◆5月17日(火)の子どもたち
2016年05月17日 火曜日
◆ ベランダで遊びました (つぼみ)

雨でしたが外が大好きなつぼみ組は、ベランダで雨にも負けず遊びました。しゃぼん玉をすると、にっこりしてジッと見ていたかと思うと手を出して触ろうとし始めました。触ろうとしても、今日は風が強くてすぐに飛んで行ってしまいます。触れそうで触れない、そんなしゃぼん玉に益々興味が湧く子どもたちでした。
風船でも遊びました。白い風船をつかみ、かじろうとしてもツルンとしてかじれないし、すぐにすり抜けていくので追いかけて捕まえるのも大変です。それがまた面白く、風船ともお友達になりました。
昨夜、東京にも地震が来たこともあり、ちょっと防災頭巾をかぶってみました。前回の避難訓練で防災頭巾を嫌がって取ろうとする子が多かったこともあり、練習の練習をしてみました。嫌がって取る子もいれば、気に入ってずっと被っている子もいました。地震に備えてちょっとずつ遊びの中で被って慣れていきたいと思います。 M.K


◆ 初めての場所。 (ふじ1)

今日はふじ組の保育室と廊下を開放して遊びました。
夕保育の時間に何度かふじ2組で遊ぶことはありましたが、ふじ3組はほとんど初めて。ドキドキ緊張して泣くかな?と思いましたが、自分の足や手でどんどん入って行く頼もしい姿がありました。
ふじ1組のブロックよりも少し難易度の高いブロックを見つけた〇くん。すでにくっついているブロックを一つ一つバラバラにすることを楽しんでいました。ふじ1組のお部屋でもそんな姿は見られますが、ブロックの形が変わっても抵抗なく同じように遊んでいて感心しました。
おままごとコーナーにあるコップで飲み物を飲むまねをしたり、人形用の布団を何枚も集めて自分の上に掛けようとする姿もありました。何をするための物なのかわかっているようで驚きました。
廊下ではコンビカーが行き交っています。さすがにスピードもあるし怖がるかな?と思いきや、またしても自らどんどん入っていきました。友だちが使っているものに手を出してみる△くん。友だちはやめてよと言う表情。「お友だちが使ってるから、待ってようね」と保育士が伝えますが、そんなこと知るよちもないです。そして悲しくて涙が出ます。他のコンビカーを見つけると気持ちを取り戻すことができました。まだまだ子どもたちにとって理解できないことがたくさん起こりますが、その都度伝えていくことを大切にしたいと思います。
新しい環境や新しい友だちと出会い、その中で刺激を受け合い心を動かすことで、自分のいろんな感情を知っていくのだと感じます。今の子どもたちに合った環境を提供していきたいと思います。
(N.M)

◆ わかっていても・・・ (ふじ2)

今日は久しぶりの大雨。いつもは園庭でたくさん体を動かして遊ぶことが多い子ども達ですが、今日は廊下とふじ3くみを開放し、食事スペースにはシール・スタンピングを設置しました。ふじ3くみのお友だちをと一緒に数人ずつシール・スタンピングをしたのですが、うまくシールを自分ではがせる子もいれば、取れなくて「やって」と求める〇ちゃんの姿も見られました。〇ちゃんはつぼみの時はうまくシールを剥がせず保育士が補助したりだったのですが、〇ちゃんに「こうやってやるんだよ!」と見本を見せると初めは手こずっていましたが、チャレンジしていくうちにできるようになり、とても真剣にシール貼りをしていました。
△ちゃんもスタンピングをはじめると、手の感触が少し変わっているようだったので不思議な表情でしたが、何度も手をポンポンとスタンプ台につけて、友だちと一緒に何か音楽に乗っているようにポンポンとスタンピングをしていました。しばらくするとスタンプ台の感触に興味を示したようで、ふわふわした感触が美味しそうにみえたのか、口まで近づけていました。一瞬驚きましたが△ちゃんは「いけないのかな、、、」というような表情でじーっとこちらをうかがっていました。△ちゃんがどういう意味をでそうしてのかははっきりとわかりませんが、いろんなことに興味を持つようになって驚くこともあると思います。その経験の中でもいいことや「ちょっと違かったかな?」といろんなことも学んでいくのだなと思いました。
(K.E)

◆友だちの存在が与えてくれるもの (ふじ3)
久しぶりの室内遊び。廊下とお部屋を自由に行き来できるようにし、廊下では車で体を動かせるようにしました。室内のテーブルエリアには、大きな紙を用意しました。スタンプ台やシール、クレヨンも出して、おおきな紙に色をつけていきます。手のひらにインクをつけて、おててぺったんするのは子どもたちの大好きなことのひとつ。今日は、自由に何度でもできるようにしたので、子どもたちは大喜び。手の平も手の甲も緑一色にしてペタペタしては、自分の手の形が紙にかたどられるのを楽しみます。
シール貼りは手先を使う遊び。まだたどたどしい指を一生懸命使いながら、真剣にシールをはがして紙に貼りつけるのも楽しいです。
みんなの描いた紙は、最近流行りの『あるもの』に変身させようと思っています。何になるかはお楽しみ。。
廊下では、車を十分に楽しんだ後、最後はボールも出して遊びました。ボールをめぐっては、大体取り合いが起きるのがいつものパターンです。今日も想定通り、取り合いが始まりました。ウワーンと泣いて、廊下に寝転がる◎ちゃん。転がったボールをがんばって取りに行ったのに、またもや先にボールを拾われてしまい、今度は怒りをドアにぶつけ、ドアをどんどんと叩きます。それを見ていた△ちゃんが、ドアを叩いて遊んでいるのだと勘違いし、ニコニコして一緒にドアを叩き始めました。さらにそれを見た子たちも、一緒になって喜んでドアを叩き・・・、怒っていた◎ちゃんもいつのまにか笑いながら、ドアを叩いていました。
友だちの存在があることで、時には自分の主張を遮り悔しい思いを味わったり、時には悲しい気持ちを吹き飛ばし、気分転換になったり、、、。小さな体と心で、日々社会性を学んでいる子どもたちです。
(T.M)


