◆5月9日(月)の子どもたち
2016年05月09日 月曜日
◆ 自分のスタイル (つぼみ)

ゴールデンウイークが終わり、どんな様子かしら・・・と楽しみにして朝を迎えました。
泣き声が・・・少ない。
長いお休みの後ですから泣いちゃうかな・・・と思っていたのですが、遊びだしています。
それぞれの好きな場所に移動して、遊びだしています。
楽しい気持ちは伝わりあうので、次に登園してきた子も遊びだします。
朝のおやつの後、眠いことを訴える子はラックに揺られながら眠りました。
そしてほかの子は、今日も園庭に出て遊びました。
シート準備しようと一足先に園庭に出ると、保育者の後を追いかけてきます。
つつつ・・・と一足一足慎重に歩いてくる子、ずんずんずんと力強いハイハイでくる子、ずりっずりっずりっと腹這いでくる子、それぞれの自分のスタイルで集まってきました。
思わず「すごいねー。」と拍手で迎えました。
保育者の真似が上手な〇君は、同じようにパチパチパチと拍手をしていました。
連休の間にできるようになったことがある子もいます。
ハイハイのお尻が高く上がっています。
つかまり立ちができるようになった子は、かなり得意げな表情で「見て見てー」をアピールしてきます。
サクサクつたい歩きをしている子もいます。
自分のスタイルで気持ちよく過ごせました。
今日は身体測定もしました。
1㎝も大きくなっている子もいました。
嬉しい連休明けとなりました。(N・S)

◆楽しんでいます。 (ふじ1)

連休が終わり、久しぶりに全員集合のふじ1組です。
10日ぶりに登園した子が2人いたのですが、朝会うと穏やかな表情で遊びこんでいました。
「おやつ食べるよ」と声をかけると、その言葉に反応してお部屋を出て、手を洗いに行きました。保育士の言葉を理解していることに驚きました。
コイン落としの玩具を出すと、3人の子どもたちが集まってきました。穴の向きにコインを合わせて手首の角度を変えるとすんなり落とす子ども、穴にコインが入らず葛藤する子
ども(穴の向きを変えてあげると入りました)、箱の中からコインを出すことを楽しんでいる子ども。遊び方はそれぞれですが、みんな楽しみ方を知っていました。
朝の会でお名前を呼んでみると、今日はあまり反応はありませんでしたが、じーっと保育士を見てその様子を気にしているようでした。友だちの名前が呼ばれた時に「はーい」と手を挙げる姿もありました。
園庭へ出ると、何をしようか遊びに迷っている様子はなく、よく遊びこんでいました。砂場にどっぷりおしりと足をつけて座り砂の感触を味わっている子ども、シャベルに砂を入れている子どもがいます。砂場の楽しさもわかってきたようです。
久しぶりの保育園だったからか、お昼寝も早めに起きてしまう子どもが多かったです。午後の時間も体調や気持ちの変化を感じながらゆっくりと過ごしていきたいと思います。
(N.M)


◆命に触れる(ふじ2)

休み明けですが笑顔で登園したり、機嫌良く過ごす子が多く、ゆったりのんびり過ごしました。
園生活にも慣れ、少しずつ子どもたちの視野が広がってきたように感じます。
園庭あそび中も、周りにある物への関心が強まり、苗が植えてあるプランターにも興味を示しじっと見つめる子が増えてきました。
◯ちゃんと☆ちゃんは、トマトのプランターの前で何やら指をさしています。
そこには苗だけではなく、トマトの写真がある小さな札が土に植わっていました。
2人はその札に興味を持ったようです。
写真のトマトがあるか探すかのように、キョロキョロと苗を見つめる2人。しばらくすると、そのまま別の場所へと走っていきました。
安心して過ごせるようになってきた今だからこそ、周りのものに対し、意識を向けられるようになったのだと感じます。
また、別の場所では、幼児組で育てていたおたまじゃくしがカエルになったという事で、カエルが入った小さな水槽を保育士が見せてくれました。
様々な年齢の子どもたちが興味深々で見つめます。
ふじ2組の子どもたちは、何人かは興味を示し近づいてきたり、または声をかける事で恐る恐る覗きこみます。
カエルを見て不思議そうな表情を浮かべる△ちゃんは、まだこの小さな生き物が何かは分かっていませんが、関心は持ち続けてその場に座っていました。
生き物は子どもたちに命について考え、大切な事を教えてくれる存在です。
子どもたちの中で、生き物に対する概念が育った時、どんな反応を示すようになるのか、その変化が楽しみになりました。
植物や生き物を通し、心が育まれていく過程を大切に、今後の変化を見守っていきたいと思います。
O・Y


◆チャーハン作り(ふじ3)

