にぎやかな4月
2016年04月05日 火曜日
新年度がスタートしました。
4月は子どもたちの泣き声で、にぎやかな月になります。
そんな中、園庭で、こんな出来事がありました。
1歳児の進級児Sくんが歩いているところに、昨年度の担任が通りかかりました。
その姿を見つけると、嬉しそうに「お~!」と声をあげ指を指しました。
近づいて行くのかな?と思いきや、突然、手をパンパンと何回も払い始め何事もなかったかのようにその場を離れて行ってしまいました。
Sくんは何故転んでもいないのに、手をパンパン払ったんだろう?何のアピールだったんだろう?と考えました。
そして、園庭に大勢の新入園児と保護者の方のいる状況から、自分は、今、この先生の所に行ってはいけないんじゃないか・・・と感じ取ったのではないかと思いました。1年間、つぼみ組で一緒に過ごした先生ですぐにでも飛んで行きたかっただろうに、手を払うことでこらえていたのだと思うと胸が熱くなりました。
4月というのは、子どもたちにとっても、保護者の方にとっても、環境に変化のある月です。
今までのクラスと環境が変わる進級した子どもたちの思い、今までの生活とは環境が変わる新入の子どもたちの思いを私たちはしっかり受け止め、寄り添い、見守っていきたいと思います。
そして、保護者の方の不安な思いも受け止め、子どもたちの様子をお伝えしながら信頼関係を築いていけたらと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
副園長
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