◆5月12日(木)の子どもたち
2016年05月13日 金曜日

登園時、離れる時だけ泣いてもすぐにケロッとして遊びだすようになりました。朝、顔を合わせるとにっこり笑って挨拶してくれるようにもなり、楽しい1日の始まりです。ミッキー体操を保育者たちがやるのをジーッと見ていたり、音楽に合わせて体が揺れていたりと体操にも参加し始めています。
外に行く時も靴下を履き、自分たちでハイハイや腹這いで出かけていきます。入口の段差などなんのその、乗り越えていくようになりました。
外では、好きなところに行き、枝や葉っぱを拾ってはにっこりしたり、砂を握り締めてはそれをジーッと見ていたりします。
地面にハイハイや腹這いで移動したズルッズルッという跡や砂で遊んだ手の跡が残っており、子どもたちの行動を物語っています。それを見ると力強さや動きの大きさなどが分かり、逞しさを感じます。
これからもこの足や手の跡が子どもたちの成長とともにどのようにつけられていくのか、楽しみです。M.K


◆気になる存在(ふじ1)

最近では、いろんなクラスのお友だちに興味が出てきたふじ1組の子どもたち。
園庭で遊んでいると、自分からお友だちに近づいていくことが多く見られます。
つぼみ組の子にはそっと近づいて顔を覗いたり、玩具を手渡したりして、中には頭を撫でたりする子もいて、自分よりも小さい存在と分かっているようで、お兄さん・お姉さん気分を味わっている感じが伝わってきます。
2歳児や幼児組の子にもそっと近づくのは同じですが、やっている事・話している事に興味津々で、じーっと観察し、同じ玩具を探してみたり、同じしぐさをしてみたりして、憧れのまなざしで見ているようです。
もちろん、クラスのお友だちも気になる存在です。
少し前までは同じ空間で別々に遊んでいたのですが、少しずつですが、玩具のやり取りをしたりして関わりが見られるようになってきました。
今日も砂場で砂をパラパラと掌から落とすのを見て真似をして、最後には笑いながら一緒にパラパラさせたりして遊んでいる姿がありました。
家族以外でこんなにたくさんの人と長い時間を過ごすなんて、他ではできない経験です。
だからこそ、気になる存在も沢山出来ると思います。
保育士もその一人だと思うので、子どもたちにとって刺激のある気になる存在でいたいと思います。(E.Y)


◆はじめてがいっぱい(ふじ2)

今日はとてもいい天気になり、昨日予定していた散歩に行くことにしました。
園を出発すると、いつも寄る犬のいるお家にたどりつきます。子どもたちもそわそわし始め、到着すると大きなワンちゃんが出迎えてくれました。それに気づき飼い主さんも中から小さいワンちゃんもつれて出てきてくれました。
子ども達に触らせてくれようと近くまで連れてきてくれました。人形とは違って動いたり、何となく怖さを感じがちですが子ども達は興味を持ちじっと見つめます。飼い主さんも「大丈夫だよ。触ってごらん。」と優しく声をかけてくれたので子ども達も一歩前にでて、手を伸ばす姿が見られました。ぬいぐるみの犬にも怖がっていた〇ちゃんも恐る恐る手を伸ばし触れることができ不思議な感覚だったようです。
大聖堂の屋上に初めて行ったのですが、何度か行ったことのあるふじ3くみの子ども達につられて、ふじ2くみの子ども達もどんどん進んでいきます。階段を上ると展望デッキがあるのですが、そこには小さなお花が咲いていて、ちょっと手を伸ばして触ってみたりこっそり摘んでみたり、ふじ3くみの子と走り回ったり、暑くなると日陰に行ってみたりとたくさん動き回った子どもたちでした。
たくさん遊んでのども乾きます。水分も「もっともっと」と汗で飛んでった分補給していました。
(K.E)


◆リアル“はらぺこあおむし” (ふじ3)