◆クレヨンの使い方・色選び (きく)

今日は雨。お部屋で過ごしました。お部屋では、今日はクレヨンのお絵描きコーナーも設け、自由に好きな場所であそびました。クレヨンを出すと、それに気が付いた子どもたちは、早速そのテーブルにやってきました。「やりたい、やりたい」と次々にきましたが、みんなそれぞれ、紙とクレヨンを渡され自由画をはじめました。描き方も様々。好きな色を選び、色々な色を使って描く子もいれば、赤など、単色のみを使い描く子もいました。〇や点々をはもちろん、クレヨンのタッチも本当に強くなり、用紙いっぱいに、個性豊かな色々な絵、模様ができました。
その隣のコーナーでは、足と手のスタンピングも。3色の中から、好きな色を選び、保育士と一緒にスタンピングしました。ちょっとくすぐったいのか、足にスタンプがつくと、指先を曲げてしまう子もいましたが、みんな興味を持って行うことができました。
しばらく遊んで、また、ダークルームを開放したり、はしごをしたりしました。おままごとコーナーでは、三角巾をし、いらっしゃいませーと元気な声がし、食堂のおねえさん、おにいさんも現れました。また、髪の毛をゴムで結ぶことができる〇ちゃん美容院も現れ、雨の日のお部屋で、それぞれが自由にあそんでいました。(T.Y)


◆ 子どもたちのルール (たんぽぽ)

保育室ではスタンプ台で手形を取ったりお絵かきをしたり、今たんぽぽ組で流行っているパズルをしたり、ごっこ遊びを夢中でする子どもたち。スタンプ遊びでは◎ちゃんは1つのスタンプ台を自分だけで使いたがり「やめてよ~」とお友だちともめる姿もありました。みんなで使おうと声を掛けると隣にいた☆ちゃんが「一緒につかおうよ」と話してくれ「じゃ~そうしようか」と◎ちゃんも納得したようすで一緒にたのしんでいました。
ホールで遊動車で遊びました。久しぶりの遊動車でテンションが上がる子どもたち。「う~う~」とパトカーで「事件です」と走り回っていました。
懇談会の為、赤い絨毯がホール中央に敷いてありなぜかその上では走らず、周りをグルグル回り始めました。そして誰が決めたわけでもなく絨毯の周りを同じ方向に走っていました。子どもたちの暗黙の了解なのでしょうか?見ていて不思議だなと感じました。
〇君が扉の前に自分が乗っていた遊動車を止めて保育士と体操をはじめました。その姿をみた□君も△ちゃんも扉のまえに遊動車を止めに行き、臨時の駐車場が出来ていました。子どもたちの中での子どもたちが考え出したルール、面白いです。(K☆H)


◆部屋で何をしようかな (うみグループ)

今日は室内で過ごすことになり、自分たちのやりたいことに集中している姿が多く見られました。
引き続きゆりぐみの〇ちゃん、△ちゃん、□ちゃんは曲に合わせてダンスを創作中で、決めポーズだったり、最後のあいさつのセリフを考えたりとひとつの物を作ろうと真剣に取り組んでいました。
そして、久しぶりに室内で体を動かしてみました。
ハンカチ落としをやろうということになりましたがルールを知らない子が多く、しっている子が教えようとしたりとみんなでやろうとする姿が見られました。
ハンカチを鬼が落とす場面になると「〇ちゃん、私において」などと子どもたち同士でアピールが始まり、見ていて微笑ましい光景でした。
お友達同士で遊ぶ楽しさを改めて感じたようで給食が始まるまでひまわり組、ゆり組の子たちが集まって楽しんでいました。
一人で集中して遊ぶことも時には必要なときもありますが、「みんなで楽しく」を大切にしてきながらこれからも子ども達の成長に合わせた遊びを提供していきたいと思いました。
(K.H)


◆
◆子どもライブ (そらグループ)

今日は、雨なのでお部屋で過ごしました。
園庭で遊べないので、子どもたちが物足りなくならないか少し心配でしたが、保育者の思いとは逆に「〇〇で遊ぼう」などと、笑顔で遊びを見つけ楽しむ姿が見られました。
また、子どもたちが大好きな「ダンス遊び」のリクエストがあったのでランチルームを広げ体を動かせるスペースを保障していきます。
ダンス遊びを行っている一人の子から「楽器も一緒にやろうよ」と提案がありました。
以前、歌に合わせ楽器を演奏する楽器遊びを行いましたが、これが加わりダンスの曲が生演奏という遊びに発展していきました。
楽器を演奏する子、ダンスを行う子、と役割も多いですが「順番にやろう」「次は、この楽器やろう」などと、子どもたちでルールや役割を決め遊びを発展させていく姿に頼もしく成長を感じました。
途中から、にじグループの子も集まってきて小さなライブのような遊びに発展。子どもたちはノリノリでした。
これからも子どもたちの興味に合わせ遊びを提供していくことはもちろん、集団活動ならではの経験も大切にしていきたいです。
T.N

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