◆4月15日(金)の子どもたち
2016年04月15日 金曜日
◆全員集合 つぼみ
全員集合です。
入園してから初めての全員集合です。
まだまだ泣いてはいますが、好きな遊びを見つけられるようになってきた子もいます。
保育者側も、好きなことがわかってきました。
お外が好きな子は、一歩ベランダへ出るだけでもピタリと泣き止みます。
揺れるのが好きな子は、一緒に体を揺らすとにっこり笑っています。
食べることが大好きな子は、ごちそう様を認めてくれません。
色々わかってきて、楽しくなってきました。
車を見つけた〇君。
ひとさし指でツンツン押して車を進めていました。
ツンツン、ツンツン・・・
車と一緒にちょっとずつハイハイで進んできました。
何か聞こえてきます。
小さい声ですが、「ぶー・・・ぶー・・・ぶー・・・」と言っていました。
車を走らせて楽しんでいます。
思わずヤッター!とガッツポーズをしてしまいました。
好きなことを見つけて遊べたーーー。
首がすわったばかりの☆ちゃん。
ラックで揺れるのが好きなようです。
でも時々景色を変えて・・・抱っこをしたり、床でゴロンとねんねしたりしています。
目線の先に起き上がりこぼしを置いてみました。
最初は気づかなかったものの、ちょっと揺らしてみるとゆっくり視線が流れてきました。
そして見つけた瞬間、釘づけです。ばっちーんと目が合ったという感じです。
そしてしばらく見つめあいました。
好きになったかもしれません。
一週間が終わります。
少しづつですが、安心出来る場所だということを認めてくれてきたようです。(N・S)

◆初めてのお出かけ(ふじ1)
どこに行こうか??
ふじ1組になって、初めて園外にお出かけしました。
まだまだ公園などへのお出かけは難しいので、まずは育子園の周りから探索をすることにしました。
出発前に園の御仏様に「行ってきます」のご挨拶をし、向かいにある発祥の地の御仏様に「ふじ1組で仲良く頑張ります」とご挨拶をしてから探索スタートです。
園庭でお散歩カーに乗って移動することは経験済みの子どもたちでしたが、ひとたび門の外に出ると周囲に興味津々で、「あっ」と声をあげて指をさしたり、近くを通る車を目で追ったりと、いつも以上に興奮していました。
途中で会う近所の方々にも「バイバイ」と手を振る余裕もあり、久しぶりの戸外、初めての園外を満喫しました。
子どもたちにとって、おうちの方と見る同じ景色も、保育士やお友だちと見ることで違って見えたり、感じ方も変わると思うので、少しずつ園外に出る機会も作っていきたいと思います。
(E.Y)


◆いい天気(ふじ2)
今日はとてもいい天気になったので、ふじ3くみと一緒に散歩に行きました。行先は少し遠めの、大聖堂へ行きました。新入園児の子たちには新しく通る道。ちょうちょうを見つけ「ちょちょ」と反応したり、犬に会うと「わんわん!わんわん!」ととても嬉しそうにしていました。
そしてみんなで大聖堂の坂道を散歩カーから降りて、小さな足でせっせせっせと登っていき、大きなみ仏さまに「今年一年間よろしくお願いします」とあいさつをしました。
そのあとは大聖堂横の波羅密橋で遊びました。広く長い橋の上でたくさん動き回る子どもたち。保育者の真似をして座ってみたり花を見つけたり、〇ちゃんが転んでしまったのに気づき、△ちゃんが「大丈夫?」と頭を撫でてくれたり、新たな一面を見ることができました。
たくさん走り回って、子どもたちも楽しそうでした。気持ちの良い日差しを浴びて、帰りの散歩カーではウトウトかわいらしい子どもたちでした。
(K.E)


