◆5月18日(水)の子どもたち
2016年05月18日 水曜日
◆ 挑戦者たち (つぼみ)

楽しいことや好きなことが、それぞれの子に一つずつ増えてきました。
出来ることやしたいこと、やろうとしている姿もそれぞれに見られるようになってきました。
☆君のケース
そろそろハイハイができそうです。
そこで彼は、うつ伏せからの一人座りに日々挑戦中です。
両足をひろげ、両手をついてウインウインと前後に揺れて勢いをつけます。
勢いがよすぎて顔から倒れこんでしまうのですが、ひるむことなく又同じ姿勢をとって、ウインウインと揺れています。
練習の成果は日々見てとれます。
お尻の上がる高さに違いが見られます。
今日はすこぶる高さでした。
なので成功するか・・・と期待していたところ、タイムオーバー。
前後の揺れは少しずつ小さくなり、そのまま眠ってしまいました。
☆君の挑戦はまだまだつづく・・・
◎君のケース
連絡帳に、「2~3歩家で歩きました。」と書いていました。
が、園の中では立っちの姿は見るものの、1歩を見ることができていなかったのです。
もう少し、あとっちょっと・・・という思いで見守っていました。
今日も靴をはいて園庭に行く準備をしたところ、立っているのです。
しゃがんだり、座り込んだりする様子がありません。
シャキンと立っているのです。
そこで、園庭の中央へ連れ出して、「おいでー。」と両手を差し出してみました。
にこっと笑顔が返ってきました。
じっと待ってみました。
そろそろそろ・・・ゆっくとした足取りで地面を進んでいきます。
スタスタスタと歩けるように、◎君の挑戦はつづく・・・
大人なら、転んでも転んでも立ち上がって挑戦し続けることができるだろうか・・・と考えてみました。
無理です。
転ぶことによる打ちみ、捻挫、打撲、骨折・・・
体がついていきません。
子どもの挑戦する力、生命力は無限なのです。
まだまだつづく挑戦を見守っていきます。
園庭の奥にある車がお気に入りの△君
今日ももちろん行きました。
今日は誰も乗っていません。
やったー。とばかりに、乗り込む前に点検が始まりました。
うきうきした顔です。
好きなこと、楽しいこと、たくさん見つけます。(N・S)
◆ 登る。 (ふじ1)
ふじ1組の保護者のみなさま、昨日は懇談会へのご参加ありがとうございました。お家での姿や園での様子を共有できたこと、とても嬉しく思います。改めまして一年間よろしくお願いいたします。
今日は昨日と打って変わって気持ちいい青空。ドアを開けると勢いよく自分の手や足を使って飛び出していきました。体調がすぐれない子どもたちは外の景色をみながらお部屋でのんびり過ごしました。
〇くんは手すりのある山へ直行。最近この場所にいることが多いです。山の下からハイハイでよじ登ります。斜面を登るのはなかなか難しいようで1/3の所で降りてきました。次は手すりにつかまって歩いて登ることに挑戦。こちらも難易度がより高く、ちょっと登ったところでUターン。このように自分にとって出来るか出来ないかギリギリのところに向かって毎日挑戦している姿に感心しました。
△くんも、山とまではいかないけれど土が盛られて斜めになっている所を一所懸命によじ登っていました。無事登り終えると「(いないいない)ばぁー」と言ってニッコリ嬉しそうにしていました。
□ちゃんと◆ちゃんは、今日はすべり台の近くで遊んでいます。□ちゃんは、すべり台のローラーに挟まった小さな石を見つけて触っていました。◆ちゃんは、すべり台の下にあった草を見ています。風に揺れる様子が不思議だったようで、笑ったりせずとにかくじーっと見つめていました。
だんだんと園庭にも慣れてきて、興味の幅が広がってきたように感じます。挑戦したい気持ちがわいてきたり、不思議なものを見つけて驚いたり、また新たな一面を発見することができました。
(N.M)


◆ 発見 (ふじ2)

今日は園周辺を散歩し、その後園庭で遊びました。
バス車庫に行き、途中でパン屋さんに寄るのが最近のお気に入りコースです。
全員散歩カーに乗り出発しましたが、子どもたちは以前より、車や景色など目にするものに対し、意識を向けられるようになってきました。
バスやトラックが通ると「バスいた」「ブーブ」など、しきりに指をさしながら声を発します。
その声にお友だちも反応し声を上げ喜ぶ姿も見られました。
キリンやゾウが描かれた看板を見て「ゾウさん」と伝えてくる〇ちゃんもいます。
今までは、保育士の声かけに反応を見せる事が多かった子どもたちですが、様々なものに意識が向けられており大きな変化です。
バス車庫でも、「バスいた」など嬉しそうな声が聞かれました。
感じた事を言葉で伝えたい気持ちも育っています。
パン屋さんでは、ガラス越しにパン作りを見学し、じっと見入っていました。
ここでも前回より子どもたちは『何だろう』といった表情を見せます。
☆くんはパン作りを見て、『美味しい』のポーズをして笑っていました。
短い散歩の中にも発見が多く見られた楽しい散歩となりました。
次回はどんな発見があるか、また楽しみにしたいと思います。
O・Y


