◆4月14日(木)の子どもたち
2016年04月14日 木曜日
◆ 大きな一歩 (つぼみ)
今日は、初めてふじ1組さんとの扉を開けて一緒に遊んでみました。
いつもと違う玩具を見つけた子は、ハイハイや伝い歩きで移動し遊び方を見ると手を伸ばしていました。隣にいる友だちにも関心が生まれたようで顔を覗き込んだり触ってみたりと関わる楽しさや不思議さをなんとなく感じているような一コマでした。今日に午前中でまた世界が広がったようです。
そして…今日は、たくさんのかわいい姿が見えました。
今までなかなか離乳食が口にできなかった〇ちゃんは、大人に抱っこされいる中、友だちが食べている離乳食が気になり手を伸ばし始めたり、食べたいよと大人に触りながらアピールしてきてくれました。
そのまま抱っこで食べ始めるとパックと食べてくれたので徐々に椅子に座るように誘うと座ってニコニコで時折、声を上げて「おいしい」と言っているかのようでした。
その姿から私たち大人もとても幸せな気分にならせてもらえました。
日々の中で泣きながらも色々と観察し、自分の居場所(保育室)一緒にいる大人がわかってくれたようです。
こんな感動させてもらいましたが、今後もつぼみ組の子ども達と一歩一歩進みながらたくさんの初めましてを体験するのが楽しみです。
(N.Y)

◆ はじめての身体測定 (ふじ1)
今日も4人だったので、朝の時間はつぼみ組とふじ1の間の扉を開けて過ごしてみました。
隣のお部屋をのぞいたのは初めてのことでしたが、抵抗なくつぼみ組に入って行き、初めましての友だちの顔を覗いたり、新しい玩具に触れてみたり、自ら関わっていく姿が見られました。
〇くんは外が大好き。つぼみ組からテラスに出られる窓を見つけるとハイハイで向かっていきます。テラスに出るとつかまり立ちで歩く練習をしているようでした。その後もお部屋に入ってはテラスに戻ることを繰り返していました。
身体測定もしました。看護師が持ってきた機械に興味津々で近づく△くん。本人気づかぬうちに体重計にのっていました。やる気十分です。最後は看護師に「ばいばーい」とご機嫌で手を振っていました。誰かと離れる時のバイバイ、日々のお母さんや友だちとのやり取りで覚えたようです。
身体測定、どうなるかな・・・という心配もいらなかったようで、みんなそこまで泣かずにあっさりと測定できました。月に一度の身体測定。毎月の貴重な経験を通してどんな心の変化があるのか、見守っていきたいと思います。
(N.M)

◆クレパスで遊んでみました♪ (ふじ2)

段々と新しい環境に慣れ、少しずつ泣いてる時間が短くなったり、笑顔で過ごす時間が増えてきたふじ2組。
今日はふじ2組になって初めてクレパスを出してみました。
興味深々でクレパスを眺める子どもたち。
それぞれ反応は違います。
すぐにクレパスを持ち、紙に絵を描き始める子。
お友だちが描いてるのを見て真似して描く子。
しばらく様子を見てる子。
途中からクレパスの出し入れが楽しくなった子。
描いてる内に面白さに気づいたのか、集中して描き出す子。
描いてる内に紙ではなく、自分の身体にクレパスを滑らせる子。
クレパス1つとっても個性が表れ、楽しみ方もそれぞれだなと感じました。
次回はどんな姿を見せてくれるか楽しみです。
雨が止み、園庭に出てみると貸し切り状態。
のんびり遊び、疲れたのかぐっすり眠る子どもたちでした。
O・Y

◆ 子どもの目線で (ふじ3)

雨が止みそうで止まない、すっきりしないお天気。お散歩に行こうと思っていたので、時々外に出ては、「雨、どうかな?止んだかな?」と確認する保育士を、子どもたちも見ています。
なんとか10時に雨が上がったので、散歩に出発しました。行先は、ふじぐみになって初めての電車を見に行くことにしました。出発前と帰ってきてからは、みほとけさまにごあいさつをしていくのが決まりです。見よう見まねで、手を合わせて、深々とお辞儀をする姿が微笑ましいです。
ごあいさつを済ませ、ゆっくりのんびり出発。「サクラ。」としだれ桜を見て、◎ちゃん。駐輪場の近くには、ひめリンゴの木があり、花をたくさん咲かせています。「りんごのお花だよ。きれいね。」と話すと、「きれいね。」と見ています。壁をつたうなめくじ、みみずもいます。子どもの目線になって、ひとつひとつに目を向け、その発見を楽しみます。
お散歩カー1台と、手をつないで歩きます。交通安全キャンペーンをしている町の人が「こんにちは」と声をかけてくれました。橋のところにやってくると、手すりの間から、下の川を覗き込みます。特になにがいるわけでもないのに、じーっと見て動かないので、一緒に覗き込んでみると、雨で量の多くなった水が勢いよく流れ、散った桜の花びらも一緒に流れていきます。
電車がよく見えるベストスポットに到着すると、さっそく1台目の電車がやってきました。地下からゴーッと音を立てて上がってくる丸の内線はなかなかの迫力。そして、目の前で止まった電車にみんな大喜びです。「すごいねえ。」「おおきいねえ。」と話していると、突然ぷしゅーっと電車が大きなおならをしました。その音に、思わずビクッとした子もいれば、目を見開いた子、泣き出した子、笑う子、、、とその反応は様々で、見ている方は楽しくなってしまいます。
きれいに咲いたチューリップを見たりして、次の電車を待ちます。△ちゃんがチューリップの歌を歌いだすと、お友達が周りに集まってきました。手をチューリップの形にして、体を揺らしながら、黄色いチューリップの周りで、歌う姿がなんともかわいらしいです。
結局、電車を3台、帰りも川の流れを見て、パトカーも発見。おまわりさんにもごあいさつをして、お散歩を満喫した子どもたち。普段だったら、立ち止まることもなく、流してしまいそうな町の日常に、子どもたちと一緒だと、ふと目を留めて、小さな発見をすることができます。その発見の一つひとつを子どもたちと一緒に気づいたり、驚いたりしながら、日々を大切に過ごしたいです。
(T.M)


