◆4月27日(水)の子どもたち
2016年04月27日 水曜日
◆ おさんおぽ (つぼみ)

園の周辺をぶらり、ぶらりとお散歩しました。
お肉屋さんの前に、以前サンショウの樹があったことを思い出しました。
アゲハ蝶の幼虫をかえらせたことがあるので、またいるかもしれないと思ったのです。
ところが、残念ながらもう樹はなくなっていました。
幼虫はあきらめて・・・ぶらり、ぶらりと進んでいきました。
マンションが建つのか広く更地になったところでコンクリートミキサー車とポンプ車が作業をしていました。
絵本の『まかせとけ』の中に出てくる場面と同じです。
コンクリートミキサー車からドロドロのコンクリートが出てきて、ポンプ車の方へ流れていきます。
その様子を、お散歩カーから興味深く見てきました。
じーっと見つめています。
こんなに真近で見る機会はなかなかありません。
しばらく散歩カーを停めて、作業を見せていただきました。
作業していたのは、なんと若い女性です。
「何歳ですか?」
「ゼロ歳です。」
「かわいいですね。」
そんな会話をしながら、さらにぶらり、ぶらりと進んでいきました。
金柑の樹をみつけました。
黄色い実が沢山なっています。
柑橘の樹・・・ここにも蝶々の幼虫がいるかもしれないと思い、目をこらして葉っぱをみてきましたがいませんでした。
さらに進んで行くと、ハナミズキが満開で、少し濃いめのピンクが優しく風になびいていました。
女子美の前の道を通ってぶらり、ぶらりと帰ってきました。
今日は日差しはありませんが、寒くもなくそよそよと吹く風が気持ち良い天気でした。
ふと見ると、皆、気持ちよさそうな寝顔です。
目が覚めた子から順番に、給食をいただきました。(N・S)


◆7人のお散歩。 (ふじ1)

今日は初めてふじ1組7人そろってお散歩に行きました。目的地はバスの車庫です。
座って乗るお散歩カーと、立って乗るお散歩カーの2台に分かれます。
座る方は、のんびり外の景色を眺めながら、心地よい揺れにうとうとする姿もあります。女の子二人は先頭で、何かを指さして一緒に声を発してみたりしていました。
立つ方は、みんなしっかりと棒を握りしめています。少しドキドキしているのか最初はみんなかたまってじっとしていましたが、慣れてくると移動したり、外の景色を見て笑ったり、お散歩を楽しんでいるようでした。
バスの車庫につくと、何台かバスが停まっていて、洗車をしているバスもありました。間近で見るバスは迫力があったのか、じっくり見入っていました。最後は覚えたてのバイバイで手を振り、園に帰ります。
真剣な表情で棒につかまっていた〇くんは、最後の方、棒にもたれてスヤスヤ・・・それほど一所懸命だったようです。今日も子どもたちのいろんな表情を見ることができました。今度はもう少し遠くにある公園にも行ってみようと思います。
(N.M)
◆ 屋根よりたかい (ふじ2)

今日はこいのぼり制作をしました。
用意した細長い画用紙にクレパスで絵を描く。といった単純な作業ですが子ども達にとっては単純で単純ではないお絵かき。ふじ2くみの子どもたちは、「これはカキカキするもの」「この色で描きたい」「線や点を描くには、、、」といろんなことを認識しているようです。
お絵かきのいいところは、“同じ”ものはない。というとこです。描き始める色も違えば、初めにクレパスを触って満足したところで描き始めたり、画用紙いっぱい使って描いてみたりしていました。中にはペンを持つようにクレパスを持って丁寧に描いている姿も見られ、まっすぐ線を描くことも難しいのにゆっくりとクレパスを動かし、サッーと最後は筆をはらうかのように描いていて驚きました。
普段の生活の中でも子ども達のいろんな姿が見られますが、お絵かきの瞬間でも子どもたちそれぞれの個性が出ていて、楽しそうに描いていたのが印象的でした。
(K.E)


◆どらいぶ (ふじ3)

