◆4月21日(木)の子どもたち
2016年04月21日 木曜日
◆ カエルさんが来たよ。 (つぼみ)

本物のおたまじゃくしがつぼみ組に来たので、今日は人形のおたまじゃくしとカエルがやってきました。おたまじゃくしの歌を唄って『やがて手が出る足が出る』の歌の最後の所でひっくり返すとカエルに変身します。そしてカエルの歌を唄いながらカエルの人形を動かすとどの子もジーッと人形の動きを見ていました。
カエルが揺れたりするのを目で追っているのが分かります。カエルにチュッとされたり、ほっぺをポンポンとされてきょとんとしたり、ニコッとしたりしていました。カエルさんとお友達になりました。こんな人形遊びも楽しめるようになりました。
園庭に出るとお兄さんお姉さんたちがつぼみ組さんを「かわいい」といって寄ってきます。今日も園庭にシートを敷いて気持ちいい外の雰囲気を味わっていると、たちまちお兄さんお姉さんに囲まれてしまいました。怖がって泣くこともなく、頭をなでてもらってお兄さんたちをジーッと見ています。こんな関わりからお兄さんお姉さんたちと遊べる時が来る近い将来を楽しみにしています。M.K

◆ ウッドデッキの周りで (ふじ1)

まだまだ歩行が安定していないふじ1組の子どもたち。
今日は、ウッドデッキの周りに集合して、遊んでいました。
ウッドデッキにつかまり立ちを始める子が数人いたので、保育士が伝い歩きをしてみせると、真似をしてやり始めて、ほんの数歩の子もいれば、1面以上歩く子もいて、ひとりひとりのペースにあった進み方をしているなぁと実感します。
中にはウッドデッキに上ろうとする子もいて、片足をあげたり、ついた手で体を支えてみたりと一生懸命さが伝わってきます。
また、つかまり立ちに疲れて座っていると、2歳児のお姉さんが寄ってきて、「何歳?」「歩けないの?」「だれ?」と質問攻めに・・・。
ちょっとドキドキしながらも、かまってもらえることが嬉しくて、ニコニコしながら顔を覗きこんだり「あー」「おー」と話しかけたり、今日はウッドデッキの周りで沢山遊び、子どもたちひとりひとりの遊び方を見れたように思います。
室内でも園庭でも行動範囲が広がってきているふじ1組。
たまには、こうして一か所でゆっくりと遊ぶのもいいのかもしれません。
(E.Y)


◆輪が広がった瞬間 (ふじ2)

ふじ2くみ10人全員が出席しました。
そんな今日はいろいろな瞬間が見られました。いつも朝泣いてくる〇ちゃんは、今日は泣かずに登園してきて、保育室でも遊びを見つけ遊んでいました。子ども達に手を合わせて「おはようございます」とあいさつをしていると、〇ちゃんが「おふぁようございましゅ」とあいさつを返してくれました。
「あいさつできたの?すごいね!」というと、うっすらではありますが、嬉しそうな表情で微笑んでいました。園庭でも泣くことなく過ごせた〇ちゃん。少しずつ安心できると思えるようになったんだと思うとうれしく感じました。
△ちゃんも一人の保育士から離れらず泣くことが多かったのですが、もう一人の保育士とおやつも食べることができ、お部屋の中に「食べれたよ」と言わんばかりの表情で入ってきました。その後も機嫌よく遊び始めていました。
ミッキー体操が終わり、「おいでおいで・・・パンダ」などの手遊びや「りんごりんごりんごのほっぺ…」の手遊びにも興味を示して真似してみたり、子ども達の「一緒にやってみよう」という気持ちがでてきたんだなと感じました。名前も一人ずつ呼ぶとしっかりと手を挙げて「はーい」と返事をしてくれました。
園庭でもお兄さんお姉さんが「おはよう」と声をかけてくれるのに対し何か言葉で返してみたり、固定車に乗っていると運転席に乗っていたお兄さんたちと「はいどうぞ」とまるでチケットを渡し受け取っているようなやり取りをしていました。お兄さんたちがしていることにも興味を持ち、「何しているんだろう」と見つめる姿も見られたり、虫を見つけ「うわっ」と反応してみたり、いろんな姿が見られるようになり、子どもたちの視野が広がっているんだなと感じました。
少しずつ子ども達が安心できるようになって、お兄さんたちやお友だちとの関わりが増えてうれしい瞬間が多く感じられました。
保育士や友達、そしてお兄さんお姉さんたちからもいろんな輪が広がり、いろんなことを学んでいってほしいです。
(K.E)

◆挑戦 (ふじ3)