◆ 新聞紙で遊ぼう! (きく)
今日は、雨が降っていたので、室内で新聞紙を使って遊びました。
初めはみんなちぎっていましたが、何回かしていると、子どもたちの遊び方にも変化が見られてきました。
沢山ちぎったものを保育士やお友だち同士で掛け合ったり、細長くちぎって「ヘビさーん」と言って、クルクル回っていたり、ちぎったものを上になげて落ちてくる様子をを楽しんだりと、子ども一人ひとり、遊び方が違っていました。新聞紙に触ってみて、どう使うか子どもたちでひっぱってみたり、ちぎってみたりと、考えながら遊んでいました。
子どもたちから、遊んだ後の感想を聞いてみると、たくさんの言葉が返ってきました。
Aちゃん:「細くすれば、ヘビさんになるよ。たくさんつくって上になげた―、さよならした よー」
Bくん:「丸くすると、おにぎおりー。小さい丸は梅干しいれたよ」
Cくん:「これ(新聞紙)触ると、お手てまっくろ。まっくろくろすけ?」
Dちゃん:「紙のにおいー」
Eくん:「もういい、飽きた―」
Fくん:「いっぱいしたら、眠いよー」
Gちゃん:「(やぶった音が)ビリビリするー」
その時の子どもの感じたこと・考えたことをたくさん聞けました。子どもたちの素直な言葉を聞けることは、私たち保育士にとって、とても嬉しいことです。これからも、子どもたちが、色々な遊びを通して、たくさんの事を経験できるようにしていきたいと思いました。(K・K)


◆絵本から広がるイメージ (たんぽぽ)

今日は朝からパラパラと雨が降っていたのでお部屋で遊びました。
朝のお集まりでは「くまさん、くまさん なにみてるの?」という絵本を読みました。出てくる動物たちに次々と「なに みてるの?」と聞いていくのです。
その動物たちは『ちゃいろい くま』『あかい とり』に『あおい うま』『むらさきいろのねこ』『みどりいろのかえる』『くろい ひつじ』『きんいろのきんぎょさん』だったりと、とてもカラフルな動物たちがでてくるので子どもたちの視線も動物たちに釘付けです。いろんな色を見るたびに「あか」「むらさき」「くろ」と教えてくれました。
そしてお絵かきができるようにと白い紙とクレパスと、シールを用意してあることを伝えると、「お絵かきするー」と身体の向きを直して準備万端です。
早速紙を渡すと、思い思いに描き始めました。
「みてみて」とうきうきした声があちこちから聞こえてきます。
見てみると、いろいろな色をグリグリっと塗っていた〇くん。もしや・・と思いその描いていたものを聞いてみたのですが、本当にびっくりしました。完璧に絵本の中の動物を覚えていました。
「これはね・・これはね・・」とひとつずつ教えてくれました。さすがの記憶力です。
△ちゃんは本の最初と最後のページに載っている虹のように何本も色が並んでいるところをイメージしたのか、いろんな色で線を描き何本も並べて描いていました。見たものを表現する力に感動しました。
それを見て同じように描く□ちゃん。色を変えて□ちゃんなりのイメージで描いていてとっても上手です。「ママに見せるの」と得意気でした。
シールを配ると、規則性を持たせるように絵に沿って並べて貼る子や、シール同士がぶつからないように絶妙なバランスで貼る子もいたり、あえてシールを重ねてみたりする子もいたりと、絵の描き方や貼り方を見るだけで、子どもたちの思い描く世界が見えてきてとてもわくわくする時間になりました。たまに顔にぺタッ。手にぺタッ。机にぺタッ。ニヤっとたのしそうな顔もうきうき顔も可愛い子ども達でした。
S.S


◆でんしゃ (うみグループ)

