◆5月23日(月)の子どもたち
2016年05月23日 月曜日
◆ 園庭の大冒険 (つぼみ)

大好きな園庭に出ると、みんなご機嫌で動き出しました。部屋の前の環境はよくわかってきたのでニコニコで色々なところに行き、すぐに遊びだしました。砂場のおもちゃを手にするのも大型のボールを両手で持ったり、ショベルも2本を両手使いだったりします。すべり台にも興味を持ち出し、逆登りをしてみたり、すべり台に捕まってグルッと半周してみたり、すべり台の下に入り込んで反対側から出てきたりと大冒険です。
いつも同じところで座り込んで遊んでいる子どもたちとは、ちょっと遠出してトランポリンにも遊びに行きました。揺れてニコニコして喜ぶ子と揺れて動けず怒り出す子と様々でしたが、これもつぼみの1つの大冒険でした。
少しずつ世界が広がっています。楽しい場所が、どんどん増えていくといいなあと思います。 M.K

◆チャレンジ!! (ふじ1)

今日は、園庭の奥のトランポリンで楽しむふじ1組の子どもたち。
でも、今までとの違いは、自分からよじ登ろうとするようになったことです。
まだまだ一人では乗れないこともあり、少しだけ介助が必要な場面もあるのですが、足を高く持ち上げたり、腕の力で登ろうとしたりして、何とか登っている感じでした。
中には、2歳児が登っている姿を見て、後ろからついて行こうと必死になっている子もいて、子どもなりの憧れがあったのかなと思う場面も見られました。
ふじ1組の子どもたちにとって、お手本となる憧れの存在は園の中にたくさん存在します。
私たち保育士ものその一人です。
たくさんのお手本を見て、いろいろなことに果敢にチャレンジしていけるような関わりをしていきたいと思います。(E.Y)

◆ 天使のような (ふじ2)

今週もいいお天気ではじまり、子どもたちは元気に園庭で思いっきり遊びました。
園庭に出るとやっぱり近くにあるお山に登ります。まずは腕試し、というようにぐんぐん登って行きます。足、腰も力強くなってきているのを感じます。
そして今日は砂場で遊んでいる姿が多く見られました。お皿いっぱいにしようと砂を入れたり、カップに砂を入れ型ぬきをして楽しんでいました。じっくりと砂遊びを楽しんでいくなかにも側には友だちや保育者がいて存在を確かめあったり、笑い合っていたりとふじ2くみのあたたかい雰囲気を感じました。
たくさん遊び動いてお腹ぺこぺこだったのか、給食もたくさん食べていつもより残りも少なかったようです。お腹もいっぱいになりみんな夢の中。
子どもたちの天使のような寝顔をながめながら今日の出来事をお届けしています。
t*s

◆ あおむし、ない、ない (ふじ3)

朝、保育室に入ってきて、あげはの幼虫の虫かごを何気なく覗いてみると、かなり大きくなって、色も黄緑色に変身したあおむしが2匹、葉っぱを食べつくしていました。
「スゴイ、おおきくなったよ」と子どもたちにも見せてみましたが、緑の枝について、先週までとは色も違うあおむしは、子どもたちにとっては、枝と同化して見つけづらいようで、「ほら、これがあおむしだよ。」と言っても、「ない、ない」と首を横に振っている子もいます。しばらく見ていると、やっとあおむしが認識できたようで、「あおむしどれ?」と聞くと、「これ。」と指さしていますが、もしかしたら、先週までとは違う虫と思っているのかもしれません。これから、さなぎ、ちょうちょとさらに大きな変化をしていくあおむし。ふじぐみの子どもたちには、どんな風に見え、認識されるのでしょうか。。。
園庭に出てから、おなかがぺこぺこのあおむしのために、2階ベランダにみかんの葉っぱを取りに行きました。3人ほどで行こうとすると、たまたま近くにいた◎くんたちもなんだかわからないながらもついてきて、5人で行きました。いつもはきくたんぽぽさんが使う長い階段を一生懸命上って、途中の菜園も覗いてみたりします。
お部屋にいる時も、葉っぱを取りに行くときは、できるだけ子どもたちと一緒に行くようにしています。生き物の世話をするということ、まだよくわからないかもしれませんが、一緒にすることで、何かを感じるといいなと思います。また、階段の上り下りもあるので、一人ひとりの発達を見たり、いつもと違う場所に行ってみることでちょっとした冒険心を味わったり、気分転換にもなればと思っています。
他の子たちは、トランポリンで元気いっぱい遊んでいます。懇談会でもお話ししましたが、足腰もだいぶ発達してきて、ジャンプをする力もついてきました。ぴょんぴょん跳べることは、本人にとってもうれしいようで、最近はよくジャンプしている子がいます。今日も、歌を歌いながらジャンプを繰り返し、汗だくになりました。お友だちと一緒に体を動かす楽しさを存分に感じてほしいと思います。
(T.M)