今日は曇りです。どんよりとした空で今にも雨が降りそうです。園庭に遊びに行きたかったのですが昨日、園庭に薬(害虫駆除のため)をまいたばかりなので室内であそびました。
いつも廊下であそんでいるコンビカーがホールにあるのでホールまでみんなでお散歩がてら取りに行くことにしました。途中廊下に出ると早くも子ども達の期待する気持ちが伝わってきます。
赤ドアまで行ピタッと体を付けて待つ〇くん、その隣に☆ちゃん◇ちゃん△くんドアに背中を付けながら待っているともっと気を引くものを発見しました。廊下の窓が少し空いているのに気付いたので、窓の隙間に☆ちゃんを抱っこして外を見せてあげると、△くんも園舎の裏側が見れて興味津々。いろいろなものが少しの隙間から見えたようでもっと見たいと抱っこから降ろされるのを嫌がっていました。こ
んな短い時間でも子ども達の好奇心あふれる目はいろいろなものを探し出して興味を持っているんだなと思いました。廊下を「よういどん」と何度かかけっこしてからまたホールまでの冒険の旅に出発しました。
途中またも興味を持つものがあったらしくホールにはなかなかたどり着けません。水槽のお魚さん達を見る◎くんと▽ちゃんに声を掛けながらホールへ。次々と水槽を通過する子たちも探索しながら保育者に見守られてホールに順次到着しました。
ホールではコンビカーで元気に遊んできました。タンバリンに興味を持った子もいてタンバリンをたたいたり振ったりして楽しくあそんできました。帰りはホールから廊下までみんなでコンビカーに乗ってドライブしながら帰ってきました。
廊下ではふじ2組があそんでいたので一緒にあそびました。室内でしたがいろいろな所に行きいろいろなことに興味を持ち楽しく過ごしていました。Y.N


◆ いろいろな遊びを発見 (きく)

今日は、本町5丁目公園へお散歩に行きました。公園では、子どもたちがいろいろな遊びをしていました。
最初のグループは、蟻の巣を発見して、蟻がたくさん出てくる所を見た後、葉っぱを巣の前に置いて「ごはんをどうぞ」としたり、小石を並べて「蟻さんの道をつくるの。ここから歩くの」と子どもたちみんなが楽しみながら遊んでいました。
次のグループは、岩の上に登り、その高さを見て楽しんでいました。「登れたよ」と報告してくれる子ども、高い景色を見た嬉しさから「うわー」と驚いていた子ども、「黒く石、固いね」と感触や視覚を教えてくれた子どもとたくさんいました。
そのほかにも、ちょうちょを追いかけていた子ども、つつじの花を耳にかけている子どもなど、子どもが自主的に遊ぶ姿がたくさんみられました。
たくさん遊び、走り運動して汗を流したこともあり、子どもたちから「のど乾いたー」や「お茶ちょうだい」と集合前に集まり、おかわりする子どももたくさんいました。
子どもたちは、一通りの遊び方ではなく、もう一工夫入れて遊んでいる姿を見て日々の成長は凄いなと保育士側から感じさせて頂いています。保育士も子どもと一緒に日々の中で一緒に成長していくことが大切であると思いました。(K・K)


◆やさしさいっぱい (たんぽぽ)

