事を聞いた時
・お手伝いした時
・洗濯物をした時
・分からない
・ない
・ご飯を食べてる時
・
・
怒ってくれる時〜
・悪い事をした時
・弟妹におもちゃを貸さなかった時
・ママの邪魔をした時
・雨の日に園庭で遊ぶといった時
・壁にぶつかった時
・いう事を聞かない時
・メロンを買うかスイカを買うかお兄さんともめた時
・いつも怒ってる
子供達は大人がしっかりと褒めてくれる時、怒ってくれる時を子供なりに覚えています。子供達にどんな記憶を与えられるかは自分達の行動や振る舞い次第だと改めて気付かせていただきました。
k★Y
◆はっけよーい(そらグループ)

今日は雨が降っていたため、室内で過ごしました。
身体を動かしたいという子ども達の想いからマットを用意しました。
始めは年長男児が相撲をとることにしました。いつの間にか沢山の子どもたちが自然と集まり応援する気持ちで眺めています。勝ち残り戦にするか、どんな風にしたら勝ったことになったかなどルールを改めて皆で確認しています。同い年ということで
「本気でやろう。」
と真剣そのものな表情でした。
しばらく眺めていた年少児の子どもたちも気が付くと靴下を脱ぎ裸足になって年長児の後ろに並びました。初めての挑戦に少し緊張気味の表情でしたが、年長児は同い年のお友達とやるときとは違って笑顔で手加減していました。
遊び方がわかった年少児の○ちゃんは、
「次はもも組ともも組でやりたいの。」
とはっきりと年長児に主張し、対戦相手から行司に移りました。
異年齢の中で優しく接したり、思いを主張しあったり時には受け止めたりしながら遊びを楽しむ姿が見られました。(K.Y)


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