長いお休みが終わりました。今週はゆっくりと、リズムを整えていきたいです。
毎年、ゴールデンウィークが終わると、子どもたちもだいぶ新しい環境に慣れたなと感じます。今年はどうかなと、ちょっとドキドキしながら、楽しみにもしながら、一日が始まりました。
朝は、涙で登園の子もいましたが、9時過ぎにおやつを食べるころには、全員が笑顔で揃いました。朝の集まりも全員で。「おおきい絵本を読むよ」と声をかけると、大好きなだるまさんの絵本だったこともあり、全員が集まってきました。名前も一人ずつ呼びます。「はい」と元気な声で返事をする子もいれば、手をちょこんと挙げて、にこにこと笑う子もいます。
短い時間ですが、朝の集まりは、みんなが顔を合わせる大切な時間。まだまだ集団を意識するということはないですが、それでも、少しずつふじぐみの仲間として、周りの友達を感じることができるといいなと思います。
午前中は、園庭に出ました。おやつのあと、数人でこいのぼりの歌を歌って、ミニコンサートをしていたこともあり、「園庭にこいのぼり、見に行こうか。」と声をかけると、元気に立ち上がって、準備をして、外に出ていきます。
いつも通り、自分が興味を持ったところへ散っていきます。
大門の近くに、ハルジオンの花を見つけた○ちゃん。プチプチと花を取って、その感触を楽しんでいます。園庭には、取っていい花(雑草系)と取ってはいけない花(花壇や鉢植えの花)があるのですが、まだそれらを区別するのは難しいこと。今は、手や目、感触で、いろんなことを体験して、感性が豊かになっていくとよいなと思います。
取ったハルジオンのお花、大きなあじさいの葉っぱに乗せて、テーブルに置いてみました。興味を持った2歳クラスの△ちゃんも寄ってきて、一緒にテーブルに座り、おままごと。「しょくぜんかんしゃのことば・・・」と△ちゃんが言うと、あ、ごはんなんだと気づき、一緒に手を合わせます。
隣のログハウスにも、2歳クラスのお兄さんたちがやってきました。お鍋の中には、泥んこがたっぷり。「チャーハンだよー。」と手を真っ黒にして、得意気に泥んこをまぜまぜするのをしっかり見ている○ちゃんたちです。切れてしまったアジサイの葉っぱを、「チャーハンにホウレンソウも入れたら?」と細かくちぎって渡すと、「ホウレンソウも入れるよ。」と言って、さらにまぜまぜ。○ちゃんたちの目は、お兄さんたちにくぎ付けです。
ふと、立ち上がって、ログハウスの中に入っていき、お兄さんたちの隣に立ってみたり、砂をつかんできて、お鍋の中にちょこっと入れてみたり。2歳クラスの子と一緒に遊ぶことで、おままごと遊びが広がり、想像力も広がっていった今日の園庭遊びでした。
(T.M)


◆ おいしいもの、できました (きく)

今日は園庭で遊びました。幼児組さんがここのところ、野菜やお花にお水をあげているのを見ているようで、真似をして、ジョウロにお水を自分で入れ、花壇にお水をあげている子どもちが今日はよく見られました。いたる所の花壇にお水をあげていて、満足そうです。
よくみんながお風呂のようにして入っている大きな花壇がありますが、端から順番に水をあげていた〇ちゃん。夢中になっていたのか、お友だちが入っていることに気付かず、その大きな花壇にも水をあげていて、中に入っていた子どもたちは大慌てで花壇から出てきました。
水が出せると思うと、今度は持っていたお鍋やボールに水を入れて遊び出す子も見られました。お水の入ったお鍋に砂をいれ、ドロドロ泥んこが出来ました。大事に持ち歩く△くんでした。
砂あそびで、定番の作り物。ここの所暑い日も続き、アイスもよく食べていたのでしょうか。コップに砂を入れ、シャベルですくい、「アイスどうぞ」とアイスを作って食べるふりをし、ベンチに仲良くお友だちと座って遊んでいました。
また、すべり台の所では、小さな窓の所に砂利を入れて、枝でそこをつつき、「やきいもで~す。焼いてま~す。」と、小さな焼き芋屋さんも繰り広げられていました。それぞれ、色々なものを想像し、砂遊びを楽しんでいました。(T.Y)


◆ 一緒にできた!(たんぽぽ)

5月の連休も終わり、今日からまたいつもの毎日が始まります。子どもたちが、休み中に大人と一緒に楽しい時間を過ごしてきたことは子どもたちの姿が物語っています。本当に、経験したことをスポンジのような吸収力で吸収していくのだなと感じます。
保育室では、パズルに挑戦する姿がよく見られるようになってきていました。先日、〇くんは△君が少し多めのピースのパズルを大人と一緒に仕上げている所を、一緒に見ていました。仕上げた〇くんの姿を見て一緒に「すごいね」と話したのを記憶しています。
そんな〇くん、今日は〇くんがパズルに挑戦しています。でも、いざやってみると上手くいかない様子。「いっしょにやろ」と保育士に伝えてくれましたが、すぐに側に行けませんでした。そんな〇くん、ちょっと考えて△くんの所に行きました。「いっしょにやろ」と声を掛け二人でパズルをはじめました。〇くんは、そのパズルを△君ができる事を思い出したのでしょうか。キョロキョロと周りを見て△くんの姿を捜していたように見えました。
二人は上手に譲り合いながら、パズルを完成させました。見せに来てくれた〇くんに「すごいね」と伝えると「△君とやたんだよ」と満足そうに教えてくれました。様々な遊びの中で、子どもたち同士が関わり合っている姿が見られています。まだまだ自分の思いをちゃんと伝わることや相手の様子や思いと上手くかみ合う事は少ないのですが、一つ一つの経験がいろんな思いに繋がって心に刻まれていくのかなと感じました。
今回は、お互いのタイミングも良かったのか友達と一緒にやる経験が出来ました。そんな経験が〇くんの満足に繋がっていったことがとても嬉しい場面でした。上手くいくときもいかないときも。その子のその時の気持ちに敏感でありたいと思います。U・A