◆ さんぽ (ふじ3)

朝の名前呼びのほかに名前を呼ぶことがあるのがみんなの大好きな散歩です。昨日の雨のおかげで清々しい天気になったので、今日は元気にお散歩に行くことにしました。
散歩の準備が終わりみんな元気に外に出てきます。散歩カーに乗り込みホールの前まで行きます。ホールの窓のところから仏様にご挨拶、散歩が無事に楽しくできますようにお願いし、名前を呼んで人数確認してから出発です。
この時も大好きな散歩に行くことで期待がいっぱいになり、名前を呼ばれたことになかなか気付かない子、名前を呼ばれて元気に返事する子、恥ずかしそうに手を挙げる子など様々ですが、仏様と園長先生にホールに向かってご挨拶をするのはほとんどの子がしっかりとしています。
散歩カーに乗って門まで向かっている間にプランターにトマトの苗が植えてあるのでいつもと違う高さから見ると違うかなと思い「とまと」だよと声をかけると☆ちゃんは「きゅうりは」とそんな会話も楽しみながら出発しました。
「歩きたい子」と声をかけると何人かの子が元気に返事をしてきます。散歩カーから降すと、手をつないで元気に歩き始めます。子ども同士仲良く手をつなぎます。中にはまだ嫌がる子いますが、保育者と一緒に手をつないで楽しく歩いたり、散歩カーに乗って地下鉄の車庫まで地下鉄を見に散歩に行ってきました。
散歩中には様々なものに出会います。綺麗に咲いているつつじや橋の下を流れる川、川の流れに沿ってゆらゆらと揺れる水草を見て保育者が「こいのぼりみたいだね」と話していると☆ちゃんも「こいのぼり」と言っていました。みんなも夢中になって見入っていましたがバスの好きな〇くんはバスが通るのを指さして喜んで見ていました。
車庫に着くとすぐに地下鉄が来てくれて子ども達は早く見たくて歩いている子は力の限り早く歩いていました。1台目がすぐに車庫に入っていても次から次へと地下鉄が来て、座って待っている子ども達も大喜びでした。
園に帰ってきてからも園庭でたくさんあそびました。小プールに昨日の雨で雨水がたまっており、自分たちで水抜きの穴から出して流れてくる水をとても嬉しそうに観察したり、プールサイドにたまった水をピチャピチャと踏んで大喜びであそんでいました。Y.N


◆ てんとうむし さがそう! (きく)
今日はいいお天気になりました。
園庭に出て遊びました。
階段から降りてすぐにてんとう虫を葉っぱの上に見つけた〇くん。
「きのぼうをもってこよう」と言って木の枝で取りお友だちに見せていました。
でも木の枝からも落ちてしまい、どこに行ったかわからなくなってしまいました。
すると〇くんが「てんとうむしをさがそう」と言って周りにいたお友だちと一緒に探し始めました。とは言え、すぐには見つからなかったようなので、一緒に探していきました。
ウッドデッキの上にいたのを見つけた幼児組のお姉さんがいました。
「ここにいるよ」と教えてもらい、子どもたちはすぐに寄ってきました。
そして木の枝に登ってもらおうと差し出しているとウッドデッキの隙間から地面に落ちてしまいました。
「あ~・・・」とがっかりしていましたが、下を探してみたらきっといるよと声をかけてみると、一生懸命に探す子どもたち。
それぞれに木の枝を持ってツンツンしてみたりして探していました。
「みつけた」と次々に見つけたようで、木の枝を器用に差し出していると、てんとう虫も登って来てくれました。気付くとウッドデッキの下に潜ってしまっている子もいました。
子どもたちの目は真剣で、「こっちだよー」「いたいた」「のぼったよ。みてみて」と子どもたちの会話もてんとう虫を通して広がっていました。
「てんとうむし、さがそう」のかけ声から始まり、一緒に探しているうちに自然と関わりが見られ、一緒にいる私の心をほっこりさせてくれる子どもたちの姿でした。
子どもたちは生き物と共に生きている、共存していることを感じさせられました。
(H.K)

◆ てんとう虫を探しに・・ (たんぽぽ)