◆心地よい*(ふじ3)
ぷはー♡麦茶おいしいね。
朝のおやつの時間になると、「おてて洗おうー」と声をかけると水道へやってきます。だんだんと今の生活の流れも各々覚えてきたようで、毎日の積み重ねを感じます。手を洗うには蛇口をひねらねければなりません。けれどもまだ少し背丈が足りず、蛇口をひねるのに必死です。親切心でうっかり蛇口をしめてしまった際には、だめーと怒られることもしばしば。蛇口を自分でしめたくて、足先はピーンと爪先立ちなのがかわいいです。何でも自分でやってみたいお年頃シーズン到来ですね。
今日は、大聖堂の近くの波羅蜜橋にお散歩に行きました。雲ひとつない良いお天気。絶好のお散歩日和です。お散歩カーに揺られ、行はみんなルンルンです。バスやタクシー、ミキサー車が通ると「バイバーイ」と手を振ります。行く道の途中で犬のいるお宅の前を通り、ワンちゃんにもご挨拶。
大聖堂に到着すると、今日は大きな坂をお散歩カーを降りて上まで「よーいどん」とスタートしました。よちよち。よたよた。短い手足でニコニコしながら走る姿はたまりません。結構な坂道なので、途中で「だっこー」といってお散歩カーに乗る子もいましたが、上に到着すると嬉しそうでした。
今日は聖堂内には入らず、玄関でみほとけさまにご挨拶をしました。そのあとは、波羅蜜橋であそびました。たくさん走り回って遊ぶかと思いきや、それは初めのうちだけでなんだか今日はのんびりとベンチに座ったり、空を眺めたり、植込みの葉をさわったり・・・暖かい日差しと心地よい風が春を感じます。麦茶を飲んで「ぷはーー」っとため息も漏れます。
帰りのお散歩カーは行より静かです。ガタゴト揺れて心地よいなという感じでしょうか?がんばって保育士と手をつないで歩く子もいました。いくじえんに帰った頃にはウトウトしている姿も。給食を食べながらウトウト・・・。春のお出かけは身も心も心地よいです。今日は金曜日。一週間がんばった子どもたちをそっと抱きしめ、心地よい関係を大事にしていきたいです。
(K*S)


◆うた大好き ~色々~ きく
~どんな色が好き~
今日は朝のミッキー体操の後のお集まりの時間に、キーボードに合わせて歌をうってみました。初めてお部屋にキーボードを出したので、みんな、興味津々。もちろん、ちょっと触りに出てくる子もいました。
まずはよく歌う~むすんでひらいて~を歌い、次にアンパンマンなど、知っている子どもたちはよろこんで歌っていました。だんだんみんなノッテきて、次に~おおがたバスにのってます~を歌いだすと、思わず前へ出てきて、腰をふりふり。つられて子どもたちが何人か出てきて、ノリノリで踊っていました。
最後に、~どんな色が好き~を歌いました。色々な色のクレヨンのペープサートを見て、何色か色を当てながら歌いました。「あか」「きいろ」など答えながら、だんだん歌も覚え、みんな喜んで歌ってくれました。偶然、歌い終わってから見た紙芝居も、小さいちびヘビが畑などを探検していて、色々な色を発見するお話しで、今日は色づくし。みんなの今来ている服は何色とお話しも始まり、胸をはって着ている服を見せてくれたり、ズボンを指さしたり、アピールしてくれました。
「では、お外に出ますよ。」〇ちゃんが帽子を持ってきて、「オレンジ」と真っ先に伝えてくれました。色を意識してくれていました。寝るときも~どんな色が好き~とつぶやいて歌っていたり。普段の手遊びなどもみんな大好きで、いつもノリノリで行ってくれます。またこれからもいろいろ歌ったり踊ったりしていきたいです。(T.Y)


◆良いお天気でした(たんぽぽ)
今日は朝から粘土をしたり、花はじきをしたりして落ち着いて集中し遊ぶ子どもたちが多かったのでミッキー体操と朝の会もせず遊び続けてみました。
遊びを中断せずに自分のしたいあそびをじっくり気の向くまま遊びつづけました。粘土遊びをすると「ケーキを作ろう」「雪だるま作ろう」と想像力を発揮して器用に作り始めました。「この前ケーキたべたよ」と子の間お誕生日だった〇ちゃんは美味しかった話をしながら「チョコレートケーキだったからイチゴはあまり乗ってなかったの。」と経験した話を皆に話してくれました。満足するまで好きな遊びをした後は園庭へ遊びに出ました。
□君はボールが転がっているのを見つけ蹴ってみました。コロコロ転がったボールを保育士はドリブルしてみました。□君は僕もやってみたいと保育士のドリブルしているボールを取ろうと追いかけます。上手いことボールを取るとそのままドリブルしボールを運ぶ□君。ちょうど木と支え木の間にボールが入りゴール。□君にとって初めてのゴールで嬉しくなり、楽しい気持ちになった□君は何度も保育士を誘いサッカーを楽しんでいました。将来はサッカー選手かな? (K☆H)