今日はくもりでした。時々くもの合間から日が差してあたりが明るくなりましたが風も強く吹いていました。〇くんは風が「びゅ~」と吹いてくるとびっくりして風が吹き去る方向へと走って逃げていきました。怖がっているかと様子を見に行くとニコニコ顔でトランポリンに挑戦していました。
少しの風でびっくりはするものの子どもたちは元気に遊んでいました。そこへ2歳児の子ども達が遊びに園庭に出てきました。バランスボードを出してもらい遊んでいました。それを見ていた☆ちゃんと◎ちゃんはバランスボードが空いたのを見ると自分たちで持て来て遊び始めはした。
最初は手でバランスボードを漕ぎ始めます。そのうちいつも幼児組の子ども達がしているのを思い出したのか、立って乗ろうとチャレンジしようとしていました。☆ちゃんは階段の柵につかまって、◎ちゃんは片足をバランスに乗せてみて大丈夫かな漕げるかなと確かめるようにしていましたしばらく様子を見ていましたが、2人とも不思議とすぐに立つのを止めてまた両手で漕ぎ始めました。とても上手に漕いでいました。
手伝ってあげればすぐにできることかもしれませんが、補助ができないときに1人で立って漕ごうとしてはまだ危険です。段々と練習して行って自分の力でできるように見守り、出来るようになっていく手助けができたらと思いました。Y.N


◆ クレヨンで・・・ (きく)

今日は園庭に行く前に、お部屋でお絵描きをしました。
それは、こいのぼりの体になります。
朝のお集まりではクレヨンが出てくる紙芝居を読み、そのあとクレヨンの使い方の約束をしました。
この間歌った「どんないろ~がすき?」のお歌に出てきたクレヨンの色たちです。
少し保育士が口ずさむと、すぐに「あか」と聞こえてきました。よく覚えています。
見本のこいのぼりを子どもたちに見せて、これは何かと聞くと、「こいのぼり」とすぐに〇ちゃんがわかって言ってくれました。よく知っていますね。
まずは水色の画用紙を配り、お父さんこいのぼりに、クレヨンでそれぞれに描いていきます。
トントントンとクレヨンを立てて点を描いていく子や、左右に動かし、シャーッシャーッと線をたくさん描いていく子。長い線を描く子、いろんな色を重ねてみる子…と本当にさまざまでした。
そしてそのときの表情は、とても真剣でした。集中して描いている姿が見られました。
でき上がりが楽しみになります。
お絵描きをした後は、園庭に出ました。
3人でなにやら縄跳びを持って、イチョウの木の幹に巻き付けていました。
ぐるぐる巻いてみたり、お友だちのやる様子を見たり。
◇ちゃんが「へびさんしようよ」と言って縄跳びをうねうねさせてヘビさんにしたり。
お友達のやっていることを見ながら真似したり、また「こうしようよ」と提案してみたり…子どもたち同士で関わり合う姿が見られています。そんな姿を大切に見守っていきたいと感じました。
(H.K)


◆ ジャンプジャンプ (たんぽぽ)

今日を元気なたんぽぽ組さん。「あの玩具とっ!」「これやりたいな」「せんせい、やって」いろんな場面で、保育士に甘えてくれるような言葉が出てき、とっても嬉しくなりました。”やってみたい”の気持ちを、一つずつ大切に聞き取っていきたいといつも思っています。
今日の園庭に出る際の子どもたちの姿です。昨日の、夕方にテラスで体操をして楽しむ時間がありました。その名残だったのでしょうか・・靴を履いた後、テラスで何人かの子たちが、ミッキー体操をしている姿がありました。体操の中で表情を見ていると、好きなフレーズは、ジャンプの時かと感じたので、”けん・けん・ぱっ”をやってみました。
ぱっ!と足を開く動作は上手く出来なくても、ただ飛んでるだけなのも面白いもののようで口で「けん・けん・ぱ」と言いながら、ジャンプして楽しんでいました。
そんな姿から、園庭にでてから縄跳びを使ってジャンプに誘ってみました。縄跳びを地面から1~2センチの高さで木に括り付けて片方を手で持ち高さを作りました。どんな反応なのかなと楽しみにしていると「なにこれ~」とやって来た〇ちゃん。「ジャーンプってしていいよ」と声を掛けると縄のをじっと見つめて、体をぎゅうと屈ませて両足を使ってジャーンプ。上手く縄を飛び越えられたわけではありませんでしたが、気持ちはめいいっぱいジャーンプしていたように見えました。
そんな姿を見て、♡チャンもジャンプにやって来ました。「♡チャンもやる」意気込みは、やる気満々です。そして縄の手前、その場で元気に両足ジャンプジャンプ。表情もにっこにっこです。その、可愛らしさは、見ている大人も笑顔になりました。
そんな風にやった気になって楽しめる子もいれば、縄の高さをよく見て「もっと小さくして」と言える子もいました。姿はそれぞれでしたが子どもたちのやる気に出会えて今日も楽しい園庭遊びとなりました。U・A
◆ リーダー (うみグループ)