今日はたんぽぽ組になって2回目のお散歩へ。本五ふれあい広場に行ってきました。
お散歩カーに乗る子、歩く子、それぞれどうしたいかの自分の想いを伝えてくれました。
お散歩カーに乗りながら・歩きながら乗り物や建物を見たり、みんなで歌ったりととても楽しい道のりになりました。
公園では、岩にのぼったり、友だちや保育士と追いかけっこをしたりと元気な笑い声がたくさん響きわたっていました。
ふじ組の時にこの公園で虫探しをしたことを覚えていたのか、「むし さがそ」と虫探しの旅に出た子もいました。
走っていくと、公園の端の方に綺麗な八重桜が地面に落ちていました。拾った桜を見せると「これどこに落ちてたの?」と探しはじめ、綺麗な花びらをみんなで集めました。
どこから落ちてきたのかと不思議そうに上を見上げる〇くん。
遅咲きの八重桜だったのか、木にもまだちらほらと桜が咲いていました。「あっ、ここ、ここから落ちてきたんだよ。この花ここにあったやつ」と教えてくれました。
拾うと「はいどうぞ」と持ってきてくれたので『ありがとう。とってもきれいだね』と言うと、嬉しそうなキラキラとした顔でまた拾ってきてくれました。優しいです。
みんなの手にはかわいい花びらが大事そうに握られていました。
走っていれば思いがけず転んでしまうことも。ドテっと転んでしまった△くんを見つけるとみんなで一斉に走って手を差し伸べてあげたり「だいじょうぶ?」と声をかけてあげたり。
お友だちのその優しい行動に痛さもふっとびすぐに笑顔に変わっていました。お友だちのパワーは偉大なものです。
きく組の□ちゃんが転んだ時も同じです。なかなか起き上がれない□ちゃんの手をしっかり握って立たせてあげていました。遊んでいる中でもお友だちを思いやる姿がいろんなところで見られ、とてもあたたかい気持ちになりました。
S.S


◆ こいのぼり (うみグループ)

5月5日子どもの日に向けて、こいのぼりや兜の折り紙、お絵かきや塗り絵などの好きな遊びから制作をしています。
こいのぼりの塗り絵を何気なく出してみたり、共有の時間にお友達の作品を紹介すると、思っていた以上に「やりたい」という子が多くいました。
いろんな色や形のこいのぼりが部屋に飾られ、「これは、〇ちゃんがつくった」「△ちゃんが作ったの可愛いでしょ」と上を見上げて、お父さん、お母さんやお友達との会話が聞こえてきました。
一つの作品を通しての子どもとの会話はとても興味深いです。
興味をもって近づくもも組の子は、保育士や年上のお友達に教えてもらいながら作り始めます。出来上がりを沢山の人に見せると「すごいね」「上手だね」と褒められ、とても嬉しそうでした。
「もも組さんなのに、こんなのもつくれるんだよ」と得意げでした。
「もう、たんぽぽさんじゃないもん」と言っているときもあれば、普段から年上のお友達には「もも組さんには難しいかも」「一緒にやってあげる」と言われていると甘えていたり、少し悔しそうな表情がうかがえます。
まだまだ赤ちゃんと思っているお兄さんは、もも組の子と一緒に遊ぶ中で「よくわかってるね」「そんなことできるんだ」と驚くことも多く、とても嬉しそうです。
遊びや、作品を作り上げる過程の中には、異年齢の関わりがあり、様々な刺激を受け合いながら成長しています。(B・K)

◆ ハンバグ素敵 (にじぐるーぷ)

今日は、室内とベランダで遊びました。
室内遊びで遊ぶ子供達は自分の好きな場所でとことん遊びます。
大人の援助を求める時は、ビー玉を借りる時くらいです。
室内では玩具の使用方法、片付けが子供達自身にも求められます。
園でも「片付け」を通して子供達の様々な姿が見られます。
使ったのは年少児、片付けるのは年長児。
使ったのは年長児、片付けるのも年長児。
使い出したのは年長児、途中で引き継いだのは年少児片付けるのは保育者も。
皆で遊んでいた玩具、でも一人づつやめていき最終的には一人で片付けるあの子。
子供達が玩具を片付けない、玩具の使い方が違っているそんな時に大人が考えるポイントだと感じます。
片付けやすさも重要ですが「片付け」一番は、日頃「大人が片付けをしているか」がポイントです。
玩具をカゴに放り投げカゴの中は乱雑であるが、その場所が何もなくなれば片付けたことになるのか、玩具は残っているが綺麗に整理整頓されているのは片付けされてないということなのか様々な事象があります。玩具の使い方も掲示してあれば良いのか、使い方の見本を見せるのは一度だけでいいのか、子供達は大人の姿をしっかり見ています。
いい事もそうでない事も子供の姿(鏡写し)を通して反省することがあります。
子供に注意をする前した後でも自分の姿を振り返る内省の大切さを日々感じます。
k★y

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Posted in 園のこだわり