去年、幼児グループで、いろんな生き物、植物を育てた中で、アゲハチョウの幼虫も育てました。あおむしからさなぎになり、最後ちょうちょになって、空へ飛んでいく姿はなんともいえない感動がありました。
今年も暖かくなり、育子園の裏のミカンの葉にたくさんのあおむしを見つけたので、ふじぐみでも育ててみることにしました。みんなの大好きな「はらぺこあおむし」の絵本と、どこまでつながるでしょうか。
朝、虫かごに入れた幼虫を子どもたちと一緒に見ました。生まれたばかりのアゲハの幼虫は、まだ黒い体。絵本とはだいぶ違います。わかるかな~と思いながら、指を差して、「これ、はらぺこあおむしなんだよ。ほら、葉っぱをむしゃむしゃ食べてるよ。」と話すと、「あおむし。」と一緒に指を差してみたり、腹這いになって、じっと見つめたりしています。ちゃんとわかっているようです。
おやつを食べた後、お部屋でまた「はらぺこあおむしだ。」と言いながらアオムシを見ていると、◎ちゃんが「はらぺこあおむし」の絵本を持ってきました!「一緒なんだよ。」と言うと、幼虫と絵本のあおむしを指さして、「いっしょ。」と言っています。音楽をかけて、はらぺこあおむしの絵本を読みました。色彩豊かに、変身していく絵本の中のはらぺこあおむし。これから、本物の“変身”を子どもたちがどう感じていくか楽しみにしながら、大切に育ててみたいと思います。
日中は見事な快晴。昨日断念したお散歩に行くことができました。行先は大聖堂屋上にしたので、途中、おなじみのワンちゃん2匹のおうちと、フォークリフトを経由。屋上では、雲一つない青空の近くで、思いっきり体を動かしてきました。
(T.M)


◆いっぱい歩いたね (きく)

今日は気持ちの良い五月晴れ。お散歩に行きました。みんなで歩いて、桜の坂公園へ向かってまず、歩き始めました。
途中ショベルカーが、砂を持ち上げている工事現場に出会い、その様子を見たりしながらも、とても上手に歩いて公園までいくことが出来ました。が、公園はもうすでに他の園のお友だちでいっぱいでした。このまま帰るのも惜しい感じなので、急きょ行先を変更し、近くの和田東公園へ行きました。
公園までの道でも、垣根の下の猫を見つけ(子ども目線からよく見えていて)、僕を見ていた、私を見ていたといいながら見ていたり、素敵なお家の間を通って、途中、「疲れたね」と言いながらも公園に着くことが出来ました。
和田東公園にはタイヤブランコ、すべり台などがありました。それを見て、ワーと遊具に行く子もいましたが、本当に疲れていたのか、ベンチにしばらく座っている子どもたちもいました。遊具ではみんな喜んで遊んでいました。
タイヤブランコも、みんな殺到して座り、ゆらゆら。そのうち「おにいさんだからできる」と、立って乗る子もいて、それをまた真似する子もいて。しばらく遊び、さあ、今度は帰りです。帰りも、がんばってよく歩いていました。
園に着いて、ご挨拶のためにホールの前へ。思わずその場に座って、しばらく動けませんでした。無事にお散歩終わりました。(T.Y)


◆そうか!!(たんぽぽ)

朝、子どもたちと顔を合わせると「お日様がでてるんだよ~」「ピカピカだよ」と声が聞こえてきました。家庭で、そんな会話を楽しんでいるにかな・・と思うと笑顔になります。
園庭では、それぞれに興味を持った場所で楽しんでいる姿が見られます。昨日の雨でプールサイドの小さいプールに少し雨水がたまっていました。子どもたちはその雨水が触りたい様子、シャベルを持ってきてみたり足を入れようとしてみたり、色々知恵を働かせています。保育士が「濡れちゃうよー。汚れてしまうよー」と声を掛けているのもちょっと気になっているようですが、やっぱり、触ってみたい気持ちが本心です。
そんな中、〇くんが雨水の少したまったプールの中でツルンと足を滑らせてしまい泥だらけになって泣いてしまいました。そんな姿を水を触りたいと思っていたみんなは見ていました。「あーあ・・」「だいじょうぶ・・」と子どもたちの言葉がとびかいます。そして、何度、声を掛けてもその場から離れず、触ろうと頑張っていた子どもたちは〇くんの姿を見て「やめよう・・」と思ったようです。他の遊び気持ちを切り替え始めました。
〇くんも、着替えをしながら「濡れちゃったの・・」と困った表情で伝えてくれました。着替えから戻ってきた〇くんに、「転んでしまったの?」「濡れちゃったんでよね・・」などの言葉かけがありました。怪我のないようにと目を離さずに言葉かけを続ていましたが〇くんの経験そこにいた子どもたちの経験となりました。
どんな、場面も自分の経験だけでなく他の子の経験を見て考えたり、刺激されたりする姿が見られるようになってきています。トランポリンでは、玩具を持たないというルールになっています。ついつい、もったままトランポリンに来てしまった△君。他の子が「おもちゃだめなんだよ」とい知らせてくれています。でも、上手く伝わらない様子。そこで、他の子がトランポリンの枠に玩具を置いて遊んでいる姿を△君に伝えると、『あーわかった』とばかりに小刻みに頷いてトランポリンの枠に玩具を大事そうに置いてくれました。
言葉だけでは伝わらないことは、大人にもたくさんあります。でも、経験や周囲の様子で気が付けるのは一つの社会性が芽生えてきているように感じました。U・A


