◆5月7日(土)の子どもたち
2016年05月07日 土曜日

人数の少ない土曜日です。
小さな集団の中で、素敵な伝承が繰り広げられていました。
きく・たんぽぽになった子たちは、進級早々太鼓橋ができるようになり自信満々の顔です。
「見ててー。」とその姿を見せてくれるのですが、見ているのは保育者だけではありません。
ふじ組の小さい子もちゃんと見ているのです。
足を掛ける場所、ロープを掴む場所、同じようにやろうとして見ているのです。
順番を待つ姿もちゃんと見て、同じように待っています。
可愛い光景でした。
幼児たちが出てきました。
保育者に促されながら、栽培物に水を掛けています。
その姿を、きく・たんぽぽは見ています。
水をこぼさないようにするジョウロの持ち方、どのプランターにかけるのか・・・
よく見ています。
ジョウロが空いてチャンスがきました。
早速同じようにやり始めました。
楽しくて楽しくて、靴もズボンもびしょ濡れですが気にしていません。
使命感です。
トマト・・・きゅうり・・・ひめりんご・・・
忙しいです。
畑の土を運んでいたスコップから、土がこぼれてしまいました。
急いで保育者を呼びに来ました。
「あー、汚れちゃった・・・。」
「おねがいします。」とほうきを渡してみました。
ちゃんときれいに掃き掃除してくれます。
こんこんと気長にやっています。
きれいになりました。
誰の姿を見て覚えたのかしら・・・
きっと、お母さんの姿なのね・・・と思います。
上の子から下の子へ・・・素敵な伝えあいをしていきたいです。(N・S)


◆ ジョウロを持つと (幼児グループ)

今日は9人といつもより少ない人数でした。
天気が良かったこともあり、園庭遊びが人気です。
園庭では、お花・お野菜にお水をあげます。
ジョウロを渡すと、いつもやってくれているのか、やっている子を見ているからか自分たちで決められた場所をやります。
様子を見に来た乳児組の子達も「やりたい」と自然と参加して自然と異年齢の関わりになります。
「あっこれキュウリだね」と苗を見て答えます。
どうしてわかったか問うと、「葉っぱがキュウリだもん」と葉っぱを見て見分けていました。
ゴーヤの葉と比べると違いがわかり、「本当だ」と共有しました。
虫が好きな子達とは「畑に行きたい」と要望があり、畑に行きました。
畑に行くときはスコップ(掘るため)、コップ(幼虫やミミズを入れるため)を持って行きます。
保育士も一緒になり畑を掘り起こしていくと、「あっ島になった」と言います。
よく見ると周りから掘っていたため、掘られてない箇所を島、掘った箇所を海に見立てていました。
「あの島までジャンプできるよ」と新しい遊びにも発展させながら楽しみました。
お花やお野菜の成長をみんなと見守り、花が咲き、実がつき始める時がとても楽しみです。
(A.Y)


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