◆ 素直に動く姿 (きく組)

今日はとてもいいお天気になりました。
朝の集まりでは土曜日にお誕生日だった子のお祝いをしました。
みんなも「おーめでとう」と元気に歌ってお祝いしてくれたので、とても嬉しそうでした。
園庭で遊びました。
今日も金曜日に植えた苗に水やりをやりました。
園庭では、今日も太鼓橋に直行してやる子どもたちもいました。
他のクラスの保育士にもすごいねと褒められて、嬉しそうな笑みを浮かべていました。
ヤマモモの実をたくさん集めていた子もいました
ボールにたくさん入れて、そのうちごはんを作っていました。
しばらくすると、木に蝶が止まっていました。
「これなに?」「ちょうちょ?」と言いながら、怖くて近づけずに遠くから見る〇ちゃんや、気になって静かに近くまで近寄っていく◇くん。近寄ったら飛んでいってしまい、そのあともずっと追いかけていました。
園庭に出ると、お兄さんやお姉さんに遊んでもらうことがたくさんあります。
今日もお姉さんの片腕にひとりずつ、両腕に手を繋いでもらって、遊んでいました。
お姉さんたちといると、楽しいことを教えてもらえたり、知らないことを知ったり、楽しさがたくさんあるようです。
◎くんはお兄さんたちがアリを見つけていたのを一緒に見ていました。
お兄さんも保育士に◎くんがこんな話をしていたよということも教えてくれ、お互いに関わり合う姿が感じられました。
きく組になってもうすぐ2カ月が経つ子どもたち。
お兄さんお姉さんの面倒見の良さのおかげさまでもありますが、自分たちから興味を持ってお兄さんたちの中に飛び込む姿も素敵なものです。
自分の気持ちに素直に動く子どもたちの姿が可愛らしく、そんな純粋な姿を伸ばしていけるよう見守っていきたいと感じました。
(H.K)


◆てんとう虫さん・・今日も会えました! (たんぽぽ)
今日は園庭で遊びました。
最近子どもたちが夢中になっている虫探し。保育士がいなくてもしゃがんで集まり地面を食い入るように見つめる姿があちこちで見られます。
砂場近くでしゃがんでなにやら話している姿があったので見に行ってみると、きく組の☆ちゃんが手のひらの上にてんとう虫を乗せてお友だちに見せてあげているところでした。
まるで小さな先生です。そんな☆ちゃんの手に乗るてんとう虫をじーっと見つめます。「どこでみつけたの?」「はね あるね」と話していたり。
そんなところを見つけてみんなも集まってきて観察会が始まりました。
そこからまたお友だちにてんとう虫さんについて聞いて会話が広がっていました。「あかくない」「きいろいのもいるよね」子ども同士の関わりからいろんな発見が生まれとても楽しそうでした。
触ろうと手を伸ばす□ちゃん。それを見て触るのがかわいそうだと思ったのか△くんは、「だめだよ、いたいよ..。」「やさしくするんだよ」と教えてあげていました。
てんとう虫を思っての言葉。そんな言葉を聞いてか自然と手を引っ込めて、見るだけにした子どもたちの行動もてんとう虫を思ってよく考えたんだなと感じます。
そんな子どもたちのやさしい心、大切に育んでいきたいと思います。
S.S


◆ ミッキー体操 (うみグループ)