最近の朝の集まり、帰りの集まり(共有の時間)では、保育士やお友達が集まる前にひまわり組の女の子が手遊びをしてくれています。
「まだ遊んでいてもいいんだよ?」と声をかけても、「だって、手遊びやりたいんだもん」
少ししてから、「そろそろ始めようかな」と声を掛けると「えー〇ちゃんも手遊びやりたかった」と、保育士のように前に立って話すことが嬉しいようです。
それぞれの表情を見ていると、好きなお友達の顔を見ながら面白い表情を作ったりして行なっている子や、口を大きく開けてはっきりと声に出すことを意識して、歌のお姉さんになりきったように自信に満ち溢れている子、少し恥ずかしいけれども、お友達と並んで手遊びをすることを楽しんでいる子など様々でした。
ひまわり組になったことへの喜びを感じつつ、「去年のひまわりさんはこんなことしてたな」「ひまわり組になったから、こんなこともできるんだ」という自信や期待などが子ども達から感じられるようになりました。
これから、うみグループのリーダーとして引っ張っていく頼もしい存在になっていくことと思います。(B・K)
◆幼虫たくさん (にじグループ)

今日もクワガタムシとカブトムシの幼虫が増えました。
(子ども達はそう呼んでいます。カナブンや以前の蛾の幼虫だと思いますが)
園庭に行くと、スコップを持ってすぐに空中菜園へ。
「あっいた」「またいた」「こっちにも」とたくさん見つけました。
その子達の兄弟組もお兄ちゃん・お姉ちゃんと一緒に参加。
虫かごに入っていく幼虫を見ては上に土を被せてくれます。
しかし、入れすぎだと年長児は気づき、「もう入れなくてもいいよ」と優しく声を掛けます。
いろんな場所で自然と優しく関わってくれる子ども達に感動です。
また室内では引き続き積み木ゾーン人気沸騰中です。
ゆり・ひまわり組中心でしたが、気にしてみるもも組、実際やってみるもも組と様々です。
積み木だけではなくカプラも使い、この場合はカプラ、今は積み木というように上手に使い分けます。
同じゾーン内にある恐竜たちも参加させ、より盛り上がりを見せました。
もも組の大好きな恐竜も参加した遊びになったためより目をキラキラさせてみるもも組です。
今日の幼虫探しでたくさん見つけました。
「たくさんいるからもっと大きい虫かごに入れてあげよう」とどうすればより良い環境になるかと提案をしたり、「揺らしたら驚いちゃうよ」と幼虫たちに気遣ったりと優しく接してくれます。
いい環境作り、子どもたちと考えていきたいです。
(A.Y)


◆クレープ作りの中で。 (そらグループ)

朝の集まりを終えるとゆりぐみの〇ちゃんが『クレープ作りたい』と保育士に訴えてきました。実はそらグループの年長児の中でクレープ作りが密かにブームとなっているのです(クレープ作りの経緯はお部屋に詳しく張り出しますね)。その年長児の様子を見ていた〇ちゃんは見ていた側からクレープを作る側へと気持ちが移り、ついに行動に移したのです。
どんなクレープにしようか、何味がいいかなど話し合っているとその会話につられて△ちゃんも仲間入り。お友だちが加わったことで〇ちゃんの創造力も広がり『メロンおいしいよね~』『わたしはいちごがいい!大きなクレープにしようよ』と頭の中ではコレ!という形が出来上がっている様でした。クレープにデコレーションするフルーツは描けないから保育士が・・・はさみは得意だから自分で・・・子ども達自身で作る工程の中での役割分担や、どうやったらもっと美味しそうに出来るのかをいろいろ工夫しながら作っていました。
そんな中、ももぐみの□ちゃんは二人の様子をじっと見つめています。誘ってはみますが見ていたい様子。もう一人☆ちゃんもやってきましたが☆ちゃんは自分には難しいと考えているようです。そこで、保育士が作っているクレープの糊付けのお手伝いをお願いしてみました。すると、『のりできるよ!』と得意気な表情を浮かべ、早速お手伝い開始です。『はい、どうぞ』とのりを付けたフルーツを手渡してくれ☆ちゃんも一緒にやっているんだと嬉しそうにしていました。
年長児から始まったクレープ作り・・・
ゆりぐみさんにつながり、ももぐみさんにも繋がっていきそうな予感。
やりたいという気持ちを受け止め、そしてやってみたいという気持ちを引き出す・・・こうやって子ども達のやる気や自信にもつながり、子ども達の気持ちも満たされていくと嬉しいなと思います。
K・E



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