◆ 今日もいるかな?&観察中 (うみグループ)

今日は連休明け最初の月曜日ということもあり、笑顔があふれていた子どもたち。朝の会のときに「お休みのとき何をして過ごしましたか?」とインタビューをすると「おばあちゃんの家に行ってきました」「公園に行ってあそんだ」「〇くんと一緒に公園で遊んだ」とお休みのときの思い出を沢山話してくれたり、お友達の話をしっかり聞いていました。
園庭に出ると引き続き虫探しに夢中の△君を見つけました。
「先生、ここにテントウムシの幼虫がいるよ」と見つけた場所へ案内して、見せてくれたり、虫との思い出を話してくれたりと虫博士になってきました。
そんな中にじグループで育てているオタマジャクシの水槽を園庭に持ってきて観察をしている子と一緒に■君がカエルに変身してるのを見てまじまじを観察をし始めました。
小さくてもちゃんとカエルの形をしていて、泳いだり石に乗ったりするのも上手でしばらく目が離せない■君でした。
植物や生き物に引き続き興味を持っているうみグループの子どもたち。そんな興味を大切にして子どもたちの知りたいという気持ちを絶やさないようにしていきたいと思いました。
(K.H)

◆ 自ら選択出来る子供の姿 (にじグループ)
今日は久しぶりの登園の子供達が半分以上おり、子供達同士のじゃれ合いが多く見られました。
朝の集まりの時間になるとすでに広場に集まっている子供達がいたのを見て、大人が誘導、大人の声かけが無い中での自発的な行動に感動しました。
全員が全員集まりに来たわけではありません。その横でベッドに横になっている子供もいます。生活リズムが少しハッピーモードになっていたのかもしれません。スヤスヤと午前睡眠をとっていました。
「おうちみたいだね」と言った子供もいます。まるでお家のような居心地の良い場所は必要だと感じました。
朝の集まりでは、歌が好きな子供達が歌を歌ったりダンスが得意な子供がダンスをしたりしました。見ているだけの子供もいます。見ていない子供もいます。
でも何かがそこで起きていることは感じています。園生活は子供が大人になるまでの長い道のりのほんの一瞬にしか過ぎないからこそ、その一瞬を大人がどう受け止めるかが重要だと感じました。
室内での遊びも自分達で遊びを見つけています。園庭とベランダのどちらかで遊ぶかも決めています。どちらにも行かず室内でも遊んでいます。選択制です。
子供達に「園庭でカエルの餌を見つけに行かない?」と声をかけました。誰も行きませんでした。そんな日もあります。
自ら選択出来る子供の姿。
それが出来る環境を用意し、大切に関わっていく人的環境でありたいと感じます。
k★y

◆ 何を食べる? (そらグループ)
長い連休の間家族と過ごせた時間がとても充実したようで、嬉しそうに話をしてくれました。
朝の集まりでは、どんな遊びをしたいか共有した後ミッキー体操をするのですが、4月と比べて張り切って身体を動かす児が増えたり「お手本になりたい。」と前へ出てくる児も出てきました。
園庭へ出ると虫探しに夢中です。ふと見るとテントウムシの幼虫がもも組の〇くんのズボンに付いて「怖い。」と泣いてしましました。〇くんにとって馴染みがなく怖かったようです。
近くにいた△ちゃんが取り、大切そうにずっと掌にのせていました。
テントウムシは何を食べるのだろういう話になり、保育室から図鑑を持ってきました。
野菜の葉っぱなどを食べる草食タイプもあれば、アブラムシなど生きている虫を食べるテントウムシもいると書いてありました。
△ちゃんはテントウムシを葉っぱの上にのせて食べるか試していると、今度はアリを発見しました。羽がついているオスのアリ(死んでしまっていました)を小さなアリが一生懸命運んでいます。オスのアリは交尾を終えると死んでしまうそうです。
「どこへ運んでいくのかな?」近くにいた子どもたちも心配そうに様子を見守っていました。
「このアリをおうちに持って帰って食べるのかな…。」
結局小さなアリにとって重たかったのか巣まで持っていくことができずどこかへ行ってしまいました。
生き物に触れる中で、いたわることの大切さ、命の大切さを気づけた日だったと思いました。(K.Y)

Posted in 園のこだわり