今日も元気いっぱいのうみグループの子どもたち。
朝の会のときに「どうしたら一日元気に過ごせるか」という質問をしてみると自分たち自身で考え、「休憩する」「手を洗う」「水を飲む」「うがいをする」「寝る」などの答えが返ってきました。
「みんなが言ってくれたことはとても大切なことだね」と保育士がいい、「あと怪我をなるべくしないようにしたら一日楽しく元気に過ごせるかもしれないね」と話をし、「じゃあ、プールの前ってけがをしないようにするために何をしているかな」とまた質問をすると「体操」と大きな声で答えてくれた〇ちゃん。「そうだね。動いていないところがあるとうまく動けなくて転んだり、怪我をしてしまうかもしれないからしているんだよね。今日も元気よくけがをしないで皆が楽しく過ごせるようにみんなでミッキー体操を踊ってみようか」と提案をすると「みんなでしよー」と賛成してくれる子が沢山出てきて、みんなでミッキー体操を踊ることになりました。
年長の〇ちゃん、△ちゃん、□くんに前に出てきてもらって体操の先生をしてもらいました。「途中で分からなくなってしまった子は体操の先生の踊りを見て一緒に踊ろうね」とアドバイスすると体操の先生をちらちらと見ながら踊る子もいて、それを感じたのか体操の先生の子ども達にも気合が入り、いつになくきっちりと体操をしている姿が見られました。
体操中みんなで踊って楽しかったこともあり、多くの笑顔が見られました。
これからもうみグループの絆を深めつつ、一緒に成長し、遊びを発展させて行けたらなと感じました。
(K.H)

◆図鑑を持って (にじグループ)

休み明けの今日、疲れ気味の子どもたちが目立ちました。
ベランダや園庭遊びも日差しが強いこともあり、帽子を被ることや水分補給はいつも以上に声を掛けます。
集まりでは金曜日に話したことの確認をしました。
トイレのお尻の拭き方をママやパパに聞くこと、お家にある空き箱や芯を持ってきていいか聞くことでした。
「ママもトイレットペーパーの使いすぎはダメって言ってた」
「ティッシュの箱持ってきてよ」と話してくれました。
またひまわりの種を金曜日に水につけて沈んだ種を植えたプランターから芽が出ていることも伝えました。
なぜ、種を水につけるのかというお話では年長児が自分なりに考えて発表してくれました。
「浮いたのと沈んだので違う」「水に入れなきゃだめ」と考えました。
芽を見ると「かわいいね」と素直な気持ちを言葉にする子がいました。
園庭に出れる時間になると帽子を被り並びます。
図鑑を手に並ぶ子は虫探しをすると張り切っていました。
まずはてんとう虫を探すことになりました。
「あの大きい木にたくさんいるんだよ」とみんなで木を囲い、上を見ます。
しかし、今日は見当たらず困っていると「葉っぱの裏にいるって図鑑に書いてある」と案を教えてくれました。
二つに分かれ、葉っぱの裏を見ていきます。
「あっいた」と発見したのはてんとう虫の幼虫でした。
「これ幼虫かな、動かないね」と異変に気付きます。
「これ蛹だよ」と図鑑を見て言いました。
抜け殻も近くの葉にくっついていて「みんなに見せよう」とみせに回りましいた。
「次は青虫を探したい」と要望があり、図鑑によくいる場所を読みます。
穴が空いた葉っぱは青虫が食べた可能性があるため近くにいるや大根などのアブラナ科の葉を好むと書いてありました。
ハツカダイコンを植えている場所や穴が空いた葉を手分けして探しましたが結局見当たりませんでした。
虫探しで困るとひまわり組は図鑑を見ます。
ゆり・もも組はひまわり組に聞きます。
頼られるひまわり組は嬉しいようで一生懸命に図鑑を見る姿が頼もしく感じました。
(A.Y)

◆ 何しようかな (そらグループ)

「せんせい。〇〇今日、何して遊ぶか教えてあげようか?」
朝の集まり前にニコニコでやってきたのは、年少の〇〇くん。
何をして遊ぶのか聞いてみると「今日は、すごい飛行機作るの」と嬉しそうに教えてくれました。
朝の集まりでは、〇〇くんを含めたくさんの子が今日の活動を発表してくれました。なかでも多かったのが虫探しです。季節の変化とともに園庭にたくさんの虫が集まってきているので子どもたちから大人気です。
友だちの発表を聞いた〇〇くん。
朝の集まりが終わると「〇〇やっぱり虫探しする」と期待を膨らませていました。共有の時間が子どもたちの自発性や探究心を育む素敵な時間となったようです。
園庭に出ると早速虫探しを始める〇〇くん。
虫を見つけるたびに「みてーいたー」と嬉しそうに教えてくれました。それを見ていた他の子も次々と虫探しに参加していき、気付いたら大きな集団となっていました。
子どもたちは、様々な場面で、様々な選択をし主体的に働きかけているんだと温かい気持ちになりました。
子どもたちの一つひとつの姿を大切にしていきたい…そう感じさせていただいた瞬間でした。
T.N
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