今日は少しお部屋で遊んでから園庭に出ました。
昨日の雨が嘘かのような晴天で日差しに当たると暑いと感じるほどでした。
園庭では、金網の中に浮かぶ葉っぱを覗き込んでいた〇ちゃんと△くんと。実は以前そこで虫がいないかと覗き込んでいる時に、偶然にもどこからかてんとう虫が遊びに来てくれたことを覚えていたようです。きょうもてんとう虫さんいないかなぁと覗いたり、葉っぱを木の棒で動かしてみたりしたもののどうやら今日は違うところへ行っている様子。。
なので葉っぱの裏にいないかな?と「なにしてるの~?」ときてくれた子も一緒に探しに行ってみました。よーく見てみましたが葉っぱの裏にも見つかりません。地面を見てみると足元にはアリさんたちが一生懸命歩いているところを□くんが発見しました。
「アリさんたちどこいくの?」「おうちにかえるの?」と言って不思議そうに見つめていました。
しばらくジーッと地面を見ていたので、虫探しをしていると気づいたのか、幼児組のお兄さんが「みて、虫いたんだよ」と見せてくれました。スコップの中を見てみるとコガネムシでした。色々と説明もしてくれました。こうやってお兄さんたちから教えてもらうことってすごくいい刺激です。いろんな繋がり、素敵です。
ちょっと一休みしてウッドデッキに座っていると、なんとウッドデッキを黒いてんとう虫が歩いていたのです。ふとした時に遊びにきてくれるものですね。子どもたちも会えて大喜びでした。
ヤマモモの木の下にはたくさん実が落ちていることに気づいた子どもたちは保育士と共に拾い集め、袋に入れてお土産としてお部屋に持って帰ってきた子もいました。
いろんな自然の発見をまだまだたくさんしていきたいなと思います。
S.S

◆手遊び (うみグループ)

うみグループの朝は、保育士の「そろそろ朝の集まりしようかな」の声から始まります。
すぐに反応を示してくれるのが、ひまわり組の子どもたち。
「あ、朝の会だって」と皆に聞こえるような声で言いながら席に着きます。
それに続いてゆり組の女の子が集まり、ある程度人数がそろうと、「手遊びやってもいいですか?」とひまわり組の女の子による手遊びが始まります。
「あーんぱーん、しょーくぱーん…」から始まり、そろそろ終わるかなと思い、こちらも待ち構えていると「ペンギンマークの百貨店~」とすぐに次の手遊びが始まり、流れるように進んでいきます。
区切りもなく、テンポも速かったりするのですが、子どもだけでやっていると、参加している方も手助けをしてくれていたり、積極的に参加している子が多く見られ、盛り上がります。
子ども同士が引き寄せあい、和気あいあいと進んでいく姿が素敵でした。
最後は「しー」と皆が静かになったところで終わり、朝の集まりが一体感を持って進められていくのも、子ども達の力だなと感じました。(B・K)

◆ ミミズ見せたい (にじグループ)

いい天気です。
集まりでは園庭で遊ぶこと話しました。
習慣になりつつある園庭でみんなが行ってくれる、水やりがありますが今日はいつもと違うお手伝いもお願いしました。
それは追肥です。
「ついひって・・・」と初めて聞く言葉のため悩みます。
水の他にも肥料を蒔いてあげるとどんどん伸びるんだ、そのことを追肥と言います、と話しました。
園庭に行くとどのようにするかの説明をしました。
話を聞き、小さな手で肥料をこぼさないように運びます。
大人ではプランター1個に対して1回で済むものの、子どもたちは小さな手で何回かに分けてやってくれました。
もも組の○くんはミミズ探しに夢中です。
「一緒に探そう」と誘ってくれました。
行った場所にはたくさんのミミズがいます。
「うわぁ、大きい」と喜ぶと周りの子達も「なになに」と集まります。
「大きいね」「これ、△ちゃんと□ちゃんにも見せてあげたいね」と他の子にも共有したいという気持ちがあり、見せに行き「すごいね」と褒められたりとみんな汗をかきながら笑顔です。
また年長組は英語教室がありました。
前回の英語の曲に合わせて、腰振りダンスを楽しみました。
(A,Y)


◆ お花みーつけた (そらグループ)

今日は、お部屋と園庭、ベランダ遊びを行いました。
子どもたちは、朝の集まりが終わると思い思いの遊びを選択し楽しみます。
数日前から保育士や年中、年長児の真似をし園庭にあるプランターに水やりをする年少の〇〇くん。
今日も「せんせい、ぞうさんちょうだい(じょうろ)」と嬉しそうに行ってくれました。
プランターへの水やりが終わると「よしっ」と満足そうな〇〇くん。これで終了と思われましたが、再びじょうろに水をくむと、今度は、園庭の隅に生えているお花や雑草に水やりを始めました。
「〇〇くんありがとう」と声をかけると「〇〇ね、こっちにお花あったの見つけたんだ」とニッコリ微笑んでくれました。
生き物や自然物を大切にするという気持ちが芽生えてきているんだと嬉しい気持ちになりました。
(年長児は、英語教室に参加しました)
T.N
Posted in 園のこだわり