◆どうしたらいいかな?(うみグループ)
今日も引き続きお部屋で電車を楽しんでいました。そんな中、電車の線路を見て「先生、ここに車庫作ろう」と〇君が言ってきてくれました。「なんで?」と聞くと「線路の所には車庫があるから」と生き生きとした返事をしてくれました。
「そうだね。でも、ここは遊んだ後寝る部屋になるからどうしたらいいかなー?」と保育士が話をすると「んー…そうだ!線路みたくテープで作ればいいんだよ。そうしたら大丈夫」と考えました。そして、ビニールテープで車庫を作り、さらに踏切もあったほうがいいという話になり同じようにビニールテープで作りました。
ビニールテープで作った線路、踏切、車庫を見て、「うわー」と嬉しそうに見ていた子どもたちもダンボールをもってきて、ダンボールカッターを使って切ったり、色を塗ったりとオリジナルの電車を作り始める子もいました。
子ども達同士で遊びの刺激を受け合い遊びを発展していき、子どもたちが楽しいと思えるような遊びを一緒に考え、提供していきたいと思いました。
(K.H)


◆たまご (にじグループ)
朝の集まりで発表してもらいました。
それは自分の名前の由来です。
「あー聞いてくるの忘れた」と気づく子もいましたが、「聞いたよ」といった子は前に集まります。
「生まれた時から〇〇って名前だよ」、「大きくなるようにってつけた名前だよ」と意味を教えてくれる子や「お爺ちゃんの頃から決まっていた」と発表してくれる子もいました。
集まりを終えると「たまご」と大きな声がしました。
見に行くと、メダカ(さくら じゅにあくん・きばくん・さきちゃん・さくちゃん)のたまごが水草についていました。
「どれどれ」「見えないよ」とどうにかして見ようとします。
そこで見えやすいようにたまごだけ水槽を入れ替えました。
見えやすいの他にも親メダカに食べられないようにという意味で分ける必要もあります。
「あっ見えた」「丸いね」とたまごの存在を把握。
メダカに関する本を提供すると、「今これだね」と約二週間で生まれるたまごの様子を記した絵の最初の部分を指差しました。
そうだね、と確認し、少しづつ黒い点が二つ見え、ピクピクと動きだすと書いてありました。
「黒い点って何?」「何で動くの?」と聞いてきます。
黒い点は目だね、心臓が動くんだね、と話すと、「えーこわいね」「すごいね」と驚いていました。
園庭では風が強かったものの、天気も良く走り回ったり、紙飛行機を飛ばしたりと楽しみました。
たまごの成長を絵本の絵ではなく実際に観察して驚いた顔、たくさん見たいと思います。
(A.Y)


◆草取り(そらグループ)
育子園にある空中菜園。また新たな栽培、収穫に向けて準備をしていくことにしました。
今まで収穫してきたものは何か覚えているか尋ねてみたところ
「じゃがいも」
「さつまいも」
など、昨年度の楽しかった体験を覚えていたようで嬉しそうに手を挙げて発言していました。
準備の第一段階として草(雑草)とりをすることにしました。雑草は何もしなくても元気にぐんぐん育っていく力をもっていて、草も一緒に育てると野菜が元気に育たないことを説明しました。
園庭へ行く時間になり空中菜園へ行ってみました。保育者が草を取る姿を見せると、子どもたちも喜んで次々と草をとっていきます。手が土で汚れても気にせず「見て。」と自分でとった草を笑顔で見せてくれました。
収穫するまでにさまざまな過程がありますが、その中の一つをこうして子どもたちと楽しく一緒にできたことを嬉しく感じます。
来週は皆で畑を耕します。(K.Y)


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