天下一品
2016年03月28日 月曜日
先日、ある式典で聞いたお話です。
人は人と比べる習性があります。しかし、世界中どこを見ても、自分と同じ顔を持つ人は一人もいません。
ですから、自分の顔は『天下一品』なんです。
誰とも比べる必要はなく、世界で自分だけのもの、世界で類のない大切なものです。
この話を聴かせていただいて、心から感銘を受けました。
顔が違うのと同時に、心もみんな違います。なのに、どうして、自分と意見が違った存在に対し、いろいろな感情が生まれてしまうのか。みんな違うことが当たり前なのに・・・・・・。
みんな、心も『天下一品』でいいのではないか・・・・・・。
と思いました。
たとえ自分の意に添わないことがあっても、それも決して間違えではなく、責める資格は誰にもない。意見を同じにしようとするのではなく、お互いに尊重しあい、お互いを大切に思うこと、寄り添い認め合い、折り合いをつけていく努力をすることが重要なんだと感じました。
また、『人のために役立ちたい』『人に喜んでもらいたい』『仲良くしたい』という心はみんな持っているということも教えていただきました。
お話を伺いながら『正しい、正しくない』『自分に合う、合わない』ではなく、ひたすら相手の言葉を受容、共感、傾聴していかなければならないと思いました。
そして、私には足りなかった部分に気付きました。『自分の刷り込みをなくし、ただひたすらに相手を思って対話していく』そんな実践をしていこうと誓いました。
保育主任
Posted in 三感ブログ