昨年度作ったダンボールで作った電車を今も気に入ってに家で使っている〇くん。
今日は、少し壊れてしまったので直したいからと、園に持ってきました。
朝、お父さんに直してもらうと満足し、遊び始めると、飾ってあった電車を見て「やりたい」という児がゆり組の男の子を中心に広がっていきました。
初めは走り回るだけだったのですが、保育士がビニールテープで線路を書くと「これは〇〇線?」「違うよ〇〇線だよ」と言いながら、「ガタンゴトン」と順番に線路の上を歩いていきました。
様々な色のテープで線路を交わらせたり、行き止まりの所は「駅にしよう」「踏切もつくったらどう?」「発射合図の旗作ったよ」と、もも・ゆり・ひまわり組の子どもたちが何人も興味を示して近づいてきました。
電車遊びは学年関係なく、普段から大好きで遊んでいる児が多くいるものでしたので、とても意欲的に取り組んでいきました。
新たに電車も沢山作ったのですが、今すぐに遊びたくて、ダンボールを形にできて満足している男の子に対し、女の子は絵具できれいなピンク色を丁寧に色付けし、乾くまでを辛抱強く待っていました。
電車遊びを通して、今年度初めて絵具をしたり、ダンボールカッターやガムテープなどを使うことを体験し、ここからどんどん遊びを深めていけるといいなと思います。(B・K)

◆ 見て欲しいんです (にじグループ)

今日はぐずついた天気となりましたが子供達はとても元気な様子です。
室内遊びとなりましたが様々な玩具、ゾーンで遊んでいました。
メダカのお世話ももちろん欠かせません。
最近では、魚釣りゾーンが子供達に大ヒットしています。そんな魚釣りゾーンが少しずつそれらしくなっていくに連れて遊ぶ子供達も増えていきます。雰囲気作りの大切さをゾーンを作る際によく感じます。
「見て!釣れたよ!この魚何かな?」
「見て!釣れた!食べて良いよームシャムシャムシャ」
「見て!僕ね!輪っかに入れなくても釣れたんだよ!」
「見て!ダブルで釣れたんだよ!二匹!」
「見て!これ!(箱の中に沢山の魚)」
「見て!たこ?何かリンゴの形みたい」
お家作り遊びも一通り遊んだ後、感謝を込めて断捨離を行いました。使った段ボールで、魚釣りゾーンの船の飾りも作りました。お家作りをした子供達は、今度はお店やさんごっこがしたいようです。手裏剣やさんから「おもちゃ屋さん」という設定に至りました。手裏剣やさんになったのは本人達が手裏剣を作るのが得意であるからだそうですが、今は折り紙で作ったものや塗り絵を売っています。どれも自分達が好きな得意な遊びの作品です。
しかし、お客さんは思うように来てくれず…その場所は次第にやりっぱなしの折り紙や鉛筆が放置されてある事が増えていきました。現実的です。廃れていくとはこの事でしょうか。「これは今どうなっているの?散らかっているとお客さん来ないんじゃない?」と声をかけました。すると「お客が来ないから散らかったんだ」と言うのです。これも現実的です。どこかのテレビで見た事のあるような一コマでした。
どうすればお店に来てくれるんだろうか?「お金が無いんじゃない?お金欲しいね!」とお金が必要だと訴えて来ました。そこで手作りお金が完成したのですが、ここでも一悶着。「○ちゃんが○君にお金あげたんだよ。 何でお客さんにあげるの」「だって、お店やさんの私達がお金持っててもお客さんお金なくて買いにこれないじゃん」「でもさ…」といった様子です。
しばらくして嬉しそうな表情で「聞いて先生、お店やさんにお客さん多並び」と言いました。大行列を言いたかったようです。
どうやら、客にお金を渡していたようです。
室内では他にもお寿司作りをしたり、ビー玉転がしで遊んでみたりと沢山遊びこんでいます。
楽しい1日となる為には?目的を持てる園生活を大事に環境をコーディネートしていきたいと感じています。
k★y

◆ 素敵な共有 (そらグループ)

今日は、お部屋で過ごしました。
朝の共有の時間では「今日は、ブロックですごいの作りたい」「折り紙をたくさんおりたい」など、子どもたちの期待に満ちた声がたくさん聞こえてきます。
そのような中、ももぐみの〇〇くんが「お兄さんの話聞いたら〇〇もやりたくなった」と、発表してくれました。
やってみたい、やってみようという気持ちの芽生え、成長に心温まりました。
朝から子ども同士の「学びの世界」が広がります。
遊びでは、てるてる坊主作りの続きが行われていました。
前回は、絵の具でしたが今回は、子どもたちの考えもありクレヨンを使うことに。楽しそうにてるてる坊主を作る子の姿が影響したのか、普段お絵描きする際、色鉛筆を使うことが多い子どもたちでしたが「これでやろう」とクレヨンを使用する場面が多く見られました。
「見てみてー!クレヨンでやったらこんなふうにかけた」
また一つ素敵な発見をしたようです。
遊びでも子どもたちは、常に学びの連続です。これからも子どもたちが安心して学び成長していける環境を用意していきたいです。
T.N


Posted in 園のこだわり