◆虫探し(うみグループ)

今日は雲一つない快晴でした。
子ども達に「今日の天気気持ちいね」と話すと「すごい晴れ」と喜んでいました。
園庭では氷鬼や虫探し、砂場でお料理など好きな遊びを見つけて好きなお友達と一緒に遊んでいました。
別々の場所で別々のお友達と遊んでいても、うみグループの子どもたちが注目するのは共通して虫でした。
虫を見つけると、「ミミズ見つけた」「テントウムシの幼虫沢山いる」「アリだ」と皆大きな声でお友達に感動を伝えようとします。
「どれどれ?」と覗いてくるお友達が沢山いて「さわってみたい」「ちょっと持たせて」と言うとすぐにお友達にも渡すことができたり、「ほかの場所にもいるかもしれないから、探しにいこう」とお友達と一緒に探検している姿がありました。
室内遊びでは、お友達が作っているもの、遊んでいるものに目が行きやすく、その中で遊びの広がりがあったり、集団遊びになっていきますが、お友達と一緒の空間の中で一人で集中して遊びたいと思う子もいて、その分玩具の取り合いやトラブルも多く見られます。
しかし、園庭ではお友達や保育士がどこにいるかを探すところから始まり、自分の見つけた物や興味のある遊びを共有したいという気持ちが強く表れていることがよくわかります。
一つの虫かごに皆が見つけた虫が入り、じっと観察する姿はとても微笑ましく感じます。(B・K)


◆お父さん・お母さんになります (にじグループ)

今日は久しぶりに青空に恵まれ、朝の集まりでこんないいお天気の日は何して遊びたいか問いました。
「氷鬼したいな」と一人の子が言うと「園庭行きたい」と空を見て答えます。
また、メダカの水槽はメダカがいなくなってしまったことを伝えました。
もちろん気づいている子もいます。
そこで卵から生まれた赤ちゃんメダカを入れようと提案すると、「いいね」と賛成してくれました。
おたまじゃくしやカエル・メダカが亡くなってしまったことを以前話しました。
なんで死んでしまったか、みんなで考えました。
餌の問題、空気の問題、病気の問題など考え、図鑑などで調べたり、みんなで生き物のお父さんやお母さんになってあげようと話しました。
みんなでお世話をすること再確認しました。
水槽に移すと「赤ちゃん可愛い」「また名前もつけなきゃね」としっかりと考えてくれます。
名前を決めることや、新しい仲間にイモリが加わり、イモリの育て方を図鑑を見て、みんなで生き物のお父さん・お母さん役をやっていきたいと思います。
(A.Y)
◆子どもバンド (そらグループ)

「せんせい、楽器やってみたい」「太鼓やりたーい」
昨日の誕生会のアトラクションで保育士がバンド演奏を行ったことで楽器や歌に興味を寄せる子が出てきました。
今日は、お部屋と園庭で遊びましたが、そのような子どもたちの興味、意欲を保障できるよう楽器に触れることができる場を用意していきました。
楽器は、カスタネットやスズ、タンバリン、トライアングルなど様々なものを用意し年少から年長まで全ての子が安心して行えるようにしていきました。
音がなると気になるのかたくさんの子が集まってきます。
とにかく楽しく音を出す子、慎重に曲を聴きリズムをとろうとする子など様々…。たくさんの個性に触れることができました。
年中の〇〇くんは「しーろ しーろ」と、音楽クラブで覚えたリズムのとり方を実践。音楽クラブでの経験が遊びの中に繋がった瞬間…心温まりました。
子どもたちも「なんだか音楽クラブみたいだね」と、顔を合わせ嬉しそうな笑みを浮かべていました。
今日は、音楽に合わせ音を鳴らすといった楽器遊びを行いましたが常に笑顔の絶えない素敵な時間となりました。
これからも子どもたちの興味に合わせ遊びを提供していきたいです。
T.N
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